提督(笑)、頑張ります。   作:ピロシキィ

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提督(笑)と問題と

提督(笑)と問題と

 

 

父島警備府の提督の朝は早い。

 

朝日が昇る前に起床し、身支度を整え外へ出る。

 

その手に握るは一本の鍬。

 

警備府の一角に割り当てられたそこで大地を掘り起こす。

 

ただ只管、無心に…いや雑念に囚われながら鍬を振るう。

 

 

 

よっこらセ〇クス、よっこらセ〇クスもういっちょ!

 

ふぅー。大分、畑の体を成してきたかな。

 

今からの時期だとキャベツ、小松菜、ニンジン、ジャガイモ、大根、ネギ辺りかな。

そろそろ植え付けしていこうかね。

 

さてさて、この警備府に着任して早2週間。季節はすっかり夏らしくなってきた。ここはもう夏かな。

もともと父島は年を通して温暖な気候で、冬でも一枚何か羽織れば大丈夫な地域。

 

「て、提督! おはようございます!」

 

鍬を肩にかけて明るくなった空を見つめる俺に声をかけてくる女性。

 

「…おはよう。無理に手伝わなくてもいいのだぞ? 天龍」

 

中二病が抜けきらない世界水準軽く超えてる(自称)の天龍ちゃんだ。

畑耕し始めてから毎日毎日と朝手伝いに来てくれている。

 

「そういう訳には行かねぇ…いかないです」

 

彼女と龍田さんと出会った時、まぁ色々あったわけだが、あの後大変だったな…。

天龍ちゃんの刀の様なものを床に突き刺してその前には土下座する姉妹。

傍から見たら、どう見えると思うよ?

 

どう見てもおっちゃん悪者に見えるよね。

 

そこに運悪く、うちの艦隊の娘さんたちがお出でになる。

 

大淀さんが絶対零度のそらもう冷たい視線を向けているだろ。

小悪魔鹿島ちゃんとメロンちゃんが天を仰いでいるだろ。

お艦は扉に空いた穴を見て「あらあら、どうしましょう」と困り顔だろ?

でもね、そっちは俺じゃないんだとも言えないし俺も床に穴あけたから責任あるし居た堪れない。

ヒェーは一人うんうん唸ってた。…アイツよくわかってなかっただけだと思う。

駆逐艦達は視線を向けたら全力で逸らされた「女の子に土下座させるとかあり得ない」とか思ったんだろうか。

それともそういう性癖だと思われて関わりたくないとか…。

 

まぁ、何にせよ皆して数分か数十秒か、体感では大分長く感じたけど固まった。

で、俺はどうにか意を決して口を開くわけだ。

とりあえず、ごめんなさい許してください。って言おうと思ってさ。でも出てきた言葉が、

「許してやれ」ってどこまでも上から目線で、参っちゃったよ。

皆呆れてたなぁ。

その言葉で一応再起動果たした皆が動き出したんだけど。

天龍ちゃんと龍田さんは大淀さん以外の皆に連れていかれた。きっと保健室、じゃなくて医務室辺りで休ませるためだ。

大淀さんは俺と執務室で業務説明とか備品の有無を確認してた。そんなに淡々と仕事しないで欲しかったな。

あれはちょっと怖かったよ俺。

 

次の日から、皆なんでもないような顔で接してくるから戸惑ったよ。

しばらく口を聞いてもらえないんじゃないかと思ってたもんね。

まぁ、天龍ちゃんと龍田さんだけなんかやたらキビキビと話してたけど…。

 

その辺のことミック先生にどう思うか聞いたけど、人の感情の機微についてはデータ収集中との事で分らず仕舞い。

まぁ、とりあえずは天龍ちゃんと龍田さんにはいつも通りの口調にしてもらう事が目下の目標となっている。

あとは他の艦娘達にも会っているのだけど、まぁ、うん、なんか凄く懐かれてる。

そっちに関しては嬉しさより戸惑いが大きい。

 

それよりも、やはり問題を抱えていた警備府をどうしようかと頭を痛めている。

 

 

 

 

 

 

 

件の男がそんな微妙な勘違いをしていると思っていない天龍は目の前にいる男を見て何とも言えない感情を抱いている。

 

まず、何でアンタが農家の真似事してるんだ? と。

麦わら帽子の上に妖精を乗せて、肩に手拭い、ツナギスタイル。これが何故かちょっと似合ってるのが腹立たしい。

そして一緒に作業するのがちょっとだけ楽しいと思ってしまう自分にも腹立つ。

そもそも何でこの様な事になったかは自業自得なわけだが…、その時の事を思い出すと背筋に嫌な汗が流れる。

 

気が付いたら、ベッドの上。ニコニコ顔の鳳翔、腕を組んでこちらを見下ろす鹿島と夕張。

 

「何があったか詳しく説明してくださるのですよね?」

 

と鳳翔の笑顔で洗いざらい吐かされた。その時、龍田は白くなっていた。

提督が許してやれと言ったらしいからそれ以上の事はなかったが…。

それでも生きた心地がしなかったのは事実。鳳翔はともかくとして夕張と鹿島は艦時代に上司に位置づけられていた艦だ。

例え旗艦交換の流れがあったとしても大戦中はそうであった。とくに夕張に対しては畏敬の念があったことも否めない。

全て目の前の男がその原因なわけであるが…。

まぁ兎に角、私たちの提督に何してくれてんだボケェ! である。

そこで奉仕活動が罰として与えられて、こうして畑仕事を手伝う事になったのだが、

もっと辛い過酷なモノを想像していた身としては少々拍子抜けしたところである。

最悪、夜の相手を…なんて口を滑らせれば、「それはご褒美でしょ馬鹿なんですか!?」と夕張に罵倒され、鹿島はクネクネしていた。

鳳翔も頬を両手で押さえて「あらあら、まぁまぁ」とブツブツ言っていた。

 

「天龍」

 

呼ばれて我に返る。

 

「はい。すぐ手伝います」

 

腕をまくり畑の隅に立てかけてある鍬を手に持つ。

 

「あぁ助かる。だが、その前に一つ」

 

「なんでしょうか?」

 

「お前はお前らしくあればいい。…無理に言葉を直さなくても構わん」

 

「…お、おう?」

 

「あぁ。それでいい」

 

微笑する男の顔を見て、手に持った鍬を落とした。

 

この日、天龍はどことなく上の空であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広い室内に重厚な執務用の机。その横には旭日旗と日章旗が交差して掲げられている。

備え付けの調度品は高級そうに思えるが、どれも落ち着いた色合いをしているので厭味な感じを受けることは無い。

そんな一室で海軍服を身に纏った高年の男は顔には出さないが胃を痛めていた。

 

「休暇はもう十分と言ってるネ!」

 

「おい待て! まだ話は終って…」

 

言葉を遮るように勢いよく扉が閉まった。胃を痛めた原因の一つが扉の向こうに消えていった。

 

椅子に深く腰かけて天井を見上げて溜息をつく。

同時に再び扉が開く。

 

「どうしたの? 金剛さんすごい剣幕で出てったけど」

 

そんな声と共に入室して来たのは、青みが掛かった黒髪と瞳を持った女性である。

髪は短めのツインテール。

緑色の着物にはボリューム満点の夢が詰まっており、下は暗緑色の袴を模したミニスカート。

戦闘時はいつも右手につけている弓懸(ゆがけ)と鉢巻は平時という事もあり外されている。

 

「…蒼龍。ノックくらいしたらどうだ?」

 

「あはは面目ない」

 

反省している態度が見受けられないが彼女は気にしている様子もない。

 

「まぁいい。この間の護衛任務ご苦労だったな」

 

「あはは、それ何度かもう言ってもらってるんだけどなぁ…長官もお疲れですね」

 

「そうだったか…。年を取るとどうにも…な」

 

「それで金剛さんと何かあったの?」

 

蒼龍は海軍大将の指揮下の一人である。

 

「お前たちがいない間の穴埋めでいろんな場所で連戦続きだったから休ませていたのだが…」

 

再び、溜息をつく柳本大将である。

 

「早く戦場に出すネー! て言われたのかな?」

 

あまり似ていない物真似を披露する蒼龍。彼女なりに大将を気遣っての茶目っ気である。

 

「…そういう事だ」

 

中将たちが欠陥兵器だなんだと喚いていたが、一部は制御しきれない存在であることは否めない。

艦娘を兵器とみるか、兵士とみるか、未だに論争に終結は見えないが。

蒼龍を見ながらそのような事を考える。

 

「らしいと言えばらしいけど…。なんだか金剛さんを見てると死に急いでるように見えちゃうんだよね」

 

「……」

 

彼女は義務感だけでこの国に協力している。あの男が死んでも守ろうとした国だからという理由で。

何とかしなくてはと思うものの、いや、何とかできるであろう人物はいるのだが彼女の戦闘力を一提督に預けてしまうのもどうかと思う。

もし、あの男が反旗を、なんて事になったら目も当てられない。

まだまだ測りかねているのだ。果たして汚名を着せたままでいるこの国に対してあの男はどう思っているのか。

せめて5年後に現れて欲しかったと思うも、5年後は恐らくこの国はもっと疲弊しているだろう。

そして自分も流石に引退しているだろう。後釜に据える人物によっては大混乱を招きかねない。

 

「お、これ艦長だよね? 若ーい」

 

金剛が来た時に思わず書類の下に隠した写真を目敏く見つけた蒼龍は、大将の座る椅子の後ろからそれを翳している。

 

「何している?」

 

「お疲れの長官の肩でも揉んであげようと思って、そしたら何やら怪しいものが…」

 

大将の父。蒼龍艦長を務めた男と他何人かの男が写った写真である。

ある伝手を使って、というよりはこの国の最大手企業の名誉会長の老婆から預かったものである。

 

「借り物だ。雑に扱うな」

 

先ほど自分が雑に扱ったことは棚に上げるのである。

 

「あぁ、これは長野提督だ。この頃にはもうこの目つき。あはは怖っ!」

 

「やはり分かるか」

 

「分かる分かる。こんな写真あるなら金剛さんに見せてあげればよかったのに」

 

「…そうだったな」

 

確かに写真だけなら見せても良かった。それで金剛が落ち着くならばと、少し後悔する大将である。

 

「見て見て、まだまだ子供っぽさが残ってるね艦長」

 

父の若かりし頃の写真を見て燥ぐ見た目は若くて美人な女性。

何とも複雑な気分を味わう大将。

そんな思いと共に、そういえば父はよく酔うと蒼龍が沈んだ時の話をしていたと思いだす。

 

「蒼龍が沈みそうな時に父を助けに長野氏が来たというのは本当の事か? いや、すまん忘れてくれ」

 

自分が沈んだ時の話をさせようとしたことに気づいて、しまったと思うのであるが、

このところの胃と頭を痛めさせる出来事が多くて思考が鈍っていたらしい。

 

「あぁアレは凄かったねぇ。艦長が自分を無理やり連れだそうとした部下たちを殴って、燃えてる艦橋の中に入ってきてさ…。

しばらくしたら今度は長野提督が飛び込んで来て一言『…帰るぞ』だもん。それでもヤダヤダって駄々を捏ねる艦長と殴り合って、気絶させて担いで出ていったんだよ」

 

大将の気遣いにあっけらかんと答える蒼龍。それが彼女の魅力の一つなのかもしれない。

自分があと40年若かったらなどと思ってしまうのである。

 

「…そうか、事実か」

 

「うん。その後、飛龍に行って山口提督ともやりあったんだって。どんだけ~って感じだよね」

 

「…記録だと山口提督が体調不良により指揮困難となり…となっていたと思うが」

 

「飛龍がそう言ってたよ?」

 

「……」

 

その言葉を聞いて考えるのを止めた大将である。

 

「そういえば飛龍はどうしてる?」

 

「部屋でゴロゴロするって」

 

艦時代の影響か蒼龍の相方になっていることが多い艦娘を思い浮かべる。

先日行われた大規模輸送作戦に参加した一人でもある。金剛の様に提督なんていらないという艦娘ではないのだが、

提督に求める基準が山口提督や長野提督レベルという、もうちょっとハードルを下げてくれませんかと思うのである。

蒼龍が指揮下にいる事により大将の指揮下にいるような扱いになっているが、提督不在である。

 

「早く誰かの指揮下に入らんものか」

 

いや、派閥を形成するうえで下手なところには行かれないほうがいいのだが、というジレンマもある。

 

「そのうち諦めて長官の指揮下に入ってくれるといいね」

 

「…そうだな」

 

諦めなくてあの男に出会ってしまったらどうなるのか…という事は考えないようにしたのである。

 

「はい、肩揉んであげるから頑張って。やらないと机の上の書類採決の山は片付かないよ」

 

「そう思うのなら手伝ってくれてもいいのだぞ?」

 

「あははは…大淀はどうしたの?」

 

その言葉にピクリと反応を示す大将。

 

「…って…ない」

 

ボソリと小声で呟く。

 

「え? 何?」

 

「もう戻ってこないんじゃ! あの野郎っ! 次から次へと仕事増やしやがって!」

 

「ちょっと長官!?」

 

ストレスの原因は8割9割がアイツのせいじゃね?と思ったら叫んでいた。

 

孫と戯れる潤い日はまだ遠い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海軍大将、海軍司令長官の肩書を持つ男が叫んでいた頃。

 

父島警備府の提督執務室でパソコンと書類と格闘している男。

長野壱業改め長野業和も、頭に駆逐艦を乗せながら盛大に溜息をついていた。

 

もっともこちらは超優秀なパートナーがいる事によって左程苦労している様子は見受けられない。

とりあえず暫くは秘書艦として大淀が付いているのだが、その手が煩わされる事も無く、その点が大淀にとってはちょっと不満であった。

だが、だからと言って暇なわけではない。

提督の執務机(妖精さん曰く提督の書斎机という名らしい)の上には裁決済み、保留、未処理の置き場が作られ、

未処理がどんどん減っていき裁決済みのところと保留に溜まっていく。

大淀は済みの物を関係各所に通達したりとなかなか忙しく、執務室との往復を何度も重ねていた。

優秀過ぎるのもどうかと思うのであった。

 

 

 

どう考えても、どう計算しても、備蓄資材の数量が合わない件。

 

──着服、中間搾取、横流し。お好きなのをどうぞ。

 

もともとお役所仕事には書類がやたらと多いけど、この数は異常だよね。重複した書類とか結構あるし。

書類の山を築いて気を逸らし、混乱させて正確な数字を分らなくしていたという訳か。

提督不在で不正の温床になってたという事ね。

 

資材を運んでくる輸送船も一部グルだよなぁ。

酒の一本や二本なら目を瞑るんだけど、油に鉄に弾薬とちょっと目を瞑れないよなぁ。

机の上で葱を振るうミック先生を見ながらどうしたもんかと考える。

 

──裏帳簿を発見しました。こちらのパソコンにダウンロードします。

 

仕事が早いね。紙媒体ではなく電子データだったのは助かったな。帳簿を抑える手間がなくなったからな。

まぁこれを上に提出するにしても、これだけの規模だと上の誰かが関わっていると思うんだけどね。

上の人間の誰が信用できるか分らんもんねぇ。後でユーリエちゃんにでも相談してみるか。

 

もう一つ厄介なのが、ミック先生がネギでぺシぺシ叩いてる葉っぱである。

 

うん? でも麻取法ってどうなってるんだ? 

講和になってるのだから連合国が史実ほど憲法、法律に口出ししてきてないと思うけど…。

 

──日本主導で1946年3月に制定されています。

 

あぁそれでもやっぱり法規制したのね。ってことはあの大麻畑は違法って訳だな。

 

──大麻は極一部のみですが医療用として用いられています。

 

それは末期ガンとかで余命幾ばくかの人とかかな?

 

──肯定。

 

っても、あれは医療に使われる為の物を栽培しているのではないと思うのだが。

島を散策していたら見つけてしまった大麻畑。

 

さてさて、資材の横流しと大麻と…、

 

「しれぇしれぇ」

 

はいはい。今忙しいからまた後でな。ってかいい加減頭から降りてくれませんかねぇお嬢さん。

 

この警備府には問題が多い。

 

ラノベのタイトルみたいに言ってみたけど、本当にどうするか。

 




いつも皆さま感想ありがとうございます。
ちょwそこまで読むとかw何者ですかwって方がいっぱいでミステリー小説読むとすぐに犯人分っちゃうんでしょうか。

ともあれ、簡単に餃子(苺味)の海軍の経歴を。現在、分かってる範囲とネタバレにならん範囲で。艦これキャラにいない艦はカットしてます。常盤は一応。

1916年(大正5年)11月、海軍兵学校(44期96名中5番)卒業。海軍少尉候補生。
浅間型装甲巡洋艦2番艦「常磐」乗組。
1917年(大正6年)巡洋戦艦「金剛」乗組。12月1日、海軍少尉任官。
1918年(大正7年)8月、巡洋戦艦「榛名」乗組。
1919年(大正8年)3月、中尉に進級。海軍水雷学校普通科学生。
1920年(大正9年)5月、海軍砲術学校普通科学生。
1922年(大正11年)12月 海軍大尉任官
1926年(大正15年)12月 海軍大学校甲種第26期入校。
1928年(昭和3年)11月、海軍大学校を22名中第5位の成績で卒業。海軍少佐
1930年(昭和5年)5月、海軍航空本部員
1932年(昭和7年)1月 第一次上海事変 鳳翔航空機搭乗員
1934年(昭和9年)11月、中佐。
1935年(昭和10年)3月 特II型駆逐艦「潮」艦長
37年12月まで。
1938年(昭和13年)11月、 軽巡洋艦「五十鈴」艦長 大佐
1939年(昭和14年)1月、海軍艦政本部 11月まで五十鈴艦長兼任
1940年(昭和15年)前年12月から「加賀」11月まで艦長。10月観艦式は加賀不参加の為五十鈴乗艦
1941年(昭和16年)12月、真珠湾 連合艦隊司令部附。
1942年(昭和17年)4月、ドゥーリトル空襲。加賀搭乗偵察機にて米機動艦隊発見す。

祥鳳は艦載機更新の為にトラックより横須賀に戻っており、加賀随伴空母。
この時の日本側の陣容
空母(加賀、祥鳳)第四戦隊(愛宕、高雄)、軽巡木曾、第4駆逐隊(嵐、野分)、第7駆逐隊(潮、曙、漣)、第10駆逐隊(夕雲、巻雲、風雲)

同年5月、第四艦隊附。MO作戦は鹿島乗艦。少将。
同年6月、第6水雷戦隊臨時司令。夕張乗艦。ミッドウェー乱入。
同年8月、第一次ソロモン海戦 に・が・さ・な・い敢行&米輸送部隊再突入夕張チャーンス発動。



1945年(昭和20年)8月、坊の岬沖海戦にて戦死。臨時艦隊司令兼金剛艦長。金剛艦長だった同期は榛名艦長




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