ヴィレムside
今日はちあき達との狩りの約束だ。四人パーティーで行く予定だ。俺と【マスク・ド・オウガ】の二人と【アルミナム・バルキリー】と【バイオレット・ダンサー】の二人、計四人だ。この世界ではパーティー制限は無いけどクエストをする場合のみ存在する。今回はクエスト出はなくただアラガミを狩りに行く所謂フリークエストのような感じだ。俺たちは彼女達が来るのを待っている。考え込んでいるうちに来たようだ。
「すまない、遅れたか?」
「おおぉ、早いな!」
開口一番に挨拶を交わすダンサーと感想を述べるバルキリー。
「いや、大丈夫だ。そうだ!紹介しよう!こいつは【マスク・ド・オウガ】名の通りオウガテイルをイメージした仮面を着けたヤツだ!神機は第一世代のブラスト。」
「初めまして。僕は【マスク・ド・オウガ】彼と組んでいる華麗な神機使いだよ!君達の名前と神機について教えてくれるかな?」
【マスク・ド・オウガ】の紹介を聞き、彼女等もどのように自己紹介しようか考えていると、彼からの要望を聞き、簡潔にこう言った。
「では、私から私は【バイオレット・ダンサー】。使っている神機は第一世代のスナイパー。」
「私は【アルミナム・バルキリー】。使っている神機は第三世代の神機で刀身はチャージスピア、装甲はバックラー、銃身はショットガンだ。」
ダンサーは普段からクールだしスナイパーはよく似合うと思う。ここではアバターの色は神機に影響しないため好きに選べるからな。選べないのは世代のみで初めて神機を使うときランダムで決まるからな。バルキリーは性格通りに突撃!って感じで決めたようだな。
「なあなあ!ベイはどんな神機なのか?」
「そうだな。聞きたい。」
「僕は知っているけど彼女等は知らないから話してあげたらどうかな?」
三人からの要望に俺は包み隠さず答えた。
「俺のは第三世代の神機で刀身はヴァリアントサイズ、装甲はシールド、銃身はブラスト、血の力は【喚起】だ。」
馬鹿はうんうんと頷いているが二人は疑問があるらしく尋ねてきた、
「待て!血の力とは何だ!」
「ああこれは・・・」
「説明しよう!血の力とは第三世代のみに発現する力だ!血の力は個人で異なるもので自らの力を強化若しくは仲間の力を強化することが出来る。第三世代はブラッド・アーツと呼ばれる所謂必殺技を使うことが出来る。だが、ブラッド・アーツは第三世代以外も使うことが出来るようにする方法がある。それが彼の血の力【喚起】だ。それ以外に自分に及ぼすものもあるがそれはそれを使ったときでいいだろう!どうかな?僕の説明は?」
「わかりやすかったよ?」
「疑問系は酷くないかな!」
「つーか、お前。説明とんじゃねぇよ!」
「すまない。我が友よ!」
こいつ俺の見せ場取りやがって!まぁ俺が説明するより詳しいからいいか。じゃあ、
「行くか!」
「そうだな!」
「ちょうどあそこにヴァジュラの群れがいるよ!」
「なら!」
「「「狩り尽くすぜ!ヒャッハー!」」」
「おっ、おー。」
俺や【マスク・ド・オウガ】、バルキリーは叫びながら突撃した。ダンサーは元気がなかったが共に突撃した。こいつも染めてやるぜ!そして俺たちは狩りまくった。前世では出来なかったプレデターフォームでアラガミを掴みハンマーのように別のアラガミに叩きつけるなんて方法とか!盾で殴るとか!結合破壊ではなく足などの切断とか!ハイテンションで狩りまくってたら何時しかダンサーがうずうずし始めた。本人はハッチャケたそうだか理性がまだ勝っているようだ。故にこちらがヒャッハーするときダンサーに向かって誘ってみる+【マスク・ド・オウガ】が後から囁くとかを繰り返していくうちに、
「クハハハ!テメェ等の血ぶちまけろ!」
「僕の華麗なる銃撃で破ぜろー!」
「この槍でお前達を串刺しだー!あっ!貫通しちゃった!」
「クックック、君達の目潰すのは愉しいな!一匹、二匹、三匹、クックック。」
上から俺、オウガ、バルキリー、ダンサーとしっかりハッチャケたみたいだ。そして俺たちはこの日アラガミの討伐数が気づいたら大小合わせ1000いったようだ。帰投後、神機使いからは唖然として見られた。だがそれよりも1000ものアラガミがそのフィールドに存在していたことに驚いていた。
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