ボンゴレ式修学旅行も間近に迫まろうとしていた、現在グレモリー眷属+イリナ+ツナ+リボーンは眷属がフルに揃った記念にグレモリー領にてお茶会をしていた
「将来敵にはグレモリー領に北欧魔術の学舎を設立したり、悪魔の女性からヴァルキリーを輩出したいと思っています」
「ロスヴァイセさんは産業に感心をお持ちのようで、グレモリー当主としては期待が膨らむばかりですな」
ロスヴァイセの夢を聞き、リアスの父は微笑む
「(ロスヴァイセさんはしっかりしてるなー…先を見据えてるというか…俺も夢とか何か考えたことなかったなー…)」
するとツナの脳裏にウエディングドレス姿の小猫の姿が浮かぶ
「(こ、こんな時に何考えてるんだ俺!?でも小猫ちゃんと結婚するのも…!!)」
「何デレデレしてやがんだツナ」
「べ、別に…!!」
「どうせ将来の夢のこととか考えて、小猫と結婚しようとか考えてたんだろ」
「こ、心を読むなよ!!」
「やっぱ図星か」
「う、うるさい!!」
隣に席に座っていたリボーンに自分の考えを読まれ、顔を真っ赤にさせ叫ぶが説得力はない、小猫も顔を真っ赤にさせ、それ以外のみんなクスクス笑っていた
「結婚だなんて、可愛らしいのですね」
「い、いや!!」
「照れなくてもいいではありませんか、お互い恋人同士なのでしょう?」
「そ、そうなんですけど…!!いきなり結婚だとか言われても…!!」
「あらあら」
ツナの照れている姿にヴェネラナは微笑む
「(結婚か…俺も部長にいつか…)
イッセーも心の中でリアスに告白しようと、決意するのだった
お茶会も終え、一同はサーゼクスが城を戻っているので帰る前に挨拶することとなった、するとサーゼクスともう一人、バアル家の次期当主のサイラオーグである
「お邪魔している、元気そうだなリアス」
サイラオーグの手にはバアル特産の果物の入ったダンボールを抱えられていた
「ええ、来ていたなら一言言ってくれればよかったのに…挨拶が遅れましたお兄さま、こちらにお帰りになられているとうかがったものですから挨拶だけでもと思いまして…」
「すまないね、わざわざありがとう」
「お兄さま、サイラオーグがここに来ていたのは?」
「バアル産の果物を持ってきてくれたのと、今度のゲームについて話していてね、バトルに関してのルールを一切除外してほしいとのことだ」
「それは、こちらの不確定要素を受けいれるということかしら?」
「そういうことだ、時間を止めるヴァンパイアも、心の内を読む赤龍帝の技も、俺は全部包容したい、お前たちの全力を受けとめず大王家の次期当主を名乗れるはずがないからな」
サイラオーグの言葉に全員が息を飲み、何も言えなくなる
「時に沢田綱吉」
「な、何ですか?」
「俺と手合わせしてくれないか?」
「はい!?」
突如サイラオーグから決闘を申し込まれ驚くツナ
「ななな!?何で俺と!?」
「お前はロキを倒した男だ、そんな男と一度手合わせしたいと思ってな、悪魔ではないお前ではレーティングゲームでも戦えないからな」
「そりゃいいな、ツナやれ」
リボーンもサイラオーグの意見に賛同する
「む、無理だって!!死んじゃうって!!」
サイラオーグが戦っているところを映像で見たことがあるので、サイラオーグがどれほど強いか知っている
「やんねぇんなら、眉間に銃弾ぶちこんでやろうか?」
「ひぃいいい!!やります!!やります!!」
リボーンに銃口を向けられ、強制的に戦うことと
なったツナ
ツナvsサイラオーグはたして!?