本当に申し訳ない。
言い訳がましく聞こえるかもしれないけど
理由を聞いてください!
実は、ケガをしてしまい
治療をしておりそちらに集中していて
書く時間が空けられず
2ヶ月も放っておいてしまいました。
取り敢えず治ったので投稿します。
今回のタイトルは、
とある絵本から借りてきました。
個人的にその本は好きな本で小さい頃
読んでいた記憶があります。
これ以上書くとネタバレしそうなので
本編どうぞ。
アリス sied
昨夜和人と一緒に海辺で
<いつまでも一緒にいよう>
と約束した。
---そばにいるから...いつまでも必ず---
---たとえ記憶が無くなっても守り続けるから!---
そう約束してくれた和人の
無邪気な声と夜空のように優しい
あの笑顔は一晩明けた今でも、瞼の奥と耳に焼き付いている。
でも少しだけ怖い、
いつかあの和人が自分の前から
本当に消えてしまいそうな気がしたのだ。
和人は強い、私より遥かに。
和人の陰に隠れている私なんかより。
(私みたいなのが和人のそばにいて良いのかな・・・)
未来「アリス~なにそんな暗い顔してんの~?」
アリス「え?ううん、何でもないよ」
ボーッとしていて、
いきなり声をかけられ少しびっくりしてしまった。
アリス「っていうか、暗い顔なんてひどいよ~」
柚木や沙月が、
柚木·沙月「いやいや本当のことだから・・・」
なんて軽口を言い合い談笑しながら、
もう少し気付かれないようにしなきゃと考える。
今は海水浴の時間で、
みんなで遊んでいるところなのだ。
和人は夏希に何処かに拉致されたのを
五分前に見送り、泳いで待っている。
成瀬「それよりキーちゃんと夏希はどこいったんだろう?」
アリス sied out
和人 sied
和人「なんだよ夏希、話って?」
夏希「あのーそのー言いにくいんだけどさ・・・」
いきなり夏希に話があるって言われて拉致られて、
なかなか話さないから今は急かしている。
和人「早くしないと帰るぞ」
夏希「柚木とはさ、幼なじみで小さい頃から一緒に居たんだけど
今はアイツは大切な奴なんだ。」
和人「ああ、知ってるよ。」
夏希「俺はさアイツに幸せになってほしいんだ。
これは俺のわがままだから、どうすればいい?」
和人「知るか。何で俺はこんな話を聞かされたんだよ・・・」
夏希「こんなって僕は真剣なんだ!」
和人「それ位自分に聞けよ...そして思いきり悩め。」
そう言い残し逃げる。
(アイツは何に悩んでるんだ?)
まったく考えても無駄なので、
さっさと帰ろうと駆け出した。
和人 sied out
夏希 sied
去年からの付き合いで解ってはいるけども
アイツは鈍い鈍感の極みといっても
過言ではない。
さっきの会話は僕の本心であるのだが
自分の気持ちぐらい解る。
和人は優しい、
優しいからこそ他人の領域に正面から突っ込んでくる。
夏希「オイ、これで解ったろ。
アイツは自分より相手が大切なんだ
お前らみたいなのと違って。」
男子『分かったよ、アイツは違うんだなそれは信じてやる!』
夏希「いや・・・全部信じてやれよ。」
クラスの男子を見て溜め息をついた
夏希 sied out
アリス sied
この日の夜には男子が
楽しみにしていた肝試しがあるのだ。
私はくじ引きでなんと1人になってしまった。
和人は沙月と一緒になった。
(和人と一緒がよかったな・・・)
和人達はかなり早い順番で行ってきたらしい。
私の順番にようやくなり森の中に入って行った。
しばらくして風が強くなり始めた。
アリス sied out
和人 sied
先生達が慌てている。
先生だけでなくみんなパニックに陥っている。
嵐になったのだ。
急いで皆が宿舎に戻っている。
しかしその中に俺の大切な人がいない。
そう、
アリスがまだ森の中にいる
その事にいち早く気付いた俺は夏希達の
制止も聞かずにアリスを探しに駆け出した。
---一生一緒にいてくれる?---
そう言ったアリスの顔が思い浮かぶ。
(急いで探さなきゃ!)
一度通った道だから迷うことなく進む。
雨で視界が遮られる。
(アリスどこにいるんだ!?)
和人 sied out
今回はここまで次回に続きます。
これ以上書くと長くなってしまうので・・・
皆々様これからもこの作品を
御願いします。
誤字脱字の指摘御願いします。