帰っておいで故郷へin鎮守府   作:放火後ティータイム

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どうも!!放火後ティータイムです!!
駄作ですので注意してよんでください!!


第一話お父さんはいつでも待ってる

「お前の飲みっぷりは相変わらずだな」

 

「最近色々あって飲めなかったからね。これだけじゃ足りないよ」

 

「うへ……マジか……もう俺は飲めんぞ……」

 

鎮守府に店を構える居酒屋鳳翔

いつもなら女将の鳳翔さんが呑兵衛達の愚痴を聞く姿や

店内で食事をする姿見える時間帯なんだが今ここには俺を含む二人しかいない

女将の鳳翔さんもいない

正確にはここは居酒屋鳳翔跡地だ

こんな所で酒を飲みかわすド阿呆は俺達位だろう

 

「やっぱり鳳翔さんが居ないとなんか寂しいねぇ……」

 

「鳳翔が居なくても俺がいるだろうが」

 

「らしくない事言うねえ……新しい趣味にでも目覚めたかい?女たらしっていう趣味に」

 

「馬鹿言え。さっきのは愚痴聞く相手なら俺がいるだろうって意味だ馬鹿野郎」

 

全くなんて事言いやがるんだこの馬鹿は……

まぁいい本題に移ろう

 

「まぁこんな話は後にしておれの質問を聞いてくれや」

 

「ん?いいよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前みたいな奴が急に里帰りするなんてどういう風の吹き回しだ?隼鷹?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10年前

人類側と深海棲艦との戦いに終止符がうたれた

結果は人類側の勝利

人類の勝利に貢献した艦娘は解体され普通の女性として生きることになった

 

俺は鎮守府で提督として人類の勝利に貢献した

終戦後はこれまで苦楽を共にした艦娘達を見送ったあと鎮守府跡地に一人で住んでいる

終戦から10年後の昨日、隼鷹から連絡がきた

 

『もしもしお父さん~?明日そっちに帰るから準備よろしくね~』

 

『!?…おいまて!……っち切られた』

 

いきなりの連絡なうえに一方的に話されたので怒りを覚えたが黙っておこう……

 

と言う訳で今日の午前10時に隼鷹が来て今に至る

今回隼鷹は髪をおろしていたため最初は隼鷹どうか分からなかった

でも俺はこっちの隼鷹が好みかもしれない……

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ実はね……お父さんに報告したいことがあって来たんだよ」

 

「だぁれがお父さんだ馬鹿野郎。」

 

「私はここで生まれてここで育ったんだ。提督=お父さんみたいなもんさ。そう呼んだってかまわないだろう?」

 

「……………勝手にしろ……」

 

まさかお父さんと言われる日が来るとは思わなかった

正直恥ずかしいのもあるがとても嬉しい

 

「そんで報告ってのはなんだ?10年間も顔を出さずに外で何してた?」

 

正直に言うと10年間誰一人として鎮守府戻って来るどころか

連絡すらしていない。つまり俺は皆の様子は分からない

 

「家族が……できたんだ」

 

「は?」

 

おい待て……いま家族っていったよなこいつ……ってことは

 

「結婚……したのか……?お前……」

 

「うん四年前にね……ちょっと知り合って」

 

おお!そうか!正直おれは結婚できないのでは?と密かにおもってたんだぞ!

それはさておき……

 

「なぜ俺を結婚式に招待しなかったんだ?」ピキピキ

 

「忘れてた」

 

 

 

 

 

 

俺は泣いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あとそれとさもうひとつ報告があるんだ」

 

「グスッ……なんだ?ヒッグ……言ってみろ……ズビッ」←まだショックをうけている

 

「もう一人家族ができたんだ。」

 

「な……に……!?グスッ……まさかとは思うが……ヒッグ……子供出来たのか?」←いまだに引きずる男

 

「うん。娘ができたの。今は生後1歳8ヶ月」

 

道理で最近飲んでないと言っていたわけだ……育児に専念していたんだろう

 

「マジか……。よし!飲もう!!今夜は俺の奢りだ」

 

「旦那も呼んでいい?」

 

「ああいいぞ!……旦那どこにいるの?」

 

「今は車だと思うよ。昼は町を娘とぶらぶらしてくるって」

 

マジか……この町特に面白いところなんて無いのに良く長時間待ってたな……

あったとしてもパチンコぐらいだぞ……楽しめるところなんて……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜8時

「は……初めまして!お義父さん!!栗林晃太郎です!!」←夫&娘登場

 

「さぁ!!改めて私の家族紹介だ!夫の栗林晃太郎(30)そして娘の鷹子

そして私栗林隼子(ヒ・ミ・ツ)だ!!改めてよろしくね」

 

ああ……なんかこういうの憧れる……

俺も家族欲しいなぁ……50越えたけど……大丈夫だよね……?

 

そういえば隼鷹名前変わってたな……隼子かぁ……覚えとこう

 

「まぁ今日はせっかく来てくれたんだ。なんもないが楽しんでくれ」

 

 

 

 

 

 

 

翌日の正午

 

隼y……隼子達は結局あのあと夜が開けるまで飲み続け結局一泊した

そして別れの時

 

おれは晃太郎の肩を叩いた

 

「隼子を……よろしくな……」ボソッ

 

「任せてください」ボソッ

 

「晃太郎?いくよ?」

 

「ああ!今いく!!」

 

ブロロロロ

 

車にエンジンがかかりエンジンから轟音が響く

 

「お父さんまた来るよ」

 

「ああいつでも来い!この呑兵衛め!」

 

「お義父さん!!また一緒に飲みましょう!!」

 

「楽しみにしてるぞ!!」

 

後部座席で隼鷹と一緒に乗ってる鷹子も手を振ってるようにみえた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隼鷹達いや……隼子達を見送ったおれはまた現在は寝室と化した執務室に向かう

なぜかって?飲み過ぎて頭が痛いんだよ!!

 

「誰か帰って来ないかなぁ……」

 

静かになった鎮守府を見て俺はそう呟いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 




駄作ですねw分かります
こんな感じで戦後の艦娘達の里帰りをテーマに執筆していきます
更新は気まぐれですので間が空くかもしれません

ここでキャラクター紹介
提督(52)
本名不明。おっさん
今でも艦娘達との思い出が詰まった鎮守府に一人で住んでいる
理由は鎮守府は艦娘達の帰る実家だから
顔が怖いあと涙脆い

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