1話は3000文字も書けたのに2話になった途端に1000文字くらいしか書けなくなった作者無能
異端児
「お父さんこれはなんと読むんですか?」
「ああ、それはフランス語でおはようと読むんだ」
「なら、これはなんですか?」
「それはドイツ語でのおはようだな」
「うふふ、
「ああ、そうだね。もしかしたら将来ぼくたちよりもすごいことを成し遂げてくれる気がするよ」
「お父さん次は...」
「よ〜しどれだ?言ってみなさい、お父さんなんでも答えちゃうからね」
「これです。これはなんと読むんですか?」
「ふむ、それは中国語てありがとうと読むんだ」
「でもこれが始まると止まらないのはなんとかしないといけないわね〜」
「そうだな......よし!新人。新人にこれをあげよう。これからは他人に聞くのもいいが自分で調べてみるといい。いずれ自分のためになるからな」
そう言って渡されたのは、英語、中国語、ドイツ語、フランス語、ロシア語の初心者用の本である。中は
彼、
ここまで聞けばよくある、チート持ちの異世界転生と切り捨てられるだろう。だが、彼は違った。彼は
これによって彼は生まれて半年も経たずに言葉を覚え始め、半年が経つ頃には一人で立ち、九ヶ月が経つ頃にはペンを持って日本語の読み書きを覚え始めた。そして現在は日本語の常用漢字は完全にマスターし、外国語に移っているところである。
「ありがとうございます。お父さん。あとは自分で調べてきます」
そう言って新人はリビングを出て自分の部屋へと向かった。本来この時期の子供ならまだ親に構って欲しくて色々としでかすだろう。だが、彼に関してはそんなことはなかった。
「なあ、新人はあの本を理解できるだろうか?思いつきで渡してしまったが」
「大丈夫ですよなんたって私とあなたの子供なんですから」
「ん、そうだね」
少しズレている親も親だが。
まあ、こうして彼は少しずれた親の期待に応えてしまい、生まれてから
ちなみに、好奇心旺盛すぎて幼稚園の先生にまで聞いたりして困らせてしまったのはまた別の話である。
そして、新人が五歳になった頃
「新人、フランスまで行って見る気はないか?」
感想を書いてくれたソルディオス・オービットさん、ありがとうございます。マイページ開いたら感想が来てると書いてあってニヤニヤが止まりませんでした。
お気に入り登録してくださった、村木さん、留守番さん、ソルディオス・オービットさん、ありがとうございます。お気に入り登録とかしてもらえるととても励みになります。
次回も早く書けるように頑張ります
ちなみに、新人の両親は二人とも学者で世界中を飛び回っています。そのため、次のフランスへの旅に新人を連れて行こうということでこうなりました。
次回はフランスに行ってあの子との遭遇です