霊と魔の東京喰種   作:サニャ

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魔理沙視点#11 裏切り者

私はアオギリとかいう奴らに金木と一緒に拉致されてしまった...

アヤト「さっさと立て!」

私達2人は、アヤトと呼ばれる男に連行されていた。彼はトーカの弟らしい

金木「絢都くん...」

アヤト「アヤト様と呼べ!」

アヤトは、金木ばっかし殴っている。

私が女だからだろうか、コイツは金木より強い。でも私なら何とか出来る、そう思った。私はアヤトに挑発してみた

「弱いものいじめは止めたらどうなんだ?霧嶋絢都!」

アヤトは一瞬目を丸くしてこちらの様子を窺っていたが直ぐに私に手を出してきた

アヤト「てっ、てめぇ」

「遅いな...」

私はアヤトにカウンターを食らわした

アヤト「ガハッ....覚えておけよ...」

何だかんだしているうちに、私達は扉の前に着いた

アヤト「いまからお前達にはアオギリの幹部に立ち会ってもらう、騒ぎを起こすなよ」

どの口がいうか...さっきまで金木をいたぶってた癖に

タタラ「お前達がアヤトの言っていた新入りか...」

そう言うとコイツは金木に対して衝撃的なことを言った

タタラ「コイツいらない。金髪の方だけ貰おうか」

な、私は会議にいた奴らに無理やり押さえつけられ、金木と別れ離れになってしまった

タタラ「やぁ、君の名前は?」

私は黙秘した。

タタラ「....アヤト、こいつを喋らせろ」

アヤトは少し俯いて答えた

アヤト「はい...」

次の瞬間、私の腕を足で抑えて骨を折りに来た

「馬鹿じゃないの?私を戦力にしたくないのか?」

....タタラは名前も教えてくれないやつは戦力にする必要が無いと言う。

「アンタが折ってたら本気で暴れてたところだったぜ」

仕方ないなぁ、教えてやるんだぜ

「私は霧雨魔理沙。最強の喰種兼魔法使いだぜ!」

こうして私はアオギリに加入する事になったのである。

しばらくしたある日、アジトをみんな留守にする日があった

アジトから一人もいなくなるなんておかしい。きっと全員抜けると見せかけて、金木達の見張りをするんだろう

きっと何かあるな

そう思って私は空から動向を見張っていたのである

私が見たのは金木達がヤモリ達に襲われている所だった

私はそれを見て少しヤモリの味方のフリをしようと思った

「なんだ、なんだ、脱走者か?加担するぞヤモリ」

ヤモリ「助かる」

そして私は金木達を死なない程度にボコボコにしてヤモリの拷問室に入れた

金木に裏切り者と言われた

金木は弱すぎる。きっとこれを経験して強くなれるはずだ。一緒にアオギリを抜けようぜ!

絶対助けてやるからな、金木


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