かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

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今回は10年後のお話です。ツナと小猫が結婚している設定です。


番外編
標的149 10年後 小猫篇


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は流れて10年後

 

「ただいまー」

 

「「パパーおかえり!!」」

 

ツナが家に帰ると、ツナと小猫にそっくりな子供が奥から走って来た

 

「いい子にしてた?綱人(つなと)猫美(ねこみ)

 

「うん!!」

 

「いい子にしてたよ!!」

 

「そうかそうか」

 

ツナは二人の頭を撫でると二人は幸せそうな様子

だった、この二人はツナと小猫の子供で綱人と

猫美である綱人が兄で猫美が妹である

 

「おかえりツナ」

 

「帰ったよ小猫、ゴメンね」

 

奥からエプロン姿の小猫がやってくる、現在小猫はツナの妻であり塔城小猫ではなく沢田小猫と名乗っている、10年前とは比べないほど背も胸も大きくなり、さらにとても可愛くなっている

 

「ご飯とお風呂どっちにする?」

 

「今日はご飯を先にしようかな」

 

「わかった」

 

そう言うと四人は台所へ向かい、夕飯を食べ始める

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どう?美味しい?」

 

「うんとっても美味しいよ」

 

「よかった」

 

ツナに美味しいと言ってもらえて嬉しそうな小猫

 

「僕も手伝ったんだよパパ」

 

「猫美も!!」

 

「えらいな綱人、猫美、パパは二人の将来が楽しみだ」

 

「私ね、夢があるの!!」

 

「猫美はもう将来の夢があるのか、それで猫美は何になりたいんだ?」

 

ツナが猫美に尋ねると

 

「私ね、将来パパのお嫁さんになる!!」

 

「ね、猫美!!パパのお嫁さんはママなの!!だからダメ!!」

 

小猫が顔を真っ赤にさせて言う

 

「小猫…俺を想ってくれるのは嬉しいけど…子供の言うことにそんな本気にならなくても…」

 

「!!」

 

ツナの言葉に小猫は恥ずかしさから顔を真っ赤に

させて顔を俯いてしまう

 

すると今度は綱人が

 

「じゃあ僕はママのお婿さんになりたい!!」

 

「つ、綱人!!ママは俺のお嫁さんだから!!だから他の女の子に…あ!!」

 

ツナも小猫と同じようなことを言ってしまい、途中で自分の言ったことに気づくと顔を真っ赤にし俯いてしまう

 

「ねぇママとパパ、顔を真っ赤にしちゃったよ」

 

「どうしちゃったのかな?」

 

二人の顔を赤らめた姿を見て、猫美と綱人は首を傾げるだけだった

 

10年たってもお互い変わらないこともあるのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして夕食も食べ終わり

 

「パパー遊んで」

 

「遊んで!!」

 

「綱人、猫美パパは仕事で疲れてるから、休ませてあげて」

 

「嫌だ!!」

 

「パパと遊ぶ!!」

 

小猫の言葉に頬を膨らませ不満げな綱人と猫美

 

「大丈夫だよ小猫、何して遊びたい?」

 

「私ままごとしたい!!」

 

「僕ヒーローごっこやりたい!!」

 

「わかったから、順番に遊ぼうな」

 

「「はーい!!」

 

ツナが遊んでくれるとわかりとっても嬉しい様子の二人

 

「もう…ツナは本当に甘いんだから」

 

「そうかもね、でも明日は仕事も休みだから大丈夫だよ」

 

「ねーパパまだー?」

 

「ごめんごめん、じゃあ最初は猫美からだね」

 

このあとツナは二人と遊んだのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてツナ二人と遊び終わると

 

「「zzz…」」

 

二人は遊び疲れて寝てしまった

 

「遊び疲れちゃったみたいだね」

 

「そうだね」

 

「こうやって二人を見てると、私も母親になったんだなって思っちゃう」

 

「俺もだよ」

 

「付き合ってた頃が遠い昔のような感じ」

 

「恋人同士だったけど、小猫に「結婚してくれって」っていう一言が中々言えなかったんだよなー」

 

「でもツナがプロポーズしてくれた時はすっごく嬉しかったよ」

 

「本当はもっといい言葉でプロポーズしたかったんだけどね」

 

「ううん、シンプルでツナらしいくてよかったよ」

 

「そ、そうかな?」

 

「うん」

 

そして二人は思い出について語りあっていると

 

「ねぇツナ」

 

「何?」

 

「今日は久しぶりに一緒にお風呂入らない?」

 

「え…!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピピピピピピピピ

 

「「…」」

 

目覚まし時計がなり、二人が目覚めお互いの顔を見ると

 

「(あれ?俺、夢で小猫ちゃんと確か…)」

 

「(私、ツナ君と夢の中で…)」

 

するとだんだん夢の内容を思い出し、二人は少しずつ紅潮させ、最終的には顔を真っ赤にして二人とも慌てて別の方向を向いてしまう

 

「(おおおおおお、俺が小猫ちゃんとけけけけけ結婚!?俺はなんて夢を!?でも小猫ちゃんがすっごく可愛くなってて…もう一回みたい!!)」

 

「(私がツナ君と…!!それに私とツナ君にそっくりな子供が…!!それにツナ君がすっごくかっこよくなってた…!!)」

 

この夢を見てから気まずくなり、二人とも当分お互いの顔を見ることができなかった




夢オチですいません。

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