女神様と召使いの転生物語   作:血濡れの人形

1 / 19
新作書いちゃった・・・やばいです。更に駄文まで入るとはこれは酷い・・・

こんな作品でよければ、どうぞご覧ください


女神と召使いの転生物語の章
一ページ目 神様と召使い


~神界~

 

そこのある家に、その二人はいた。

 

「神よ、少しは服をちゃんとに着てください」

 

「別にいいじゃない、それに、そんな堅苦しいのもなし。前からいってるでしょ?」

 

「そうはいきませんよ、一応主従関係ですから」

 

それを聞くと、少女は頬をふくらませ、

 

「そんなことを言うと、仕事をあなたに押し付けるわよ?」

 

と、書類は山を指差して言う。

 

「ひでぇ、わかった、変えるからとりあえずやってくれ」

 

「それと、あなたあてに手紙よ」

 

そういうと、女性は少年に手紙を投げる。

 

「神ともあろう人が、そんなんじゃ色々やばいんじゃないか?」

 

「そんなことより早く、手紙開けなさいよ」

 

「へいへい」

 

そう言って、少年が封を開けると、中には、

 

「何々?『人ならぬなんじらに、試練を与えん』んだこれ」

 

少年がその一文を読み上げると同時に、二人は淡い光につつまれる。

 

「いや、まじでなんだよこれ、ふざけないでくれないかと言いたいが、そんなこと言ってる場合じゃねえ」

 

「てか何で私まで巻き込まれてるのよ!ちょっとドール!」

 

「名前呼ぶなってんだ。あ、これもうだめかも。サヨナラ絆」

 

「なに諦めの言葉いってんのよ!何とかしなさい!」

 

それを聞いて、ドールは無理だと言おうとしたが、それは叶わず、気がつくと、

 

「どこ、ここ」

 

あたり一面草原が広がっていた。

 

「ん、うぐ、むぐ、ぷはぁ、誰よ、急にこんな所に私を呼び出して!」

 

すると、すぐ近くから聞きなれた女性の声が聞こえる。

 

「絆か?もしかしてそこにいるのかな?」

 

そう言って、ドールが探し始めると、何やら手に柔らかい感触が、

 

「なんだろ、これ」

 

ムニムニ

 

「ひゃ」

 

「ボールか?なにか違うような」

 

すると、頬にすごい衝撃をくらい、ドールは倒れる。

 

「いつつ、とりあえず灯りを」

 

そう言って、ドールは火打ち石を使い、どこからか取り出したランタンに灯りをつける。

 

「さてと、さっきの感触の正体はっと」

 

と、さっきまで自分がいたであろう場所を見ると、そこには胸を隠した絆が・・・

 

「ん?」

 

ここで、ドールは先程の感触を思い出す。

 

「まさか・・!絆だった、のか?」

 

「そうよ?さぁ、カクゴシナサイ」

 

そのあとむちゃくちゃ殺されかけた。

 

~数時間後~

 

「いい加減止めませんかねぇ・・・!」

 

「い・や・よ」

 

そう言って、絆はさらに刀に力を込めてくる

 

「まじでこれきついからっ!」

 

そう言って、ドールはそのまま刀の側面に力をいれ、

 

バキン

 

と、破壊する。

 

「あぁ、斬鉄剣が・・・!」

 

「そんな物騒なもんだったの!?てかよく俺手が切れなかったなぁおい!」

 

なんて会話をしていると、近くから、

 

『グルァ』

 

という鳴き声と共に狼が襲いかかってくる。

 

「ふざけるなし!絆!なにか武器ってあるか!?」

 

「さっきので全部壊れちゃった」

 

頭を軽くコツンと叩きながら、舌を出してテヘッみたいな感じにしている絆に、ドールは、

 

「何でだよ!けど可愛いから許す!しょうがない、こうなったら・・・!」

 

そう言って、ドールは狼の突撃してくるタイミングに合わせて、おもいっきり殴る。

 

ゴキャ

 

という鈍い音と共に、狼の頭は吹き飛ぶ。

 

「はぁ、大丈夫か?絆」

 

「えぇ、ドールが守ってくれたしね♪」

 

「そか、なら、近くに村がないか探すぞ?」

 

そう言って、ドールは歩き始めるが、絆は、

 

「足いたいからおぶってぇ!」

 

と、その場に座り込んで言う。

 

「おいおい、全く、しょうがないな」

 

そう言って、ドールは絆を両手で抱き上げる。

 

「ふわっ」

 

絆の反応を楽しみながら、ドールは村がないかと探し始める。

 

「ドール、お姫様抱っこはどうかと思うわよ?」

 

「そんなことより、絆は村がないかとかわからないか?」

 

「そんなことってなによぉ」

 

と言いながら、ドールは移動する。

 

「ちょっと待ってね?」

 

そう言うと、絆は目を瞑る。

 

「見つけた。ここから北の方角に一キロ先の森の中」

 

そう言って、絆はある場所を指差す。

 

「わかった、した噛まないようにきょうつけてくれよ?」

 

そう言って、ドールは少し力をこめてから、その方角へ走り出す。

 

~十秒後~

 

「ついたけど・・・これはきつそうだな」

 

ドールの目の前にはかなり広い森が広がっていた。

 

「足場もデコボコね」

 

「しゃあない、練習の成果を見せてやる!」

 

そう言って、ドールは空を飛び始める。

 

「お、おぉう、やっとできた」

 

そうして、ドールは村の方へ飛んでいく。




ちなみに、絆はヒロインの予定です。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。