突然だが私の話を聞いてほしい。私はの名前は
ついでに前世の記憶持ち、私の前世は女子高生。ちなみに死因はピーナッツを喉に詰まらせた。恥ずかしくて死にそう。一回死んでるけど。
もうちょっとだけ話を聞いてほしい。紅魔館に来て驚いたことが3つある。
1つ目は、本当に死ぬほど館が広い。掃除するのに下手っぴな私は持ち場を掃除するのに8時間かかった。死にたい。
2つ目は館が真っ赤すぎる。そりゃ紅魔館なんだし、普通じゃねえか。と思うかもしれないが、想像してほしい。ドス黒い血みたいな赤がどの部屋に行っても目に入る。酔うなんて次元じゃない。
3つ目は....レミリアお嬢様の話だ。お嬢様は原作や二次創作でもわかる通り、かなりの我儘である。昨日はなぜか一緒に落とし穴を掘らされた。だれもかからなかった。解せぬ。その証拠に....
「翡翠ー!ちょっとお願いがあるんだけど.....。」
ほら来た。一日に一回はこういう風に無理難題をふっかけてくる。かぐや姫もびっくりである。
「蓬莱の玉の枝と....火鼠の皮衣を....」
あんたは本当にかぐや姫か。なんて突っ込めば殺されかねないので言わない。
「お嬢様、それでは竹取物語ですよ。」
お嬢様はとぼける。
「ほんとね。なら、紅茶を淹れてきなさい。
「!か、かしこまりまひた!」
し、しまった!焦って噛んだ上に声が裏返った!お嬢様がニヤニヤしてる!くっそー!
◆
「どうしよ...紅茶淹れるの苦手なんだよねー。お姉ちゃんに入れてもらおうかな。」
と思い立ちお姉ちゃんを探す。ちょうどいいタイミングでキッチンにいた。
「お姉ちゃん!紅茶淹れてー!」
「.....ええ、いいわよ。多分お嬢様でしょう?」
「うん!お願い!」
コポコポという音とともにいい匂いが漂う。ミシュ◯ンもびっくりの美味しさだ。
「はい。完成よー」
「ありがとう!行ってくるね!」
◆
へっへっへ....お嬢様には私が淹れたことにしておこう。手柄は私のもんだ!
「お嬢様!お紅茶入りました!」
「へえ、入ったの....」
「?ええ、入りましたよ?」
なんだか嫌な予感がする。お嬢様の殺気がやばい。
「これは本当に
「もももも勿論じゃないですかっ!嫌だなーあはは。」
これはやばい。久しぶりにお嬢様のカリスマ発動か!最近はブレイクしまくりだったし。
「よし....3秒以内に真実を述べなさい....3....2....。」
「はいっ!お姉ちゃんが淹れました!」
迫力に負けてしまった。お嬢様クラスの妖怪に歯向かうことなど1㎜も考えたことない。私はヘタレだ。
「じゃあ罰として....あなたにこれから修行することを命じる!強くなってきなさい!」
その瞬間、紅魔館全体に私の声、いや叫びが響いた。
「えええええええええええええええ!!??」
タイトルにもやしって入ってますが今回は紫もやしは出てこなかった....。アーメン。
咲夜さんもあんまり出てこなかった....。てか短くない?内容薄いし。今度はもっと頑張ります。てへっ☆。
次は修行回です。楽しみにしといてください( ^ω^ )。