ユニの予知能力のおかげでフェンリルの対策がで
きた、あの後、白蘭はロキとの決戦があるので兵
藤家に残りユニとγはこの世界を観光しに行った
、ヴァーリチームはどこかに行ってしまった
「まぁロキを倒せればいいんだが…万が一のために対策を練らねぇとな…しかしフェンリルが2体か…」
アザゼルが最悪の事態を考えていると
「じゃあ、フェンリル君にはグレイプニルの鎖に捕らえて、ロキって神様にはミョルニルを撃ち込めばいいよ」
白蘭が意見を出すと
「ミョルニルか…って何でお前知ってるんだよ!?」
「さっき、ユニちゃんが予知能力でロキって
神様の戦力がわかったときにパラレルワール
ドを覗いたんだよ、堕天使の総督さん」
「お、お前がツナの言っていたパラレルワールドの知識共有できるって奴か!?」
アザゼルが驚くと
「パ、パラレルワールドって何だ…?」
「パラレルワールドっていうのは、世界が枝分か
れしていって、いろんな未来が存在するって考えだぞ」
「どういう事っすかリボーン先生?」
「例えば、お前が悪魔になってハーレム王になる未来と、悪魔にならず全くモテない未来、そのどちらの世界も存在するってことだ」
「何か…いいような悪いような…」
リボーンの説明を聞き、複雑な気分になるイッセー
「そしてこいつは俺たちの10年後の未来で8兆あるパラレルワールドを全て支配したんだぞ」
「えへ♪」
「「「「「「「…」」」」」」
リボーンの言葉にツナ以外全員驚いてしまう
「それも驚きだが…そもそも10年後の世界に行ける方法があるのかお前らの世界に…」
「あるぞ、10年バズーカを使えば行けるぞ」
「10年バズーカ…?」
「10年バズーカってのはな、10年後の自分と今の
自分を5分間だけ入れ替えるボヴィーノファミリ
ーに伝わる兵器だ」
「おかしいだろ…何でマフィアがそんなもん作ってんだよ…俺たちより技術進んでるぜ…」
あまりのことにアザゼルは驚きを通りこして呆れてしまう
「10年バズーカか…待てよ…それを使えば10年後の部長の姿を5分間だけとはいえ拝めるじゃないか!!」
相変わらずどんな時にでも性欲的な方面に考えてしまうイッセー
「イッセー先輩…いい加減にしてください」
「そう言うなよツナ、お前だって10年後の小猫
ちゃんの姿を見たいとは思わないのか?」
「え…?」
するとツナは小猫のほうをジロジロ見てしまう
「小猫ちゃんだって10年たてば、背も高くなって、おっぱいだって大きく…「…余計なお世話です」グハ!?」
小猫におもいっきり腹を殴られるイッセー
「(10年後の小猫ちゃんか…そりゃ今より美人になってるんだろうな…)」
10年後の小猫の姿を想像するツナ、この時ちょっと10年バズーカで10年後の小猫を見てみたいと思ってしまった
「話を元に戻すがミョルニルは神族が使用する武器だ、オーディンのクソジジイが雷神トールに頼めばミョルニルを貸してくれるだろうか…?」
「それならダークエルフとドワーフに頼んだらいいよ、ミョルニルのレプリカを持ってるはずだよ」
「よく知ってんなおい…もう何でもありだなその能力」
白蘭の能力に驚いてしまうアザゼル
「パラレルワールドか…もしハーレム王になった俺がいるなら、その俺に会うこととかできないのか?」
「僕もパラレルワールドの自分を連れて来ようとしたけど、最先端技術でもボロボロだったよ」
「そうか…無理なのか…」
「無理ではないんだけどね、未来でそれをやって僕の人間の形をした生物は届いたんだけど、話すことすらできなかったし、それにもう一人の僕を連れてくるのにパラレルワールドを一つ潰しちゃったんだよねぇ」
「そうなのか…ハーレム王になった俺を連れてきてどうやってハーレム王になったか聞き出そうとしようとしたんだがなぁ…」
「まだ考えてたんですか…そんなこと…」
イッセーの意見にツナだけでなく他のみんなも呆れていたのだった
今年最後の投稿が駄作になってしまい、すいませんでした。10年後のツナと小猫の話とか書いてみたいと思います。あとグリゴリとボンゴレの技術者が協力すればパラレルワールドの住人を連れてくることも可能だと思うので、パラレルワールドのグレモリー眷属との対決とかやってみたいです。
それではみなさんよいお年を。