モンスターハンター 紫煙の狩人 第二回アンケート実施中   作:蜘蛛の意図

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ついに第一章完結です。

また第2章はできしだいしますのでよろしくお願いします!!


紫苑の荼毘、ヘタレ女ガンナーに道を説く。そしてヘタレ女ガンナー星々に未来を誓う

 

ガンランス最大の特徴とは何だろうか?

 

ランス系武器特有の圧倒的防御能力だろうか、否

 

モンスターの強靭な鱗や甲殻を無視してダメージを与えることができる砲撃だろうか、惜しいがそれも否である。

 

それは、人の身でありながら竜に近づこうとして生み出された竜撃砲である。盾でしっかりとガードを行いながら約3~5秒チャージを行い一気に目前の敵へと放つ。この威力は狩技を除けば全武器の中で最大の威力を誇る。チャージ時間が長い、一度使ったら約2分間冷却をするため連発して使用できない等の弱点はあるが全ての武器の中で圧倒的ポテンシャルを持っているのは確かである。

 

しかし、少し待ってほしい。本当に竜撃砲は飛竜のブレスに届いたのだろうか?

 

それは、はっきりと否である。

 

射程が致命的に足りない、チャージしている途中に攻撃されれば安全装置が作動して不発に終わってしまう等、技術的にモンスターには到底届いていないというのが現状だった。

 

そのためにあるハンターが今からおよそ2年前、龍歴院、加工屋と共同で開発した狩技がガンランス自体に改造を施して行われる『龍撃爆槍』である。その改造内容と技の内容ははっきりと言って常識はずれの狂気の沙汰だった。

 

 

 

 

それは、ガンランスの普段は連続使用のために抑えてる威力と暴発しないための安全装置を意図的に外しさらに遠隔で竜撃砲を発射させる機構を開発し、それを槍投げの要領でモンスターめがけて投げ、ランス部分が刺さるのと同時に竜撃砲放つというものだった。

 

 

 

 

 

竜人族の知恵や龍歴院技術班の開発もあり機構自体の開発は成功したが問題はここからだった。この狩技を使うためには武器の中でも重量級のガンランスをモンスターめがけて、理想的には一直線上に投げなければならない。それを行うためには利き手の手を使って投げなければならないのだが、そこの問題がある。

 

盾持ちの武器を持っているハンターは基本的に利き手で盾を持っている人間にとってモンスターとの戦いは死闘に他ならない。そのため自分を少しでも守るために盾を聴き手に持っているのだ。つまり『龍撃爆槍』の成功率を少しでも上げるためには普段の持ち方ではなく盾とガンランスを逆に持たなければなたないのだ。今までふつうの持ち方が体に染みついているベテランハンターたちにはとても使うことはできなかった。だが真の問題は持ち方など比べることもできない大問題だった。それは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この狩技を使えば大抵のガンランスは跡形もなく大破してしまうことだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍歴院で行った威力実験では確かに『考案者』の思惑通りハンターズギルドが所有する闘技場を分断する鉄格子を吹き飛ばすほどの威力を出すことに成功した。だがその代償として10本やった内9本がまるで昆虫種のようにバラバラに、唯一形はそこまでダメージを追っていないガンランスも内部が完全にイカれてしまい再度の竜撃砲はおろか普通の砲撃さえできなくなってしまっていた。一応それは修理をすれば再び使うことができたがこの実験結果を見たハンターたちはこぞって『自分たちは都合の良すぎる夢を見ていたんだ』とこの狩技のことを諦めた。

 

たしかにこれが口元あたりに刺されば内側からモンスターを爆ぜ吹き飛ばすことができる。古龍にだって効くかもしれない。しかし、そのために今まで持ち方を否定し矯正し、そしてあろうことか自分の魂ともいえる武器を使い捨ての投げナイフのように使うことに強い拒否反応を示してしまったからだ。

 

しかし、『彼』だけは違っていた。見学に来ていたハンターが落胆と憤りが混じった感情で闘技場を出ていき技術者たちが何やら思案顔をしている中、唯一内部の機関破損だけで終わった自分の二つ名ガンランス『オルトリンデロゼ』を見ながら小さくつぶやいた。

 

これで十分、と。

 

 

そこらかしこに血が飛び散っているエリア5で地面に突き刺さっているガンランスを引き抜きながら、ハンターの誇りを冒涜するような狩技の生みの親、シエンはゆっくりと息を吐いた

 

「やれやれ、この狩技はいろんな人たちからの食らいまくってまで作ったて言うのに。さすがに耐えられたら自信を無くすよ」

 

シエンは若干ため息をつきながらも前方遠くを見る。鎧の全身に返り血を浴びているがその様子には焦りは感じられない。しかし彼は違っていた。

 

『が、があぁぁぁぁ、ぁぁ、ぁぁぁ、ぁ、ぁぁぁぁ』

 

エリア6への入り口付近明らかに先ほどまでいた場所とは遠く離れた場所に吹き飛ばされた彼は、憤怒の轟竜はその場にうずくまっていた。先ほどまでの勢いはどうしたのかほとんど動けず呻くようなつぶれた声しか出ていない。しかし、それも無理はないだろう。なぜなら、

 

彼の体から下あご全て、喉頭部前方、そして左前脚が消し飛んで今もそこから血がドバドバと垂れ流し状態になってしまっているのだから。

 

さすがに再生能力が高いモンスターと言ってもここまでの欠損状態になってしまったらもう助からない。おそらく死はもうすぐそこまで来ているのだろう。しかしそれでもなお憤怒の轟竜は残った四肢をもがくようにゆっくりとシエンの方向に動いていく。せめて、この死神を道ずれにするために。

 

しかし、シエンは自ら憤怒の轟竜に語りながら近づいて行った

 

「……わかっていると思うが、君はもうすぐ死ぬ。残った命を僕みたいな屑を殺すために使うのか?……君には、その残された命でやるべきことがあるんじゃないか?」

 

『…………!』

 

もちろんモンスターと人間の言語は全く違う。大罪二つ名モンスターと称されるモンスターとしたら驚異的な知能を持つ憤怒の轟竜でもそれは変わらない。だが、彼は止まった。シエンが自分の攻撃の射程圏内に入っても攻撃をしなかった。

 

それどころかのろのろとした這うような動きで方向転換しながらエリア4に向かっていった。そしてシエンもその横を並びながら歩き出した。

 

 

痛い、それが彼、憤怒の轟竜の頭のほとんどを占めている感情だった。結局自分は母の仇をとることができなかった。それどころか母の仇に情けをかけられ横に沿って歩かれていた。今彼はだんだんと視力をなくしてきていた。おそらく自分の命の限界が刻一刻と近づいていることの前触れであることが分かった。移動し始めてから3分と経たないうちにエリア4の中心部にまで行くことができた。そして気が緩んでしまったのか憤怒の轟竜は地に伏してしまった。

 

『が、ぐぅ、ぁぁ、ぁ』

 

「…………」

 

もはや肉がもろに見えている首を上げることができず制が終わる瞬間を待つばかりとなった憤怒の轟竜を見ていたシエンはポーチから黄土色の上等な鱗をだしそれを彼の顔辺りに置き、そのまま後ろを向けて去っていった。

 

『(この、におい……。母さんの、におい……。)』

 

憤怒の、いや幼い轟竜は気づいた。今あの死神がおいて行ったものから母親の臭いが強く感じることができたことを。

もはや久しぶりとさえ思えてしまう母親の臭いに安心してしまったのか彼の瞼はゆっくりと閉じられた。

 

『(母………さん。今、そっちに行くね……)』

 

血にまみれた暗き古代林で憤怒に身を食われた一体のモンスターは、やっと安らかにこの世を去った。

 

 

「『紫苑の荼毘』………で間違いないか?」

 

「………あなた方は……?」

 

ベースキャンプに帰る途中に通るエリア2でシエンは4名のハンターたちと遭遇していた。一番後ろのに頼った顔立ちの女二人がブナハSガンナー装備を付け、中心にいる男がランボスS剣士装備をつけ、先頭にいる男がギザミS剣士装備を付けていた。防具の色彩がオーダーメイドで変更できる部分もすべて濃い青で統一されており、さらにボウガンのグリップや盾の中心、ハンマーの側面部に剣に二体の龍が巻きついたかのように見えるエンブレムが描かれていた。

 

「剣聖連合、か。ハァ、確かにこのあたりには駐屯地はあったはずだが。よりにもよってアイツが指揮する猟団に一番先に助けを求めるとはな……」

 

「それで、狩猟の結果は………いや、その様子だと聞くまでもないか」

 

「ああ、ティガレックスの討伐は成功した。死体は損傷が激しいがエリア4にまだある。すまない、取り越し苦労になってしまったな」

 

「いや、問題はない。それより早くベースキャンプに行ってやれ。駐屯地まで来て私たちに応援を頼んだ小娘がまだいる。」

 

「………!…わかった、有り難う」

 

先頭のギザミ装備の男に浅く礼をするとシエンは再びベースキャンプの方に向かっていった。そして、シエンが完全にエリア2から消えると黙っていた後ろの三人がキザミ装備の男に話しかけた。

 

「隊長、いいんですか?何も見返りをもらわないままで。このままじゃ俺たちただ時間と体力の浪費をしただけですよ?」

 

「そーそー!!全額とは言わずとも今回のクエスト報酬の何割かをせびりに行けばよかったのにー!!この被害を考えると報酬の上乗せだって考えられるってのにー!!隊長!!」

 

最初にランボス装備の男が不満を呈し、それに便乗する形でブナハ装備の女たちがぶーぶーと不満を口に出した。しかし、ギザミ装備の男はそれを完全無視しエリア4に歩を進めた。そして歩きながら口を開く。

 

「馬鹿かお前たちは、私はむしろ『紫苑の荼毘』に感謝さえしている。もし、今回のクエストを剣聖連合が受けていたらまず間違いなく我々が、特殊個体のティガレックスの行動パターンを知るための捨て石、もとい斥候にされていただろう。そんなことになったら私たちはおそらく半壊では済まないぞ」

 

「ええ?!マジでやばくね?!」

 

「でも、お姉ちゃん。『蒼天の剣聖』ならそんな命令平気でしそう……!!」

 

「ちっ、この腰抜けどもが……!!たおせりゃ一気に昇進するだろが………!!」

 

ブナハ装備の双子は正直に万が一そんなことになっていたらと思い身震いをしたが、ランボス装備の男は舌打ちをして小さく悪態をついた。それに気が付いたのかギザミ装備の男は諌めるように歩きは止めず、話す。

 

「お前はまだ会ったことがないから言えるのだ。特殊個体モンスターは普通のモンスターとは次元が違う。あれはとても我々のような凡人が相手をしていい化け物ではない。『あんなもの』と相手ができるのは、そう、」

 

「……?あの、なんでとまっっっ?!!」

 

「は、はぁ?!何この死骸?!!」

 

「ひ、ひぃぃぃぃぃ?!なにこれ?!!なんで下顎がないの?!こんなの人間にできるのぉぉぉ?!」

 

ギザミ装備の男が急に立ち止まったのを見て不審に思ったのかランボス装備の男とブナハ装備の双子はギザミ装備の見ていたものを見て思わず絶句し、絶叫した。

 

下顎、喉元、左前脚が消し飛び、前代が徐々に腐敗し始めている幼体のティガレックスのなれの果てはいくつかの修羅場を潜り抜けてきた彼らにさえ想像を絶した光景だった。三人が狼狽しているのをよそにギザミ装備の男はぼそりと呟いた

 

「化け物を殺せるのは、同じ化け物だけだ」

 

 

そのころシエンは悲鳴を上げている体に鞭を打ちながらやっとベースキャンプに到着できた。ベースキャンプには剣聖連合の小型飛行船の見張り番と思われるハンター達、アイルー達がたき火をしながら待機していた。そしてその中にはもちろん自分の使用人の姿も、彼女の姿もあった。

 

「あ!!お帰りなさいですにゃ、ご主人!!狩猟の成功おめでとうございますにゃ!!」

 

「ああ、まぁいつも通りだ。それより龍歴院発の飛行船はい、つうっ?!」

 

まるで予想していたように朗らかな笑顔で主人を出迎えたユカリに対してシエンは今日一日だけで強敵の飛竜の二連戦だったので早く自分の宿に帰ろうとしたのだが、帰りの便を聞こうとして息が詰まった。その理由は簡単だった。

 

「う、うう……よかったぁ、生きてる、生きてるよぉ……!本当によかったぁぁ………!!!」

 

「………!!ひ、人前だ……!い、今すぐ離れなさい……!は、早く……!」

 

装備を外しインナー姿になっていたテノアが泣きながらシエンに抱き着いてきたからだ。年頃の娘にしては発展途上でありながら豊満な胸や柔らかな太ももの感触が鎧の装甲の薄い部分から伝わりどぎまぎとしてしてしまった。その光景に思わず見ていた剣聖連合のハンターたちはさっと顔をそむけたが、ユカリを含めたアイルー達は分かりずらい表情でにやぁとした表情を浮かべた。

 

「いやぁ、ご主人ってやっぱりムッツr…」

 

「らぁっ!!!」

 

ビュウッ!!グサッ!!

 

「ひぃ!!平然とガンランス投げてきたにゃぁぁ!!みんな、明日のための撤退にゃぁぁぁ!!」

 

「「「「にゃぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」

 

とんでもない問題発言をしようとしたユカリとニマニマしていたアイルー達をガンランスの投擲で散らした後、愕然としていた剣聖連合団員達をガンランスを回収しながら睨んだ。思わず睨まれた団員たちは自分たちは何も見ていないといった風に武器の整備をいそいそとし始めた。そして、改めて未だ泣いているテノアに向き合った。

 

「……とりあえず、あっちで座りながら話そうか。実は僕は今結構しんどい」

 

「スン………スン…。わかった」

 

鼻をすすりながら了承するテノアを連れて小さな岩がある場所に向かった。その間も思わずインナー姿の彼女を横目で見てしまいそうになるがそれを抑えながら歩いていると目的地にはすぐ着いた。そこに座ると二人には少し沈黙が流れたが、最初にこの空気を破ったのはシエンだった。

 

「今回のことは君は気にしなくて構わない。あの状況で下位ハンターに援護しろというほど僕も鬼畜ではない。今の君の力なら、あれは逃げるのが正解だ」

 

「でも……!それは、私が信じるハンター像じゃ、」

 

「君のあこがれのハンターのことはあえて聞かない。でもこれだけは言わせてもらう。

そんな英雄論をのたまうことを許されるのは本当に強いハンターだけだ」

 

「……!!そんな、こと……」

 

慰めからのからの一転強い口調でテノアをたしなめるシエン。テノアはいつもの条件反射で反論しそうになるがぐっと抑える。自分は弱い、それは今日一日でいやというほど痛感してしまったのだから。だが、テノアにはもう自分ではどうするべきなのかわからなくなってしまった。またも一人では道一つ見つけることができない自分に恥を感じまた目元を涙で濡らしてしまう。そしてまた、シエンに頼り聞いてしまう。本当は自分で見つけなければならないのに。

 

「だったら、どうすればなれるの……シラユキお姉ちゃんみたいにみんなに希望を与えて、シエンみたいな強い人たちの背中を守れるぐらいのハンターにはどうしたらなれるの?!………ごめんなさい、忘れて……」

 

「……なら、最低でも上位級ハンターにならなければお話にすらならないね」

 

「……え?ちょっと待っ」

 

「僕みたいな才能なしでも一応持ってるんだ。多分そのシラユキ………さんも上位級ハンターなんだろう。さすがにそこまで行けば英雄論の一つや二つ語ったって許されるんじゃないかな?」

 

そう言った後シエンは立ち上がり飛行場がある方向まで歩き始めた。テノアもそれを追おうとするもすぐには追うことができず、その間にシエンはどんどん遠くに行ってしまっていた。そして背中を見せたまま手を振りながら彼女に最後の言葉を語りかける。

 

「だから、君はとりあえず上位ハンターを目指せ。強くさえなれば後はいくらでも道は開けるはずだからな」

 

そしてそのまま薄暗い闇の中に消えていった。その後そこに残ったテノアは腕で涙をぬぐいながら真夜中の星を見上げる。無数に明るさこそ違えど輝く星々その星たちに彼女は手を掲げ誓う。

 

「まず、私は上位ハンターになる。そしてシラユキお姉ちゃんやシエンみたいに一筋の信念を持ったハンターになりたい……いや絶対になって見せる!」

 

この物語はハンターとモンスターが作り出す限り無く彩られた狩猟の世界。

 

それはまだ、産声を上げたばかり。

 

第一章「憤怒のティガレックス編」・完




急いであげたので誤字があるかもしれませんがよろしくお願いします

感想を待っています!!



次章「傲慢のガノトトス編」お楽しみに!!

おまけ

モンスター設定集1


名前)憤怒の轟竜

危険度)☆☆☆☆☆☆☆

詳細)最初は最小個体のティガレックスでしかなかったが、母親のあまりの死に様を見て覚醒。母を殺した犯人を見つけるために古代林を暴れまくった。この際ゲリョス、ドスマッカォ、ナルガクルガといった多くのモンスターと戦闘を行ったが全て圧倒的な力で薙ぎ払った

通常種との違い)常時怒り状態で一切攻撃の手を緩めない異常なスタミナと回復能力を持っている。

       )身体は傷だらけであり、全身から血をふきだしている。また目からは常時血涙が流されている

       )咆哮は指向性のブレスのような感じになっている

素材)轟竜の憤鱗:怒りに染まった轟竜の鱗。禍々しく逆立っている

   轟竜の憤殻:怒りに染まった轟竜の甲殻。その怒りを内側から押さえつけるほどの強度を持つ

   轟竜の憤尾:怒りに染まった轟竜の尻尾。母の無念を晴らすため異様なほど固くなった

   轟竜の憤牙:怒りに染まった轟竜の牙。復讐のために研ぎ澄まされた牙。砕かれてもその切れ味は変わらない

   轟竜の憤爪:怒りに染まった轟竜の爪。仇を屠るために短時間で極限の進化をした爪

   憤怒のアギト:怒りに染まった轟竜のアギト。自分よりもはるかに大きいものをあっさり切断する力と咆哮ブレスにすら耐える頑丈さを持つ憤怒の轟竜の切り札

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