アクセル・ワールド 闇の不死鳥(仮)   作:羽撃鬼

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第10話 修学旅行前(M・G)

修学旅行前ちあきの屋敷にて、

 

ヴィレムside

「つーわけで俺来週に沖縄に行くから、土産物欲しかったらこの紙に書いてくれ。馬鹿以外。」

 

そう言って彼女らの前にメモ帳を置いた。

 

「ヴィレム君、こういうのは自分で偏見を持って考える物じゃないか?」

「時間短縮のためだ!(面倒なだけだが)」

「あ~、まあなんだ。書いとくか。」

「よし、副部長。次は私だな。………ほら、リーリャ。」

「うん。ありがと、ちあき。」

「よし、書いたな。じゃあ、これでいいか。もちろん宗重郎さんには買うから安心しろ。」

 

そうして俺はメモを回収しようとした。

 

「待てー!なんか忘れてないー!」

「ああ、ごめん。執事さんの分も買わなきゃな。」

「違うー!なんで私には無いのー!」

「ああ、そのことか。お前の分は決まっているからな。特に言う必要がないと思ってたわ。」

「ええ、マジ。良かったー。」

「ああ、ゲテモノ料理とかにしようかと。ん?聞いてないか。まあ、いいか。」

「それは優子でも確実に切れると思うぞ。」

「包装と中身が違うように偽装するから大丈夫だろ。まるで業者が間違えたようにしっかりと偽装するから。」

「そこまでするものなのか?」

「ああ、あいつ。リアクションが面白いだろ。ああいうやつがいじられキャラというのに正しいだろ?」

「確かに否定はできないな。」

「部長は存在がギャグだからな。」

「?」

 

俺の問いに関して二人は肯定した。だが、リーリヤは分かってなかった。この話は終わりにして、別の話題をふることにした。

 

「そういえば、お前ら。メールは見たか?」

「うむ。いずれ、戦ってもらえるのだろう。楽しみだ。」

「君が彼女のリアルでの知り合いだったのはびっくりしたよ。」

「ちあき、うれしそう。わたし、も、うれしく、なった。」

「ねえねえ、ちあちあ?胡桃ちゃん?りぃたん?何の話?」

「おい、もしかして優子には………」

「送ってないが?どうした。」

「だから、何の話?」

「何ということもない。ただ、いずれ【ブラック・ロータス】がちあきの挑戦を受けてくれるということだ。」

「………え?えー!マジでホントにウソー。」

「壊れたか?」

「壊れたな。」

「こわれ、た?」

「もともとだろ。」

 

そして優子は数分間思考が停止した状態になり、俺たちが執事さんに呼ばれて別室に行ってしばらくして叫んでた。その後リーリャがlevel3になったのだと近況報告じみたことをした。ちあき達演算武術研究部がリーリャがlevel4になったらレギオンを作るといっていた。その時、ちあきにレギオンに誘われたが保留にしてもらった。因みに俺が入ることは賛成のようだ馬鹿以外は。それから、いつものようにある程度騒いで帰った。

 




バイトがきつい。特に接客が。

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