帰っておいで故郷へin鎮守府   作:放火後ティータイム

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お久しぶりです!
投稿は8月9日の長崎原爆 8月15日の終戦記念日に合わせ投稿したかったのですが
家庭の事情でできませんでした……orz

そしてなんだかんだで底を尽きそう……俺の頭よ……もっと働け……!!

因みにやっとの思いで艦これアーケードで飛龍を着任させられました!!
プレイ回数未だにに四回……1プレイに付き400のボーキ達と資源達
別れを告げること四回で着任しました!!
もう残り資源がヤバいです
次は戦艦だ……戦艦狙うぞ!!
飛龍ちゃんハァハァ……!!



第八話 お父さんと憲兵と初期艦と

日が高く登る正午

俺は嫌になる暑さと戦いながらそうめんを茹でるべく台所の

ガスコンロと向かいあっている。

額から吹き出す汗は俺の体の水分を絞り取っていく

 

今までは一人分しか作らなかったのでそこまで苦労はしなかったし

あくまで料理は趣味なので手作りにはこだわらず冷凍食品に頼ることも度々あった。

だが今となっては仮初めだが娘のフェーミナがいる以上作る料理は二人前になるし

栄養バランスが偏る冷凍食品ばっかりを食べさる訳にはいかないだろう

 

フェーミナはアンドロイド故に飯を食う必要はねぇが

可愛い娘に思い出位は作ってやりたい

手料理だって立派な思い出になるんだぜ?

 

 

 

ピンポーン!

 

そうめんを茹であげ、清涼感溢れるガラスの皿に盛り付けようとしたとき

鎮守府全体にチャイムが鳴り響く。

一般家庭とは違い鎮守府は何倍もの面積を誇るため

音が鎮守府全体に響く特注品だ。

自分が何時どこに居るか分からんからな

近所迷惑?元は軍事施設の近くに家があると思うか?

一応元前線基地だからな?ウチの鎮守府。

 

「ご主人様、お客様でございます」

 

「ああ分かった。今行くと伝えてくれ」

 

 

 

 

~正門前~

 

 

 

「おお!!久しぶりだな!!叢雲!元気にしてたか?」

 

「久しぶりね お父さん。そっちこそ酒に飲まれてないかしら?」

 

通称 ツン<デレ叢雲 (俺命名) 知っての通り初期艦から選べる艦娘の一人だ

陸自から提督になったばっかりの俺を常に支えてくれた先生でもある

今までの俺の戦果は彼女が居たからこそ成し遂げられたとも言えよう。

ある事故から右手に火傷を負っているもののそれ以降大きな怪我もない

お父さん嬉しいよ……(泣)

今じゃ身長が伸び胸部装甲も立派になり、染め上げられてない純白の透き通るような

白い髪は当時のまま。麦わら帽子を被り白いワンピースを着た叢雲は

天使のような美しさを兼ね備えているとも言えよう。

 

 

 

「お前は……さすがにお父さんとは言わねぇか」

 

「いえ……自分は提督殿をお父さんなどと軽々しく言える立場ではございませんので」

 

「真面目だねぇ……お前らしいけどな」

 

こいつの名前は 英 錬次(はなぶされんじ)現在35歳 元憲兵

通称【裏切り狩りの英】とも言われた憲兵で多くの腐れきった豚共をブタ箱に放り込んだ

それも二十歳を迎えたばっかりの青年のころでだ

今じゃ髭も伸び刈り上げた髪が特徴的な青年?へと成長した

胸に大きく「デッド・オア・アライブ」とかかれた真っ白なTシャツに

紺色のジーンズといった【裏切り狩りの英】の名にふさわしい格好をしている

根は真面目なんだけどな。

 

 

その後追加で二人前のそうめんをフェーミナに手伝ってもらいながら茹であげ

四人揃って昼食をとる。

 

「提督殿……気になったのですがそちらのメイドさんはどちら様でしょうか?」

 

「確かに…!今さらだけど気になるわ。」

 

昼食中はこのような微笑ましい光景が続いた

初めて見るフェーミナに質問したり、最近の様子はどうだ?とか

二人に相手がいるかなんてことも聞いたりする

 

最後の質問は誰かって?もちろん俺だ

オトウサンカッッコカリ である以上娘や息子を知らなければなるまい

い……いや……べ…べべべ別にやましい気持ちで聞いたんじゃないぞ!(アセアセ)

 

 

 

 

 

 

 

 

麺もそろそろ尽きようとしていたころ

 

「あの…英様、叢雲様、よろしいでしょうか?」

 

ん?珍しい……!

あのフェーミナが質問をするとは…!

フェーミナは基本的なことは知識に入れてあるしわからないことでも

基本的には自分で調べ答えを得る奴だ

しかし今回は珍しくフェーミナ自身が口を開いた

 

「御二人とご主人様はどのように出会われたのですか?」

 

……なるぼど……そうきたか……

確かにそれは俺と二人しか知り得ない情報だ

 

「んじゃいいか?フェーミナ?かなり長くなるから覚悟して聞いとけよ?」

 

 

 

そう……俺たちが出会ったのは28年前……の今頃

その時俺と英、そして叢雲は出会った

 

 

 

 

 

『ぎゃあああ!!足が!!足が!!』

 

『おい!!お前はこいつ連れて交代しろ!!いいな!!』

 

そこは例えれば人を瞬時に生温かい肉塊にする加工工場

 

『畜生畜生畜生!!こんなのどうしろって言うんだ!!』

 

『避難が完了次第撤退できるんだ!!もう少しの辛b………ッ』

 

『糞!!またやられた!!』

 

ここには慈悲も情けもルールもない

あるのは生か死か 勝利か敗北か

 

すなわちここは戦場

そんな中で俺達は出会った

 

 




どうでしたか?どんなに時間がたとうが相変わらずの駄文です(泣)

話からも察していただけると思いますが次回からお父さんの過去です
期待には答えられないかもしれません

え……?21日に県模試?
なにそれ!?俺聞いてない!!

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