ロウきゅーぶ!コートを駆ける少年   作:コップのK

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こんにちは。相変わらず更新の遅いコップです
今回はいきなり大会です。何話で終わるかは知りません。ですがあまり長引かないはず。はず。



春の大会

翔が発熱で休んでから4日たった金曜日の練習。俺はいつもより集中していた

次の土日、つまり明日明後日と大会がある

俺にとって初めての試合なので、いつもより熱が入る

「集合!」

練習が一通り終わり監督の元へ集合する

「明日の背番号を発表する」

4番竹内から始まり次々と呼ばれていく中でついに翔が呼ばれた

「14番、山崎」

「はい」

監督からユニフォームが渡される

「さて、明日明後日と1日2試合とあるから明日に備えてゆっくり休んでくれ。それでは解散」

「ありがとうございました!」

監督の話が終わり、各々が解散していった

 

 

 

翌日、コートの準備が終わり開会式に行く途中

「かーけるーん!」

「あれ、三沢たち?どうした?」

そこには観戦にきていた三沢一行がいた

「試合だろ?だから応援にきてやったぞ」

「へー。まぁ期待に答えられるように頑張るわ」

といい、開会式へ向かった

 

 

開会式が終わってすぐ試合の慧心はすぐにアップに取り掛かった

シューティングをしている中で一際目立っていたのは翔だった

「すげー!あの14番さっきからスリー1本も外してない!」

翔はシューティングを開始した時からずっとスリーを打ち続けている

トップから打っても、45度から打っても、コーナーから打っても外れる気配はない

「かけるんはぜっこーちょーみたいだな!」

真帆が代表して言ったが、それは智花、紗季、ひなた、愛莉も思っているだろう。

ビーーーーー

3分前コールがされた

選手がベンチに戻り監督の指示を聞く

「いいか、大事なのは最初の3分だ。そこで流れをこっちに持ってこい。今日は山崎に3番をやってもらう。1番は竹中がやれ。以上。行ってこい!」

「「「「「はい!!」」」」」

 

 

「これから試合を始めます。礼」

「「「「「「「「「「お願いします!!」」」」」」」」」」

試合が始まった

 

 

 

ジャンプボールを制した慧心の最初のオフェンス

竹中がボールをキープし、右45度の翔にボールが渡る。当然相手は3Pを警戒し、距離を詰める。

翔は右ドライブと見せかけ、左へ行こうとした。

「あの揺さぶりについてくんのか!?あのディフェンスヤベェ!!」

と観客が湧くが、翔はそれを知ってたかのように元いた場所にステップバックし、クイックモーションで3Pを放った。

ザシュ

「うおおおお!?すげぇ!!」

「あれを決められるのか!!」

再び観客が盛り上がる

智花はとても驚いていた

一見NBAのスーパープレイのようにド派手ではないさっきのステップバック→クイックモーション3P

だがやってみるとわかるがこれがすごく難しい。必要になるのは、当然前のドリブルで相手を揺さぶる速さ、そしてステップバックした時にボールがちゃんと手元にくるような正確なドリブルスキル。さらにそこからクイックモーションで打てる技術。それを翔は最も簡単にやって見せた

「…すごい」

智花は純粋に翔を尊敬した

 

ここは1本決めておきたい相手はエースであるSF、翔のポジションで勝負を仕掛けた

相手は右にドライブを仕掛けたが翔によって阻まれる。止められた事に焦り、慌てて戻るがその時ボールを取られてしまう

「まずい!もどれ!!」

慌てて相手が戻り始めるが翔はドリブルで速攻を仕掛ける

翔がシュートで飛ぶ時に入った時相手のSFがブロックに来た。 翔は気にせず高く飛び、相手にあたりながら

ガンッッッ!!

ピーーー

「バスケットカウントワンショット」

「ダンク?!マジかよ!?」

「ミニバスのゴールとはいえ簡単にできるもんじゃないぞ?!」

試合は早速翔の独壇場となった。フリースローも決め、勢いが出てきた慧心。早速6点差になり焦る相手。

開始1分。点数は6ー0と一気に差がついた

 

 

 

 




雑談コーナー作者×三沢・永塚ペア
真「まぁさ、この作品の主人公はかけるんだしメインヒロインはもっかんだからしょうがないとは思うよ。けどさぁ」
紗「出番少なすぎでしょ!」
作「えぇ…まぁとりあえず大会終われば原作だから我慢して」
真「そのパターン知ってる!どーせ原作通りの所はカットして結局もっかんとかけるん以外が空気になるパターンでしょ!」
紗「という訳でがっつり出番が欲しいのですよ!」
作「善処します。ではまた次回!」
真「あ、逃げた!」
紗「逃がさないわよ!!」
出番多くできなくてごめんなさい

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