ヴァーリたちが現れ共同戦線を宣言した、そしてグレモリー眷属+イリナ、アザゼル、バラキエル、シトリー眷属がヴァーリチームはイッセーの家に集合していた
「まず先にヴァーリ、俺たちと協力する理由は?」
「ロキと戦ってみたいだけだ、本当はフェンリルとも戦ってみたかったのが沢田綱吉が倒してしまったのでな…美猴たちは了承済みだ、この理由では不服か?」
「まぁ不服だな、だが戦力として欲しいのは確かだ…サーゼクスも悩んでいる様子だが旧魔王のたちの生き残りであるお前らの申し出を無下にできないと言っていてな協力してもらったほうが賢明だと思ってる」
「納得できないことのほうが多いけれどね」
ヴァーリの意見にアザゼルとリアスも渋々了承する
「だが神相手だヴァーリと組んでもそう簡単に勝てるはずもねぇ、もう一戦力欲しいところだな…」
「ならまたあいつら呼ぶか」
突然リボーンの声が聞え、全員リボーンのほうを向くと
「ちゃおっす」
「貴様はあの時の…沢田綱吉の家庭教師」
「久しぶりだなヴァーリ・ルシファー、ディオドラの戦い以来だな」
するとリボーンは本題にはいる
「そんなことよりツナの世界のやつらを連れてくるというのはどうだ?あいつらがいれば鬼に金棒だぞ」
「沢田綱吉の世界の仲間…」
「面白そうですね…」
ヴァーリは雲雀のことを、アーサーはスクアーロのことを思い出し不敵な笑みを浮かべる、だがツナの世界の人たちを知っているメンバーは微妙な表情になる
「確かにみんながいれば…でもみんなになんて言おう…」
「神と戦ってみねぇかって言えば来ると思うぞ」
「それで来るかなぁ…」
「前は悪魔と戦ってみねぇって言ったら、全員きたぞ」
「そうなの…?」
「だがロキって奴は会談の邪魔をしにくるんだろ?会談の時には持てるだけの戦力を持ってくるはずだぞ」
「確かにフェンリルだけとは限りらないな…」
リボーンの意見にアザゼルも考えこんでしまう
「フェンリル以上の魔物を持っているかもしれないってことね…」
「せめてロキの戦力がわかればいいんだけどな…」
リアスとイッセーがそう言うと
「イッセーお前いいこと言うじゃねぇか」
「え?」
「戦う相手がわかれば対策できる、わからなければ知ればいいじゃねぇか」
リボーンの言葉に全員意味不明な様子だ
「ツナ、ユニの力を借りるぞ」
「あ!!そうかユニの力なら!!」
リボーンの言葉にツナは納得する
「ユニ?誰なの?」
「元ジッリョネロファミリーのボスで現ミルフィオーレファミリーのボスだ」
「マフィアのボスなの…?」
マフィアのボスと聞き不安になるリアス、ちなみにこの2年でジェッソファミリーとジッリョネロファミリーは同盟を結びミルフィオーレファミリーとなった、だがボスは白蘭ではなくユニである
「ユニは予知能力が使えるんだ」
「よ、予知能力!?」
「おいおい…本当にお前らの世界はどうなってんだよ…マフィアが予知能力…そんな奴この世界にはいねぇぞ…よくわかんねぇなお前らの世界は」
予知能力と聞きリアスとアザゼルは驚く
「予知能力か…ん待てよ…」
予知能力と聞きイッセーはあることに気づく
「(もし未来がわかればハーレム王なるためのヒントが…これは使えるかも…)」
「イッセー先輩またいやらしいことを考えてたでしょ?」
「…予知能力を悪用してモテモテになろうとか考えてませんか?」
「(す、鋭い!?最近小猫ちゃんだけじゃなくてツナまで俺の考えてることを!?)」
ツナと小猫が半眼でイッセーの考えていることを当てる
「フフフ…誰がなんと言おうと俺は予知能力でハーレム王に…」
ダン
銃弾がイッセーの頬をかすめる
「イッセーお前は心の中で何を思おうが勝手だが、それを実際にしようとすればどうなるかわかってんだろうな?」
「あの…その…調子に乗ってすいませんでした…もう言いません」
ハーレム王になるためならどんな手を使うイッセーであったが、リボーンに銃口を向けられては全く何も言えなくなるイッセーであった