帰っておいで故郷へin鎮守府   作:放火後ティータイム

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更新遅れてすいません。
今回はとてもひどいです。
金剛のトラウマのきっかけを書いたつもりでしたが
どうでもいい世界観を淡々と説明しています。

それでもいいと言う勇者のみが進んでください。


第十三話 お父さんの昔話☆

………どうでもいいことだが俺の過去を話そう……

そう……あの事件は……13年前の6月に起きた……気がする……

 

 

~13年前~

佐世保鎮守府は前線の鎮守府であるため毎日のように激しい訓練や演習、出撃を

行っていたがその日は週に2日だけの休日だったのを覚えている。

よほどの事がない限り出撃や遠征はいかせない。(一部を除く)

 

「………はぁ………そろそろ出撃を控えるか……」

 

夏の大規模作戦を前にして大淀が渡した資源の資料を前にしてため息をついていた。

普段の資源は大本営から定期的び支給されるので問題はないのだが

前線かつ大規模であるため他の鎮守府に比べ出撃が多い佐世保鎮守府は

たまに資源不足に悩んでいた。

普段の出撃でも資源に悩む事があるのに、大規模作戦ともなれば資源が枯渇する未来は見えている。

 

「しかしなぁ……ただでさえ物騒なのに出撃を控えるのはなぁ……」

 

「では提督。警備担当海域の一部を他の鎮守府に任せるのはどうでしょう?

これで出撃の回数が減らせますし、資源の消費もへらせます。」

 

今日の秘書艦の加賀が提案してきた。

学校に本校と分校があるように、海に面する各県には大規模な鎮守府と小規模の鎮守府が3~5くらい

鎮守府が配置されている。

そして各鎮守府がそれぞれ警備を行う海域を決め活動をしている

佐世保は大規模であるが故長崎の大部分の警備を担当している。

長崎は佐世保を含め、長崎・対馬・五島 の計四つ

 

つまり、加賀は佐世保が管理する海域の一部を他者に任せることで出撃を減らそうというわけだ。

 

「しかし向こうも向こうで忙しいだろ?そんな簡単に引き受けると思うか?」

 

「佐世保が重要な戦力であることは向こうも承知のはずです。

こちらの資材を無駄に使わせるということは、大規模作戦における戦力の低下を意味します。

そうなれば向こうの損害も大きくなるでしょう。」

 

「そうなるのを防ぐにはどうしてもウチを頼らざるを得ないから資源を提供する……ってわけか

俺の頭じゃそこまで考えられなかったな……」

 

おれは事務作業より肉体労働派である。

 

……おっと無駄話が過ぎたな。本題はここからだ

 

鎮守府全体に正午を告げるサイレンが鳴り響いた

 

「ああ?もうこんな時間か……そろそろ飯にすっかな」

 

「あら?気づかなかったわ」

 

「別れていいぞ。今日の一時にまた頼む。」

 

「ええ。わかったわ」

 

俺が「折角の休みなのに済まないな」と言おうとしたときだった。

 

「「?」」

 

ドドドドと大きな足音が近づいてくる。

そして''それ,,はドアを蹴破って入ってきた。

 

「ヘーイ!!darling!!」

 

金剛である。

金剛は回転しながら弾丸並の速さで俺に突進してきた。

 

「ぐほぁあ!?」

 

当然、人間弾丸なんて受け止めきることはできるはずもなく押し倒された。

 

「ヘーイ!darling! 今日こそランチは私と一緒に食べるデース!!」

 

正直俺にのっかかった状態でいってほしくない。

 

「こ…こ…金剛離れて…くれ。あとdarlingなん…て言葉気安く使わないでください。」

 

「金剛さん。いい加減にしてくれませんか?」

 

俺は息を荒げ、加賀は頭に青筋を額に浮かべている。

 

「私はテートクの将来のwifeなんだから気にすることないデース!

それよりもカガ~羨ましいんですか~?」

 

「……っ!……頭にきました」

 

息の苦しさのあまり金剛達が何を言っているのかわからなかったが

なにやら喧嘩しているらしい……

 

 

 

「テートクー?ドウシタノー?」

 

「!!??」

 

叢雲の声がした

不味い!加賀も金剛も俺の上に乗っかって喧嘩中だ!

こんなのみられたら提督としての立場が……

 

「騒がしいわね……ってかドア開けっぱなしじゃない!!ちゃんと閉めなさいy……」

 

「darlingは私のものd……あ…」←金剛:提督を押し倒す

 

「勝手に決めないでくd……あ」←加賀:提督を奪い返そうとしているように見える

 

「あ…オワタ」←提督:被害者

 

「……………」

 

叢雲は屑をみるような冷たい目でこちらを睨み付ける

執務室をしばらく静寂が支配したあと

 

「もしもし?錬次さん?緊急事態だからすぐこっちに来て」

 

叢雲が電話で最悪の悪魔を降臨させた。

 

ただでさえ屑提督のやるような現場を目撃された上に叢雲の耳には

金剛の「darling!」が頭から離れておらず、誤解を解くのに二日を要したのだ。

 

どうでもいい話だったがこれが俺が金剛の「darling」とダイブを恐れる理由である。

しかしこれはあくまで過去のお話。

 

じゃあ今はどうか……

 

 

 

 

「ご主人様………言い遺すことはございませんか?」

 

「………せめて残すに変えてほしいです」

 

再び同じ経験(状況は違えど)を味わっています。金剛と一緒に。

 

説得に丸1日を要し、金剛の折角の休みが説教へと変わった。

 

この時のフェーミナの怖さのあまり一週間執務室へ籠らせたのはまた別の話

 

 

 

 

--おまけ--

【おとうさんのにっき】

ふぇーみな をおこらせてはいけない

と こころにちかいました。

 

 

 

 

 




本当にごめんなさい
このようなストーリーは書いたことがなかったんです。

あとストーリーがこのように中途半端な形で終わってしまったこと
本当にごめんなさい。

因みに本編にはまだ未登場の加賀さんは近いうちに出します。

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