ポケの細道   作:柴猫侍

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第七十八話 蜜柑の汁は凶器

 フウジョタウン。綿毛舞い飛ぶ風の町。

 街の高台の方には風車が何基も窺うことのできるこの街は、カロス地方の他の街よりも落ち着いた雰囲気を感じ取ることができる。

 北にフロストケイブと呼ばれる氷の洞窟があり、【こおり】タイプのポケモンが多く生息しているという面でも、ポケモンリーグを目指すトレーナーとしては一度立ち寄りたい場所であろう。

 

 フウジョタウン自体にはジムはない。しかし、クノエシティからヒャッコクシティに行く最短のルートの上に、このフウジョタウンが存在する。

 故に、ライト達もこの街を訪れるのは自然であった。

 なのだが、

 

「うぅ~、寒いぃ……」

「そんな薄着じゃあね。上着貸す?」

 

 寒さに身を震わせるコルニに対し、バッグから一枚自分の上着を差し出すライト。それを受け取って羽織るコルニは、尚も寒そうに身を震わせながらも『アリガト』と礼を口にする。

 カロスの中でも最北端に位置する街なのだから、寒いのは薄々予見できたこと。

 しかし、滞在する期間も短いのだから、以前のような服装のままでイケるだろうと考えていたコルニが、温かい上着を持って来る筈もなく、現在に至っていた。

 コルニがそのようにしてライトの上着を着ている最中、ライトはブルーに買ってもらった服のまま、特に寒そうな様子も見せずに悠々と街の景観を楽しんで眺めている。

 

「ライトは寒くないの?」

「マサラの子供は風の子だから。冬でも外で半袖短パンなんてのも良くあったから……」

「へぇ~。ライトって、家の中の暖炉の前でココア飲んでるイメージある」

「コルニは僕にどんなイメージを持ってるの?」

 

 生憎、ジョウト地方で暖炉など、ちょっとお金持ちの人しか家に設置していないだろうモノをライトの家にある筈が無く、コルニの勝手な自分へのイメージには苦笑しか浮かべることしかできない。

 どちらかと言えば、炬燵に入りながらミカンを食べながら茶を啜る方が好きだ、という考えは置いておき、キョロキョロと辺りを見渡す。

 

「コルニも寒そうだし、風邪ひいたらいけないしね。まずポケモンセンターに行こっか」

 

 昨日バトルしたガーベラの言っていた『イベント』というのも気になるが、まずは寒そうなコルニの為にポケモンセンターに向かおうとするライト。

 その提案に、コルニは意外そうに目を見開いた。

 思わぬリアクションに、ライトは何事かと眉を顰める。

 

「……どうしたの?」

「いや、ライトだったら『馬鹿は風邪をひかない』的な事を言うかと……」

「流石にそんなにひどいこと言わないよっ!? さっきから、僕にどういう感じのイメージを持ってるの!?」

「なんか最近のライトって、淡々と冷たくツッコむイメージがあったから……最初は『ええっ!?』みたいに楽しい反応見せてツッコんでくれたのに」

「いや、お笑い芸人じゃないんだし。それに悪口紛いのツッコミは、思っても言わないよ……」

 

 何やら、互いに慣れてきたこともあってツッコみに少しの違いが生まれてきたらしい。

 それがコルニにとっては冷たい態度に映ってしまっていたらしい為、反省点だとばかりにライトは顎に手を当ててウンウンと頷く。

 だが同時に、コルニが自分に何を求めているのかも分からなくなり、『う~ん』と考え込んでしまう。

 

 閑話休題。

 

 雪もしんしんと降り積もる中、何時までも表で駄弁っているのも肉体的に辛い為、再びポケモンセンターを目指して歩こうとするライト。

 するとそこへ、

 

「……すみませ~ん」

「え? あ……はい?」

 

 オカルトマニア風の女性が、両手で一つの箱を抱えて近寄ってきた。

 何やら、牛乳瓶がたくさん入っていることから、立ち売りでもしていたのだろうと考えるライト。

 

「モーモーミルク……一つ五百円です……一ダース単位でも売っています……いかがでしょうか?」

「モーモーミルク……じゃあ二つ下さい!」

「ありがとうございます~……」

 

 屈託のない笑みを浮かべて財布から千円を取り出したライトは、それを女性に手渡し、代わりに二本のモーモーミルクを受け取った。

 ミルタンクの乳から絞ったモーモーミルクは、栄養満点でよく知られている。

 それはジョウト地方でもよく知られていること。一本五百円は、子供にとっては少し高い金額かもしれないが、その分栄養満点。カロス地方では、風邪を引いた子供にはモーモーミルクを用いたミルク粥を食べさせるやら何やら。

 ちょうど、風邪を引きそうな少女を傍らに連れているのだから、折角といった気分でモーモーミルクを買ったライト。

 

 キンキンに冷えているモーモーミルクを両手に携えながら、未だブルブルと震えているコルニの元に駆け寄る。

 

「コルニ~。モーモーミルク買ったよ~」

「モーモーミルク? ア、アタシに止めを刺す気!? 寒いよォ~!」

「流石にキンキンに冷えたままの奴を飲ませるつもりはないよ!? ポケモンセンターに行けば電子レンジも貸してくれるだろうし、温めてホットミルクにして……ね?」

 

 冷めた体に温かいホットミルク。

 体の芯から温まるだろう提案に、コルニは『おぉ~』と声を上げて鼻を啜る。真っ赤になっているコルニの鼻の先端から、気温がどれだけ低いのかは容易く理解できるだろう。

 カロスを旅して約二か月。各所でこれだけの気温さがあるとは思いもしなかったが、これも旅の教訓の一つになるということだろう。

 

「そう言えばライト……あの女の人、一ダースって言ってたけど、一ダースっていくつだっけ?」

「一ダース? 確かぁ~……十二じゃなかったっけ?」

「十二で一ダース……」

 

 何やら『ダース』という単語に閃きを覚えたコルニは、キラキラと瞳を輝かせてライトを見つめる。

 その瞬間、ライトは直感的に『来る!』と感じた。

 

「サンダースを三ダース! なんちゃって!」

(三十六体のサンダース……静電気が凄そう)

 

 黄色のサンダースが三十六体集まっている所を想像してみるが、如何せん目に悪そうな色合いだ。

 予想通りの駄洒落が来たことに、ハハッと乾いた笑みを浮かべるライト。

 ポケモンセンターに着いたら、温かいモーモーミルクで潤いと温かさを補給しようと考えるライトなのであった。

 

 

 

 ***

 

 

 

 フウジョタウン・ポケモンセンター。

 外の肌を刺すような寒さは無く、休息を求めるトレーナーたちがぬくぬくと温まりながらポケモン達と触れ合っている。

 それはライト達も例外ではなく、借りた電子レンジで温めたモーモーミルクをカップに入れて、舌が火傷しないようにと少しずつ啜っていく。

 

「あ゛ぁ~……生き返るぅ~」

 

 舌に広がる優しい甘さに舌鼓を打つコルニは、今にも蕩けそうな顔を浮かべている。

 未だにライトの上着を羽織っているコルニに対し、昨日の連戦で疲れているポケモンをジョーイに預けたライトは、ジョーイと井戸端会議のようなことをしていた。

 その内容とは―――。

 

「ポケモンスカイリレー……ですか?」

「ええ。三体の空飛ぶポケモンでチームを組んで、ゴールを目指す競技なの」

「へぇ~。昨日のガーベラって人が言ってたイベントって、そのスカイリレーのことだったのかぁ」

「あら、ガーベラちゃんに会ったの?」

「知ってるんですか?」

 

 昨日のメガピジョットの使い手であるガーベラの事を知っている様子のジョーイに、ライトはカウンターに身を乗り出して質問してみる。

 その様子のライトにクスクスと微笑むジョーイは、奥からプクリンによって運ばれてきたケースを受け取り、ライトにケースごとボールを差し出しながら語っていく。

 

「ガーベラちゃんは有名なスカイトレーナーよ。カロスでも名うての【ひこう】使いで、去年なんかはスカイリレーの大会もスカイトレーナー限定の大会優勝タイトルも総なめ!」

「わあ……凄いですね」

「だから今年、故郷で行われるスカイリレーの大会も張り切ってるって訳!」

「へえ……ん?」

 

 ジョーイの口が動いていないにも拘わらず響いてくる声に、違和感を覚えるライト。

 徐に、声が響いてきた背後に振り返れば、意外な人物に思わず目を見開いた。

 

「え、あ……ビオラさん!?」

「やっほー! 見たことのある後ろ姿と思って来てみれば……元気だった!?」

「元気は元気ですけど……えっ?」

 

 ハクダンジムリーダー・ビオラ。

 寒冷地に備えているのか、普段のタンクトップなどの動きやすい服装ではなく、温かそうなジャンパーを身に纏っているビオラは、首から下げたカメラを手に取り、驚いた顔のライトの顔をパシャリと一枚。

 

「あ、ちょ!?」

「いいんじゃない、いんじゃないの!? 前より逞しくなってるって感じ! 今ジムバッジは何個?」

「六個ですけど……しゃ、写真~」

「大丈夫よ! 本人の許可なしに使ったりとかはしないから!」

「そ、それならいいですけど……」

 

 カメラの画面の映っているライトの顔を眺めながら『いいんじゃないの~』とからかうように呟くビオラに、ライトはふくれっ面を浮かべる。

 しかし、今気になるのは何故ハクダンジムリーダーである彼女は、位置的にはハクダンからかなり遠いフウジョタウンにまでやって来ているのかということだ。

 

「ビオラさんはどうして此処に?」

「ん~? それはね、姉さんがスカイリレーの大会の取材をするから、雑誌に掲載する写真を私に任せるって言ってね。後三時間くらいしたら、大会が始まる場所に行くつもりよ」

「成程」

「それまでちょっと暇だったんだけど……ライト君! 手持ちの皆はどうなったの!? 是非見せて欲しいんだけど……」

「手持ち、ですか? じゃあ、皆出てきて!」

「おぉ~!!」

 

 手持ちを見せて欲しいと口にするビオラの要望に応えて、五つのボールを放り投げるライト。

 メディカルマシーンで回復したばかりで元気いっぱいの五体が出て来れば、ビオラは子供のように輝かせた瞳でカメラに手を掛ける。

 

「いいんじゃない、いんじゃないの~!? ストライクはハッサムに進化して……この虫の甲殻を極めた感じの硬さ、【むし】のエキスパートとしては堪らないわぁ! あんなに小っちゃかったヒトカゲもリザードンになって……これはメガストーンかしら! きゃ~、メガシンカするのね!? ヒンバス……あら、綺麗になった? 鱗が前見た時よりも艶が出てるわね! こう、美しさが滲み出てきたみたいな! イーブイもブラッキーになって、クールになったわね! 堪らないわぁ! あら、ジュカインもゲットしたの!? いいわよねぇ~! この鮮やかな緑色のボディ! 森に似合うポケモンってホントいいと思う!」

「は……ははっ」

 

 まさに機関銃(マシンガン)トーク。

 公共の場であることを忘れて声を高らかにライトの手持ちの感想を口にするビオラに、ライトは引きつった笑みを浮かべることしかできない。

 一体何枚撮ったのだろうと思う程シャッターを切るビオラ。

 色んな角度から撮るビオラは、自分の服に付くだろう汚れも気にせずに、鼻息を荒くしながら次々とポケモン達の写真をカメラのデータに納めていく。

 

(でもヒンバスのコンディションに気が付くって凄いなぁ……)

 

 若干引いていたライトであったが、ビオラがヒンバスの美しさのコンディションの変化に気付いた事には、感嘆の息を漏らす事しかできない。

 やはりそこは、カメラマンとしての経験の長さなのだろうか。

 

 暫し、ビオラの撮影を黙って眺めていたライトであったが、ふとズボンのポケットから伝わる振動に訝しげな顔を浮かべる。

 

「ん?」

「ケテケテッ♪」

「あっ、ロトム……」

「ケテ~♪」

「ちょ!? どこに―――」

「あら? あらあら!?」

 

 図鑑から姿を露わにしたロトムは、迷わずビオラのカメラの中へと飛び込んでいく。

 するとビオラの高そうなカメラは、ビオラの手を離れてフヨフヨと浮かび始め、ビオラから離れていった。

 ライトが『不味い』と思った時は、既にビオラのカメラがライトの手持ち達の頭上に浮かび上がっている時であり、不意にパシャっとフラッシュが瞬く。

 思わず瞼を閉じてしまう二人であったが、ふよふよと漂っていたカメラからロトムが飛び出し、浮遊することが無くなったカメラが一直線に地面に落ちるのを目の当たりにし、すぐさま飛び込んだ。

 

「ジュカ」

 

 しかし、地面に落ちるのをライトの手持ち達が見逃す筈もなく、ちょうど眼前まで落ちてきたカメラをジュカインが受け止める。

 その代り、飛び込んだ二人の徒労は無に帰した。

 ただ、床に滑り込む子供一人と大人一人。傍から見れば異様な光景であることは、言わずとも分かるだろう。

 

「あ、ありがとう……ジュカイン」

「はぁ~、ビックリしたぁ!」

「すみません、ウチの居候が……」

 

 ジュカインから受け取ったカメラをビオラに返すライトは、肝を冷やしたと言わんばかりに頬に汗を垂らしている。

 同じく、自分のカメラが壊れるのではないかと思ったビオラは、ホッと胸をなで下ろした様子を見せながら、フヨフヨと漂うロトムに目を遣った。

 

「その子、ロトムなのね! 初めて見たわ~! あら、カメラにちゃんと上から撮った写真が写ってる!」

「ケテッ♪」

「うんうん。このアングルも斬新ね……一体くらい捕まえてしっかり指導したら、私じゃ無理なアングルでも撮影できたりして!」

「このロトムでいいなら……居候であって、まだ捕まえた訳じゃないので」

「えっ、いいの!?」

 

 ロトムを差し出す旨の発言をするライトに目を輝かせるビオラ。

 しかし、ライトがそう言った瞬間に目尻を下げたロトムが、すぐさま図鑑の中へと潜り込んで言った為、早速と言わんばかりにボールを携えたビオラは『あっ……』と残念そうに呟いた後、クスッと微笑んでカメラを首に掛ける。

 

「……遠慮しておくわ。その子、ライト君が好きみたいだしね」

「そうですか?」

「そうじゃなかったら、野生の子が捕まえてもないのにずっと付いてくる訳ないもの!」

「そういうものですかねぇ」

 

 軽く笑いながらビオラの言葉を耳に入れるライトは、ポケットの図鑑の中に収まっているロトムを一瞥するかのように、視線をポケットに向ける。

 すると、そんなライトの後ろから溌剌とした声が響いてきた。

 

「ビオラさ~ん!」

「あら? コルニちゃんじゃない! 久し振り! ちゃんとバトルの練習してる?」

「勿論です!」

 

 ホットミルクを飲み終えたコルニが、親しげな声を上げながらビオラの下に歩み寄っていき、ビオラもまたコルニに対して知り合いであるかのような反応を見せた。

 二人に関係性があるのか考えるライトであったが、そう言えばコルニはジムリーダー試験を受けたのだという事を想い出し、得心いく。

 現ジムリーダーと未来のジムリーダー候補という立場から、先輩と後輩といったような関係なのだろう。

 

「まさかフウジョタウンで会えるとは思わなかったわぁ! どうしたの!?」

「今、ライトと旅してるんです!」

「ライト君と? ほ~う……」

 

 顎に手を当ててフムフムと唸るビオラ。

 すると、徐にコルニの肩を掴んでライトの横に移動させる。何事かと目をパチパチさせる二人に対し、ビオラは特に説明することなくカメラを構えた。

 そして、

 

 パシャ!

 

「……うん! いいんじゃない、いいんじゃないの!? 似合ってるわよ!」

「なにが似合ってるんですか?」

「深いことは考えなくて大丈夫! 後で現像してあげるから!」

「いや、なにが似合ってるんですか?」

「うんうん、映える!  青い春……まさしく青春ね!」

「いやいや、なにが青春なんですか?」

 

 カメラの画面を見て何かを納得しているビオラに、ライトは撮られた写真を見ようとピョンピョン跳ねる。

 だが、そこは大人と子供の身長差。写真を見ようとするライトに対し、バスケのマークのような体勢で意地でも画面を見せないようにビオラが動く。

 終始、ニヤついた顔で画面を眺め続けていたビオラは、満足したのかカメラの電源を切る。

 

「ふぅ……満足満足」

「なにが満足なんですか、ちょっと」

「ライト君、子供で居られる時間は短いんだから、精一杯エンジョイしないと!」

「何を以てしてその発言をしているんですか?」

「特に、純情(ピュア)な恋なんて今ぐらいの歳じゃないとできないんだからねっ!?」

 

 ……ボンッ。

 

 ビオラの言葉に、顔をオクタンのように真っ赤に染めたライトは、メタモンのように目を点にしたライトが硬直する。

 『純情な恋』。そのようなものは、この旅をしている間に考えたことはほとんどなかった。

 まさにピュアな反応を見せる少年に対し、ビオラはウンウンと頷いてライトの肩を叩く。

 

「ま、ライト君もこれから色々あると思うわ。頑張って!」

「僕がこの旅で頑張るのはポケモンリーグですので!!」

「もう、ムキにならなくて大丈夫だから!」

 

 少しからかい過ぎたかと思ったビオラは、笑いながらライトの肩に手を置いた。

 ホットミルクを飲んだ後の比ではない程体温を上げている少年。そんな彼を見かねたのか、ビオラは気分転換にと外の方を指差す。

 

「折角だし、皆でスカイリレーの大会の見物に行きましょ! 今から席を取りに行けば、良い場所で見物できるでしょうし!」

 

 

 

 ***

 

 

 

(最近ライトからの連絡が少ない……)

「クゥ?」

「はぁ~……ラティアス~」

「クゥ~」

 

 秘密の庭でスケッチに勤しむカノン。しかし、最近少なくなった幼馴染の連絡に不満を持っている所為か、その筆捌きは少々ぎこちない。

 人の感情を読み取ることのできるポケモンであるラティアスは、悶々と―――どこか寂しい感情を抱いているカノンにそっと寄り添った。

 

「ふふっ、ありがと。ラティアス」

「クゥ~ン」

 

 スリスリと頬ずりしてくるラティアスに、微笑みながらラティアスの頭を撫でるカノン。

 最初こそ、微笑んでいたカノンであったが、次第に頬を膨らませていき、みるみる内にふくれっ面へと変わった。

 

「そっちが連絡してこないなら、こっちから連絡するだけだから!」

「クゥ!」

 

 そう言ってカノンは、徐にポケギアを取り出すのであった。

 





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