カレーなる聖杯大戦
聖杯戦争。それは魔術師たちによる万能の願望器、聖杯の奪い合い。
七人の魔術師がマスターとしてかつての英雄をサーヴァントとして呼び出し、戦わせることで行われる戦争である。
七人の魔術師達は様々な思惑をもってこの戦争に参加する。
富。名誉。根源への到達。自己満足。自身の探求。届かぬ夢の実現。そして享楽。無数の意思が絡み合い、そして潰されて行くこととなる。
同時にサーヴァントとして呼び出される英霊も願いを抱いて呼び出される。
ある者は救えなかった物を救うために。ある者は自身の覇道をもう一度現実にするために。ある者はかつて失った者を蘇らせるために。ある者はただ請われたが故に。ある者は裁かれるために。ある者は今度こそ忠義を通すために。ある者は満足の行く戦いをするために。あるいはただ裁定のために。
無論、その願いの大半は磨り潰され、消えて行く定めにある。最後に残った者の意思すらも無視されることすらある。しかしそれでも、人間の欲のある限りこの戦争は続いて行く。
……だが、そんな戦争にも様々な例外が存在する。全ての英霊とマスターが一つの陣営として固まった時、聖杯戦争を終わらせるためにもう一組、七体の英霊が召喚される枠が作られることがある。
この世界において、かつて冬木において行われた第三次聖杯戦争。その際、超抜級の魔術炉心であった大聖杯はユグドミレニアの当主であるダーニックに奪われた。
その無色であるはずの聖杯に、既に黄色い魔の手が伸びていたことも理解せず。
【CLASS】
黄色の(多分)セイバー
【マスター】
ベル
【真名】
アルトリア・ペンドラゴン
【性別】
女
【属性】
秩序・善・カレー
【ステータス】
筋力A++ 耐久A+ 敏捷A+ 魔力A++ 幸運A+ 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
騎乗:A
【固有スキル】
直感:A+
魔力放出:A
カレスマ:A
最果ての加護:EX
信仰の加護(カレー):A
【宝具】
『
『
『
『
ランク:A++
種別:対城・対粛正宝具
レンジ:?
最大捕捉:500人
500人までなら入る店にもなる。やったね獅子王!平和利用だ!
『
ランク:B
種別:城塞宝具
レンジ:0
最大捕捉:1000人
生前持ってた宝具とか、最後まで仕えた騎士団とかがいる。円卓の騎士も呼べる。
備考
マスターが変わるとステータスが変わると言う典型例。切嗣と比べるともう完全に別物。
【CLASS】
黄色の(恐らく)ランサー
【マスター】
ベル
【真名】
クー・フーリン
【性別】
男
【属性】
秩序・麻婆
【ステータス】
筋力A 耐久A+ 敏捷A+ 魔力B 幸運F 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
【固有スキル】
戦闘続行:A
仕切り直し:A
神性:B
矢避けの加護:B
ルーン:B
天性の肉体(麻婆):A
【宝具】
『
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:2~4
最大捕捉:1人
『
ランク:B+
種別:対軍宝具
レンジ:5~40
最大捕捉:50人
『
ランク:A
種別:結界宝具
レンジ:0
最大捕捉:2人(自分含める)
内部に敵を閉じ込め、1対1の決闘を強制する。ちなみに投げることもできる。居城であるため、昔持っていた武器の数々も備え付け。剣、戦車含む。
『
ランク:A
種別:対城宝具
レンジ:1~80
最大捕捉:500人
『
ランク:B
種別:対軍宝具
レンジ:1~50
最大捕捉:50人
備考
ランサーとして召喚された……筈なのに、何故かアイルランドで召喚された時のように剣も槍も戦車も城も持っている上に変身もできる。ちょっと意味がわからない。
ちなみに『天性の肉体(麻婆)』は、身体の一部が麻婆でできているためついた。麻婆を食べると魔力と肉体の傷が治る。なんでこうなったし……。
【CLASS】
黄色のアーチャー
【マスター】
ベル
【真名】
アルカイオス
【性別】
男
【属性】
混沌・善
【ステータス】
筋力A+ 耐久A+ 敏捷A+ 魔力A+ 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
単独行動:A
対魔力:
【固有スキル】
戦闘続行:A
心眼(偽):B
勇猛:A+
神性:A
紳士教育:B
【宝具】
『
ランク:C+
種別:対人宝具
レンジ:-
最大捕捉:1人
十二の偉業が由来だが、内容がアレなため若干弱体化している。それでもかなりキチガイ染みてはいる。
『
ランク:D~A
種別:?
レンジ:?
最大捕捉:?人
持つ武器によって変化する。本来はヒュドラ殺しなどの攻撃技術の結晶だったが、ここでは精々『ちょっとリミッターを外して全力で暴れるだけ』といったところ。
なお、全力で暴れる場合はその反動は『十二の試練』で無効化されはするが無ければ自爆になりかねないレベル。
『
ランク:EX
種別:?
レンジ:-
最大捕捉:2人
【CLASS】
黄色のライ……ダー?
【マスター】
ベル
【真名】
アテム
【性別】
男
【属性】
秩序・善
【ステータス】
筋力E 耐久E 敏捷D 魔力EX 幸運EX 宝具A
【クラス別スキル】
騎乗:E-
【固有スキル】
決闘者:EX
伝説の
カード生成:C
生前持っていたカードを作る。ちなみにAIBOのカードは作れない。古代エジプトの石板のモンスターも召喚可能。
魔物召喚:A
生前持っていたカード、および古代エジプトの王宮に存在する石板の安置室に存在している魔物を召喚できる。Aランクでは神と呼ばれる存在も召喚可能。ただし、千年錘がなければ石板の魔物は召喚できない。
【宝具】
『千年錘』
ランク:A
種別:召喚宝具
レンジ:1~100
最大捕捉:100人
千年アイテム。これがないと石板からの召喚ができない。
『
ランク:E
種別:召喚宝具
レンジ:1~5
最大捕捉:4人
機械でできているため神秘とか殆ど無い。カードの精霊が関わるから多少はある。
備考
エジプトで王様やっていた、名前の失われていた男。ライダーというよりキャスターの方があっている気がするが何故かライダー。おそらく宝具の中に乗れるドラゴンとかいるせい。ちなみにちょっと気を抜くとどこからともなくバクラが出てきて勝手に闇のゲームに巻き込んできて色々カオスになる。
【CLASS】
黄色のキャスター(のようなもの)
【マスター】
ベル
【真名】
【性別】
女
【属性】
秩序・カレー
【ステータス】
筋力D 耐久C- 敏捷C(A+++) 魔力A+++ 幸運E 宝具B(EX)
【クラス別スキル】
陣地作成:E-
道具作成:E-
【固有スキル】
黒魔術:A+
お師匠様から習って鍛えた黒魔術。冥府の魔力を使ったり、魔力を炎に変えたりもできる。
高速神言:EX
神言を文字として刻むことができるため、実際に唱えることなく大魔術が一瞬で発動できる。準備が必要。実際に唱える場合は最速でB、しかし最速で唱え続けると時々噛んで失敗する。
精霊召喚:-
自身に宿る精霊を召喚する……のだが、既に魂となって精霊と融合しているため使用不可。
魔物召喚:
【宝具】
『千年輪』
ランク:
種別:宝具
レンジ1~100
最大捕捉:100人
千年錘と同じく魔物の召還に必要な宝具であり、これがなければ魔物召喚スキルは何の意味もない産廃になる。また、千年錘などの千年アイテムの位置を探ることができ、使用者の精神を物に込めて操ることができるようになる。
『カレーパン』
ランク:B(EX)
種別:分類不明
レンジ:0
最大捕捉:1人(自分、あるいは食べた当人)
カレーパンである。美味しい。ただし、食べると精神と肉体が加速して時の中に取り残されることになりかねない。しかも肉体の限界などはそのままであるため、加速しすぎると身体が耐え切れずに崩壊して死ぬ。一度食べると定期的に摂取しないと禁断症状で全身が腐敗して発狂して死ぬ。腐敗しても食べるとなぜか治る。脳まで腐敗してもなぜか生きているので、とりあえず食べさせてみないと生きているか死んでいるかの区別はつかない。
宝具としてはBランクだが、神の分体が作ったことを考えるとEX。
備考
カレー・マジシャン・ガールである。元人間であり、へっ様の世界では未だに普通に生きているとかなんとか。
今回の聖杯大戦にはカレーを求めてやってきた。
【CLASS】
黄色のアサシン
【マスター】
ベル
【真名】
【性別】
不明
【属性】
秩序・悪
【ステータス】
筋力B 耐久A+ 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:A
対魔力:B
単独行動:B
境界にて:C
【固有スキル】
戦闘続行:EX
信仰の加護(カレー):A+++
晩鐘:EX
【宝具】
『
ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
捕捉
初代様です。信仰がカレーにまみれていらっしゃいますが、初代様です。
なお、グランドサーヴァント状態ではなくお若いころのただのアサシンでの召還であるため、『境界にて』のスキルが大きく下がっている。代わりに気配遮断スキルがちゃんとお仕事いたします。
イスラム系統なのにへっ様は大丈夫なのかって? 聖四字の神を二つにして悪魔を作ったりカレー浸けにしてるのに何を今更。
それに、カレーは堕落から非常に遠いと思われているようなので問題はありません。多分。
【CLASS】
黄色の■■■■
【マスター】
ヘスティア
【真名】
ベル
【性別】
女
【属性】
混沌・善
【ステータス】
筋力EX 耐久EX 敏捷EX 魔力EX 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
獣の権能:B
単独存在:A
【固有スキル】
塔の権能:A+++
日本神話・諏訪の尖塔の権能。陣地・神殿作成と同じような効果を持つ。
カレーの権能:EX
カレーである。
対神特攻:A
神殺し。
カレー召喚:EX
カレーを触媒に様々な場所から関係者を呼び出せる。物を変えると本来呼べない相手も呼べる可能性がある。黄色のサーヴァントたちはこれで呼ばれている。
竈神の代行者:EX
竈神の代理人。人でありながら権能を振るう事のできるヘスティアの作品。
TAS:A
元がバーサーカーであるため持っていたはずの狂化スキルが転じた。時々頭がおかしくなったような行動をとるが、大概それが最適解。時々更新がある。
【宝具】
『ヘスティアカレー』
ランク:EX
種別:不明。強いて言うなら対生物粛正宝具。
レンジ:0(香りは20)
最大捕捉:1人
カレーである。それ以外の何物でもない。完全無欠のカレーである。ただ美味く、香り高く、一口食べればあまりの美味さに中毒症状や禁断症状が出る程に美味いだけの、ただのカレーである。
なお、傷を治したり呪いを消し去ったり魔力を充填したりすることもできる。
備考
神造『人間』であり、人類史にも深く関わっているために産まれた新たな獣。獣とは言っても精神はへっ様のままなので積極的に滅ぼしには来ない。ただし放っておくと気付いた時には世界がカレーに染められてしまうので要注意。(注意していればなんとかなるとは言ってない)
なお、クラス的にはバーサーカーから■■■■に変性している。放置しておくとカレーが世界に広がるが、気にしなくても大丈夫。
たまに移動がドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエになってたりするが、気にしてはいけない。同じく挨拶で『こんにちは、死ね!』と殺しにかかってくることもあるが、客として店に行った時なら客らしくしていればそんなことはまずないから大丈夫。