英雄を知る破壊者と問題児達が異世界から来るそうですよ? 作:星詠みの観測者
星詠の魔術師でございます
この度はほんとーにお待たせしました!
いや、なんかもうねリアルで色々あって書いては消しての繰り返しをずーっとしてました(´・ω・`)
でも、ようやく納得のいくものが出来たので投稿したいと思い、投稿しました!
楽しんでくれるといいなーと思っていますm(*_ _)m
店に着いたはいいがどうやら閉める前だったらしく、女性店員が暖簾(のれん)を下げようとしているところだった
「待って」
「待ったなしですお客様、残念ながら本日の営業は終了しました」
もはや聞く耳持たずと言った様子だった
「流石は大手商売コミュニティてか?押し入りはごめんくださいって事だろ?」
「文句があるならばどうぞ、他所のお店へ。その場合あなた方は今後出入りを禁じますので」
「出禁!?これだけで出禁とか舐めすぎでございますよ!?」
黒ウサギに対し冷ややかな目をした店員が言った
「なるほど・・・箱庭の貴族である月の兎のお客様を無下にあつかうのは失礼ですね、では入店許可を貰ってきますのでコミュニティのお名前をお伺いしても?」
「・・・・・・うぅ」
「俺達はノーネームつてコミュニティなんだが?」
「なるほど、ではどこのノーネーム様か確認したいので旗印の方をお見せ頂いても?」
「ぅぅ・・・」
と黒ウサギは小声で呻き
「わ、・・・私達に旗は・・・」
「いぃぃぃぃやっほぉぉぉぉ!久しぶりじゃのぅぅぅぅくーろーうーさーぎー!!!」
と叫びながら飛び込んで来た和服をきた少女に抱きつかれそのまま、街道にある、浅い水路まで吹き飛んだ
「うにゃゃゃゃゃゃゃ!?!?!?」
黒ウサギの可愛らしい悲鳴が聞こえ、4人は目を丸くした
「・・・おい定員、今のはこの店のドッキリサービスか?なら俺も別バージョンで頼む」
と十六夜が言うと
「ありません」
「なんなら、有料でも」
「やりません!」
真剣に考える十六夜にキッパリと言い切った店員
「し、白夜叉様!?ど、どうして貴女様がこのような下層に!?」
「ムフフ・・・黒ウサギが来る予感がしたからに決まっておろう!ふへへ・・・やっぱり黒ウサギは触り心地がええのぅ〜」
ここがええのか?ここがええのか?とペットを撫で回す飼い主の様な雰囲気を漂わせながら飛び込んできたロリっ子(白夜叉)が黒ウサギを撫で回していた
「い、いい加減にして下さい!と言うかちょっと離れてください!」
と言って白夜叉と呼ばれた少女の頭を掴み、店にに向かって投げつけた
「ぬぉぉぉ!?」
錐揉み回転しながら飛んできた少女を飛鳥と耀を守る様に前に立った十六夜が受け止め・・・ずに左へ受け流し、死角から飛んできたにも関わらず、涼しい顔で飛んできた少女を龍夜は受け止めた・・・足で
「お、おんし飛んできた少女を足で受け止めるとは何事じゃ!?それにそっちの小僧も受け流すとは何様じゃ!?」
「十六夜様だぜ、和装ロリ」
「龍夜だ、ま、反射的に足が出ちまったんだよ」
と笑いながら自己紹介する2人
「貴女はこの店の関係者の人?」
「うむ、そうだとも。サウザンドアイズの幹部の白夜叉様じゃよご令嬢。仕事の依頼ならその発育のよい胸をワンタッチで」
「オーナー、それでは売上が伸びません」
と冷静な声で店員が釘をさした
「うぅ・・・まさか濡れることになるなんて」
「まぁしょうがねぇな」
「ええなんたって」
「俺達は上空4000mの高さから湖目掛けてスカイダイビングさせられたんだからな」
「因果応報だね・・・」
「うぅぅ・・・」
濡れた服を絞る黒ウサギ
「まぁよい、話があるのなら中で聞こうか」
「よろしいのですか?」
「よい、身元の保証なら私が責任をもつボスに睨まれても責任をとる。」
「そうですか・・・」
むっとした顔をする店員を尻目に5人と一匹は店内へと入った
「生憎と店はもう閉めた後でな。私の私室で我慢してくれ」
個室というにはやや広い部屋に腰を下ろした
「改めて自己紹介じゃ、私は4桁の門2345外門に本拠を構えているサウザンドアイズ幹部の白夜叉じゃ。黒ウサギに昔からちょくちょく手を貸しておる美少女と認識しておいてくれ」
「はいはい、お世話になっております」
と投げやりに受け流す黒ウサギ
「外門って?」
と疑問に思った耀が質問した
「箱庭にある階層を示す外側にある門の事です。若いほど中心に近く強大なコミュニティや猛者たちが住んでいるのです」
と黒ウサギが描く上空から見た箱庭の図を見た4人は
「・・・超巨大タマネギ?」
「どちらかというと、超巨大バームクーヘンではないかしら?」
「そうだな、バームクーヘンだな」
「そういや、バームクーヘンって木の年輪を表した菓子らしいぜ?」
と関係ない話で盛り上がる4人に黒ウサギはガクリとを落とした
「はは、上手いこと例える。その例えなら今居るのは1番外側の世界の果てと向き合う場所になる。あそこには強力なギフトを持ったもの達がおるぞ・・・その水樹の持ち主とかの?」
と言って黒ウサギの持つ水樹に目を向けた
「して、誰が、どのようなゲームで勝利したのだ?知恵か?勇気を試したのか?」
「いえいえ、こちらは十六夜さんと龍夜さんが素手で蛇神さまを叩きのめしてきたのでございますよ。」
「なんと!それは真か黒ウサギ?」
「ええ、本当でございますよ♪」
と黒ウサギは嬉しそうに言った
「そう言えば、白夜叉様はあの蛇神様とお知り合いだったのですか?」
「かっかっ、アレに神格を与えたのはこの私だよ。かなり前・・・まぁ何百年も前の話だがの」
とそれを聞いた十六夜は瞳を光らせながら問いた
「てことは・・・お前はあの蛇より強いってことか?」
「当然じゃ。私は東側の
最強・・・その言葉を聞いた十六夜、飛鳥、耀の3人は目を輝かせた
「そう・・・ならば貴女のゲームをクリアすれば私達は東側最強のコミュニティを名乗れるという事かしら?」
「うむ、そうなるの」
「なるほど、分かりやすい話だな」
そう言って3人は白夜叉に闘争心剥き出しの目を向けた
「抜け目ないのぉ〜依頼に来ながら、私にゲームを挑むとは」
「え、ちょ、ちょっと待ってくだい!」
「よいよい、私を退屈しておってのう」
と黒ウサギを制した
「ところで、おんしはいいのかのう?この私を倒せるかもしれないチャンスだぞ?」
と一人無言を決め込んでいた龍夜に聞いた
「・・・まだ、お前という人物がどんな者かわからないからな・・・部の悪い勝負はしない主義なんでね」
「ほぉ・・・」
「まぁ、お前という人がどんなのか見極めてからだな挑むのは」
と言ってまた静かになった
先程十六夜と共に蛇神を打ちのめした時とはうって変わって、純粋な闘士を込めて、しかし今ここで挑むという訳ではなく抑え込むように口をつぐんだ
「かっかっ、おぬしも面白いやつよの」
と言って3人に向き直り
「一つ・・・ゲームの前に確認しておこう」
と言ってサウザンドアイズの旗印の紋が入ったカードを裾から取り出し笑みを浮かべて言った
「お主たちが望むのは・・・挑戦か?・・・それとも純粋な決闘か?」
直後白夜叉以外のこの場にいた者達は驚愕に目を見開いた
全員が投げ出されたのは白き雪原と凍りついた湖、そして水平に太陽が回る世界だった
「おいおい・・・なんだよ、これ」
突如として現れた景色に十六夜は驚きを隠せなかった
そしてその反応を見た白夜叉は満足そうに言った
「もう1度問おう、お主らが望むのは私ーーー白き夜を司る、太陽と白夜の星霊・・・白夜叉の試練への挑戦か?・・・それとも対等な決闘か?」
と笑みを浮かべながら問いかけた
「くくく・・・あははははは!」
とこの場に似使わぬ笑い声がこだました
「む、どうかしたか?」
白夜叉はその笑い声をあげた人物・・・龍夜へと問いかけた
「なるほどね・・・水平に回る太陽・・・ね」
と言って1人納得したように頷いた
「・・・そういう事か、白夜と夜叉この世界そのものがお前を象徴するものって事か・・・」
「ほぅ・・・なかなかキレが良いのう?その通り、この世界こそ私が持つゲーム盤の一つだ」
久しぶりの投稿過ぎて話の流れとか絶対に覚えて無いですよね(笑)
本当遅くなって申し訳ございませんでしたm(*_ _)m
少しずつ、少しずつ活動を再開させていただきますので
ラブライブ!、ISの方をお待ちの読者様ももう少しお待ちください!
m(*_ _)m
必ず投稿致しますので!
では、次もこの作品になると思いますので、よろしくお願いします!