カラクリの行方   作:うどんこ

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今回、三本立てに出来なかった現世突入編です。前回よりも文量多いです。仕方ないね。最近、4000字以内に全然収まらなくなってきています。3000字前後だった初期の頃が懐かしいぜ。


第十一話 現世

暗黒が支配する世界

 

そこには何も存在しない

 

霊子が渦巻く不浄の空間

 

奈落の暗黒にはいったい何があるのだろう

 

そしてどこに繋がっているのだろう

 

それを知るものはどこにもいない

 

それを知るもの達は

 

どこか遠くへいってしまったから

 

そして今日も闇を抜けようとするもの達がいた

 

おのおのの思いを胸に秘め

 

道なき道をすすんでゆく

 

光あふれる世界を求めて──

 

 

 

 

 

─── 現世へと続く道 黒腔(ガルガンタ) ───

 

 

 

 

 暗い暗い暗黒が支配し霊子の乱気流が荒れ狂う、そんな場所。その黒一色の世界に白き影が三つ存在していた。

 一つは、無駄のない整った霊子の足場を生成し、危なげなく進んで行く。

 もう一つは、先を進んでいく者の足場を歩んでいく。

 最後の一つも同じように、一番前を行く者の足場を怠そうに渡っていく。三つの影が通り過ぎた途端、足場は己の役目が終わったといった様に次々と崩れていった。

 白い影の正体は、先頭から順にウルキオラ、ヤミー、アンジェである。ウルキオラは相変わらず感情が読み取れない顔をしており、ヤミーは退屈そうに、アンジェは何故か憂鬱そうであった。

 

「ウルキオラ君、何で今回の現世調査に自由時間が無いんだい? しかも単独行動は禁止って明らかに私に向けてのものだよね」

「そんなこと知るか。貴様は今回の任務をピクニックか何かと勘違いしているんじゃないか?」

「嫌だな〜、流石にそんな事は考えてないよ。ただ今回の仕事のご褒美として欲しかったってだけだよ」

「俺達は藍染様の部下であり、駒だ。そんな物を求めるな」

 

 ヤミーはふとした疑問を口にした。

 

「自由時間で何するつもりだったんだ? ンなもんあってもする事なんてねえだろ。暴れて良いってんなら話は別だがよぉ」

「そういえばヤミー君は暇だから付いて来たんだったね。私も似たようなものさ。本や漫画、映画を求めて付いて来たようなものだからね。ぶっちゃけ今回の調査はそのついででってつもりだったんだけどね」

「本だぁ? ンなくだらねぇモンがなんで欲しいんだ? 何の役にも立たねえゴミじゃねえか」

「人によって価値観は違うものさ。キミにとってはゴミでも、私にとっては宝の山だ。特に漫画や小説はいいものだよ、妄想の塊のような物だからね。普通じゃああり得ないようなものがいっぱい出てくる。そういったものが、私の知的好奇心を満たす研究のネタになってくれるんだ。素晴らしいだろう?」

「へー。ま、俺にはその素晴らしさは分かんねえな。ウルキオラ、オメーは分かるか?」

「安心しろ、俺にも分からん。それと、もう出口だ。無駄な会話はそこまでにしておけ」

 

 うっすらとした明るさが感じられた。ウルキオラの言葉通り、出口が近いのであろう。

 

黒腔(ガルガンタ)の旅ももうお終いか。最近全然通ってなかったから懐かしく感じたよ。もう少し無駄なお喋りを続けて長く居たかったねぇ」

「減らず口を叩いてないで早く来い」

 

 黒腔(ガルガンタ)の口が開く。そこから光がどんどん差し込んでくる。

 その明るさは、闇が覆う世界で暮らす者達にとって眩しいものであった。

 

「やはり現世というものはいつ来てもいいものだ。本物の太陽を拝めるだけでも来た甲斐があるよ」

 

 青天の空には、薄化粧の如き雲が点々とかかっており、暖かい太陽の光は地上へと降り注いでいる。

 大地には木や、土や、水や、生き物が溢れていた。虚圏(ウェコムンド)では味わう事のできない、生命(いのち)というものを感じさせてくれる。

 

「あン? こんなトコの何がいいってんだ? オレにとっちゃ、つまらないところででしかねえな」

 

 欠伸(あくび)しながらそうのたまうヤミーであったが、アンジェはそんな発言にも特に気分を害することはなかった。

 

「さっきと同じ、価値観の違いってものさ。キミにとっては大したところではないだろうが、私にとってはとても感慨深くなるところなんだよ。()()()()……」

 

 その顔はいつも浮かべる様な表情をしておらず、何処か切なげであった。

 

「お前たち、何をしている。さっさと降りるぞ」

 

 ウルキオラの一言で、アンジェはいつもの様なおちゃらけた雰囲気に戻った。

 

「ウルキオラ君は、此処に来て何か感じたものはあったかい?」

 

 その質問に、顔だけをアンジェに向けた。まるでどういう意味だと訊ねている様である。

 

「私のように素晴らしく感じたり、ヤミー君のようにつまらないと思ったり、何か感情は湧かなかったのかってことだよ」

 

 そう聞き直すと、ウルキオラは少しの間、思考していたようだが、すぐに考えるのをやめてしまった。

 

「俺には素晴らしいやつまらないなどの感情が一切湧かなかった。何も感じない。何も、分からない」

 

 無表情であったが何処か悲しげでもあった。何か思うところでもあるのだろうか。それも分からないのかもしれない。

 

「そうか、何も感じないのか。それは難儀だね。でも、キミにも分かる日が来るはずさ。いつかきっとね」

「……行くぞ」

 

 その言葉と共に、ウルキオラは地上へと直立不動のまま落ちていく。それに続いてヤミーも勢い良く落下していく。二人共減速することなく、山の中へ着陸しようとしているようだ。派手な演出が好きなのだろうか? そんな事を考えながら、アンジェも二人の後を追った。

 程なくして辺りに響き渡る着陸音。そして広がる土煙。アンジェが思った通り、ド派手な登場の仕方になっていた。当のアンジェはゆっくりと降りて来ていたので、土煙に視界を奪われる以外、特に変わったことはなかったし起こさなかった。

 

「な〜にチンタラ降りて来てんだ? 置いてかれても知らねえぞ」

「キミらは意外と目立つのが好きみたいだね。私は恥ずかしがり屋さんだから遠慮したんだよ」

「どっちにしろオレらと一緒に居たら同じだろ。大して変わらねぇじゃねえか」

「気分だよ、気分。同じと見られても、自分は違うって思えるからいいんだ」

 

 クレーターの中で気の抜けた会話をするアンジェとヤミー。だいぶゆるい雰囲気のまま、クレーターの外へ上がっていく。

 

「気を抜くのもそこまでにしておけ。これだけ騒いだんだ、そのうち標的もここに向かって来るだろう」

「あら、目立つ登場の仕方にはちゃんと意味があったのね。こりゃまた失礼」

 

 三人がクレーターから上がると、周囲にはチラホラと人間が集まっていた。先程の衝撃音は何事だと思い、集まってきた野次馬であろう。その顔には好奇心や興味といった感情を読み取れる。

 そんな彼等に対して、ヤミーは不満そうにしていた。

 

「何見てんだよてめえら。見せモンじゃねえんだよ」

「落ち着け。俺達の姿を見てるわけじゃない」

「若い子がいっぱいいるね〜。合宿か何かがあってんのかな?」

 

 一人だけ会話の流れを読んでいないが、残る二人は全く気にしていない。慣れてしまったのであろうか。

 

「見えてなくても、オレらにアホ面晒してんのがムカつくんだよ」

 

「吸うぞコラ」

 

 その言葉と同時に、ヤミーは息を大きく吸い込む動作をした。

 

 

「えヴッ!?」

「げゃ!」

「あ、が……」

 

 周囲から普段聞くことがないような奇妙な声が発せられる。それとともに、周囲に集まっていた人間が次々と地に伏していく。よく見ると、半透明の物体が体から抜け出ており、それがヤミーの口へと吸い込まれていく。

 しかし、被害はそれだけには留まらなかった。上空には既に(おびただ)しい数の魂魄が群を成していた。おそらく、町にいる多くの人間が巻き込まれたのであろう。その全てが、無慈悲にもヤミーの口へ引き摺り込まれていった。

 

「ありゃりゃ、魂吸(ゴンズイ)かぁ、今ならそこらへんのお店の商品、取り放題だね」

 

──魂吸(ゴンズイ)

 

 (ホロウ)が魂魄を喰らう術。弱き者は強き者の糧となる。まさに弱肉強食を体現したものである。

 多くの命を毟り取ったヤミーであったが、相変わらず不満そうにしていた。

 

「かぁ〜! 相変わらず味が薄くて、くっそ不味いぜ」

「私、薄味の魂魄ってお酒のつまみとしてはいけると思うんだ。ヤミー君、試して見ないかい?」

 

 何処からか取り出した日本酒の瓶をヤミーへ手渡す。それを一気に飲み干すヤミー。肝臓が強そうである。

 

「おっ、意外といけるんじゃないか? アンジェ、帰ったらコレもっと寄越せや」

「やだよ。私の秘蔵のコレクションなんだから。それ一本で満足してよ」

 

 多くの命が失われてもアンジェ達は気にも留めていない。彼女らにとって、取るに足らない存在なのだろう。

 

「……驚いたな。こんな近くに取り零しがあるとはな」

「あ?」

「おやおや?」

 

 ウルキオラの視線の先に、二人が顔を向ける。

 森の中に広がる草むら、その中に一人の少女が横たわっていた。一見そこらに転がっている亡骸(なきがら)と変わらないように見えるが、微弱な魂の鼓動が生きていることを示唆している。

 女性にしては短い髪型をしており、白い道着を身にまとっていた。周りには彼女と同じ道着を着た人間が倒れていたので気付くのに遅れたのであろう。

 

「しぶといね〜。ウルキオラ君、あの子を実験体にしてみたいな〜。出来ればお持ち帰りしたいな〜」

「駄目だ」

「ウルキオラ! こいつじゃねえのか!?」

「馬鹿が、俺らが近くにいるだけで潰れかかってるだろう。そいつは(ゴミ)だ」

 

 倒れた少女は、虚ろな瞳でアンジェ達の方を見つめている。見えているのか分からないが、そんな事は些細な問題ですらなかった。

 

「じゃあさっさと掃除するか。潰しちまってもいいよな、アンジェ!」

 

 聞かれたアンジェはどうでも良さそうに答える。

 

「別にいいよ〜。ウルキオラ君がその子を持ち帰っちゃダメって言うからね〜。でも、()()()()()()()()()()()()()()()()を先にどうにかした方がいいかもね」

 

 そう言ってある方向を指差す。その先にはアンジェが言ったように二人の男女が立っていた。まるでアンジェ達をどうにかしに来たようである。そんな二人をアンジェは舐め回すように見ていた。

 

「なんだ、てめえらは。おい、ウルキオラ! コイツらのどっちかかぁ?」

「もっと探査回路(ペスキス)を鍛えろ、ヤミー。どっちも(ゴミ)だ」

「なんだ、つまらねぇ」

「あの子達の観察がしたいんだ。つべこべ言ってないでさっさと襲いかかって来てよ、ヤミー君」

 

 そんな三人をよそに、今来た二人組は倒れている少女の近くへと駆け寄っていた。

 

「井上、有沢を連れて此処から離れてくれ」

「でもそれだと茶渡君が……」

「俺は戦うことは出来るが、傷を癒すことは出来ない。それが出来るのはお前だけだ。だから頼む」

「……うん、無理しないでね」

 

 黒い異形の右腕を持つ男が、アンジェ達の前に立ちはだかる。その間に少女二人はその場を離れようとしていた。

 

「ウルキオラ君、あの老け顔の右腕って珍しいと思うんだよね。お持ち帰りしちゃっても……」

「駄目だ」

「ちぇ〜、分かったよ。あーあ、勿体無い」

「おい、ウルキオラ! アンジェ! コイツ、ブッ殺してもいいんだよなァ!?」

「構わない」

「別にいーよー」

「ってコトだ。覚悟しやがれ」

 

 そうして茶渡と呼ばれる人間にヤミーが近づいていく。その後すぐに嫌な音が聞こえてきた。

 

「やっぱり人間は脆いね」

 

 音が聞こえてすぐ、井上と呼ばれていた少女は振り返る。そこには、異形の腕を無残にも引き千切られ、地面へ倒れ込む仲間の姿があった。

 

 「ヤミー君、そのおっぱいが大きい子の能力も、私見たいな〜」

「あぁん? どうしろってんだ?」

「死なない程度にいたぶってみてよ。そしたら何かしらするだろうしさ」

「けっ! メンドくせぇな……」

 

双天帰盾(そうてんきしゅん)!」

 

 ヤミーとアンジェが無駄話をしている間に少女は行動に移っていた。ヘアピンから離れた二つの小さな物体が、倒れている茶渡の元へと飛んでいく。

 

「へぇ、あの怪我を治すつもりなんだ。結構難しいと思うんだけど自信があるのかな? お手並み拝見と洒落込もうか」

 

 ヤミーをなんとかその場に留めて、観察を始めた。

 二つの物体は楕円形の盾を形成して茶渡を覆い、光で包み込む。それからの変化は劇的であった。みるみるうちに怪我が癒えていく。まるで怪我そのものがなかっかかのように怪我がなくなっていった。

 ヤミーはただ単に珍しいといった様子で見ていた。ウルキオラは時間回帰か空間回帰の類かと判断し、大した興味を持たなかった。しかしアンジェだけ、違った反応を示していた。食い入るように、そして何一つ見逃さないようにその光景を見つめる。その瞳は、純粋無垢な子供のようにキラキラと輝いていた。

 

「おい、ウルキオラ。この女、藍染様の所に持ち帰るか?」

「必要ない。殺せ」

「あいよ」

 

 ウルキオラとヤミーのそんな会話を聞いて我に返る。

 

「ちょっと待った〜! その子の事は私に任せてくれないかい? その子、私にはとっても必要な存在になってくるだろうからね!!」

「何度も言っている筈だ。持ち帰りは禁止だと。藍染様からお前が変な物を持ち帰らないよう注意しろと言われているんだ」

「今回だけは聞けないね。藍染様には私から説明するよ。それでいいだろう?」

「……勝手にしろ。俺はどうなっても責任取らないからな」

「オッケー。じゃあそういう事だから、ヤミー君は後ろに下がっててよ」

「さっきから注文が多いぞ。ま、良いけどよ」

 

 ヤミーと入れ替わり、アンジェが前に出てくる。その足取りはとても軽そうであった。そうして、仲間を庇うように立っている少女の前へとやってきた。

 

「やあやあお嬢さん(セニョリータ)、お名前聞かせてもらっても構わないかな? あ、人に名前を訊ねるのに自分の名前を伝えてなかっかね。これは失敬。私はアンジェ・バニングスという者だよ。しがない研究者さ」

「…………」

「名前くらい教えてくれたって良いじゃあないか。少し傷ついたな。キミが教えてくれないのだったら、そこに転がってる老け顔の彼を拷問して聞き出しても良いんだよ? 私としてもそんな悪趣味な事はしたくないんだけどね。キミも嫌だろう?」

 

 名前を聞くのに相手を脅すアンジェ。かなり悪辣である。仲間を人質に取られた少女は苦々しく返答する。

 

「……井上織姫、です」

 

 名前を聞き出したアンジェは、とても嬉しそうであった。たったそれだけのことなのに、まるで宝を見つけ出したかのような喜びようである。

 

「そっかそっか! 織姫ちゃんね、覚えたよ、うん。良い名前だね〜。名は体を表すって言葉があるけど正にその通りだね! 綺麗な名前の通り見た目も良いし、心も優しそうだよね」

「……どうして、どうしてこんな事するの?」

「難しいこと聞いてくるね。どうしてか……、どうしてなんだろうね。私は分からないな。だってコレやったの全部ヤミー君だし、私とウルキオラ君は()()何もしてないからね。まあ、もし私がやってたら『なんとなく』って答えたかな」

「そんな……、なんでそんな酷いことができるの!?」

「酷い? 何が酷いのさ。人間も同じようなことしてるだろ? 弱者を食い潰したり、気に食わない人間や国を攻撃して滅ぼしたり、その瞬間の感情で命を奪ってきてるじゃないか。今も昔も同じことをしている。私達と何一つ変わらないのに酷いと言われるなんて心外だね」

「私達はそんな事しないッ!」

「そんな事知らないよ。事実をただ述べただけさ」

 

 織姫からの問いをそこで終わらせた。こんな無駄な話をしたい訳ではないのだ。

 

「そうそう、キミ、面白い力を持ってるよね。私、キミの能力に一目惚れしちゃったよ。そこで相談なんだけど、私達と一緒に楽しいトコロに行かないかな? 楽しい生活が待ってるよ〜」

 

 明らかに怪しい勧誘をし始めた。こんな誘いに乗る者など誰もいない。そんなことは知らないといった様子で続けていく。

 

「大丈夫、キミには何にも危害は加えないよ。ただちょっとだけ体を触らせて貰ったり、実験の手伝いをしてもらったりして欲しいだけなんだ」

 

 そう言いながら織姫に(にじ)り寄るアンジェ。

 

「ッ!? これ以上近寄らないで!」

 

 咄嗟に両手を前に突き出し、構えをとる。これ以上近づくと攻撃するという合図なのだろうか。そんな事お構いなしにドンドン距離を詰めていく。

 

「ごめんね……。『孤天斬盾(こてんざんしゅん)』、私は『拒絶する』ッ!!!」

 

 矢のような、丸みを帯びた盾状の弾丸がアンジェ目掛けて飛んで来た。当たればただでは済まなさそうな一撃を、何故か全く避けようとはしない。そして、アンジェの胸にそのまま直撃した。

 

──その瞬間、アンジェを切り裂く筈だった孤天斬盾(こてんざんしゅん)は、()()()()()()()を通り過ぎていった。

 

「え?」

「ダメだよ、ちゃんと狙わなくっちゃ。相手を仕留められないよ」

 

 そして織姫の目の前へ到着した。ゆっくりと、身動き取れずにいる織姫へと手を伸ばしていく。

 

「恐怖に歪んだ顔もいいね。安心しなよ、キミに酷いことは何にもしないから。キミが望むならお友達も連れてってあげるよ」

 

 そのまま織姫の肩を掴んだ。

 

 

──はずだった。

 

 

 

 

「私の知への探求を邪魔するんじゃあないよ。無粋な糞餓鬼が」

「てめえも、俺の仲間に手をだしてんじゃねえよ」

 

 織姫とアンジェの間に巨大な斬魄刀が差し込まれており、それをオレンジ頭の死神が握っていた。




チャドの霊圧が…消えた…!?

次回予告

「予定調和の一護」
「謎の下駄帽子現る」

の二本立ての予定です。


さ、作者はその気になれば2日連続投稿が可能な事を証明してやる……(ガクブル)

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