かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

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標的153 10年後 黒歌篇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は10年後

 

「ただいまー」

 

「おかえりにゃんツナ」

 

奥から黒い着物姿の黒歌がやってくる、現在黒歌はツナの妻であり、沢田黒歌と名乗っている

 

「ご飯とお風呂どっちにするかにゃん?」

 

「そうだなぁ…」

 

「それともベッドでエロエロなことでもするかにゃん?」

 

黒歌が着物を少しずらして、谷間を見せ誘惑してくる

 

「く、黒歌!?」

 

「何赤くなってるにゃ?結婚初夜はエロエロなことしたのに」

 

「あ、あれはだな…!!」

 

「私を襲ってきた時のツナはすっごくエロエロな顔をしてたにゃ」

 

「!!」

 

ツナは結婚初夜のことを思い出し、顔を紅潮させる

 

「ツナは10年前と全然変わらないにゃん」

 

「う、うるさい…!!」

 

「そんなこと顔で言っても全然説得力がないにゃ、ツナはウブでエロエロだにゃん」

 

「も、もういいだろ…!!先にご飯を食べるから準備してくれ…」

 

「はいはい、わかったんにゃん」

 

そう言うと二人は台所に向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「パパ、おかえり」

 

「ただいま空歌(そらか)

 

ツナと黒歌の娘の沢田黒歌である、見た目はツナにそっくりだが、髪の色は黒歌と同じ黒である

 

「ねぇパパ」

 

「何だ空歌」

 

「今日ママが仙術教えてくれたんだ、少しだけど仙術が使えるようになったんだよ」

 

「もうそんなことができるようになったのか、凄いな空歌は」

 

「あと猫又の姿になれるようになったんだよ」

 

そう言うと空歌は黒い猫耳と尻尾を生やす

 

「黒歌、俺がいない間にそんなことしてたのか、いつから始めたの?」

 

「1週間前からだにゃん」

 

「そんな短時間でここまで…黒歌は教えるがうまいな」

 

「まぁねん、今度リボーンの修行を受けさせようと思ってるんにゃん」

 

「それだけは絶体ダメだから!!空歌が死んじゃうよ!!」

 

「何でダメなの?リボーンの修行を受ければ空歌の仙術が開化するのよ」

 

「何の根拠があって言ってるの!?」

 

「リボーンの修行で猫又の潜在能力を引き出せることがわかったにゃん、才能のない猫又もリボーンの修行を受けて才能の開化したにゃん」

 

「そうなの!?」

 

リボーンの修行によって猫又の能力が開化すると聞いて驚くツナ

 

「あとママが男を一瞬で惚れさせる方法を教えてくれたの」

 

「何教えてんの黒歌!?」

 

「空歌だって猫又だし、男を悩殺させる必要あるにゃん」

 

「ないから!!」

 

ツナがつっこむと、空歌に言い聞かせる

 

「いいか空歌、猫又だからって男を悩殺させる必要はないからね」

 

「でもパパだって、一瞬で女の子を一瞬で惚れさせてたってママが言ってたよ」

 

「黒歌!!」

 

「あら?そんなこと言ったかにゃん?」

 

「お前ってやつは…」

 

ツナがそう言うと黒歌は舌でペロっと出す、全く反省する様子はないようだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてご飯を食べ、就寝時間となる

 

「zzz…」

 

空歌は先に眠ってしまう

 

「空歌寝ちゃったか、じゃあ俺たちも寝ようか」

 

「そうね」

 

そう言うと黒歌は転移魔方陣を展開し始める、すると二人は別室のベッドの上に転移する、そして黒歌は一瞬でツナを押し倒し上にまたがる

 

「完全に油断してたんにゃん」

 

「ちょ!?黒歌!?」

 

「久しぶりにエロエロなことするにゃん」

 

すると黒歌は着物を脱ぎ始めていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピピピピピピ

 

「ゆ、夢か…!!黒歌の奴が夢の中まで…!!」

 

ツナは顔を真っ赤にして目覚める

 

「…姉さまの夢まで」

 

「ウフフお仕置確定ですわ」

 

「な、何で二人が!?昨日は部屋の鍵を閉めて寝たはずなのに!!」

 

二人がいることに驚くツナ

 

「転移魔方陣があれば簡単に入れますわ」

 

「そ、そうだったー!!」

 

「…もう覚悟はできてるよね?」

 

「(こ、こうなったら!!)」

 

ツナが机の上にある死ぬ気丸と手袋を取ろうとするが

 

「あ、あれ!?体が動かない!?」

 

起き上がろうとしても体が動かない

 

「…ムダだよ、仙術の応用でツナ君の体を動かせないようにしてるから」

 

「う、嘘!?」

 

「もう絶体にここから逃げられませんわ」

 

「そ、そんなぁー!!」

 

「…大丈夫だよツナ君に何あっても、生命保険もおりるし、ツナ君は私の心の中で生き続けるから」

 

「それって俺が死ぬ…ぎゃーーーーーーーー!!」




これでツナは…10年後篇は終了です。

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