かてきょーD×D（未完）

標的144 異世界の神です！

ドオオオオオン

炎真とイッセーとツナの合体技、超収縮ドラゴンBURNERが炸裂し地面に底の見えない大穴があく

「やったよな…？」

「たぶんな…いくらロキでもあの攻撃を受れば…」

超収縮ドラゴンBURNERによって開いた大穴を見てイッセーとツナが確信するが

「まだ終わってはおらぬぞ！！」

「なに！？」

すると穴からロキが出てくる、かなりのダメージを受けばがらもロキは危険なオーラを纏っていた

「危ないところだった…あと少し防御が遅れていたら…」

「防御だと！？」

「いくら貴様でも全身を拘束されて防御などできるわけないはずだ…」

「我は神だぞ、それに手を使わねば防御できない

と誰が言った？」

「「…！！」」

ロキの言葉に何も言えなくなるツナとヴァーリ

「貴様らには感謝しているぞ、ここまで我を愚弄し楽しませてくれたのだからな、ならばそのお礼をしなければな」

するとロキは両手を前に出す

「まさか！？」

「そうだこのフィールドごと破壊しつくしてや

る、穴の底にいた間に時間は稼げた、これで終

わりだ貴様らもそして貴様らの仲間もな」

「部長！！みんな！！」

「小猫！！」

「くそ！！」

イッセー、ツナ、ヴァーリは仲間を護るために仲間の元へ急ぐ

ドドドドドドドドドドドド

ロキの魔術が雨のように降り注ぎ、このフィール

ド内にいる全員を襲っていく

ドーーーーーーーン

「ハッハッハッ！！これではもう生き残れまい、さてこれで我に刃向かう者も消えた、これで黄昏(ラグナロク)の成就できる」

ロキがそう言い放つと

「それはどうかな？」

「何！？」

ヴァーリの声が聞えロキは驚く、ロキの魔術のフルバーストによって死人は誰一人としていなかった

「バカな！？生き残っているだと！？」

全員生き残っていることに驚くロキ

「大丈夫か小猫？」

「…ありがとうツナ君」

ツナがマントで自分と小猫を護っていた、だが生き残れた理由はそれだけではない

「大丈夫ツナ君？小猫ちゃん？」

二人の前には炎真が立っていた

「炎真！！」

「大地の重力でなんとか攻撃をそらすことはできたんだけど…もう炎が…」

「炎真！！しっかりしろ！！」

炎の使いすぎでフラフラの状態の炎真

「…私の仙術で」

小猫が炎真の体に気を送り回復させていく

「みんなは！？」

ツナが辺りを見回すと

「部長！！大丈夫ですか！？」

「ええ…ありがとうイッセー」

イッセーはリアスを護りきっていた

「大丈夫…ですか…お嬢さん…？」

「ランボさん！！」

ランボはあの一瞬で攻撃モードで形態変化(カンビオ・フォルマ)させ、ランポウで盾に雷の硬化の炎を纏わせアーシアを護りきっていた

「ランボ！！」

ツナが急いで大人ランボの所へ行くと

「若きボンゴレ…言われた通り…護りきりまし…た」

大人ランボがそうツナに告げると気絶してしまう

「ランボ…ありがとう」

「ランボさん！！しっかり！！」

「大丈夫だアーシア、炎の使いすぎで気絶しただけだ」

「ランボさん…ありがとうございます」

アーシアに気絶した大人ランボそう告げる

「ランボは俺の仲間に任せよう、アーシア、ランボはお前を命がけで護った、ランボの行動を報いたければ一人でも多くの仲間をお前の能力で救うんだ」

「はい！！」

「とにかくみんなは無事なようだな…」

他のメンバーもフェニックスの涙を使ったり、晴の活性の炎で回復するなどしていた

「ほう生き残ったか、だがまともに戦える者はほとんどいないようだな、こうなればもう我が手を下すまでもないな」

そう言うとロキはミドカルズオルムさらに召喚する、そして戦いが再び激化していく

するとツナの視界にある光景を捕らえる

「あ、朱乃…」

「どうして…！？」

バラキエルが朱乃の前に立ち、ロキの攻撃から朱乃を護っていた

「お前まで失うわけにはいかない…」

するとバラキエルはその場に倒れてしまう

「私は…私は！！」

「…しっかりしろ朱乃…まだ戦いはまだ終っていないのだぞ…」

バラキエルがそう言うが朱乃はひどく狼狽している

「了平聞えるか？」

『どうした沢田？』

「そっちは手は開いているか？」

『ああ、一通り治療は終ったぞ』

「ランボがアーシアを護って倒れた、俺はアーシアを連れてバラキエルを治療しにいく、その間ランボを護ってやってくれ」

『極限に任せろ』

ツナが通信機で了平に告げると、ツナはアーシアを抱えて倒れているバラキエルのところへ向かうとすぐにアーシアは治療を始める

「どうだアーシア？バラキエルは？」

「かなり重症ですけど、治せます」

「よかった…」

治せるとはわかり安心するツナ、だが朱乃はショックで固まったままであった

「朱乃！！しっかりしろ！！」

「…」

「バラキエルは死んでない！！アーシアが治してくれる！！だからしっかりするんだ！！」

「…」

ツナが必死に叫ぶが、ツナの声は朱乃に届かない

「（約束したんだ！！俺は死ぬ気で…死ぬ気で朱乃を護るって！！朱乃は俺の先輩で大切な仲間なんだ！！だから俺は死ぬ気で助ける！！）」

ツナが心の中で思っていると

『さすがですね沢田綱吉』

「え…？」

『私の声が聞えるのですね、あの時は私の声が届かなかったのですが、今回はちゃんと届いたようですね』

「あの時…？一体お前は…？」

ツナの頭の中に声が届く

「ツナさん？どうしたんですか？」

「わからない…急に頭の中に声が…」

「声？」

ツナの言葉に疑問を浮かべるアーシア

『落ち着いてください私はテレパシーであなたに話しかけているのです』

「いや…だからお前は一体？」

『私は死ぬ気を司る神…死ぬ気神に仕える精霊です、あなたの死ぬ気で助けたいという想いが私を呼びよせたのです』

「死ぬ気神…？」

『私を二度呼ぶ者は、あなたが初めてです』

「どういうことだ？俺は死ぬ気神なんて呼んだことなんてないぞ」

『いいえありますよ、あなたが古里炎真を救お

うとした時に、古里炎真の本音が頭の中に入

ってきたはずです』

「あれは…お前の仕業だったのか…」

『ええ、あれは私があなたに古里炎真の本音を伝えたのです、ですがあの時は私の声もあなたに届かず、死ぬ気神さまのご加護を与えることはできませんでした』

「そんなことが…」

『よく聞きなさい沢田綱吉、あなたはこの巫女の

本音を聞くことで死ぬ気神さまを降臨させるので

す、それがこの巫女を救うことなります』

「朱乃を救うことができるのか？」

『ええ、死ぬ気神さまは死ぬ気を求める者に慈悲深いご加護を与えます、きっと役に立つでしょう』

「わかった…なら朱乃の想いを二人に伝えることはできるのか？」

『可能です』

「なら頼む」

『了解しました、ではこの巫女の想いを聞きなさい』

ツナの朱乃死ぬ気で助けるという想いが異世界の神、死ぬ気神を呼んだ、一体どうなるのであろうか！？そして朱乃の本音とは！？いま朱乃の過去と本音が明かされる

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勝手に原作の炎真を救うシーンを自分の勝手な解釈で書いてしまってすいません。死ぬ気神につきましては最初は友情の神、友神にしようとしたのですが友情を司る神っているんですよね。だからと言って原作のように乳神は出せないし…それで死ぬ気神って調べてもいないし、乳神みたいにありえないと思って出してみました。