提督(笑)、頑張ります。   作:ピロシキィ

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夕張改二

当作品だと錨を持参してきそうですね投稿。


提督(笑)と夏の陣

 その日、海軍大将で海軍司令長官の柳本は執務室の一角で伏していた。

 

…蒼龍に膝枕されて。

 

さらに頭も撫でられたりしながら。

 

これを羨ましい、役得等の言葉で片付けてしまうのは少々、酷といえる。

 

海域解放を成した人物が塞ぎ込んでしまい誰も寄せ付けない。

その人物が実は過去から甦った戦神と謡われた人物であると関係各所に根回ししつつ存在をどうするか取り決めてる段階でその功績を巡って上昇志向の強い者たちが派閥争いを繰り広げ、長野の女帝にどこから(おそらく陸軍だろう)か、その情報が漏れ、「この落し前どうしてくれんのだ?」と寝耳に水の状況に追いやられ、悪戦苦闘の末になんとか妥協案を見つけ、海域解放の政府記者会見を統合参謀本部(大本営)で臨んだ。

 

以下、記者会見における要約。

 

『』は政府又は海軍

「」は記者質問

 

『今回の海域解放作戦は、我が国固有の領土である南鳥島を占拠している敵性存在、深海棲艦の大規模な侵攻兆候がみられたため、日本海軍は綿密な計画のもと強襲作戦を実施、この作戦を成功させ、人類初の海域解放を成し遂げたものである。』

 

『今作戦の人的被害は0であり、国際平和における多大な貢献を果たせたと我が日本政府は考えており、人類反攻の転換点、国際平和のために、人類平和のために一層の努力をしていく所存である。』

 

と述べた。それに対して次々と記者からの質問が上がる。海外プレスはそのほとんどが母国に戻っているため、質問は国内メディアからである。

 

「日読新聞の○○です。先のアメリカからの石油輸送は今作戦の布石であったと考えてよろしいでしょうか?」

 

『あくまで国内需要を賄うためでありますが、その様な一面もあったと申し上げます』

 

「昇日新聞の○×ですが、南鳥島の奪還については祝辞を述べさせていただきます。ですが、防衛観点からみた場合、かなりの負担になると思われますが、その辺りはどう考えておられるのでしょうか?」

 

『先程も述べさせていただいた通り、深海棲艦による大規模な侵攻兆候が見られたことから、これを防ぐために行ったものであります。南鳥島が占拠されている事は我が国にとって喉元に突き付けられた刃に等しく、国防上、南鳥島の奪還は最重要案件の一つであった』

 

「大経新聞社の○□です。総理への質問ですが、既にGDPの8%近くが国防費に充てられています。今回の作戦成功に託つけて国防費の更なる予算増額の為のパフォーマンスではないかと危惧する声も聞かれますが、その辺りどのように考えているのでしょうか?」

 

『えー、今のところ国防費は前年同の方針でございますが、我が国の置かれている状況は極めて予断を許されない状況であります。予備費で対処困難な事由が発生した場合、補正予算を編成し対処しなくてはならない状況になることは政府として想定しておかなければなりません。その際にはですね、国民の皆様にご理解をいただけるように勤めて参ります』

 

「丸日ニュースの□□です。国際平和の貢献のために、艦娘の国外派遣要請が世界各国から寄せられていると伺いました。艦娘の派遣については政府はどのように考えておられるのでしょうか? また、派遣しないとした場合、その理由がいかなるものなのか回答していただきたい」

 

『現在のところ海外への派遣は考えておりませんし、関係各国からも要請はされておりません。戦車などの兵器の輸出に関しては問い合わせいただいておりますので、そちらに関しては各国個別に対応しております。では次の』

 

他の記者の質問を遮ってさらに質問を重ねる。

 

「日本が軍事力を独占しているという危惧が世界から持たれていますが、国内からも軍国主義が復活するのではと叫ばれています」

 

『日本国ならびに日本国民は国際社会の一員として正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる侵略戦争は永久に放棄し、武力による威嚇又は武力の行使は、日本国の防衛にのみ発揮すると憲法に示されており、我々は憲法を遵守いたします。では次の方。はいあなた』

 

「ニヤニヤ動画の△と申します。今回の作戦に出撃した艦娘たちが誰なのか教えて欲しいと、また、彼女たちの姿形がわかるものの提示を視聴者から多く求められておりまして…そちらの長門さんからも一言、視聴者へお言葉いただければ幸いです」

 

 

 

そんな気疲れする記者会見を終えてホッとしたのもつかの間、塞ぎ込んだでいた人物が消えたという。

 

旧軍の掘った秘密通路からの脱出であった。

入り口には相応のセキュリティが備わっていたにも関わらず、担当者が解除コードを旧軍の使った暗号符に設定していたことにより一発解除で逃走を許し、いや、それでも一発で解除するのもおかしいのだが、(ちなみに暗号は『極めて機密』であったが今となっては変えたのでどうでもいいことである。)消えたことに気がついた彼の指揮下の艦娘たちが一斉に飛び出していき、連れ戻すのに多大な労力と負傷者を強いられ、消えたと思った御仁は夕方、艦娘を肩車して重要区画に現れた。警備の者たちも子供(のように見える)を肩車してギターケースを担ぐ人物に、監視カメラでみる限りでは、ほんの一瞬だけ気をとられ、それが命取りになった(死んでない)。瞬く間に制圧されていった。

 

そのあとはもう頭を抱えるしかなかった。身内にいる者の不正や反逆罪の証拠の数々、他国から入り込んだ間諜の顔と名前と拠点の資料。ちょっと数時間居なくなったと思ったらこれである。次の日、蒼龍が教えてくれたが妖精たちが彼に協力していたそうだ。細長い葉を持った妖精が相当な権力(妖精内)と情報収集能力を持ってるらしく、ネギ持ちと呼ばれ恐れられているらしい(妖精内)。

 

それが終われば大人しく拘束されたが、今度は彼の指揮下の艦娘達が抗争を辞さない構えをとって解放を要求。

ついでに女帝も現れ、四面楚歌。陸軍も空軍も静観しやがったのだ。

 

お淑やかで知的な印象の大淀が、艤装を展開して、笑顔で「あ、手が滑りました」と発砲してくるという恐怖のどん底に突き落とされ、我々は要求に屈した。というか、そもそも事情聴取で終わらせるつもりであったのに、全く信用してくれない。いや今までの仕打ちを考えればそうなっても仕方ないと思うが、もう少しだけ時間をくれれば穏便に解決できたはずなのに、だ。

 

で、穏便ではないが、話がついてようやく一休みできると思ったのも束の間、元総理で大政治家と呼ばれた御仁と会見するとのことだ。その後で何を言われるかとヒヤヒヤとした眠れぬ夜を過ごし、朝帰りしてきたら「買い物に行きたいのだが、許可をくれないだろうか?」と来たもんだ。

 

「お前マジで大人しくしてろよ!」

 

と言えるわけもなく、歩いて行くなんてとんでもない事になりそうなので、バスと護衛という名の下、監視をつけることでなんとか了承させることになった。

 

その間こちらは身内の浄化作業に追われ、ヘトヘトになりながら宿直室のベッドに倒れ込んだ。

 

が、すぐに叩き起こされることになった。

 

アメリカからの緊急連絡である。

 

クローン? 違う甦ったんです。

 

意味がわからないでしょ?

 

とは言えず、相手方の言い分を聞く。

 

街中でぶらぶらしていたところをSNSで一般人にすっぱぬかれ、その画像をCIAが分析した結果、若かりし頃の長野壱業そっくりであると。これはどう言うことか? とのことらしい。若い頃の写真など出回っていないにも関わらず、やはり、アメリカの諜報力は侮れないと思ったところで、相手方になんと答えるかでの会議が開かれ、相手国の過半数以上を占める宗教では到底受け入れがたいことを加味して、女帝をも招いて議論した結果。長野壱業の隠し子の子孫というなんともし難い結論となった。誰がその事を本人に伝えるかで朝までかかった。頑なに拒み続け、「ここは身内であり心許す女帝様が伝えるのが吉では?」と口についたのが運の尽き。「そんなことを私の口から言わせるつもりか!」とキレられて誰も彼もが執り成しをしてくれず、結局損な役割を押し付けられた。

 

それでも、これでとりあえずは、眠れると思ったら今度は違う国から同じような問い合わせである。ついでに機関についても言及してくる。

 

いやだから、参謀本部下に諜報機関があるよ。

と言っているのに長野機関の存在を問いただしてくるのだから始末に負えない。一応、女帝様に聞いてみれば「さてね」と笑うばかりで、それ以上どうしろと言うのか、議論は平行線を辿る。

 

パスタと引換をと言ってくる国には「取りに来られるならてめえで取りに来い。パスタもきっちり揃えてこいよ!」と遠回しに丁寧な回答をするということで会議が終わり、執務室のソファーに倒れ込んだ。

 

「もうやだ。引退する」

 

と呟いて意識を失った柳本であった。

 

執務机の上に『でかけてきます。ながの』と全文ひらがなで書かれた書き置きがあったが気がつかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんやかんやあって、町に溶け込める格好になった指揮下の娘さん方+αを引き連れて有明に乗り込んだ。

 

乗り込んだのだが…、

 

 

くそっ! この自由主義の豚共めっ、赤く染め上げてやろうか! …オマエラの血でな! 

 

と思ってみても前は自分もそっち側の人間であったのだから言えるはずもない。

 

大体、必死に戦った過去の軍人達の墓標であり、静かに海底に眠る軍艦を萌えキャラにして愛でていた時点で自分自身も業が深いとも言わざるをえないのだから、自業自得、因果応報、長野壱業ってなもんである。

 

この際、自分の名前を四文字熟語みたいに言ってみたが、なかなかどうして違和感がないではないか。

 

そもそも日本において女体化というのは古事記にその片鱗があり、平安時代には男女の入れ替わりの話があったりオネエの話があったり、江戸時代には水滸伝の登場人物女体化版が登場するのだから、今に始まった事でもないのだ。擬人化なんかも付喪神や妖怪なんかはそれに当てはまるし、昔から発想がぶっ飛び、なおかつ変態性をかね揃えるのが日本人クオリティ。ペリーも黒船でやって来たとき、日本人があまりにも性におおらかなもんだからぶちギレたという話も残ってる。明治政府も「国際社会に出るのにこれじゃあかん」と風紀の引き締めを図ったほどだ。その中に、神社で奉るのは日本神話に出てくる神様にしろというのがあり、実は元々は違う神様を祀っていたかもしれない神社というのは結構あったりする。そこで行われてた祭りはきっと単装砲が持ち上がるような光景が広がっていたに違いない。そして俺を転生させたのもそんな忘れ去られた神の一柱だったのかもしれない。まぁ、それはどうでもいい

 

そう、だから目の前に広がる光景は古来より育まれ、我らが民族のDNAに刻まれたひとつの文化なのだ。腹を立てずに凪いだ海のように広い心で「日本人だわぁ」と受け入れてやらなきゃいかんのです。それにあくまでも実在した人物とは何ら関わりがないと宣っているのだから…。

 

 

……って、無理に決まってんだろうがっ!

 

苺ちゃんルート解禁!ってなに言ってんだよバカなの?死ぬの?

 

おもっくそ企業と特設ブースがあるじゃねーか!

おい販売元の皇国ファクトリー! スッゲエ小さい字で二次創作自重しろと書いてんじゃねーよっ!

目の前の光景見えてないのか!? 個人の表現の自由がとかウルセーヨ! 本日、太平洋戦姫2発売じゃねーんだよ! バーカバーカ!

 

それとカメラ小僧ども、さっきからパシャパシャやってんじゃないよ! 邪魔だ、どけっ! お前らの長門派陸奥派なんてどうでもいいんだよっ!! その先に待ってるのは、きのこたけのこ戦争だろうがっ! つまり不毛なんだよ! 俺はすぎのこ派だバーロー!

 

快く写真撮影に応じる君たちも君たちだ。「日本の誇りである我らは何時如何なる時でも民衆の期待に応えねばならん」とか、なにも言い返せねーよ!

 

「え、名前? 鹿島です。えっとコスプレモデルですか? そういうのは私の判断ではちょっと。あ、はいご縁があれば連絡させていただきますね。はい、頑張ってください」

 

俺の好みのラブチュッチュッものを手に入れようにも脇をがっちり固められ、撒こうにも全然撒けない。逆に今みたいにナンパされて心配で離れられない。だってこいつら最終的に拳で黙らせるみたいなこと書くんだもの。

 

まったく、なんて日だ!

 

「提督、この先はいかないほうがいいと思うんですよー」

 

何故だか俺の前にそれとなく立ちはだかる夕張系メロン。俺は欲しいもの全然ゲットできてないけど、君は随分と戦利品を得ているようだね? ズルいぞ!

 

「いわぁいでふ」

 

本日の俺は少々気が立っているんだ。

ほっぺたつねるくらいにはな! さっさと退きなさい。

 

「苺×たまも こそ至高」

 

「鶴子×苺の同期参謀コンビが最強だってんだろーが!」

 

「王道は素子×苺だろん!」

 

こんな会話が時折聞こえてくるんだ。気が立ってしょうがない。

 

「苺ちゃん米帝捕虜陵辱コース一択」

 

…もうヤダこの国。どうかしてる。もうおうちかえる。

 

「ぅゎ、とびきりかわいいょぅじょがいっぱいいるぅー」

 

うちの娘たちに手を出すんじゃねーぞゴラァてめぇ! やんのか? あぁん?

 

「ヒィ!?」

 

「ちょ、壱…業和さんっ! 一般人に絡んじゃダメですよ!」

 

放せユーリエちゃん! そこの野郎、粛清できない!

て言うか、なんで君たちもついてくるんだよ。あとながもんも。お陰で周囲の視線を集めまくって目立つことこの上ないし、人が集まってきて、只でさえ人が多いっていうのに身動きが取れないじゃないか。

 

「あわわわハレンチですぅ~」

 

「そうかな? 私的にはこれぞ純愛って感じで描いたんだけど」

 

榛名が近場のサークルの見本を手にとり、それに売り子が答えている。

 

「こ、これは!?」

 

「oh淀! はなぢ出てるヨー?」

 

違う方では大淀さんが何故かはなぢ出してる。

 

もういい。もう疲れた。おうちかえる。

 

が、後ろを振り返れば、人、人、人の海。もうぐるっと回って帰るしかないじゃん。太平洋戦姫のブツが集まってるところ通り抜けて行くしかないじゃん。

 

「あ、あの子終わったわ」

 

あぁ、終わったよメロンちゃん。ロリ巨乳ものどころか何も得られるものがないなんてな…。

 

もうあとは心を無にして歩くだけだ。

 

 

…。

 

……。

 

………。

 

…………。

 

……………12時方向、あれ、風雲じゃないか?

 

向こうもこちらを凝視している。

 

見つめ合いながら距離を詰めていけば、やはり夕雲型駆逐艦の3番目の娘さんだ。

 

こんなところで何やってんの? とも思ったが、巨匠オータムクラウド先生のアシスタント的なポジションの娘さんだもんな。ということはオークラ先生もいるのか?

 

…いや、ちょっと待て! オークラ先生がコミケに参加しているのはいいさ。だが、問題はこの島に出展していることだ。

 

おい、まさか、…嘘だといってよ風雲っ!

 

「違うんです! 違うんですよっ! ベーダー卿っ!」

 

誰が暗黒卿じゃい! 目がバッテンになっている彼女は背中に何か隠している。というかおそらく見本だ。

 

「そいつを寄越せ」

 

ちょっと見せてみ? テートク怒らないカラ。

 

「ア、ハイ」

 

白目向いてブツを差し出す風雲。

ブツを受け取り表紙を見れば、顎の尖ったやたらイケメンが向かい合う形で苺ちゃんを顎クイッしている。

 

このイケメン見覚えがある。

 

メ□ンブックス…じゃなかった…、メロンの持っていた少女漫画の長野壱業ではなかろうか?

開戦前には四十を越えたおっさんがどうしてこんな影のあるちょいワル王子様みたいになるのか天を仰いだ記憶がある。

 

恐る恐るページを開いて流し読み。

 

無言で俺は再び天を仰ぐことになった。

 

この仕打ちはあまりに酷いのではないだろうか?

 

俺の尻を俺に舐めろってことか!?

 

と同時にブツを丸めて構えをとっていた。

 

風雲の後ろで悠長にくっちゃべっている元凶に向けて、腰を落とし、半身を向け右手に持つ丸めたブツは耳の辺りまで引き絞り、左手は前につき出す。

 

前に置かれた遮蔽物(折り畳み机)はメロンちゃんの手によって退かされた。また、風雲も横にスススとズレる。

 

その姿勢から一気に間合いをつめ、相手を一本突きで刺し貫く。

 

「ぼるちゃんには…ふべら!?」

 

相手は死ぬ。

 

「お、オークラ殿ぉぉぉぉーー! と某のスマホぉぉーー!」

 

悪・即・断!

 

「テートク!?」

 

と後ろから困惑した声がいろんな娘さん達から漏れているが、無視だ。

 

「訳を聞こうか? 風雲」

 

なんでこんなもん描きやがったこんちくしょう。

 

「貴様っ! 我が盟友オークラ氏になんたる仕打ち! 大人しく官憲のお縄につくでござる!」

 

「だまれ小僧っ!」

 

貴様に我が心が救えるのか!?

 

「ぶぴぃ!?」

 

「ごめんなさいごめんなさい許してください ベーダー卿。私は止めたんですっ止めたんですよーー!」

 

だから誰が暗黒卿じゃい! というか風雲がち泣きしてんじゃん。大丈夫だ、売り子頼まれただけだろ? まぁこんなブツを捌いていたことに若干、思うところはあるが、めちゃくちゃ反省しているようだし、それはいいよ。秋雲がなんでこんなものを描いたのか教えて欲しいんだ。

 

「あー、秋雲さんひっさしぶりにキレたわー」

 

吹っ飛んでいったオークラいや、秋雲がむくりと立ちあがり首をこきりと鳴らした。

 

「どこの誰だか知らないけれど秋雲さんキレさすなんてやるじゃん…提督?」

 

「お、オークラ氏! ご無事でござるか!」

 

「はっ! ぼるちゃんもしかして今、魔法陣的なもの浮かび上がってたか!? キタよキタ! 神だ! 私は神になった!」

 

「オークラ氏はもともと神絵師でござるが…あ、拙者のスマホ無事でござった」

 

なんだこいつら…。

 

「描けば出る。うんうん至言だねぇ!」

 

「ほう? レジェンドでも引き当てたのでござるか?」

 

「見てよ。ぼるちゃんこの提督。レジェンドの中でもさいつよのレジェンド、長野提督だよ」

 

と言い秋雲が抱きついてきた。

 

「確かに長野提督は帝国最強と言って過言ではござらんが、その御仁となんの関係が…。そういうプレイは家でやってほしいでござる」

 

なんだこいつらェ…。

 




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