イアソンに12の呪いをかけた。ついに、私の魔力がヘラの魔力による守護を貫けるまで成長したようだ。
名前 復讐系魔法少女メディア★リリィ
Lv.5
力:I0 耐久:I0 器用:I0 敏捷:I0 魔力:SSS10529 魔王:S 幸運:N 復讐者:SSS 耐異常:B 狂化:D 暗殺:D
《魔法》
【神代魔術】
およそあらゆる魔術を使うことができる。詠唱はそれぞれ変わる。
《スキル》
【
・復讐対象を相手にする時ステータス上昇
・復讐を諦めない限りステータス及びレベルが上がりやすくなる
・復讐を諦めない限り死ににくくなる
・復讐を諦めた時、および復讐を遂げた時、このスキルは消滅する
・復讐心を強く持つほど効果が上昇する
・神族に対して特攻効果を持つ【隠し効果・メディアWTMk-2セカンドには見えない】
【
・魔法系のステータスの伸びに対して絶大なる補正
・魔法系以外のステータスが伸びなくなる
・魔法系のステータスが全てのステータスを兼ねるようになる
・魔法系ステータスに補正
・あらゆる行為が魔法系ステータスの伸びに繋がるようになる【隠し効果・メディアWTMk-2セカンドには見えない】
・このスキルの発動時、あらゆる行動に魔力の消費がかかる。【隠し効果・メディアWTMk-2セカンドには見えない】
【
・他者に対して様々な呪いをかけることができる
・呪いが解かれた場合、呪いをかけた者に同種二倍の呪いが降りかかる。
・適切な方法で掛けなかった場合、効果は減少する
・穴二つを回避し続けていると時々凄いことになる
・負の感情を持っていると効果が上昇する
・このスキルを保有したまま無念の死を遂げた時、魂全てを燃料として呪詛を掛ける。【隠し効果・メディアWTMk-2セカンドには見えない】
一つ。イアソンに呪いをかけてみた結果、一度弾かれはしたものの再び跳ね返して四倍にしてやったら貫通させることができた。毎日朝の目覚まし代わりに足の小指に激痛が走るようになっているが、どう言う形でそうなるかは分からなくなっている。何しろ四倍になってしまったしね。
寝返りを打って寝台から落ちて全体重が右足の小指にかかることもあるかもしれないし、机で寝ていたらいきなり本が落ちてきて変な形に跳ねて右足の小指に衝突するかもしれないし、寝呆けて動いて扉の枠に右足の小指を叩きつけてしまったり、どこからともなくいきなり現れた蟹に足の小指を挟まれる可能性もある。
何があるかは分からないが、イアソンは生きている限り右足の小指に何らかの形で痛みが走るようになっている。ギリシャの男は骨折の一つや二つで動けなくなる事はないだろうし、イアソンは一応英雄として扱われているのだから小指が三倍くらいの大きさになろうとも問題ないだろう。
当然、そうして受けた痛みは自然な回復でなければ治らない。英雄の治癒能力は多くが神の加護に関係する。それを一切切り捨て、人間としての治癒能力しか働かせない。当然怪我は長引くし、長引いている間も毎朝何らかの形で激痛が走る。物理的かもしれないし、精神的なものになるかもしれないけれど、とにかく痛みを与えると言う事は変わらない。
さあ苦しめ苦しめイアソンめ。貴様の悲鳴が心地よい。貴様の怨嗟を纏め上げ、ヘラへと届く呪いとしてくれよう。
巻き爪になって爪の横の肉がグズグズになるまで痛めつけられろ。毒を持つ蜘蛛に噛まれろ。寝起きに針を踏んで刺され。爪を剥がせ。治りかけたところで指を踏まれなさい。無様に惨めに苦しみ抜いて生き恥を晒すがいい!