俺がTS属性の二重人格者であるのは間違いないんですけど?   作:春の雪舞い散る

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女子会~比企谷八重と愉快な仲間達のパジャマパーティーその①由比ヶ浜家

 時は梅雨入り間近の蒸し暑い頃、そんなある日の放課後の奉仕部部室にて…

 

 ユキノン読書、ヤヱ勉強、ガハマさんとユミコファッション雑誌を見ている、ヒナは……執筆中 ( 内容は言わずと知れた… ) と、いった感じの場面設定です

 

 因みにGW以降、奉仕部の部室は三浦グループの溜まり場でもあると言う設定でユミコとヒナは準部員です

 

 因みにこの設定でルートを作った場合、奉仕部に戸部の依頼は来ません…

 

 そんな感じでお話始めます

 

 

 その①  何食べたい?

 

ガハマさん:皆、今夜のパジャマパーティー何食べたい?

 

ユミコ  :あーしは、ここ数日蒸し暑いからさっぱりしたものが食べたいしぃっ!

 

ヒナ   :アタシもそれに賛成だな、後…、手軽に食べられる物が良いかな?

 

 と、ユミコとヒナが言えば

 

ヤヱ   :あまり辛く無いのと結衣が手を加えてない料理

 

ユキノン :そうね、由比ガ浜さんのお母様が作ったお料理か… 買ってきたお総菜で良いわ「「 命が惜しいからダークマターは要らねえよっ!」 要らないわっ!」  

 

ガハマさん:えーっ、アタシだって少しは…

 

ヤヱ   :少しはなんだ? 自分で味見してるようには見えんから… 親父さん元気? 生きてる? 親父さんが身体壊す前に自分で味見することを覚えような?

 

ユキノン :少なくとも味音痴ではないのだから自分で食べて美味しいと思えるものを出すべきよ?

 

 泣きそうなガハマさんを見た三浦優美子が

 

ユミコ  :あんさー、さっきから聞いてりゃ二人とも結衣にきつくね?

 

 そんなに結衣って料理下手なわけ?

 

ヤヱ   :クッキー焼いて木炭が出来上がるのは料理が下手とかゆーレベルじゃねえよ

 

ユキノン :出されたモノを見て生命の危機をおぼえるのだからもはや料理が下手ととか言う次元の話ではないはね…

 

ヒナ   :私もちょっと結衣の料理はパス… かな? 調理実習の実績見てるだけに… なんだけどね? 結衣とは同じ班だから…

 

 そう言い難そうに言うヒナ

 

 重苦しい雰囲気の部室でした

 

 

 

 

 その② スーパーにて

 

 ヤヱ、ユキノンとガハマさん、ユミコ、ヒナと別れて買い物中

 

 三浦グループの三人は中々意見がまとまらないようで何やらもめていますが…

 

ユキノン :………

 

ヤヱ   :まぁ、ユミコもなんとなくわかってきたんじゃねえの? もうしばらくよーすみてそれでもからのままなら菓子と飲み物頼みゃ良い

 

 因みにヤヱが押すカートのかごの中身はサンドイッチバラエティパック、サラダの詰め合わせパック、寿司盛り合わせ4~5人前用が入ってます

 

ユミコ  :頭痛い… あれでも、手加減してたのがよくわかったし… あーし達はお菓子と飲み物用意するから後は任せ良いん?

 

 疲れきった表情の三浦優美子を見て溜め息を吐いたのを見て

 

ユキノン :三浦さん、貴女のリクエストに応えてサラスパの詰め合わせに海老名さんのリクエストのサンドイッチにお寿司の盛り合わせを用意しましたから後はお肉を少し揃えようかと思ってます

 

 唐揚げとかローストビーフなんかを…

 

ヤヱ   :菓子食っても足りなきゃ後はデリバリー頼むかコンビニ走るのもありだからアンマ買いすぎて持っていくの大変って事態は避けたいからな

 

 そう苦笑いするヤヱでした 

 

 

 

 

 その③ 由比ヶ浜家のダイニングにて… ガハママが入室しました?

 

 ってチャットルームではありませんね、失礼致しました

 

 

 

 女子会と言えばメインはコイバナだけどメンバー中で明確に男子と付き合っているのはヤヱだけ…

 

 

 アタシから見ても奥手の彩加にそんな事を期待するのはムダ 

 

 あの日だってさ、結局… 二人っきりの初デートだっ♪ って浮かれてたのはアタシだけだったみたいだったから家に帰ってからかなりへこんだんだよ?

 

 いつもアタシを優先しろとは言わんけど優先してほしいとき位はさ…

 

 そう言って溜め息を吐くヤヱに同情的な目を向け

 

ユミコ  :隼人と…

 

ガハマさん:厨二だね? ヤヱちゃん

 

 その二人の名前を聞いてアタマイタのポーズの雪ノ下雪乃 

 

 

ユキノン :全く… 厄介な人達に好かれたモノね?

 

 そう言って呆れているとユミコが

 

ユミコ  :その問題の日に一体何があったん? あーし等に言ってみ?

 

 そう言われて、テニスの練習の後からの事を話すとガハママさんも身を乗り出して

 

ガハママ :ヤヱちゃんの言う通りで仕事の大切さはわかるけど、本当に大切な時位は家族を優先してくれてもバチは当たらないわよねえ

 

 うちのパパは旅行代理店の企画部に居るんだけど仕事優先の人にファミリーパックのプランニングなんかできるわけないわよねぇ~っ♪

 

 たまたま持ち帰ってた企画書見て笑ってら後日ボツになったみたいで落ち込んでたわよ?

 

 と、黒笑みが怖いガハママさんでした

 

 

 

 最近料理にハマっていると言うガハマさんが皆にマイブームを聞きました

 

ヤヱ   :薙刀だね、うんっ! 凛々しい女、目指したい、ってそう思って道場通い始めたよ♪

 

 目指せ神崎風塵流って感じかな?

 

ヒナ   :ヤヱちゃん、そんな事を言ってるからざざむし君が言い寄ってくるんだよ?

 

 そう冷静に突っ込みを入れる海老名さんと

 

ユキノン :ええ、小町さんも 『 お姉ちゃんは厨二先輩の事を厨二だってバカにしてますけどお姉ちゃん自身もしっかりぶり返してるんですよね… 』 そう言って溜め息を吐いていたわよ?

 

ガハマさん:おまけにコスプレキャラが定着しつつあるもんね?ヤヱちゃんってばさ 

 

 そう言って苦笑いするガハマさんに

 

 「 言い訳させてもらうんならあれはアタシが自分の意思で始めた訳じゃないからな?

 

 発端は陽乃さんがどっから仕入れてくるの知らないけどアタシに着せる為に用意したコスプレ衣裳ナンだからな? 」

 

 そう言って溜め息を吐くヤヱでした

 


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