かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

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ボンゴレ式修学旅行はパンデモニウム
標的158 ボンゴレ式修学旅行です!


 

 

 

 

 

 

 

修学旅行も間近となり、駒王学園の2年生は修学旅行を楽しみにしていた

 

そんなある日のこと、リボーンがツナに学園に召集した、そこでツナが目にした物は

 

「な、何これー!?」

 

「来たかツナ」

 

「来たかじゃないよ!!何だよこれ!!」

 

ツナが叫ぶと学園にたくさんバスが止まっており、バスにはボンゴレ観光バスと書かれていた

 

「ボンゴレ観光バスだ、これで修学旅行に行くんだ、名付けてボンゴレ式修学旅行だ」

 

「何それー!?っていうかお前は勝手にそんなことをするな!!だいたい学校が許可するわじゃないだろ!!」

 

「安心しろ許可はとった、理事会にもソーナにもな」

 

「ありえねー!!理事会はともかくソーナ会長が承認してくれたの!?」

 

「許可できないって言われたぞ」

 

「でしょうね…じゃあどうやって許可とったんだよ?」

 

「チェス十番勝負で勝ったらいいって言ってくれてな、それで勝った」

 

「マジ!?お前勝ったの!?ソーナ会長に!?」

 

「正直危なかったが、なんとかな」

 

「(ソーナ会長にチェスで勝つとか…一体リボーンってどのくらい頭がいいんだろう…)

 

グレモリー眷属とシトリー眷属の戦いを見ていたツナはソーナがどのくらい戦術が凄いかは知っているため、リボーンがソーナにチェスで勝つことの凄さは理解している

 

「というかお前チェスとかやるの?」

 

「呪われる前はよくやってたぞ、相手にならねぇ奴ばっかでつまんなかったがな、だがソーナは本当に強かった、久々にワクワクしたぞ」

 

リボーンがニヤニヤしながら、ソーナとの戦いを思い出す

 

「そんなことよりリボーン、何で俺を呼んだんだよ?修学旅行に行くのは2年生だけだろ」

 

「何言ってんだ、お前も行くんだぞ修学旅行」

 

「は?それってどういう…」

 

ツナがリボーンに尋ねようとしたその時、工具を

持った黒いスーツを持った男がやってくる

 

「リボーンさん整備終わりましたよ」

 

「ええ!?ジャンニーニ!?」

 

「お久しぶりです十代目」

 

「何でジャンニーニがここにいるの!?」

 

「ジャンニーニだけじゃねぇぞ」

 

リボーンが言うと、さらに奥から工具を持った二人組がやって来る

 

「やぁ綱吉君」

 

「ボンゴレ」

 

「正一君にスパナまで!?」

 

メカニック3人組に登場に驚きを隠せないツナ

 

「この3人にはバスを改造してもらったんだぞ」

 

「改造?」

 

「このバスを飛ぶように改造してもらったんだ、あっという間に京都に行けるぞ」

 

「何してんだよ!!というかバスがが飛んでたら一般人が驚くだろ!!」

 

「大丈夫だぞアザゼルが一般人には見えないように、細工してくれる」

 

「アザゼル先生まで協力…何してるんですか…」

 

アザゼルまで協力してると知り、何も言えなくなるツナ

 

「というか何で協力してるの…ジャンニーニも正一君もスパナも…」

 

「リボーンさんの命令ですから」

 

「ボンゴレが研究費を出してくれるって言うから…」

 

「ウチも正一と同じ…」

 

ジャンニーニは普通だが、正一とスパナに至ってはボンゴレが関わっていた

 

「だから正一君も…裏でボンゴレが動いてたのか…」

 

「ごめん綱吉君、工具とか高校生が買おうにも結構高かったりするから…今回の話はつい断れなくて」

 

「いいよ気にしないで正一君」

 

そう言うと、ツナはジャンニーニを見てあることを思い出す

 

「それでずっと思ってたんだけど…大丈夫なの?ジャンニーニの発明って…確か…」

 

「その点は大丈夫です十代目、私も未来の記憶を受けとってから、父のもとでもう一度修行し直し、この2年で10年後の私と同じ一流メカニックとなりました」

 

「たった2年で…凄いよジャンニーニ」

 

「私はボンゴレ専属のメカニックですから、それに未来での発明勝負のこともあります、スパナだけには絶体に負けられません」

 

「ウチも負けない…」

 

するとジャンニーニとスパナは火花を散らし始める

 

「それでリボーン、何で俺が修学旅行に行くんだよ?」

 

「このバスの中に1台だけ空を飛べねぇようにしてある、そこでお前がハイパー死ぬ気モードで京都まで引っ張っていってもらう」

 

「京都まで!?無理に決まってるだろ!!だいたい何で俺がそんなことやらなくちゃならないんだよ!!」

 

「これも修行だ」

 

「納得できるわけないだろ!!」

 

「マフィアのボスなら部下を引っ張っていかなきゃなんねぇんだぞ」

 

「引っ張るの意味が違うだろ!!何でもかんでもマフィアのボスと繋げようとするな!!」

 

「行かねぇなら学園中に、お前と小猫が一緒にベ

ッドで寝てる写真ばらまくぞ」

 

「んな!?」

 

「どうすんだツナ?行かねぇのか?」

 

「行きます…」

 

「そうか、って言ってもベッドで寝てる写真なんてないんだけどな」

 

「だ、騙したのかよ!!」

 

「そうじゃねぇと行かないと思ったからな、それ

にツナ、今行きますって言ったよな」

 

「そ、それは…」

 

リボーンの言葉に反論できなくなるツナ、こうしてツナ修学旅行に行くことにことになった




というわけでボンゴレ式修学旅行はパンデモニウムが今回からスタートです。ボンゴレ式修学旅行をソーナが許可するはずもないので、リボーンでチェスで勝負させてみました。リボーンならソーナに勝てる気がしたので、実際どうなのかわからないんですが…。

戦術面といえば正一も負けないと思うんですよね。

正一vsソーナ

正一vsレイヴェル

戦術面での勝負はどっちが上なんだろう…

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