漆黒の剣風と金色のせせらぎ   作:クリュネル

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初投稿緊張するけど、頑張って書いたー   

(会話文の前には名前を入れてあります)
ではどうぞ!


記憶と安らぎ
出会い


 冬のある朝俺こと、桐ヶ谷和人は一人で歩いている

 

 

和人『こんな寒い日に何で学校なんかに行かなきゃなんないんだ..」

 

 

 独り言をこぼす、何度目かわからないため息をついた、

そして顔を上げると学校付近の交差点まで来ていた。

 

通行人『あ、...危ない!』

 

 その声に交差点に目を向けると、金色の髪の毛を持つ少女が信号を渡っている所へ、

車が突っこんでいくところだった。反射的に俺は走り出した。

 

 その子の目に恐怖の色が見えたのだ。

その目を見た途端、居ても立っても居られなくなり

俺は恐怖を忘れて車と少女の間に身を投じた。

その少女とは10メートル以上の幅があり、間に合うはずがなかった。

 

 しかし、俺はその子を守りたいその一心で駆けた

その時、驚くことが連続して起きた。

 

 まず一つは世界の色が全て抜け落ちて灰色に染まった。

次に自分以外全ての動きが極限まで遅くなった。

自分の動きも少し鈍い、体も重い、時間が進むのが遅い。

しかしそれすらも、俺の意識は知覚していなかった。

自分の目の前で人が死ぬそれを見たくないそう考える自分もいた。

それとは別に自分には理解できない感情もありそれが俺を動かす。

 

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 この時すでに俺は恋をしていた。

金色の髪を持つ名前も知らない少女に、

しかし俺は、その子を自覚していない。

それを知るのはかなり後だ

この時は、それすらどうでもいいことだ。

 

 

 

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 その無限とも思える永い一瞬に、俺は少女の元まで駆ける。

その少女の手を引き安全なところへ向かう。

そのころにやっと時間が元に戻った。

その途端俺は意識を失った。

 

 

 

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 私は寒い朝暖かくして学校に向かった。

雪の積もった道を歩きながら考え事をしていて、

そのせいか周りへの注意が散漫していたんだと思う。

何度か転びそうになりながら登校していた。

 

 学校付近の交差点に差し掛かり友達が見えて小走りに信号を渡った。

その道路の真ん中に差し掛かったあたりで

いきなり車が信号を無視してこちらに向かって来る。

 

 私はただただ怖くて立ち尽くしていた誰かが、危ない!と叫んだ声が聞こえる。

その時視界の端に飛び出してこようとする男の子がいる。

その男の子が霞むようなスピードで駆け寄ってくる

私はいきなりその子の手に引かれ歩道に気付くと立っていた。

その助けてくれた男の子にお礼を言おうとして振り返ると男の子は不意に倒れてしまった。




和人とアリスの出会い妄想で書いてみましたこれからどうなるかまだ決めていないけど頑張って書いていきます
誤字脱字があったら指摘お願いします!

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