Guilty Bullet -罪の銃弾-   作:天野菊乃

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【episode04】

 調子が出ねえとボヤきながら、集は明け方の道を歩いていた。

 途中、通りかかったお姉さんが「おはよう」と声を掛けてくれ、五分刈り顎髭、筋骨逞しい青年に「今度、お茶をしよう」と誘われ、少し行ったところで幼い頃からの知り合いのヤクザに「おう集の兄ちゃん、随分と早起きじゃのぉ、おぅ?」と挨拶されたが、どれも生返事を返すことしか出来なかった。

 家に着くなり、その身をソファに投げると必要が無いくらい大きいテレビのチャンネルを物色する。この時間帯だ、どうせ面白い番組はやっていないのだろうが。

 

『───俺達は、淘汰される者に葬送の詩を送り続ける。故に葬儀社。俺達は抗う。この国を我が物顔で支配し続けるGHQに。俺達は戦う。俺達を淘汰しようとする、全てのものと……』

 

 チャンネルを切り替える。ソファに身を預けながら天井を仰いだ。

 

「……GHQは頭がおかしいのか?」

「……集」

 

 今の音で起きたのか、後ろにいのりが立っていた。

 

「……テレビの音で起こしちゃった?」

「浅くしか寝てないから問題ない」

「僕の家にいるのならゆっくりしなよ」

「私の任務は貴方を守ること」

 

 このやり取りはいのりが来た時からずっと続いている。頑固者なのだ、楪いのりという少女は。

 

「僕はいのりさんに守られなくても大丈夫だから」

「いざという時のため」

「……勝手にしなよ」

 

 再びチャンネルを物色し始める。電源を消そうかと思った瞬間、某井戸から現れる長い髪の女が現れたので、反射的に集は電源を落とした。

 そのことを不審に思ったいのりは集を見つめた。

 

「集?」

「寝よう」

 

 集はこの手の話にはあまり強い方ではない。

 

「どうしたの?」

「寝よう。いのりさん」

「まさか怖いとか?」

「そんな事あるわけないだろ!?」

「……。そんな大声で言わなくてもいい」

 

 安堵で腰が抜ける。

 

「明日も早いしもう寝ろ、な!?」

「……集がそういうなら」

 

 いのりは大人しく寝室へ戻っていった。

 

「……勘弁してくれよ」

 

 集は二の腕を擦りながら、先程の光景を思い出して一人青ざめた。

 

 

 

 ✧

 

 

 

「えぇ、もう皆さんご存知だと思いますが……昨日の六本木の事件に関して、GHQから第二級の非常事態宣言が出されました。葬儀社と名乗るテロリストに関して何か情報のある者は、速やかに当局に申し出るように、とのことです」

 

 朝のホームルームの大半を寝て過ごし、起立の時には立てと言われたのを数回に渡って無視、呼び出しを三回放棄したら、先生はもう構って来なくなった。

 委員長が頑張ってやる気を起こそうとしているが、お節介もいい所である。

 

「───それから、今日はもう一つ。このクラスに転入生が入ります」

 

 集は欠伸をしながら、ふと教壇へと視線を動かした。

 

「入ってください」

「おお女子!」

「可愛いじゃん!」

「楪いのり君だ」

 

 集は眠たい目を擦りながら、思わず項垂れた。

 集の平凡な生活は遂に終焉を告げた。

 

「あれ?どっかで……」

「いのり!?」

「マジかよ!?」

「EGOISTの!!?」

「私、KABANERI OF THE IRON FORTRESS大好きなの!!」

 

 いのりは表向きは歌手だったことを思い出した集。それに最後のは最近販売されたアニメソング。自分と似たような声の少年が死んだ時のことは、記憶に新しい。

 

「ホントだよ?」

 

 いのりの口から鈴の音のような澄んだ声が聞こえてくる。何がともあれ夢であって欲しかった。

 

「おぉぉぉぉ!!」

 

 クラスが大騒ぎを始めたため、集は珍しく教科書を出した。集の隣に座っていた祭は下から覗き込むようにして心配そうに見つめてくる。

 

「どうしたの、集?教科書なんて出して」

「……なんだか、死ぬほど授業を受けたくなっただけだよ」

 

 集は肩を丸めて答えた。

 

 

 

 

 EGOISTのヴォーカル、楪いのりの登場によりクラスは大盛り上がりを見せていた。集は頬杖をつきながら、睡眠不足のためか欠伸を零す。

 

「いっ……いのりさん!」

 

 騒音の源、颯太が緊張気味そうにしていた。そう言えば憧れてた人だったなと思い出した集は二回目の欠伸を零す。憧れが同じクラスに来たのだ、無理もないだろう。

 

「あの……葬儀社ってどう思います?」

 

 集の意識が一気に覚醒した。何を言っているんだお前は、と思わず声に出しそうになる。

 

「いきなり何よ颯太君!」

 

 少なくとも、普通の人間はいきなり犯罪組織の名前なんて出したりはしない。

 集は、小さく口を開いたまま固まっていた。

 

「だって……EGOISTの歌ってなんか葬儀社っぽいじゃん」

 

 溜息が口から漏れる。

 

「だから、好きかなって」

「そんな訳ないでしょ!?」

 

 いのりは確かに犯罪組織の仲間ではあるが、犯罪組織が好きなのは余程のサイコパスか物好きであるだろうし、楪いのりという人間はどちらにも属さない。集は思わず鼻で颯太を笑った。

 

「ねーサインしてよー」

「あ、俺も俺も」

 

 そうやっていのりに集まる光景を死肉に群がるハイエナのようだと思った集は、すぐさま携帯端末を操作、画像検索をかける。

 やはりと言うべきか、今目の前で繰り広げられているこの光景はそれに近いものがあった。

 

「いい加減にしろよ。楪さん、困ってんじゃん」

 

 集の自称友達一号が輪の中に入って言う。

 

「ごめんな、こいつ魂館颯太ってんだけど、すげぇ君のファンでさ。無礼は許してやってよ……ああ、ちなみに俺は寒川八尋」

「俺と八尋と、あそこの集ってやつで……現代映像文化研究会って同好会を作ってて、それで!あの!」

「だから焦るなって」

 

 谷尋が颯太を止めに入る。

 

「みんなもだ。俺達これからずっと一緒のクラスなんだからさ?慌てないでいこうぜ、な?」

 

 やがて谷尋は首だけでこちらに向ける。

 滅茶苦茶だが的を得ているその言葉に、集は渋々頷くしかなかった。

 

 ✧

 

 クラスの男の視線は転校生、楪いのりに釘付けだった。

 確かに、いきなりしかも自分のクラスにいきなり現れると心臓に悪いほどの美少女が立っていると面食らうのも無理はないだろう。

 

「……お、わりいな集」

 

 ───お、わりいな集。じゃねえよ!そう思うなら前くらい見て走れよ!!

 

 心の中でツッコミを入れながら、体育館を走る。

 数周回ったところで、目の前にいる男子二人組がいのりを見ながら思ったことを口にする。

 

「でもさぁ、実際に見てるといのりって何か人形っぽくね?」

「そうだよな、まあリアルの方がCGっぽいっていうか」

 

 流石に失礼だろ、と思いながら間をくぐりぬけるといつの間にか追いついてきたのか颯太が口を開いた。

 

「何言ってんだよ集!」

「ああッ!?」

「いのりはCGなんかじゃねえよ!目を覚ませよ馬鹿!」

「ぶん殴るぞお前ッ!?」

「じゃあ誰が言ったんだよ!」

「後ろの奴だよ!」

 

 颯太はなるほど。と、頷くと再び走り出した。しばらくの間、奇妙な空気が流れるが気にせず再び走り始める。すると、再び颯太が集の方を振り向き叫んだ。

 

「……そういうこと絶対本人に言うなよ!いのりは傷つきやすいんだからな!」

「話を聞いてたか学年最下位ッ!」

 

 本来なら無視する案件も、流石に無視することが出来ず、颯太にドロップキックを繰り出した集だった。

 

 

 ✧

 

 

 モノレールに揺られながら、集は呟いた。

 

「疲れた……」

 

 どんなに学校が嫌いだって普段はここまで疲弊しない。

 面倒事に絡まれ、巻き込まれ、珍しく怒鳴り散らして───と、色々やらかして今に至る。

 

「集」

「はい?」

 

 いのりが集の制服の袖を引っ張り、首を傾げてくる。

 

「集のせいじゃ、ない」

「え?」

 

 考えていたことが口に出ていたか───と一瞬思ったが、直ぐにいのりが首をふるふると振る。

 

「顔に、現れてた」

「……そうですか」

 

 敵わないな、あんたには。と軽口を叩いている内に自宅に到着する集といのり。そこで、そもそも葬儀社に目をつけられなければこれからも平凡な毎日を送れるのでは───?と考えた集は、いつか葬儀社を壊滅させるという願いを抱くようになった。

 扉を開くと、玄関に大量に積まれていたダンボールは大きいものを除き、全て無くなっていた。どうやら、学校にいる時にふゅーねるがやっておいたらしい。

 

「サンキューな、ふゅーねる」

 

 そう言いながら撫でると、ふゅーねるは嬉しそうに手をピコピコと動かす。

 いざこうして見ると、意外と愛らしい外見をしているものである。パスワードを勝手に入力したり、家に勝手に侵入するところを除けば。

 そんなふゅーねるを横に置き、リビングに入ると───集は顔を引き攣らせた。

 

「なんでここで着替えてるんだよ!?」

 

 いのりがリビングで着替え始めていたのである。集は咄嗟に目を背けて事なきを得る。

 

「私は見られてもなんとも思わない」

「嘘つけッ!あんな裸同然の服着てみろって言った時に恥ずかしから嫌だって言ったのはあんただろッ!!」

「……変態」

 

 振り返りそう叫ぶと、クッションを投げつけてくるいのり。

 前言撤回。全く事なきを得てなどいなかった。

 視界が一瞬、真っ暗になると同時に足に鈍い痛みが走る。見下ろせば、ふゅーねるが集の足めがけて突進を繰り返していた。

 集は大きなため息をつくと、ふゅーねるの頭を鷲掴みして動きの一切を封じる。

 

 そうこうしているうちに着替え終わったらしいいのりが集の元へやって来た。

 

「ねえ集」

「……今度は何?」

「お腹空いた」

 

 彼女の底なしの胃を見ている集は、顔が引き攣るのを感じた。

 

「おにぎり、作って」

「……了解」

 

 集は小さく頷いた。

 

 

 

 

 

「はふっ」

「……」

 

 幸せそうな顔をしながらおにぎりを頬張るいのり。これでおにぎりは4個目。未だ成長中の男子高校生でも多い量だというのに、それを意図も簡単に小さな身体の中に収めていく。

 ちなみに、集はまだ一つ目を食べ終えてすらいない。

 

「……母さんにどうやって説明しようか」

「……?」

「母さんに、いのりさんのことどう伝えようか考えてたんだよ」

 

 集がぶっきらぼうにそう言うと、いのりは食べていた手を止めて口を開いた。

 

「桜満春夏、セフィラゲノミクス主任研究員。帰宅は週に一度程度。あと数日は戻る見込みがない」

「それも調査済か。流石としか言い様がない」

「そう。最後の一個貰うよ?」

「……もう勝手にしてくれ」

 

 いのりは最後のおにぎりを手に取り───掴んだところでその動きを止めた。

 

「……迷惑?」

「ん?」

「集は……桜満集は、いのりが迷惑?」

「それは大丈夫なんだけどさ……」

「だけど……?」

 

 小動物みたいに首を傾げられても困る。

 

「俺のこともちょっとは考えてくれ……」

「それなら集がもっと作ればいい」

「いや、冗談だろおい……」

 

 集がそう言った刹那。

 

 インターフォンの軽快な音が響き渡った。

 

「……ちょっと出てくる。いいか?絶対に俺の卵焼きは食うなよ?!」

 

 集は椅子から立ち上がり、玄関に向かう。そして軽く扉を開けて外の人物を確認した。

 

「……谷尋?」

「よう!遅くに悪いね」

 

 ───悪いと思うならとっとと帰って貰えないだろうか。

 

 心の中でそう愚痴る。愛想笑いを浮かべ、谷尋の前に立つ集。

 

「こんな時間にどうしたの?」

「ちょっと思い出してさ……」

 

 そう言って袋に入れられた何かを差し出してくる。

 

「これ、この前話してた映画。見るか?」

 

 意気揚々と袋からそれを取り出すと、髪の長い女性が映し出されていた。

 奪って地面に叩きつけたくなる衝動を必死に抑える集。

 集はホラーの類が得意ではない。

 

「あ、ありがとう。でもこのためにわざわざ来たの?」

「いや。本題はこっちだ。今日のお前、様子おかしかったような気がしたからさ」

「……そうかな?」

「昨日、なにかあった?」

 

 集の中で何かが急激に冷めていく感覚がした。目を細めて目の前の谷尋を見つめる。

 

「何にも無かったよ」

「そっか…………あれ?」

「……ん?」

 

 気づけばいのりが集の横に立っていたのである。今否定したばかりだと言うのにタイミングが悪すぎて、集は額に手を当てた。

 

「君、その炊飯器を持ってどこに?」

 

 どうやらふゅーねるも抱えているらしく、他の人間などどうでもいいと言わんばかりのスタンスを貫くいのりに、集は頭痛がした。

 

「連絡が来た。一緒に来て、集」

 

 ───勘弁してくれ!

 

 と叫びたくなる衝動を押さえつける。その場で固まっている谷尋の肩をつかむと、集は咄嗟に思いついた嘘を口にした。

 

「谷尋。いのりさんが僕の家にいる理由は、いのりさんが僕の親戚の従兄弟の友達の娘さんだからなんだ」

「それだいぶ遠くないか?」

「つべこべ言わずに頷いてくれ……」

 

 有無を言わさず圧倒させ、谷尋を無理矢理頷かせる集。

 それを確認すると、距離の離れてしまったいのりの元へと急ぐ集。その際、谷尋が後方で何かを叫んだ。

 

「おーい!集!!何かあったら言えよ!!」

「機会があったら!!」

 

 

 

 

 

「───寒川谷尋。容姿端麗、運動、勉強ともに常にトップ、そして空手の日本一である完璧超人。そんな彼に反して、私が監視している桜満集は童顔かつ不幸顔で授業態度は最悪と言ってもいい。勉強は中の中、運動神経はいいものの不真面目なため運動神経が悪いと勘違いされている。そして、マジカル八極拳を使うことが出来て、私の裸を見て悶々となって眠れなかった真性の変態」

「最後はいのりさんの愚痴だろ」

「違わない。これは紛れもない事実。『桜満集の本』に書いてあった」

「……その『桜満集の本』って言うのはいくらで買える?言い値で買って破り捨てるからさ」

「残念だけど、非売品なの」

 

 へえへえそうですか、と呟きながら星空を仰ぐ。

 谷尋にはそれ相応の信頼は置いている。噂を流すような男ではないはずなので、いのりと共に住んでいるということは学校に広まることは無いだろう。

 万が一に広まり、颯太に伝わりでもしたら───映研の部活から二人の男子が消えるだろう。

 

「……伝わらないといいんだけど。出来れば血の惨劇は引き起こしたくない」

 

 そこで何かを疑問に思ったいのりさんが首を傾げた。

 

「寒川谷尋は集の友達、なんでしょ?」

「そこはどうなんだろうね。谷尋は誰とでも仲良く出来るし」

 

 何か言いたそうな顔だったが集は無視して言葉を続ける。

 

「凄いやつだよ。あいつは」

 

 集はポケットに手を突っ込んだ。

 

 

 

 

 

「───ああ、今終わった。OAUは乗り気だ。ただ、一つ条件を出された。後で詳しく報告する」

 

 目的地に連れてこられた集は目の前で繰り広げられる異様な光景に沈黙を貫いていた。

 電話を終えた涯は集を見るなり不敵な笑みを浮かべる。

 

「ご苦労だったな」

「なら一々呼び出すんじゃねえよ」

 

 正直な話、集はこの男があまり得意ではない。

 

「にしてもすごい格好だな。とても指名手配犯には見えない」

「銃を持って走り回るだけでは世の中変わらないからな」

「どこかの仏像掘りも同じこと言ってたな……」

 

 白髭を生やした老年の男を思い出した集は、ふつふつと湧き上がる怒りを何とか堪えた。

 

「ツグミ、尾行は」

「オールクリアー!!」

 

 うるせえ、と集が呟くとツグミが集に顔をずいっと近づける。

 

「なによ!なんか文句ある!?」

「文句しか出てこない」

「なによ!ムキー!!」

 

 小学生は大人しく寝てろ、と言いながら涯を睨みつける。

 

「なんでいのりさんが学校に来ている。俺の監視か?」

「問題が発生した。昨日の作戦中、俺達を目撃した奴がいる」

「無視かよこの野郎」

 

 涯はそのまま端末を操作すると、集に投げ渡した。

 

「『ノーマジーン』は聞いたことはあるか?」

「麻薬だろ。確かアポカリプスウイルスワクチン研究中に偶然見つかったとかいう」

「そうだ。取引の時には『シュガー』と名乗っていたらしい。無論偽名だろうが。お前といのりは、高確率でそいつに目撃されている。探し出せ」

「念のため聞くぞ。もし、そいつを見つけたら?」

「殺せ」

 

 その言葉と同時に、涯の顔面スレスレに集の拳があった。

 人間離れしたその速度に冷や汗を僅かに垂らすツグミ。

 

 ───こいつ、なんなの!?

 

 ツグミはいのりの視線を向けるが、いのりは平然とそこで繰り広げる光景を眺めていた。

 集は涯を睨みつけながら、怨嗟のこもった声で小さく言う。

 

「……もし俺がやらないからと言っていのりさんに殺らせてみろ。この拳でお前を殺す」

「ほう。楽しみにしておこう」

 

 笑みを消さず、涯は言った。

 

 ───試されていたのか。

 

 集は心の中で燻る怒りをそのままに涯に訪ねる。

 

「わかったよ。じゃあとっとと教えてもらおうか。ヴォイドの形状を。わかるんだろ?他人のヴォイドが」

「なぜそう思う?」

「六本木での作戦。あれはダリルとかいうヒョロガリのヴォイドが分かってなければ不可能だ」

「なるほど。正解だ。だが、ヴォイドの形状はいのりに伝えてある。後で聞け」

 

 逃げるなクソ野郎。その言葉をいざという時のために取っておくことにした。

救いは(期限:The Everything Guilty Crown 投稿まで)

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  • 不必要

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