サボってましたすいませんでした
開始から好スタートをきった慧心は開始5分で16ー4と相手を圧倒していた。
「すげぇ!あの14番また決めた!」
「慧心の得点はほとんどあいつだ!」
好調の翔を止められる選手は相手にはおらず、また翔から点をとれる選手も相手にはいなかった
ビーーー
「タイムアウト、黒」
タイムアウトをとったのは相手チーム。両選手が一旦ベンチに戻った
「山崎のおかげでいいスタートをきれた。さて、相手は確実に山崎にダブルチームを仕掛けてくるだろう。なら他のところで点をとろう。
山崎を囮にしながら、4人で点をとれ。山崎はマークが緩んだと思ったら攻めても構わん。」
「「「「「はい!!」」」」」
ビーーー
タイムアウト終了のブザーが鳴り、選手が出てくる
相手のオフェンスから始まった
「ん?」
相手はスクリーンを使いノーマークを作る作戦に出てきた
「あ!」
とうとうマークが追いつかなくなり、点を決められてしまった
「切り替えろ!オフェンス!」
慧心のオフェンス。やはり翔にダブルチームを仕掛けてきた
「ヘイ!」
それでも翔はボールをもらいにいった。竹中も反応し、ボールを渡した。相手のダブルチームは翔にプレッシャーをかけつつも、ドライブを警戒している様子だった。
翔は右にドライブしようと見せかけ左にクロスオーバーを仕掛けた。当然左にはデフェンスがいる。
「な?!」
しかし翔はそのディフェンスのさらに左を抜いた。しかし相手のセンターがヘルプに出ていた。
翔はそのセンターの頭上をこす高さでフローターを放った
ザシュ
「うおおお?!決めた!?」
「すげぇ!!14番止まんねー!!」
会場が再び盛り上がった
だが、智花を含むこの会場の数人は違った
「今のフローターの前のクロスオーバー、幅が広かった」
翔のクロスオーバーは前にはあまり進んでいない。その分幅が広がりダブルチームを突破することができた。
相手のオフェンスはさっきと同じようにセットプレーで点を取ろうとした。
「空いた!フリー!」
フリーになった選手がシュートを打った
「間に合えっ!」
「ッ!」
翔がなんとかシュートに触った。リバウンドを慧心がとり再びオフェンスとなった。
「一本!確実に決めてこう!」
翔が真ん中でボールをもらい叫んだ。そして竹中にパスを出し、ボールを回していく
ショットクロックが9秒になった所で再び翔にボールがわたる
ディフェンスは変わらずダブルチームだが
シュッ
翔は3Pを打った
「落ちるぞ!リバウンド!」
相手の監督の指示が飛ぶ
だが打ったボールは綺麗にゴールに吸い込まれ
ザシュ
ゴールを射抜いた
21ー4
相手のオフェンスはスクリーンプレーを仕掛けてきたが相手がファンブルを起こし外へ出てしまった
ビーーー
「白メンバーチェンジです!」
「山崎!」
慧心は山崎をベンチに戻した
それからベンチメンバーが次々交代したが翔が試合に出ることはなかった
71ー41
慧心は30点差をつけ勝ちを収めた
今回は雑談コーナーではなくお知らせです
主人公のライバルキャラを考えているのですが主人公が強いため割と思いつきません。なのでもしかしたら他作品とクロスさせるかもしれません。クロスしたらあークロスしたんだなぁーくらいで読んでいただくと嬉しいです。これからも書き続けるように頑張るので応援お願いします