設定集(未完成)
【用語】
■IS
アイエス。篠ノ之束の開発したパワードスーツ、インフィニットストラトスの略称。現実世界においては女性にしか使えない代物であるが、仮想世界の中では男性でも扱える。
ISは既存の軍事兵器を過去のものとした。その要因の大半が慣性操作(イナーシャルコントロール)による衝撃の無効化にあり、ISに傷をつけるには攻撃側にも慣性操作が必要となる。
ISバトルが競技として成立した理由の一つとして、ISの防御力が挙げられる。実弾を撃ったところで操縦者に傷が付かないからこそ競技として成り立つ。仮想世界のアバターならば尚更のことであり、ISVSは現実と比較して違和感のない代物であったことから現実のISバトルは廃れていった。もっとも、現実で競技が行われないのは、弾薬費などの経済的な理由が大きかったりする。
現実に存在するISの総数は467。これは篠ノ之束が世に配った総数であり、束が世間から隠したISも存在しているため厳密にはこの数よりも多い。
機体構成はおおよその大枠であるフレームに様々なパーツを取り付けるというもの。フレームの段階で装備できるパーツの上限とサプライエネルギーの供給効率がある程度決まっている。
■ISVS(アイエス・ヴァーサス)
正式名称はインフィニットストラトス・ヴァーストスカイ。ISの登場以降、人知れず世に現れた高性能な仮想シミュレーター。言い換えるとVRゲーム。従来の技術では到底実現できない機能の数々を生み出した人物は当然のように篠ノ之束である。ただし、ゲームとしてのシステムを構築した人物は別に居て、その男は単純にクリエイターと呼ばれている。
■ISCA(イスカ)
ISVSをプレイするために必要なカード。プレイヤーの情報はこのカードに集約されている。
■コア・ネットワーク
ISコア同士が結ぶ通信回線網。ISコアはコア・ネットワークにつながっていなければ起動しない。
■PIC
パッシヴ・イナーシャル・キャンセラーの略称。ISの基本機能にして、ISの優位性の大半を担う重要機能。重力の影響を軽減して浮遊・飛行する機能であるが、ISの防御機構の第1層として衝撃を無力化する働きもある。
■装甲
ISに装着する機械パーツなどの防具。敵ISからの攻撃でPICで防げなかった攻撃を受けるために存在する防御機構の第2層。主な役割はシールドバリアの保護である。ただし、装甲を付ければ付けるほど、ISの容量が圧迫され、シールドバリアの出力が減衰する。
■シールドバリア
別名、皮膜装甲(スキンバリアー)。ISの防御機構の第3層。熱や放射線などPICでは守れない様々な要因から操縦者を保護する。IS戦闘において、物理的な衝撃もEN攻撃も軽減する万能な防御機能であるが、物理的な衝撃に弱く、一定以上の衝撃を受けると破壊される。
■アーマーブレイク
状態異常:シールドバリア破損のこと。アーマーブレイク中はシールドバリアの修復にエネルギーが回されるため、サプライエネルギーの使用に制限がかかる。
■絶対防御
ISの防御機構、正確には操縦者保護の第4層にして最後の砦。他の防御機構で防ぎきれなかったダメージを操縦者が受けるとき、そのダメージを無かったことにする。この世界観における最大のオカルト要素。時間を巻き戻すような機能であるため、ISコアに蓄えた大規模なエネルギー(ストックエネルギー)を必要としている。
■シールドエネルギー
ISが使用するエネルギーの総称。ストックエネルギーとサプライエネルギーに分けられる。
■ストックエネルギー
ISVSにおけるHPの役割を果たすシールドエネルギー。このエネルギーは特定の単一仕様能力を除くと、絶対防御にしか使用されない。大規模なエネルギーであり、予めチャージしておかなければならない。
■サプライエネルギー
ISコアから常時生み出されているエネルギー。その生成能力を超えなければエネルギーが枯渇することはない。移動やEN装備の使用などあらゆる行動に使われる。
■固有領域(パーソナルエリア)
ISコア周囲の一定の領域のこと。この範囲内ならばIS本体のPICが適用できるため、装備の呼び出しや回収、アンロックユニットの配置などができる。
■非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)
パーソナルエリア内に配置された装備のこと。本体と直接つながっていなくとも、設定した位置に常に浮遊した状態で配置される。
■EN装備
サプライエネルギーを利用する装備のこと。ENはエネルギーの略称である。ここでいうエネルギー兵器はISコアが生み出している謎エネルギーを粒子として吸い出して利用している。攻撃対象に対して熱ダメージを与えたような損害を与えるが、熱エネルギーを直接与えているわけではない。
EN装備による攻撃同士が衝突した場合、それが同規模であったならば互いが干渉して打ち消し合う。ENブレードの場合は打ち消しあっている限り、鍔迫り合いのような状態となる。
■BT装備
BTとはブルーティアーズの略称。ローカルコアネットワークの構築によりパーソナルエリア外でアンロックユニットを使用する装備のことを指す。名前の由来は最初の実験機の名前。
BT装備を扱うには空間認識能力など特殊な技能が必要とされている。
PICセンサーとして使用されるナノマシンもBT装備に分類される。このことからBT装備を使用するプレイヤー(単純にBT使いと呼ばれる)は索敵要員とされることが多い。
■AIC
アクティブ・イナーシャル・コントロールの略称。操縦者の意志に関係なく動作するPICとは別に、操縦者の任意で慣性操作を行う。
さらに上の段階として、慣性停止を一点に集中させた“ピンポイントAIC”という技能もある。しかし時間が止まって見えるレベルの動体視力を要求されるため、使用できるものは限られている。
■瞬時加速(イグニッションブースト)
AICを利用して自機を移動に最適化して高速移動を行う。移動に最適化されているため防御機能は著しく低下している。そのため、操縦者が恐れを抱くと操縦者保護機能によりイグニッションブーストが適用できない。
■スタイル、クラス
ISの機体構成の分類。フレームの階級を3段階に分けるクラスと装甲の比率から分類されるスタイルがある。
クラスは軽いほど装備容量が小さくサプライエネルギー供給能力が高くなる。逆に重量級になると装備可能な容量が増えるがサプライエネルギー供給能力が低くなる(EN装備の運用に支障が出る)。
スタイルは防御面の性能を分けた分類。EN属性を重視するとディバイド、物理属性を重視するとフルスキンにする。ユニオンはフルスキンよおりも物理属性に特化している上に装備可能容量を超過した装備を使用できるがデメリットも多い。
クラス:フォス(軽量)、メゾ(中量)、ヴァリス(重量)
スタイル:ディバイド(四肢装甲)、フルスキン(全身装甲)、ユニオン(拡張装甲)
■フォス
ISのフレームの軽量クラス。装備容量を削り、シールドバリア強度やサプライエネルギー効率を重視している。
■メゾ
ISのフレームの中量クラス。平均的な能力を有する。
■ヴァリス
ISのフレームの重量クラス。フォスとは逆に装備容量を重視し、シールドバリア強度とサプライエネルギー効率が低い。
■ディバイド(四肢装甲)
顔と胴体を装甲で覆わない装甲配置。ISコア付近を露出させることでシールドバリア強度をギリギリまで高めるための配置である。
■フルスキン(全身装甲)
全身を装甲で覆っている装甲配置。対物理ダメージを想定している。
■ユニオン(拡張装甲)
フレームの上限を超えた量の装甲やパーツを取り付けた装甲配置。アンロックユニットを使用できず、シールドバリア強度が著しく低下する。また、拡張領域に装備を量子化して格納することもできない。強力な装備を運用するための一芸特化構成に使用されることが多く、狙撃特化はスナイパー、スピード特化はファイター、防御特化はフォートレスと分類されることもある。
■机上兵器
現実にある全ての企業が再現できない、机上の空論とされていた兵器の通称。主に束にしか作ることの出来ない兵器を指す。EN兵器も机上兵器に該当していた過去があり、篠ノ之論文を手に入れたFMSによって開発されたため、机上兵器の分類から外れた。
■単一仕様能力(ワンオフ・アビリティ)
稀に発現する特殊能力のこと。機体に発現するのではなく、操縦者に発現するため、単一仕様能力を発現した人のイスカを借りても同じ能力を使うことは出来ない。
任意で発動するイレギュラーブート、常時恩恵を得られるパラノーマル、周囲に結界を展開するワールドパージの3種類に大別される。
■イレギュラーブート
操縦者の任意で発動するコマンド型の単一仕様能力。
■パラノーマル
操縦者の意志に関わらず常時発動し続けるパッシヴ型の単一仕様能力。
■ワールドパージ
操縦者の任意で発動し、自機から一定範囲内の全てのISに対して効力を発揮する結界展開型の単一仕様能力。他の単一仕様能力よりも上位に位置しており、ワールドパージの効果が優先される。
■ME、マザーアース
複数のISコアを搭載し、複数の操縦者を必要とする大型機動兵器の総称。操縦者の技量に左右されるISと異なり、誰でも一定以上の戦闘力を持つことが出来るというコンセプトで作られた。現実ではコアの数が制限されている関係上、実用的でない。
■スフィア
イスカに登録できる自らの所属チームのこと。藍越エンジョイ勢や蒼天騎士団、セレスティアルクラウンなど。スフィアを利用したゲームシステムはまだ実装されていない。
■レガシー
篠ノ之束が残した遺産。主にプレイヤーを管理するロビーを有するドーム状の建造物を指すことが多い。レガシーでしか起動できない装置もあり、ISVSのシステムに深く関わっている。
レガシー周辺はゲートジャマーと呼ばれる装置によって転送の出口として指定できないようになっている。
■迷宮
レガシーに存在することのあるダンジョン。奥には篠ノ之論文が隠されている場合がある。
■篠ノ之論文
ISVSに残された篠ノ之束の研究データ。IS開発を急速に発展させるための宝として認識されている。
■ランカー
ISVS内で公示されている個人ランキング上位100人のこと。
■ヴァルキリー
ランカーの中でも5位以内の女性プレイヤーのこと。5位が男であるため、現在のヴァルキリーは4人である。
■藍越学園
主人公である一夏が通う私立高校。地産地消よろしく地元への就職に力を入れていると謳っていたが、セシリア・オルコットを留学生として招き入れるなど、近年グローバル化が進んでいる。
エンディング後、日本一ISVSの強い高校として注目され、IS学園と揶揄されることとなる。
■ツムギ
篠ノ之束と轡木創始によって作られた組織。“正義の味方”を称して各国に巣くう亡国機業の殲滅を図っていた。
リーダーである轡木創始の死亡により、組織は自然崩壊している。
■更識の忍び
暗部の一族、更識家に仕えている忍び。
■黒ウサギ隊
ドイツ軍のブルーノ・バルツェルが養子であるラウラのために設立したIS専門部隊。バルツェルの腹心の部下であるクラリッサ・ハルフォーフを除き、主に軍人適性の低い女性ばかりが集められた落ちこぼれ集団であったが、ブリュンヒルデの指導を受けたことをきっかけにその評価は上がってきている。
■倉持技研
日本を代表するIS企業。質実剛健を旨とし、開発したフレームも防御力を重視しているものが多い。
■デュノア社
フランスのIS関連企業。拡張領域の多いラファールリヴァイヴを開発した企業で、開発する装備は登録容量の小さいものが多い。
■クラウス社
アメリカ最大のIS関連企業。既存の軍事企業の延長線上でIS開発を行っているため、FMSのような新機軸のものは出てきていない。EN装備に関しては遅れているが、実弾装備の開発を得意としている。
■ブレイスフォード社
アメリカのIS関連企業。FMSに対抗するためにクラウス社の元幹部が独立し、EN装備を中心に開発を行っている。銀の福音のフレームや装備はブレイスフォード製。
■FMS
イギリスのIS関連企業。篠ノ之論文を元にEN装備を開発し、さらにはコア・ネットワークの情報からBT装備も開発した最先端を突き進んでいる企業。ISが登場する前にはミサイルの開発もしており、IS用ミサイルにおいてもトップシェアを誇る。
FMS製の装備は星や宇宙に関する名前が付けられていることが多い。
■ハヅキ
日本のIS関連企業。ゲーム開発も行う玩具メーカーであったがISVSに関わりたい一心からIS装備を作り始めることとなった。利害の一致した更識楯無の後援を受けている。
■ミューレイ
欧州に根を張っている多国籍企業。元々はISスーツにしか関わりがなかったが、アントラスの資本が流れてきたことをきっかけに独自のIS開発を始め、亡国機業の隠れ蓑として利用される。
他企業の後追い製品が目立つものの何かしらの尖った性能を持たせることにこだわりがあるため、ミューレイ製のフレームや装備を愛用するプレイヤーは多い。ミューレイ製の装備は伝説上の生物の名前が付けられているが、これは開発者(ジョナス・ウォーロック)の趣味から始まり、企業のカラーとなってしまった。
■アントラス(反IS主義者)
女尊男卑を批判する人権団体に亡国機業に与する者たちが合流することで生まれた、ISと篠ノ之束を敵視する思想。または思想を持つ者を指す。
かつての力を失った亡国機業は、アントラスという基盤の上に成り立っている。
■遺伝子強化素体(アドヴァンスド)
亡国機業により、遺伝子改造を施されて生まれてきた人間。実験体と量産体(クローン)に大別され、同じ遺伝子を元にした量産体同士は微弱なテレパシーのようなつながりを持っている。
一部の例外を除いて、全ての遺伝子強化素体はプランナーに逆らえないよう、呪いとも呼べる改造を受けている。プランナーの後継者であるエアハルトに対しても同様であるが、エアハルト自身もプランナーには逆らえない。
下記は作中に登場する現実世界に存在する(存在した)遺伝子強化素体である。
実験体:エアハルト・ヴェーグマン、宍戸恭平、テレーゼ・アンブロジア
量産体:ラウラ・ボーデヴィッヒ、クロエ・クロニクル、ゼノヴィア・ヴェーグマン
■亡国機業(ファントム・タスク)
世界のあらゆる紛争の裏で糸を引いている武器商人の集団。“亡国を織りなす者”として世の権力者たちから恐れられたことから名付けられ、実質的に世界征服を果たしていた。
遺伝子強化素体研究施設の崩壊をきっかけに、ISの登場、ツムギの活躍、組織のトップの死亡により、その勢力は急速に衰えていた。しかしアントラスの支援を受けて活動を再開している。
幹部の1人であるスコール・ミューゼルはISによって延命しており、アントラスの思想と対立しているが本性を隠している。
■Ill(イル)
ISに対抗するため亡国機業が完成させた兵器。その設計思想は古く、篠ノ之束がISを生み出す際にIllの設計図が使われていた。
ISと違い、人間の生命力を動力源としているため、遺伝子強化素体以外が操縦者となる場合は命の危険がある。つまり、Illは遺伝子強化素体を人間として認識していない。
■ファルスメア
Illに搭載されているファルスメアドライブという動力源から生み出される黒い霧状のエネルギー、またはIllのみが扱うEN装備の亜種。通常のEN装備の性質に加えてISのエネルギーを飲み込む特性がある。
ファルスメア使用中はシールドバリアが消失するデメリットが存在するがファルスメア自体が身を守る盾となる。
【メカ 装備】
※準備中。というか要る?
【キャラ】
■織斑一夏/ヤイバ
藍越学園の1年生。7年前に離れ離れになった大切な幼馴染み、篠ノ之箒と『また二人だけの初詣をしよう』と約束を交わしたことがずっと頭に残っている。昏睡状態に陥った箒を救うためにISVSの世界に飛び込むこととなった。
ISVSのプレイ傾向は近接特化。射撃のセンスは皆無であるが、イグニッションブーストなどを始めとする機体制動、AICに関しては非凡の才がある。(ただしピンポイントAICは普通には使えない)
単一仕様能力により、クロッシングアクセスした対象の技能と装備、エネルギーを借り受けることが出来る。主なクロッシング相手はセシリアであり、不得意分野の大半を互いに補える状態となっている。
(原作との差)
・両親が存在し、一夏自身は造られた存在でなく一般人。
・一夏にとって千冬は追いかける理想ではなく、(箒に格好いいところを見せるために)打倒すべき相手。
・守りたいのは関わる人全てではなく、箒という個人。
・ワンオフアビリティはあくまで共鳴無極1つのみ。零落白夜を使用できているのはマドカとの擬似的なクロッシングアクセス状態が永続しているから。
(使用機体)
機体名:白式
:白式・
:白式・
:白騎士
フレーム:神風
クラス&スタイル:フォス・ディバイド
単一仕様能力:
主兵装:雪片弐型(高出力ENブレード)
(単一仕様能力)
能力名:共鳴無極
分類:イレギュラーブート
発動条件:クロッシングアクセス時
効果:クロッシングアクセスした対象の技能と装備、エネルギーを共有する。また、クロッシングアクセスした対象の単一仕様能力を得る。
■篠ノ之箒
一夏の幼馴染み。ISの開発者である篠ノ之束の妹。1年前より昏睡状態に陥っており、ずっと入院している。
■文月奈々/ナナ
ISVSに囚われている女の子。現実世界で黒い霧を纏ったISに襲われて意識を失い、気がついたらISVSにいた。
ISVSに囚われている仲間を集め、ツムギを名乗る。
使用ISである紅椿は全ての装備が机上兵器に該当する。圧倒的な出力を誇りながらも燃費が最悪である机上兵器を、絢爛舞踏の効果である『サプライエネルギー無限』により強引に使い回すパワープレイがナナの戦闘スタイルである。
(使用機体)
機体名:紅椿
フレーム:紅椿(専用フレーム)
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド(可変)
単一仕様能力:
主兵装:雨月(物理ブレード+ビーム)
:空裂(物理ブレード+ENブレード)
:囲衣(可変BTビット)
(単一仕様能力)
能力名:絢爛舞踏
分類:パラノーマル
発動条件:常時
効果:サプライエネルギーを無制限に使用できる。ただしアーマーブレイク中は効力を失う。
■セシリア・オルコット/ラピスラズリ
イギリス代表候補生。3年前に両親を失ってオルコット家の当主となったセシリアは高いBT適性を武器に代表候補生となった。しかし、かつては最弱の代表候補生とまで呼ばれていたほど、ISバトルの勝率は低かった。その後、チェルシーが昏睡事件に巻き込まれたことで自らを鍛え直し、“蒼の指揮者”と恐れられる有名プレイヤーとなる。
銀の福音の噂を流した張本人であり、昏睡事件の解決に全力を注いでいる。
プレイスタイルは完全な後衛。BTビットと偏向射撃を多用した支援射撃の攻撃範囲と物量により、相手の前に姿を見せることもなく戦える。同時に扱える偏向射撃の数は100を超えており、世界最高のBT使いと称されている。(一般的なBT使いが扱える偏向射撃は多くても3つまでである上に、迷路を走らせるような複雑な軌道はできない)
星霜真理は全てのISの情報をコア・ネットワークを通じて知ることができる。ただし人知れず盗むわけではないので、相手側は情報を見られていることを知覚できる。前線に出ないセシリアのプレイスタイルとの相性は良く、本陣に居座ったまま一方的に偏向射撃で攻撃できる。
(原作との差)
・高いBT適性を武器に代表候補生となったため、戦闘能力が高いわけではない。ただし操縦能力は一級品である。
・戦闘面では後方支援に特化している。本人もそれを自覚しており、強さに驕ることはない。
・権力と資金力も武器にした情報系チート。
(使用機体)
機体名:ブルー・ティアーズ
フレーム:ティアーズ
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
単一仕様能力:
主兵装:スターライトmkⅢ(ENライフル)
:ブルーティアーズ・シグニ(BTビット+BTミサイル)
(単一仕様能力)
能力名:星霜真理
分類:イレギュラーブート
発動条件:任意
効果:コア・ネットワークを介して任意対象ISの情報を取得する。その際、対象ISの情報プロテクトやステルスモードの影響を無視する。
■凰鈴音/リン
藍越学園の1年生。一夏のクラスメイトの中で最も付き合いが古く、小学生のときに知り合っている。一夏に恋していることを隠し切れていないのだが、何も始めから一目惚れしたわけではなく、中学時代のある事件がきっかけとなっている。
スフィア“藍越エンジョイ勢”に所属しており、エース的な存在にして紅一点。
プレイスタイルは中距離の牽制能力に秀でた格闘型。中距離戦で相手を崩してから近距離に飛び込み、手数で押し切るのが勝ちパターンである。
火輪咆哮は受けたダメージを次の衝撃砲の威力に上乗せする。自分に有利な不平等を受け入れていなかった鈴は使用を控えていたのだが、一夏が巻き込まれた事件の大きさを知り、どんな力でも利用したいと考えるようになった。
(原作との差)
・両親が離婚していない(両親不仲の原因が父親の病気でなく鈴のいじめがきっかけ)
・父親が日本人
・一夏と同じく藍越学園に通う
(使用機体)
機体名:甲龍
フレーム:金剛
クラス&スタイル:ヴァリス・ディバイド
単一仕様能力:
主兵装:双天牙月(物理ブレード:投擲)
:崩拳(衝撃砲)
:龍咆(衝撃砲)
(単一仕様能力)
能力名:火輪咆哮
分類:イレギュラーブート
発動条件:ストックエネルギーの減少、または装甲・シールドバリアが破壊されたとき。任意
効果:ダメージを受けた直後、次に放つ衝撃砲の威力が上がる。上昇量は受けたダメージ量に比例する。
■シャルロット・デュノア/シャルル or 夕暮れの風
“夕暮れの風”を名乗る凄腕のプレイヤー。デュノア社の装備を使うことにこだわっている。100位のランカー。
母親を失った後にデュノア社長に引き取られた。誰からも酷い扱いを受けなかったことで逆に見捨てられたときが怖いと感じるようになる。自分が必要な存在だと証明するために“夕暮れの風”として活動している。
ラピッドスイッチを得意としており、状況に合わせた装備に瞬時に切り替えられる。また、単一仕様能力により、3つまで装備構成を登録することができ、戦闘中に切り替えることで装備をフレームから一新できる。
(原作との差)
・父親らと不仲ではない。しかしシャル本人が一方的に距離を感じている。
・唐突に大会社の社長令嬢となったため、高校での人間関係が上手くいっていない。休学中。
(使用機体)
機体名:ラファール・リヴァイヴ改
フレーム:ラファール・リヴァイヴ
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
単一仕様能力:
主兵装:ヴェント(アサルトライフル)
:ブレイドスライサー(物理ブレード)
:グレースケール(シールドピアース)
(単一仕様能力)
能力名:転身装束
分類:イレギュラーブート
発動条件:任意
効果:拡張領域として3つのフォルダを保有し、3倍の装備を搭載できる。ただしフォルダ間の装備の共有はできない。戦闘中にフォルダを瞬時に切り替えることができ、クラスとスタイルも切り替えられる。
■ラウラ・ボーデヴィッヒ
ドイツのIS部隊、シュヴァルツェ・ハーゼの隊長。28位のランカー。遺伝子強化素体の生き残り。廃棄処分の対象となった記憶から、誰かに必要とされたいと願っている。
(原作との差)
・最後の遺伝子強化素体。ドイツ軍による遺伝子強化素体殲滅作戦で保護された。ドイツの研究でなく亡国機業の研究によって生まれている。
・保護された後、ドイツの軍人であるバルツェルの養子となり、軍人・指揮官としての英才教育を叩き込まれる。
(使用機体)
機体名:シュヴァルツェア・レーゲン
フレーム:シュヴァルツ
クラス&スタイル:ヴァリス・ディバイド
単一仕様能力:永劫氷河
主兵装:ブリッツ(レールカノン)
(単一仕様能力)
能力名:永劫氷河
分類:ワールドパージ
発動条件:任意
効果:特殊領域を展開する。領域内の全てのISの飛行と射撃を禁止する。領域展開時に飛んでいるISと飛び道具は静止した後に自由落下する。
■更識楯無/カティーナ・サラスキー → 楯無
日本の暗部を束ねる一族、八領家の筆頭である更識家の長女。13位のランカー。本名は更識刀奈で楯無は当主が継ぐ名前。元来男が継いできた楯無の名前であったが、先代楯無に跡継ぎとなる息子がいなかった。ISの登場によって女性の力が求められる可能性もあったため、初めての女性楯無が誕生した。
楯無を名乗る偽物がISVSに現れたため追っていた。右腕である虚の妹、本音が昏睡事件に巻き込まれたことによって、事件解決により積極的に動くことになる。
戦闘スタイルはアクア・クリスタルによる爆破を用いた奇襲。BT使い以外には認識されにくいナノマシンであるのに加え、単一仕様能力によりBT使いにすらも認識されない特殊性を持っている。
(原作との差)
・ロシアと関わりがない。専用機も持っていない。
・更識の家が八領家という名家の1つという裏設定が追加されている(なお、今作中で話題に上がらない)
・機体と単一仕様能力が全くの別物。
(機体名)
機体名:
フレーム:叡晶
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
単一仕様能力:
主兵装:アクア・クリスタル(BTナノマシン)
(単一仕様能力)
能力名:玲瓏波紋
分類:イレギュラーブート
発動条件:任意
効果:BTナノマシンに特殊なステルス機能を持たせる。同じBT使いに察知されない。
■更識簪/楯無 → 簪
更識楯無の妹。高校生でありながら倉持技研にIS装備の開発力を評価されており、専用の研究室を与えられている。布仏本音が昏睡事件の被害者となって以来、研究室に引き籠もるようになった。
(原作との差)
・ほぼ倉持技研の人間。操縦者でなく開発者としてISに関わっている。
・姉と役割分担している意識があり、コンプレックスは抱えていない。しかし本音が昏睡事件の被害者となった際、姉が理想の姉として動いてくれないことに失望している。
・雪羅を開発して自分の装備として使用する(白式の装備ではない)
(使用機体)
機体名:打鉄・雪羅
フレーム:打鉄
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
主兵装:葵(物理ブレード)
:雪羅(複合装備)
■五反田弾/バレット
藍越学園の1年生。一夏の親友その1。中学時代からの腐れ縁。仕切りたがりな性分であり何かとまとめ役をすることが多い。一人でいることが多かった一夏をクラスの中に巻き込むのはいつだって弾だった。
ISVSに並々ならぬ情熱を持っている。一夏たちのような因縁があるわけでなく、純粋にゲーマーとしてハマっている。弾が立ち上げた攻略ウィキは閲覧数トップに君臨している。
藍越エンジョイ勢のリーダー。エンジョイ勢を名乗っているものの、ゲームに取り組む姿勢は一般的にはガチ勢と呼べるものである。弾の中でのガチ勢の定義が『ISを生業としている者』であるため、弾たちはエンジョイ勢なのである。
プレイスタイルはハンドレッドラムを中心とした牽制射撃で相手の足を止め、チクチクとシールドバリアを削ってからミサイルやグレランで一気に大ダメージを狙っていく実弾射撃型。
(原作との差)
・バンドよりもゲーム
・物語開始時点で虚と恋仲であるため、モテたいと考える時期は過ぎ去っている
(使用機体)
機体名:クロスブリード
フレーム:ボーンイーター
クラス&スタイル:メゾ・フルスキン
主兵装:ハンドレッドラム(マシンガン)
:ミルキーウェイ(垂直分離ミサイル)
■御手洗数馬/ライル → カズマ
藍越学園の1年生。一夏の親友その2。弾と同じく中学からの付き合い。父親が他人に厳しい人間であり、門限など家庭内ルールに縛られつつもそれを全く苦にせず毎日を過ごしている。
知的そうなメガネをかけているが勉強はからっきし。反面、日々父親の課したトレーニングをこなしているためか学内でトップレベルの運動能力を有している。
ISVSにおいては好んで使用するプレイスタイルがなく、状況に合わせて装備を使い分ける万能プレイヤー。突出した能力も無いため、悪く言えば器用貧乏。
(原作との差)
・バンドよりもゲーム
・他、原作に設定が存在しないためほぼオリジナルキャラ
(使用機体)
機体名:ユニークホーン
:ブレイクホーン
フレーム:メイルシュトローム など
クラス&スタイル:メゾ・フルスキン など
主兵装:デュラハン(ENブレード) など
■幸村亮介/サベージ、週末のベルゼブブ
藍越学園の1年生。藍越エンジョイ勢の中で“最速の逃げ足を持つ男”と呼ばれている。凰鈴音のことを強く慕っており、藍越学園内にあるファンクラブに所属している。
攻撃の技能はまるでないが回避能力はトップランカーすらも凌駕する。類い稀なその才能は全て、鈴と同じ戦場に立っていることに注がれている。
(使用機体)
機体名:ベルエネキラー
フレーム:シルフィード
クラス&スタイル:フォス・フルスキン
主兵装:ターマイト(マシンガン)
特殊技能:複眼
■真島慎二(マシュー)
スフィア“蒼天騎士団”のリーダー。中学3年生。セシリア・オルコットが“蒼の指揮者”として頭角を現す前からのファンである。
プレイスタイルは典型的なBT使い。チームの状況に応じて指揮か戦闘に特化した装備を選んで出撃する。
(使用機体)
機体名:アズール・ロウ
:アズールナイト
フレーム:ルーラー
:ティアーズ
クラス&スタイル:フォス・ユニオン
:メゾ・フルスキン
主兵装:ノエシス(BT補助AI)
:BTビット
■鷹月静寐/シズネ
ナナと共にISVSに囚われた女の子。あまり感情が表情に出ないが、本人は冗談を頻繁に口にする。ツムギでは主にナナの手が回らない雑務をこなしている。
戦闘は苦手。使用するISの装備にはナナから譲られた机上兵器があるのだが、実際のところあまり使いこなせていない。
(原作との差)
・無表情キャラ
(使用機体)
機体名:翠鷹
フレーム:打鉄
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
主兵装:射抜(スナイパーライフル)
机上兵器:天元(ISレーダー)
■国津玲美/レミィ
ツムギの所有する戦艦“アカルギ”の操舵担当。現実感のない死が隣り合わせの異常な状況において、あくまで普通であることを誰よりも意識している強靱な精神の持ち主。
プレイヤーとしては自身が前に出ることを苦手としており、矛にも盾にもなる人形をBT装備を利用、操作して戦う。
(使用機体)
機体名:アルマドール
フレーム:ウンディーネ
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
主兵装:自作BTドール“Bすけ”
■岸原理子/リコリン
戦艦“アカルギ”の砲撃担当。孤独を怖がっており、たとえウザイと思われようとも誰かと関わっていることこそを大切にしている。マイペースな発言が目立っているが、実際のところは真逆であり他人の目をいつも気にしている。精神的に打たれ弱く、ウザイと言われて喜ぶキャラクターを自ら演じることで「これより悪くはならない」という予防線を張っている。
プレイヤーとしては勉強家でありISVSで使われている大多数の武器を知識として知っている。使いたい武器をとりあえず詰め込んだらEN武器を運用できる機体状態にはならなかったので実弾重視の機体となった。
(使用機体)
機体名:フルアーマーリコリン
フレーム:金剛
クラス&スタイル:ヴァリス・ユニオン
主兵装:実弾系武器多数
■四十院神楽/カグラ
戦艦“アカルギ”の索敵・通信担当。物事を第三者的に見ていることが多く、基本的に他人に合わせている。物静かであるためお淑やかに思われがちだが、笑い上戸であるため物陰で一人笑っていることもある。
プレイヤーとしては物理ブレード一振りで戦うことにこだわっており、その影響か、発現した単一仕様能力により、ISVSに“抜刀魔術”という新しい概念を生まれさせた。詠唱と共に抜刀して放たれる魔法は非常に強力。
(裏設定)四十院の家は八領家の一つ“八龍”。古くは武の象徴でもあった名家であるが、現代においては形を潜めている。神楽はその後継者として育てられていたが、普通の女の子として生きたかったため、一度は剣を置いた。
(使用機体)
機体名:神薙(カムナギ)
フレーム:神風
クラス&スタイル:フォス・ディバイド
単一仕様能力:
主兵装:絶佳(物理ブレード)
(単一仕様能力)
能力名:抜刀魔術
分類:ワールドパージ
発動条件:常時(ルール改変)
効果:戦闘ルール“抜刀魔術”をISVSに追加する。
■桐生和毅/トモキ
ツムギの男性メンバーの一人。戦闘要員としてはナナに次ぐ実力者。ナナを慕っており、ナナに対してセクハラ染みたアプローチを続けている。
ナナへのアプローチはポーズであり、本命はシズネ。表情を失ったという彼女への配慮の結果である。
(使用機体)
機体名:打鉄・
フレーム:打鉄
クラス&スタイル:メゾ・フルスキン
主兵装:葵(物理ブレード)
:シュベルト・ツヴァイク(ワイヤーブレード)
■布仏虚/アイ
更識家に忍びとして使える一族、布仏の長女。ISVSの調査をしていくにつれて、一般プレイヤーから“更識の忍び”と呼ばれ恐れられる存在となる。
更識の忍びの戦闘スタイルはひたすらに軽量の装備のみにこだわり、BT使いのPICセンサーもくぐり抜ける隠密性をもって敵ISを暗殺することに特化している。
使用機体名:浅葱
フレーム:シルフィード
クラス&スタイル:フォス・ディバイド
主兵装:ブレードスライサー(物理ブレード)
:インターセプター(ENブレード)
■布仏本音/のほほん
更識簪お付きのメイド。昏睡事件の被害者。
(原作との差)
・今作はISAB発表前に書かれたものであるため、使用機体が異なっている。
(使用機体)
機体名:アーマードコアラ
フレーム:金剛
クラス&スタイル:ヴァリス・フルスキン
主兵装:雪羅(複合装備)
■五反田蘭/カトレア
五反田弾の妹で中学3年。学校では儚げな美少女を演じているが、家ではかなりずぼら。弾曰く、「家では鈴、学校ではセシリア」。
■相川清香/ハンドボーラーK
藍越学園のハンドボール部員。ハンドボールの練習の一環としてISVSを始めたらしい。
■谷本癒子/クシナダ
布仏本音の友人。“7月のサマーデビル”と恐れられる女子高生プレイヤー。7月のある日、ゲームセンター“パトリオット藍越店”にて藍越エンジョイ勢が全員抜きされた。
■鏡ナギ/伊勢怪人
布仏本音の友人。86位のランカー。本音の作製した伊勢エビ着ぐるみを気に入っており、本音が昏睡している期間は日常生活でもずっと着ぐるみだった。
(使用機体)
機体名:クルーエルデプス・シュリンプ
フレーム:サラマンダー
クラス&スタイル:ヴァリス・ユニオン
単一仕様能力:海流脈動
(単一仕様能力)
能力名:海流脈動
分類:イレギュラーブート
発動条件:任意
効果:水にPICを適用して自らの武器として操作できる。
■最上英臣/リベレーター
藍越学園の生徒会長である3年生。他者が束縛から解放される姿を恍惚とした顔で眺める変人。行動は利他的なものばかりであるが、あくまで本人の欲求によるものであるため、行動原理としては一夏と同じく自分本位なものである。
一夏の父親に憧れており、彼の弟子であった宍戸恭平にも心酔している。いずれは織斑と同じ道を辿る、という目標を掲げている。
(使用機体)
機体名:ブレイブエース
フレーム:テンペスタ
クラス&スタイル:フォス・ディバイド
単一仕様能力:慈心解放
主兵装:ドットファイア(ハンドガン)
:グレースケール(シールドピアース)
(単一仕様能力)
能力名:慈心解放
分類:イレギュラーブート
発動条件:任意
効果:ストックエネルギーを全て消費する。自身を中心に大爆発を引き起こす。
■内野剣菱/バンガード
元藍越エンジョイ勢である3年生。鈴ちゃんファンクラブの過激派の筆頭であり、一夏を目の敵にしている。
(使用機体)
機体名:ラセンオー
フレーム:サラマンダー
クラス&スタイル:ヴァリス・ユニオン(ファイター)
主兵装:豪毅(ドリルランス)
■白詰和己/ジャミ
藍越学園生徒会の書記。最上会長の古くからの友人。元蒼天騎士団であり、セシリアのファンである。
IS装備の開発者を志しており、BTを駆使したオリジナル装備を使う。(なお、本編中での出番はカットされた)
(使用機体)
機体名:ジャック・ザ・クローバー
フレーム:ルーラー
クラス&スタイル:フォス・ディバイド
主兵装:カルナバル(自作BTドール)
■新庄流姫/ルッキー
最上会長の恋人。素行不良の問題児であったが、束縛からの解放好きである最上の手によって更生させられた。家は金持ちであり、最上が学園のイベントで使用する機材を用意しているのは流姫である。
機体コンセプトは読者からのアイデアを元にしている。
(使用機体)
機体名:アウターハート
フレーム:ティアーズ
クラス&スタイル:メゾ・フルスキン
主兵装:BT鉄球(BTシールドビット)
:ヒッパレード(ワイヤーアンカー)
■倉持彩華/花火師
倉持技研・第二海上研究所の所長。千冬と同世代であり、複数の棒付きキャンディを同時に舐めることと、頭が爆発したようなパイナップルヘアが特徴的。何事にも第三者的な関心しか持ってなさそうな冷めた言動をしているが、心の根っこは熱血寄りである。
■アルベール・デュノア
デュノア社の社長。一夏の父親とは因縁のある仲。旧ツムギの支援者。多くの愛人が居り、一夏に対してハーレムを推奨している。
■クラリッサ・ハルフォーフ
ドイツのIS部隊、シュヴァルツェ・ハーゼの副隊長。44位のランカー。作戦行動時以外はラウラを妹のように可愛がっている。部隊内最年少であるラウラの代わりに矢面に立つことも少なくない。
(使用機体)
機体名:シュヴァルツェア・ツヴァイク
フレーム:シュヴァルツ
クラス&スタイル:ヴァリス・ディバイド
主兵装:シュベルト・ツヴァイク(ワイヤーブレード)
■ブルーノ・バルツェル
“ドイツの冬将軍”とも呼ばれている軍人。ラウラを娘として引き取り、軍人として育てた張本人であり、シュヴァルツェ・ハーゼを設立した人物。一夏の父親とは親友の間柄であった。篠ノ之柳韻とはライバル関係である。
■チェルシー・ブランケット
オルコット家に仕えているメイド。家事が万能なのはもちろんのこと、優秀な狙撃手でもある。昏睡事件の被害者であり、セシリアが“蒼の指揮者”として目覚め始めたきっかけを作った。
■ジョージ・コウ
オルコット家に仕える老執事。セシリアの両親の死を誰よりも悔やみ、後を追おうとまで考えていたがセシリアに諫められることで思いとどまった。セシリアの当主としての成長のみを生きがいとしている。
かつて、やんちゃだった頃の柳韻と手合わせしたことがある。
■織斑千冬/ブリュンヒルデ
1位のランカーである日本代表。一夏の姉。誰もが認める世界最強のIS操縦者。警視庁IS犯罪対策課に所属している(千冬のみの部署であり、指揮系統は独立している。主な役割は亡国機業によるテロへの対処)
ISVSで起きている昏睡事件の真相を追っている。
(原作との差)
・警察に所属(ただし組織の一員というわけでもない微妙な立ち位置)
(使用機体)
機体名:暮桜
フレーム:打鉄
クラス&スタイル:メゾ・フルスキン
単一仕様能力:零落白夜
主兵装:雪片(物理ブレード)
(単一仕様能力)
能力名:零落白夜
分類:イレギュラーブート
発動条件:任意
効果:発動中、全てのブレード攻撃に『シールドバリアによる軽減無効』を付与する。発動中は常にストックエネルギーを消費する。
■ナターシャ・ファイルス/セラフィム
9位のランカーであるFBI捜査官。千冬と同じく集団昏睡事件の真相を追っている。戦闘になると謎の厨二病を発症する。
(原作との差)
・FBI捜査官。
・千冬と親しい仲。
・戦闘中に人が変わる。
(使用機体)
機体名:シルバリオ・ゴスペル
フレーム:エンブレイス
クラス&スタイル:フォス・フルスキン
単一仕様能力:
主兵装:シルバーベル(拡散型ENブラスター)
(単一仕様能力)
能力名:断罪聖典
分類:パラノーマル
発動条件:常時
効果:拡散型ENブラスターの出力数が倍になる。消費エネルギーは変わらない。
■イーリス・コーリング
6位のランカーであるアメリカ代表。好戦的な性格で、一般プレイヤーとの試合も進んで受け入れている。エアハルトが5位にいるためにヴァルキリーの枠に入れていないことを気にしている。
(使用機体)
機体名:ファング・クエイク
フレーム:ボーンイーター
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
単一仕様能力:
主兵装:グランドスラム(シールドピアース)
(単一仕様能力)
能力名:戦型一陣
分類:パラノーマル
発動条件:常時
効果:イグニッションブーストのエネルギー消費量が半分になる。EN武器を装備したとき、この効果は適用されない。
■アリーシャ・ジョセスターフ/アーリィ
2位のランカーであるイタリア代表。現実世界での実験で右目と右腕を失っている。
(原作との差)
・千冬が現役であるため、千冬を極端に敵視してはいない。
・亡国機業に降らない。
(使用機体)
機体名:アーリィ・テンペスタ
フレーム:テンペスタ
クラス&スタイル:フォス・ディバイド
単一仕様能力:
(単一仕様能力)
能力名:暴風疾駆
分類:イレギュラーブート
発動条件:任意
効果:空気などの気体にPICを適用し、自らの武器として使用する。
■トリス・ヴァレンタイン
4位のランカーであるイギリス代表。代表候補生であるセシリアをいたく気に入っており、日本語は彼女から教わった。バレンタインの日にパトリオット藍越店を訪れ、お手製のチョコレートを日本のプレイヤーたちに振る舞ったことがある。その日に起きた出来事は“ブラッディ・バレンタイン”として語り継がれている。
(使用機体)
機体名:ブラッディ・ライブラリアン
フレーム:メイルシュトローム
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
単一仕様能力:
(単一仕様能力)
能力名:銃殺書庫
分類:パラノーマル
発動条件:常時
効果:ISVSに存在する全ての射撃武器を呼び出すことができる(机上兵器は除く)。同時に展開できる武器は1種類につき1つまで。拡張領域に射撃武器以外の装備がある場合、この効果は適用されない。
■テレーゼ・アンブロジア/ゲビスバウム
3位のランカーであるドイツ代表。遺伝子強化素体。身体に欠陥があり、一日の大半を寝ていなければならない制約がある。旧ツムギの構成員であり、クリエイターに心酔していた。そのためか、篠ノ之束を敵視している。
(使用機体)
機体名:アウレオーレ
フレーム:なし
クラス&スタイル:なし
単一仕様能力:
(単一仕様能力)
能力名:極光翅翼
分類:イレギュラーブート
発動条件:任意
効果:自身のシールドエネルギーを物質化する。物質化を解除するとEN属性の攻撃に変化する。
■篠ノ之束
ISの開発者にしてISVSの開発者でもある。日々、“楽しい世界”を追求している。
千冬の父親に懐いていて、彼の死後、復讐のために亡国機業と敵対する。
亡国機業の首領と相討ちとなって死亡。最後まで箒の身を案じていた。
(原作との差)
・物語開始時点で死亡している。
・轡木創始、織斑父など大切な人ができ、人間らしい感情を持っている。
■クロエ・クロニクル
死にかけていたところを篠ノ之束に拾われた遺伝子強化素体。心臓代わりにISコアを体内に宿すも肉体の死は避けられず、コア・ネットワーク上のみに存在する電子生命体として生まれ変わった。
記憶を失った状態でナナの傍にいたが、自身に封じられていた篠ノ之束の意識が消失したことをきっかけにして記憶を取り戻す。束の死を受け入れられなかったクロエは自らが束となることでその存在を肯定しようとした。
(原作との差)
・仮想世界を生きる生命体となった。
(使用機体)
機体名:黒鍵
フレーム:黒鍵(専用フレーム)
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
単一仕様能力:幻想空間
主武装:管理者の鍵(斧型物理ブレード)
(単一仕様能力)
能力名:幻想空間
分類:ワールドパージ
発動条件:任意
効果:コア・ネットワーク内に独自のルールを設定した仮想空間を生成し、人間の意識をダイブさせることができる。この仮想空間は生成時に指定した条件でしか消去できず、能力保有者が死亡しても消去されない。
■轡木創始/クリエイター
轡木十蔵の息子。ツムギの創始者。ISVSのゲームシステム部分を設計したことからクリエイターと呼ばれている。
■宍戸恭平/メルヴィン
遺伝子強化素体の最高傑作とされる超人。一夏の父親に拾われて以降、傭兵まがいのことをしており、“銀獅子”と呼ばれ恐れられていた。ツムギにも合流し、ISの絡まない事柄に関しては常に最前線に立っていた。ツムギ崩壊後は轡木十蔵を頼り、藍越学園の教師としての身分を得て日本に潜伏する。
(使用機体)
機体名:クリニエール
フレーム:ラファール・リヴァイヴ
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
単一仕様能力:覆滅無明
主武装:なし
(単一仕様能力)
能力名:覆滅無明
分類:ワールドパージ
発動条件:任意
効果:真っ暗闇の仮想空間を生成し、対象IS1機を自らと共に閉じ込める。
■倉持虎徹/ディーン、店長
幼い頃に家を飛び出していった倉持彩華の兄。元ツムギの構成員。ツムギ崩壊後はゲーセンの店長としてISVSの動向を監視している。
■エアハルト・ヴェーグマン
亡国機業の親玉である“プランナー”の後継者。プランナーのクローンである遺伝子強化素体。ドイツ軍主導による遺伝子強化素体殲滅作戦を生き延び、人間に対して憎悪を抱えるようになる。
仮想世界で疑似生命体の遺伝子強化素体を誕生させる。表向きは遺伝子強化素体兵の量産シミュレーションとしているが、ゼノヴィアの治療の実験体を確保するのが真の目的であった(エアハルト本人は自覚していない)。
(使用機体)
機体名:ドラグーン・ヴェイル
:イリュージョン・レプリカ
フレーム:サラマンダー
:イリュージョン
クラス&スタイル:ヴァリス・ユニオン(ファイター)
:メゾ・ディバイド
単一仕様能力:絶対王権
主兵装:リンドブルム(大型ENブレード)
:ファルスメア・ドライブ
(単一仕様能力)
能力名:絶対王権
分類:イレギュラーブート
発動条件:右手で対象ISかIllの頭部かコアを掴む。任意
効果:対象ISに絶対順守の命令を与える。具体的に行動を指示する命令でないと無効。
■オータム
亡国機業最凶最悪のテロリスト、“ネクロマンサー”。意志を持たぬものならば何でも自由に操ることが出来る単一仕様能力により、自らが表に出ることなく、破壊活動が行える。
不必要に好戦的である自身の性格を自覚しているため、やりすぎないためにスコールの命令に従う内容でしか行動しない。
(原作との差)
・亡国機業の最高戦力。
(使用機体)
機体名:アラクネ
フレーム:ボーンイーター
クラス&スタイル:メゾ・ユニオン(フォートレス)
単一仕様能力:傀儡転生
(単一仕様能力)
能力名:傀儡転生
分類:イレギュラーブート
発動条件:任意
効果:生物でなく他ISのPICの影響下にない物体を操作できる。ユニオンスタイルのISも場合によっては操ることができる。
■スコール・ミューゼル
亡国機業の幹部。身体を機械化したサイボーグ。自らの延命にISを利用しているため、反IS主義者であるアントラスとは一定の距離を置いている。
(原作との差)
・亡国機業の中では穏健派に該当する。
(使用機体)
機体名:ゴールデン・ドーン
フレーム:ウンディーネ
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
単一仕様能力:紅炎宝玉
(単一仕様能力)
能力名:紅炎宝玉
分類:イレギュラーブート
発動条件:任意
効果:敵性PICを打ち消す炎を生み出す。この炎は零落白夜により掻き消され、強力なAICによっても打ち消される。
■アドルフィーネ・イルミナント
仮想世界で生まれた遺伝子強化素体の1体。Illの宿主としてISVSで活動している。
成人女性の外見とは裏腹に精神はとても幼い。
(使用機体)
機体名:イルミナント
クラス&スタイル:フォス・フルスキン
単一仕様能力:架空悪夢
主兵装:シルバーベル(拡散型ENブラスター)
(単一仕様能力)
能力名:架空悪夢
分類:ワールドパージ
発動条件:任意
効果:プレイヤーがログアウトできない領域を生成する。
■ギド・イリーガル
仮想世界で生まれた遺伝子強化素体の1体。最強のIll。遺伝子強化素体の最高傑作であるメルヴィンのDNAを元に作られている。
性格は傲慢。与えられた使命よりも自らの欲を優先するところがあるが、使命を裏切ることはしない(手を抜いたり、後回しにすることはあれど、最終的に目的は果たす)。
架空悪夢の追加効果により、自身の攻撃によって相手が消費したストックエネルギー分、自身のストックエネルギーを回復できる。
(使用機体)
機体名:イリーガル
クラス&スタイル:ヴァリス・ディバイド
単一仕様能力:架空悪夢
■マドカ・イリタレート
一夏の両親の遺伝子情報を元に作られた仮想世界で生まれた遺伝子強化素体。当初はVTシステム搭載機の操縦者としての運用が想定されていたが、適合率が低かったため見送られた。
マドカの名前は一夏が女の子だったら付けられていただろう名前。この名前をこの遺伝子強化素体に与えたのは平石羽々矢であり、エアハルトは真実を知らない。
架空悪夢の追加効果により、自身のブレード攻撃にシールドバリア無効化能力を付与できる。
(使用機体)
機体名:イリタレート
:イリタレート・黒死蝶
クラス&スタイル:メゾ・フルスキン
単一仕様能力:架空悪夢
■ゼノヴィア・イロジック
仮想世界で生まれた遺伝子強化素体。人を襲う欲求に対して理性で抗おうとしている。
追っ手から逃げるために単一仕様能力である想像結晶を使って現実世界に受肉する。そこで御手洗数馬と運命の出会いを果たすことになる。
仮想世界内での外科手術により現実に存在するゼノヴィア・ヴェーグマンと同一の存在となった。
(使用機体)
機体名:イロジック
単一仕様能力:想像結晶
■シビル・イリシット
仮想世界で生まれた遺伝子強化素体。更識楯無と同じ顔をしている。整形を指示した人物は平石羽々矢。幼い言動が目立つも、アドルフィーネと違ってわざと自分を弱く見せている。
架空悪夢の追加効果により、BT適性が引き上げられている。
(使用機体)
機体名:イリシット
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
単一仕様能力:架空悪夢
主兵装:アクア・クリスタル
:大型BTソードビット
■イオニアス・ヴェーグマン
亡国機業の親玉である“プランナー”。100年以上前から戦争を陰で操っていた武器商人でもある。
全ての遺伝子強化素体はイオニアスに逆らうことができない。
■平石羽々矢(ハバヤ → ハバヤ・イレイション)
八領家の1つ“平石”の若き当主“避来矢”。古くは対等であった八領家であるが、現在は更識の下についている。更識に付き従う平石の一族が気に入らなかった羽々矢は両親を謀殺して当主となった。さらに更識家に嫡男が生まれていないことを利用し、先代更識楯無(刀奈の父親)もテロ組織の仕業に見せかけて暗殺した。全ては自身が権力を手にするためであったが、同時期に白騎士事件が起きたせいで楯無の名前を手にすることが出来なかった。以来、ISと更識楯無を目の敵にしている。
5話にて黒ウサギ隊にクロエの確保を依頼していた人物はミューレイの人間だと身分を偽っていた羽々矢である。クロエの中にイオニアス・ヴェーグマンと篠ノ之束が眠っていると知っていた彼は当初、支配者となり得る2人を封じるためにクロエを欲していた。
追い込まれた羽々矢はイレイションを装着。自らの単一仕様能力により、Illを騙して操縦者となることに成功する。しかし、そんな彼は遺伝子強化素体へと変貌し、イオニアスにとって都合のいい駒と成り果てた。
(使用機体)
機体名:ライライライアー
:イレイション・イヅナ
クラス&スタイル:メゾ・ディバイド
単一仕様能力:虚言狂騒
主兵装:グラスリッパー(ナイフ型物理ブレード)
:潜竜(BTワイヤーブレードビット)
(単一仕様能力)
能力名:虚言狂騒
分類:イレギュラーブート
発動条件:任意
効果:コア・ネットワークを通じて任意対象のISに嘘の情報を与えて幻覚を見せる。
■ジョナス・ウォーロック
EOSの開発者。篠ノ之束のIS発表によって研究成果の全てを過去のものとされ、私怨からテロ組織に協力するようになる。しかし束が表舞台から去ってもテロ組織から足を洗えず、選択を後悔している。
■織斑
原作のISには存在しない一夏の父親。世界中を飛び回る探偵を自称しているが実質はただの何でも屋。
■篠ノ之柳韻
世界最強の剣士。箒の父親。今は落ち着きのある渋い男性であるが、若い頃は1人で軍隊に喧嘩を売るような血の気の多い無謀な男だった。なお軍隊に売った喧嘩はドイツ軍と戦ったときに一度だけ撤退した以外は負けていない。国際指名手配されるほどのことをしでかしているが、織斑が裏で交渉を繰り返し、柳韻の武者修行は表向きにはなかったことになっている。
■更識翁
先々代の更識楯無である刀奈の祖父。現場に出るほどの体力はもはやないが、暗部一族の信頼は厚い。引退した後も当主代行として暗部組織を指揮している。
まだ未完成ですが載せておきます。
この設定を語ってほしいというものがありましたら連絡ください。
気が向いたら更新していきます。