アンジュ・ヴィエルジュ *Skyblue Elements*   作:トライブ

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 挿絵のお試しも含めて。


青蘭島北部の地区配置

↓青蘭島北部の略図

 

【挿絵表示】

 

 

 

 学園特区:青蘭大学の広大なキャンパスが存在する地区。立ち入りは自由。敷地中にちょっとしたスーパーマーケットが点在するレベルには広大で、その他にもビジネスホテルや多数の飲食店がある。商業地区の近くには青蘭諸島で最も大きい病院である青蘭大学病院が存在している。

 キャンパスの一部が青蘭学園高等部と中等部の敷地となっている。

 

 港湾地区:地区内でも東西で役割が分かれている地区。青蘭諸島の他の島との連絡船や、日本の本土と青蘭島を行き来する大型船舶が着くのが東側。主に漁船が着き、鮮魚の卸売市場が存在している漁港となっているのが西側。

 

 商業地区:中央に巨大なショッピングモールが存在している地区。その周辺に様々な店がある(猫カフェやペットショップもあるよ)。活気に満ち溢れ、各所に公園や広場があり、屋台も多く出ている。学園特区にほど近い広場で店を構えているクレープ屋やチュロス屋は、青蘭学園の女子生徒に大人気。基本的に、ここの中で揃わないものはそうそう存在しない。

 また、経済・行政地区に近い箇所には、少し古びた雰囲気の居酒屋が立ち並ぶ、商店街のような通りがある。当たり前だが、青蘭学園生は昼夜を問わず立ち入り非推奨。

 

 経済・行政地区:青蘭諸島の行政を司る役所や、様々な企業ビルが立ち並ぶ地区。青蘭本部庁舎もここに存在している。とはいえ、完全なるビル街かといえばそうでもなく、青蘭諸島は地盤の関係上、8階建てよりも高い建物が建てられない条例があるため、平べったい建物がいくつも並んでいる。イメージとしては霞ヶ関に近い。企業人や役人たちが適度に息を抜くために、公園がそこかしこにある。どちらかといえば活気のある商業地区とは違い、落ち着いた気分になりたいならこちらの公園の方がオススメ。

 

 居住地区:東と西の2つが存在する。東側は主に青蘭学園生や商業地区の店に勤めている人が、西側には経済・行政地区で働いている人が住んでいる。マンションもあるが、土地が余っているため一戸建ても多い。その中でもごく一部は高級住宅街となっており、セレブな人や偉い人が住んでいる。

 東側には青蘭学園生のための学生寮がいくつか建っている。ちなみに、大学生用の寮もちゃんと存在している。

 

 西倉庫群:様々な資材が置かれている倉庫群。開発が進んだ現在では、そんなに使用される場所ではなくなり、周辺の治安は若干悪い。管轄は青蘭庁執行部。

 

 東灯台:突き出した岬に白い灯台が建っている。技術が進歩した現在は使用されていないが、世界接続当時は夜間の航行の際に目印として使われた。

 

 青枝山:青蘭島中央にそびえる山。標高はそこまで高くなく、頂上まで森林で覆われている。商業地区の南側には、青枝山の中に位置する青蘭神社へと続く階段がある。

 目撃者の話によれば、この青枝山を覆う森林には《青蘭の守り神》と呼ばれる何かが生息しているらしいが、その姿を捉えた写真は1枚も存在していない。


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