アンジュ・ヴィエルジュ *Skyblue Elements* 作:トライブ
《ブルーミングバトル基本ルール》
1:フィールド関連
・コロシアム内は「リンク・エクシード抑圧結界」環境下にある。
・バトルフィールド外でのリンク強度及びエクシード強度は最低ライン(レベル0状態)まで抑圧され、この状態でのリンクのことを「ファーストリンク」と呼ぶ。
・バトルフィールド外にいるプログレスのエクシード使用は、この結界によって禁止される。
・バトル開始10分前までに、αドライバーはコロシアム内に入り、出場させる自分のプログレス全員とファーストリンクを結ぶ。これにより、プログレスはブルーミングバトル出場権を得る。ただし、リンク率が50%未満のプログレスは出場できない。
・バトル開始と同時に、バトルフィールドとエクストラプログレスゾーン、αドライバーゾーンが展開される。このゾーンはαフィールドと同じ役割を担う(ダメージの肩代わり及びリンクの実行)。
『バトルフィールド関連』
・バトルフィールド内には、各αドライバーの所有するプログレスが、それぞれ4人まで入ることができる。ただし、バトルフィールド内に存在するプログレスが0人になった場合、そのαドライバーはバトルに敗北する。
・プログレスは、自らのタイミングでバトルフィールド外に出ることができる。ただし、その際にはハーフラインよりも下側からしか退場できない。
・プログレスは、自らのタイミングでバトルフィールド内に入ることができる。ただし、その際にはエンドラインからしか入場できない。
・バトルフィールド内から外に出たプログレスは、以降30秒間、フィールド内への入場が許可されない。
・バトルフィールドから出たプログレスはレベルの下降が始まり、30秒で1下がる。
『エクストラプログレスゾーン関連』
・エクストラプログレスゾーンは、現在バトルフィールドに入っていないプログレスが1人だけ入ることができる。ただし、このゾーン及びバトルフィールドから出て30秒以内のプログレスの入場は許可されない。
・このゾーンに入ったプログレスは、以降30秒間、このゾーンからの退場が許可されない。
『αドライバーゾーン』
・このゾーンへの、あらゆるプログレスの入場は許可されない。また、このゾーンの中へは一切のエクシードが侵入できない。
・このゾーンからαドライバーが退場したとき、そのαドライバーはブルーミングバトルに敗北する。
・このゾーンの中で、αドライバーが脚2本で立っていないと判断されたとき、そのαドライバーはブルーミングバトルに敗北する。
・また、αドライバーが意識を失う、または出場しているプログレス全員が意識を失うなどの理由で、プログレス全員とのリンクが切れた場合、そのαドライバーはブルーミングバトルに敗北する。
2:リンク関連
『セカンドリンク関連』
・バトルフィールド内にいるプログレスは、リンク強度に応じて一定時間ごとにレベルが上昇する。
・レベル4未満のプログレスは、αドライバーに対して「セカンドリンク」を要求することができる。
・セカンドリンクを要求されたαドライバーは、要求に応答することができる(ただし、同時にセカンドリンクを結べるのは2人まで)。
・セカンドリンク状態のプログレスは、レベルの上昇速度が通常の2倍になる。これは2人同時にセカンドリンクを結んでいる場合であり、1人のみとセカンドリンクを結んでいる場合、そのプログレスのレベル上昇速度は通常の3倍になる。
『αリンク関連』
・プログレスはαドライバーに対して「αリンク」を要求できる。
・αリンクを要求されたαドライバーは、要求に応答することができる(ただし、同時にαリンクを結べるのは1人まで)。そうした場合、現在結ばれているセカンドリンクが一旦全て解除される。
・αリンク成否判定待ちプログレスのレベル上昇は止まる。
・αリンクの成否判定には5秒を要する。この間、αドライバーは、あらゆるリンクに対して応答できない。
・αリンクに成功した場合、そのレベルに応じた強度のエクシードが解放される。ただし、
(レベル4未満)再びそのプログレスがセカンドリンク状態になった場合、またはレベル4に達してから10秒が経過した場合、
(レベル4)αリンク成功から20秒が経過した場合、
(共通)別のプログレスのαリンク要求にαドライバーが応答した場合、またはαドライバーがαリンク解除命令を行った場合、
再びエクシードは抑圧される。
『サードリンク・レベル5関連』
・レベル4のプログレスは、αリンク以外に「サードリンク」を要求することができる。
・サードリンクを要求されたαドライバーは、要求に応答することができる(ただし、同時にサードリンクを結べるのは1人まで)。そうした場合、現在結ばれているセカンドリンクが一旦全て解除される。
・サードリンクは、リンク強度にかかわらず30秒間を要する(成功率は必ず100%)。この間、αドライバーは、あらゆるリンクに対して応答できない。
・サードリンクに成功すると、レベルが4から5に上昇し、レベル5のエクシードが解放される。
・レベル5のプログレスはαリンクを要求できず、レベル上昇から20秒後、無条件にレベルが0に戻る。この間、αドライバーは、別のプログレスの要求するリンクに応答することができる。
・レベル5のプログレスが登場してから60秒間、そのプログレスの所有者のチームに属するプログレスはバトルフィールドへの入場が許可されない。
・以上3つのリンクは、対象プログレスがフィールド外に出た場合、自動的に切断される。
『エクストラプログレスゾーン関連』
・エクストラプログレスゾーンにいるプログレスは、バトルフィールド内にいる時と同じようにレベルが上昇するが、レベル上昇速度は通常の半分である。セカンドリンクを要求することもできる。
『ダメージ関連』
・バトルフィールド内にいるプログレスは痛覚を遮断され、彼女らが受けるすべての痛覚はαドライバーが引き受ける。ただし、衝撃そのものはプログレスが受ける。
・痛覚は「
《ダメージ軽減率表》
人数 痛覚軽減率(プログレスが受ける痛覚のうち、この倍率の痛覚のみがαドライバーに逆流する)
1人 → 10%
2人 → 30%
3人 → 40%
4人 → 60%
5人 → 70%
6人 → 80%
7人 → 90%
8人 → 100%
以降、1人増えるごとに+10%
《レベル上昇速度とリンク率の関連》
リンク率 → レベルが1上昇するまでに要する時間
50% → 50秒
60% → 40秒
70% → 30秒
80% → 25秒
90% → 20秒
100% → 15秒
これは調子に乗った筆者が深夜テンションで書き上げたものなので、何か見落としているかもしれません。タイトル通り、まだプロトタイプなので、もし「ここおかしいだろ!」とか「ここはこうした方が良くない?」などの意見がお有りでしたら、是非コメントしてください。
このブルーミングバトルのルールを、読者様と一緒に作り上げていけたら嬉しいです。