藍「紫様の活躍を見てくれよな!」
.....
その頃幻想郷では
藍「紫様!紫様!起きてください」
私は式の声に起された...せっかくの冬眠だったのに...一体何があったっていうの?
藍「これを見てください!」
藍が私に見せたのは今日の朝刊ー、烏天狗が発刊している、文々。新聞だった。そこには、博麗霊夢、霧雨魔理沙謎の失踪と書かれていた
「エイプリルフールネタかしらー?」
藍「今はそういう時期ですが、違います。本当に消えたんですよ」
私は藍からこの話を聞き、本気で霊夢を捜そうと思った。
「霊夢と魔理沙はいつから居なくなってるの?」
藍「1ヶ月前からだそうです...」
一ヶ月以上見つかってないとなると異変の可能性は少ないわね...すると、外の世界に迷い込んだか...
「ちょっと外の世界に行ってくるわ...いつ戻ってくるか分からないから橙の事よろしくね」
私は外の世界に隙間を介して入っていった...
まずは聞き込みかしらね...私は金色の髪の少女と黒色の髪の少女の事をSNSという外の世界の通信をする為のコミュニティみたいなもので拡散をお願いした。しかし、何も動きは無く、私が団子屋でみたらし団子を食べていた時に、眼鏡の少女が話しかけてくるまでは進展が無かった
菫子「紫さんですよね?」
何故私の名前を...?あ、確か霊夢と一緒にいたわね
「私に何のようかしら?」
菫子「Twitterで見かけたんです。黒髪の巫女服、金髪のエプロン姿ってどう考えてもあの2人ですよ...私も幻想郷にお邪魔した時に霊夢さんと魔理沙さんが居なかったから気になってたんです」
手掛かりなしか...霊夢と魔理沙はこの世界自体には居ないのかもしれないわね
「外にはには漫画というものがあるわよね?」
菫子「はい」
「霊夢と魔理沙は漫画の世界に迷い込んでしまったのかも知れないわ」
菫子「そ、そんな、漫画の世界なんて...」
「大丈夫よ、私が境界を操れば1発よ」
菫子「漫画は沢山ありますよ?」
それについても対策はしてある
「こんな時の為に異次元にいても霊夢のいる場所に繋がるようにしてあるのよ」
菫子「用意周到ですね、私も漫画の世界に興味があるので行ってみて良いですか?」
彼女がキラキラした目で私に訪ねてきた
「あなたがどうなっても責任は取らないわよ」
菫子「やったあ!早く連れていってください!」
若いわねぇ...私は空間を弄り、隙間を出現させた
菫子「凄い!霊夢さんが言っていた通りだ」
私は菫子を隙間の中に放り込んだ
「行くわよ」
菫子「もう、繋がったんですか!?」
「ええ」
私は先に隙間から出た。少しして菫子も出てきた
「あんまり変わらないわねぇ...」
菫子「スカイツリーが見えますね...東京なのでしょうか...」
私は菫子を連れて、東京の街を歩いていった