修学旅行当日、駒王学園の2年生はグラウンドに集まっり、全員班ごとに並んでいた、これから出発式がおこなわれようとしていた
「いよいよ修学旅行ですねゼノヴィアさん、イリナさん」
「ああ、楽しみだな」
「私も楽しみ」
目を輝かせ、アーシア、ゼノヴィア、イリナは修学旅行を楽しみにしている様子である
「でもおかしいよな、今までは新幹線で京都に行くはずだったのに、今回はバスで京都なんてな」
「そうだよなー、何かあったのか?」
「学園の方針が変わったとか?」
「まぁいいじゃない、京都に行くことには変わりはないんだし」
「それもそうか」
「だな」
「気にしても仕方ないか」
桐生の言葉に元浜、松田、イッセーは納得してしまう、ここでイッセーはあることを思い出す
「(あれツナも修学旅行に来るって言ってたよな…そういえば何でだ?)」
「時間となりました、これより出発式をおこないます」
イッセーが考えるが、なぜ修学旅行に来るのかはわからず、考えていると出発式の開始の時間となり、出発式が始り、先生から修学旅行での諸注意などを受ける
「えー続きまして、今回私たちをご案内してく
れるボンゴレ観光会社のガイドを紹介したいと
思います」
「ボンゴレ…観光会社?」
ボンゴレ観光会社と聞き、イッセーは嫌な予感がする
「今回、私たちを案内してくれるガイドのリボ川
さん、ジャンニーニさん、入江正一さん、スパナ
さんです」
先生がそう言うと、リボーンたちが生徒たちの前に立つ、全員ボンゴレの紋章の入った服を来ている
「ちゃおっす、ガイドのリボ川です、本日は皆さまを楽しんでいただけるよう案内したいと思っています」
リボーンが挨拶すると、それに続き他のメンバー
も軽く頭を下げる、そのあとジャンニーニ、正一
、スパナも一言ずつ挨拶していく
「(何で今年はこれで新幹線じゃなくてバスだったのかよーくわかったぜ…にしてもリボーン先生の隣にいる奴らは誰だ?ツナの世界の仲間か?そういやツナの姿が見えねぇ一体どこにいるんだ?)」
イッセーは辺りをキョロキョロと見渡すがツナの姿はどこにもいない、色々と疑問がありつつも出発式が終わり、生徒たちはバスに乗りこむ
イッセーたちが乗るバス
「では、これより30分後に京都に着きます」
「はぁ!?」
「30分!?」
「嘘だろ!?」
「どう考えても、2時間以上かかるだろ!!」
「何かの間違いだろ」
リボーンの言葉に生徒たちがざわつく、するとバスが少しずつ宙に浮き始める
「なんか浮いてない…?」
「何言ってんだよ、そんなわけ…」
「ちょっと見て!!あれ!!」
「嘘…」
生徒たちがバスが宙に浮いていることに気づく、するとリボーンが説明し始める
「このバスは特別なバスで、特別なエンジンを積んでおり空を飛べるようにしております、これで京都まで向かいます、短い時間ではありますが空の旅をお楽しみください」
「すっげぇ!!」
「本当にバスが空飛んでる!!」
「水の中に入っていくバスはニュースで見たことあるけど、空を飛ぶバスなんて初めて!!」
「見て!!他のクラスのバスも飛んでるぞ!!」
「本当に!?」
空を飛ぶバスに興奮する生徒たち
「これが日本の修学旅行か、空を飛ぶバスで旅行とは」
「日本って凄いんですね」
「私がいない間に、日本の技術って進歩してたのね」
ゼノヴィア、アーシア、イリナは完全に勘違いしていた
「いやいや…空飛ぶバスなんて聞いたことねぇよ…世界中探してもないって…それに修学旅行にまでリボーン先生が関わってるとは…」
「おいイッセー!!お前も見てみろって!!」
「凄い景色だぞ!!」
「(何で松田も元浜も当たり前のように順応してんだ…こいつらだけじゃなくてクラスの奴らも…)」
なぜ空を飛べるバスに違和感を感じないのかと思うイッセー、すると運転席の前の鏡を見ると
「(あれ?あのオレンジの炎…まさかツナか!?もしかしてツナが京都までこのバスを引っ張ってるのか!?ありえねぇ!!)」
目が飛び出るぐらい驚くイッセー、かくして波乱のボンゴレ式修学旅行が始まろうとしていた
つまんなくてすいません。