ワンパンマン ~機械仕掛けの弟子~   作:Jack_amano

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投稿遅くなりました。深海王の回です。




決意

 

 

 

 雨が降っていた。

 

 思いもかけない敵の一撃を受けた俺は、片腕をもぎ取られ、叩き伏せられて災害避難所の壁に大きなクレーターを作り上げた。

 また油断…… 俺も学習が下手だな。

 外部破損は37%。モニターにアームRとカメラアイRの接続エラーが表示されるが行動に支障はない。

 オブジェの様に埋め込まれた瓦礫から抜け出し、ジョイントの具合を確かめる。大丈夫、俺はまだ闘える。

 

「シェルターから逃げ出せるものは今すぐ行け! 俺が勝てるとは限らない!」

 優勢だと思っていた俺の突然の惨状に、今まで俺に喝采(かっさい)を浴びせていた民衆たちは蜘蛛の子を散らすように逃げだして行った。

 そうだ、それでいい。

 写メなんか撮ってネットに上げてる暇があったら、とっとと逃げろ、自分で生き残る努力をしろ! 俺の時には誰も助けに来やしなかったんだから!!

 だが、お前たちには助けようとしてくれた者達がいた。この幸運を自分達でモノにしろ!

「俺が奴の相手をしているうちに行け!」

 俺の故郷の様には絶対にさせない! お前達には先生が必ず来る。それまで俺は―――――――――全力を尽くす!

 

 ビキビキと音をたてて、俺の渾身(こんしん)の左フックで空いた風穴が(ふさ)がっていく。 海人族――――――(すさ)まじいほどの回復力だ。

 傷を治し終えた巨体が、弾けるように民衆の向かって走り出した。

「一匹もぉおおおおおおおおおおおおおお 逃がさなぁあああああい」

 

 させるかっ!!

 

 雄たけびを上げながら民間人に襲い掛かる怪人に、飛び込みざまブーストを掛けた蹴りを入れる。

 体格の差でこっちもカウンターを喰らうが、俺は構わずラッシュをかけた。

 痛みの信号は一瞬だ。ダメージを喰らった警告のためにあるだけで、サイボーグの俺には戦闘に不要な感覚は遮断出来る。

 

 確実に俺の連続蹴りが決まっているのに、敵は一向に怯む様子はない。

 ちっ! 本当になんて回復力だ! 俺の与えたダメージは出来るそばから回復していっている!

 俺が奴を削り切るのが先か、俺のエネルギーが切れるのが先か!

 

 強い!

 

 だがコイツといい、進化の家の連中といい、これくらいの奴等を独りで倒せない様では、あの狂サイボーグに太刀打ち出来る筈がない!

 どうする?! スペック的に俺のパワーは限界だ、水系の怪人に焼却砲は有効だろうが、いかせんエネルギーを充填(じゅうてん)する間がとれない!

 

「が……がんばれお兄ちゃ――――――ん!!」

 逃げて行く人々の中なら、小さな少女の声が聞こえる。父親に手を引かれ、こちらを振り返りながら走る少女の応援は、しつこく食い下がる俺にイライラしていた化け物の気を引いた。

「うるさい、ガキは溶けてなさい!」

 鉄砲魚の様に勢いよく何かを吹き出す海人族、

 

 な!?

 

 いけない! 俺の体は考えるよりも先に動いていた。

 少女をかばい、背後から浴びた液体に、装甲が“じゅぅぅぅっ”と音を立てて溶けて行く。

 重いモノが落ちる音に視界のすみで床を見れば、足元には残された俺の唯一の腕が転がっていた。

 まるでスプラッタの様な俺の姿に、目の前の少女の瞳は恐れと驚愕(きょうがく)に見開いている。

 俺をかばってくれた兄さんもこんな俺の表情を視たのだろうか?

 最後に視た俺の顔がこんな表情だったとしたら… 兄さんはどんな思いで死んでいったのだろう。

 

 もう俺には焼却砲もブースターも人工筋肉も残ってはいない。

 ――――――――――――俺は全ての攻撃力を失ったのだ。

 

 頭を鷲掴(わしづか)みにされ、壁に叩きつけられる、そして喰らう重いパンチ。

 災害レベル竜に対応する強度計算で造られた筈のシェルターの壁はあっさりと抜け落ち、俺は雨の中アスファルトに叩きつけられた。

 

「あなた一人ならあんな溶解液かわすくらい簡単だったでしょうね」

 敵が近付いてくる。

 

 うごけ! うごけ俺の体!

 

「まさかガキをかばって自滅するなんて私も考えつかなかったわ」

 立たなければ! 立って生き残らなくては、あの少女に俺と同じ思いをさせてしまう!

 モニターに次々と展開されていく警告文。赤い文字の警告文が怒濤(どとう)の如く羅列(られつ)されていく。

 

 くそう再起動だ! 動け、動け、動け! オートバランサーをマニュアルに切り替えろ!

 

 だが(あせ)りとは裏腹に、俺のモーターは軽い上滑りな音を立てるだけでギアが噛み合うことがなかった。

 

 その間にも流れていく警告文。急接近アラートが点滅、否応なく脳内に警戒ブザーが鳴り響く。

 (しず)まれアラート! 言われなくたって今の自分の状況が絶望的だってわかってる!

 

「あなたバカだけど私に軽傷を負わせた事は高く評価するわ。もう治ったけどね」

 なにか、何か対処方法は?!

 

「死ね」

 兄さんの最後の姿が脳裏に浮かんだ―――――――――――

 

 

 

「ジャスティスクラッシュ!」

 叫び声と共に 誰かが自転車を投げ付けられたらしい。怪物の攻撃はキャンセルされた。

 あの男は――― C級トップの……

 

「正義の自転車乗り無免ライダー参上!!!」

「いけ…な…い」

 俺が勝てない相手に、普通の人間がどうこう出来る訳がない。

 逃げるんだ、俺のことは放っておけ!

 

「とうッ」

 俺の思いも知らず、掛け声と共に躊躇(ちゅうちょ)なく拳を突き出す無免ライダー。

 その姿は俺を助けようとして無謀(むぼう)にも狂サイボーグに立ち向かい、倒れた兄さんをおもいおこさせた。

 

「もう飽きたのよ」

 無免ライダーは怪物の冷たい声にもめげずに立ち向かっていく、だが一向に彼のパンチが効く様子もなく、逆にそのコブシを握りつぶされて、何度も地面に叩きつけられてしまう。

 ボロボロになったC級1位を無造作に投げ捨てると、深海王は俺を振り返り、残忍な笑みを浮かべた。

 

「あー ごめんね。トドメ刺すの遅れちゃって」

 くそぅ、俺はまた何も出来ずに終わってしまうのか?

 

「ジャ… ジャスティス タックル」

 

 無免…

 

「はぁ?」

 怪訝(けげん)そうに振り返る海人族に、(すが)りつくように無免がしがみ付いていた。

 

「うう… 期待されてないのは わかってるんだ… 」

 なぜ何度も立ち上がれるんだ? 足掻(あが)いても無駄だと解っているのに。

 なぜ? なぜだ?

「C級ヒーローが大して役に立たないなんてこと 俺が一番よくわかってるんだ!」

 それでも無免は立ち上がるのをやめない。

「俺じゃB級で通用しない 自分が弱いって事は ちゃんとわかってるんだ!」

 

「な~~にボソボソほざいているの 命乞い?」

「俺がお前に勝てないなんて事は 俺が一番よくわかってるんだよぉツ……!!

 それでも やるしか ないんだ 俺しか いないんだ

 勝てる勝てないじゃなく ここで俺は お前に立ち向かわなくちゃいけないんだ!」

 

 逃げる事も忘れて、ただただ見入っていた人々が、さざ波のように無免に応援をし始める。

 その声は徐々に大きくなり、怒涛(どとう)の歓声となって押し寄せた。

 

「訳わかんない事言ってないで 早くくたばりなさい」

 

 あいつは俺だ。

 

 自分の弱さに歯軋(はぎし)りをしながら、自分の大切なものを守れずに、狂サイボーグに倒された俺。

 くそっ! 動け俺の身体!! あいつの勇気を無駄にするな!

 あの時とは違う! ヒーローは―――――――――必ず現れる!

 

「ウオォ」

 人々の期待を背に受け、無免は拳を振り上げた―――――――――

 

「無駄でしたぁ」

 

 無免の体が宙を舞う――――――――― だが彼が地面に叩きつけられる音は、いつまでたってもしなかった。

 

 

「よくやった ナイスファイト」

 動かない無免ライダーを抱き抱えているのは… 黄色いヒーローコスチューム・白いマント・赤いグローブ、そして肌色に輝くその頭――――――――― 

 

 先生!!

 

「ま~た またゴミがしゃしゃり出てきたわねぇ」

 来た、来てくれた、先生が!!

「お おいジェノス!おま… 生きてんのかそれ!?」

「先… 生…… 」

 無免をそっと地面に横たえると、サイタマ先生はゆっくりと立ち上がった。

 

「まぁちょっと待ってろ、いま海珍族とやらをぶっ飛ばすからな」

「聞こえてるのよ!」

 先生の相変わらずな空耳っぷりに、怒りも(あらわ)に殴りかかる海人族。

 だが、重量級なサイボーグの俺がふっ飛ぶ程の威力にもかかわらず、生身のである先生は微動だもしない。

 

「あなた… 私の殴打(おうだ)で倒れないなんてやるわね…  今までのゴミとは明らかに違うわ」

「なぁに… テメーのパンチが貧弱すぎるだけだろ」

 目の前の異様な光景に、無免ライダーの敗北に悲嘆にくれていた人々が、信じられないモノを見るようにザワメキ始める。

 

「私は深海王 海の王…海は万物の源であり母親のようなもの。つまり海の支配者である私は世界中全生態系ピラミッドの頂点に立つそんざいであるという事。その私に楯突いたという――――――― 」

「うんうんわかったわかった。雨降ってるからはやくかかってこい」

 下らないと言わんばかりに、やる気のない態度で先生は耳に入った雨水を指でかっぽじった。

 

 ドン!

 

 突然の攻撃、だか深海王の拳は先生に当たらず、逆に敵の身体に大きな風穴が空いている。

 先生の振り抜いた拳の風圧で、海人族の背後の雨がモーセの“出エジプト記”の海のように引き裂かれていた。

 

 流石です… 先生。

 

 いきなり現れた救世主に、人々はまるで映画のように大歓声を上げる。

 そうだ、これこそが先生に相応しい。今までの扱いが間違っていたんだ。人々はやっと現実に気が付いた。

 今やっと世界は先生の素晴らしさに気が付いた!

 

 

『そうかなぁ 実はあんまり強い怪人じゃなかったんじゃね?』

 鳴り止まない歓声を、一人の下卑た男の声が切り裂く。

 

 ?

 

『いや でも色んなヒーローが負けてるぞ…… 』

『負けたヒーローが弱かったんじゃね?』

『それは… 確かに今の見ると敵が弱く見えたけど』

『そこにいるC級ヒーローが一発で倒しちゃったんだぜ(笑)負けたヒーローってどんだけ…』

 

 な…んだと?

 

『A級とかS級とか、ぶちゃけ肩書だけで大した事ないんだな』

『おい やめろよ一応命張ってくれたんだぜ』

『命張るだけなら誰でもできるじゃん やっぱ怪人を倒してくれないとヒーローとは呼べないっしょ 今回たくさんヒーローに重傷者が出たらしいじゃん? そんな人達を今後も頼りにできるかっつーと疑問だよね』

 

 深海王の強さは本物だった。俺が弱すぎるから…先生の桁外れの強さを信じてもらえないのか?

『ま 結果的に助かったからいいんだけどさ ほとんど一般人と変わらないみたいな弱いヒーローは助けに来られても困惑するだけだからできれば辞めてほしいな。やっぱヒーローを名乗るからには確実に助けてくれないとさ』

『おい! お前いい加減にしろよ』

『なんで? なんでオレが怒られないといけないの? ヒーロー協会の活動資金は皆の募金が元になってるんだよ? お金払ってるからにはちゃんと守ってもらわないと困るよね。実際 今回はあのハゲてる人が一人で解決しちゃったわけだし他のヒーローは無駄死にだったよね』

『やめろって!』

 

 おれが… ここまで無残に負けた俺が何を言ってもこいつ等は信じないだろう。俺が弱いばっかりに、先生や他のヒーロー達の評価まで下がってしまうとは・・・・・・不甲斐ない。

 

「あつはつはつはつはつはつはつはつ 」

 先生の―――――乾いた笑いが雨の音を打消す。

「いやー ラッキーだった」

 

 ……? 先生?

 

「他のヒーローが怪人の体力奪っててくれたおかげで スゲー楽に倒せた~ 遅れて来てよかった。俺何もやってないのに手柄を独り占めにできたぜ~」

 

 !先生!!

 

「あ! お前らちゃんと噂をまいとけよ! 漁夫の利だろうが何だろうが、最後に怪人仕留めたのは俺だからな! 本当はただ遅刻してきただけとかバラしたらぶっ飛ばすぞ!」

 

 あなたって人は―――――― なんていうことを言うんですか!!

 

『え…? どういう事』

『あの怪人よわってたのか?』

『ヒーローとの連戦でかなり体力を奪われてたのかも』

 

 先生への好意の歓声は、あっという間に悪意に塗り替えられていく。

 

『あいつサイタマだ…Z市でインチキ呼ばわりされて話題になってたヒーローだよ…間違いない』

『さっきも漁夫の利? それで順位が上がるのか?』

『横取り?』

『何それずるくね?』

『インチキ?』

 

「おいお前ら 倒れたヒーロー達をちゃんと看てやれよ。死なれたら困るんだよ俺が利用できなくなるだろ」

 

『やっぱインチキか?』

『うわぁ…ずるいな』

『やっぱ比べると他のヒーローの方がヒーローらしいな… 』

『怪人を弱らせてくれたヒーロー達がいなかったら今頃は…… 』

『ああ ヒーロー達に心から感謝だな』

 

 …サイタマ先生。それでいいのですね?

 それが先生の進む道だというのなら、俺は何も口を出しません。

 しかし大衆を敵にまわしたとき・・ヒーローとして果たして活動できるのか―――――――――――俺はそれが心配です。

 

「お、雨やんだな」

 海人族を倒したときに拳圧で切り裂いた雲から、徐々に青空が広がっていく。

 

 先生の素晴らしいハg… いや頭部は太陽光が差し込み、神々しく光り輝いてまるで後光のようだ。

 あぁ、俺はまたあなたに命を救われた……

 

 

 

「みんなと一緒に救急車でヒーロー協会の病院に行くか? ジェノス」

 先生が―――――― ボロになった俺を覗き込む。

 こんな…メタルフレーム()き出しの顔を見ても、先生はまだ俺を人間扱いしてくれる。

「い・え・・機密保持のため・・研・究所に戻ります」

 それが… 嬉しいのか、悲しいのか… 俺にはよく判らない。

 

「そっか、研究所どっち?」

「い・・え、ビーコンを送り・・まし・た 先生の・・お手を・(わずら)わせるまで・もあり・・ません」

「そっか、んじゃヘリが来やすいように人の少ない広いとこまで移動すっか。海辺りがいい?」

 騒ぎ立てている人々をよそに、先生はいとも容易く俺を抱き上げた。

 部品が少なくなったとはいえ、この金属の塊の俺を易々と抱える先生を見ているのに、それでも奴らは先生の偉大な力に気付く事はない。

 常識を超える力とは… こうも人の目を曇らせるものなのか。

「背骨、大丈夫か?」

「は・・い・申し訳・あり・・・ません」

 ダークヒーローがS級ヒーローを連れ去ろうとしようとしているようにでも見えるのだろうか? こっちを指差して何か叫んでいる者もいる。

 

 …五月蠅(うるさ)い。黙れ。お前等の考えは間違っている。

 ここは… 世界で一番安全な場所だ。

 

「頑張ったな。自爆しようとしなかったもんな」

 俺に掛ける先生の声は、平熱に見えて、実は温かい。アーカイブに記録していた先生の映像を何度も繰り返すうちに・・微妙に音声パラメータが他と違うことに気が付いた。最初に出会った頃と今とでも少し違う。本当に微妙だけど。

 

「あの・子を・・・俺と同・目に・・合わせたくなかったの・で・・・」

「そうか・・・」

 先生はきっとあの一声を投じた男でさえも… 危機に(おちい)っていたら助けてしまうのだろう。それが当たり前だとでも言うように。

 ・・・俺には到底マネ出来ない。

 

 もしサイタマ先生が追い詰められるような事があったら・・・・・・

 その時は俺が・・・

 

 

 

 

 

 ヒーロー協会の警備員に手を振り、立ち入り禁止の黄色いテープを潜り抜けてランドセルを背負った少年が、壊れたシェルターの中に入ってきた。

 彼のヒーローネームは"童帝"こう見えてもS級5位、協会内でも1・2を争う頭脳派の神童だ。

「あれ? ボフォイ博士!」

 彼は先に来ていた遠隔操作型のスリムな探索タイプのロボットを認めると、嬉しそうに駆け寄った。

 探索機の持ち主はボフォイ、同じくS級ヒーローで、ヒーローネームは"メタルナイト"童帝の尊敬する数少ない大人で、師匠でもあった。

「博士にもヒーロー協会から避難所の強化要請がきたの?」

「アァ」

 10歳ほどに見える天才少年は、ジェノスが突き破って侵入した明り取りの窓を見上げた。

「やっぱり、いくら強く作ったとはいえ強化ガラスじゃ弱過ぎるよね。壁もC級が倒したレベルの敵に、S級が叩き付けられたくらいで貫通してるし… 誰が設計したのか知らないけど怪人舐めてるよね? 根本的な事で言えば、避難所のクセにトイレがないのもダメでしょ」

マシンガンの様に一人で喋る童帝を無視して、ボフォイの操作する探索ロボは目当ての物を探し、程なくそれを見つけ出した。

 

 鈍く光る金属の腕――――――― それは深海王に引き千切られたジェノスの腕だった。

 

 密かにそれを探索機の収納スペースにしまい込む。

「用ハスンダ。先二帰ラセテモラウゾ」

 少年の返事も待たずに、探索機はボフォイの許に帰って行った。

 

 

  

 

  

 




辛かった。書き上げるのに二ヶ月かかった。

深海王の回は、サイタマ先生を語るうえで外せない! と思ってはいたものの、先生のあまりに理不尽な扱いに筆が進まなかった。

フツーの人間が、拳で巨体に穴あけられる訳ないじゃんねぇ~!
オメーラ目が腐ってる。

最初に文句言ったガキは、ジェノスがきっと声紋記憶してると思う。
暗闇では背後に気をつけるべし。







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