新次元ゲイムネプテューヌ 反響のリグレット【完結】   作:ジマリス

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9 これまでとこれから

 

変身が解け、シェアリングフィールドもその効力が消えたあと、糸が切れたようにうずめたちはその場に伏した。

終始優勢だったようだが、かなり体力を消費したようだ。

しばらく公園で休息をとったあと、拠点へと戻ってきたのはすっかり暗くなってからだ。

みんなはダークメガミを倒せたこともあって和気あいあいとしていたが、あのマジェコンヌという敵を逃してしまったことを悔やんで、私は唇をかんだ。

 

「ごめんなさい、逃がしてしまって」

 

「いやいや、ダークメガミに勝てたんだからよかったよ。ほんと、一時はどうなるかと思ったけどね」

 

「そうだね。でも、どうして急にシェアが得られるようになったんだろう?」

 

私には答えがわかっていた。

ネプテューヌたちにはまだ説明していないことだ。

ちょうどうずめは屋上でシャワーを浴びているところだ。万が一にも聞かれることはないだろう。

 

「それはね……」

 

「イヴは疲れているだろうし、オレから説明しよう」

 

うずめがこの場にいないことを確認すると、海男はうずめの能力について話しだした。

うずめは自分の妄想を現実に変える力を持っている。

あまりに大規模なものは無理だが、都合よく世界を変える力を持つ。

以前あった、プリンの材料が見つかったこともそれが原因だ。

もしかしたら、ネプテューヌたちがこっちに来たことも関係しているかもしれない。

 

ただしこの力には条件がある。

本気で妄想しなければ、その力は発動されない。

その制約上、この能力のことは彼女に伝えないようにしている。知っているのは私と海男だけ。

 

その力があの公園でも発揮されたのだ。

モンスターからもシェアの力を貰えるような世界に変わった。

それは、ネプテューヌたちのおかげでもある。

これまでの話から、クリスタルからでしか力を得ることができないといううずめの固定観念を打ち破ったのだ。

 

 

 

 

 

「ふう……やったんだ、やったんだよな。よっしゃあああああああ!!!」

 

「うるさいわよ、うずめ」

 

裸のまま叫ぶうずめを横目に、私は屋上の柵に身を預けた。

 

屋上のタンクに穴を空け、簡易シャワーとして使っている。一応お湯が出るようにもしているが、電力を必要とするため使用は控えめ。

濡れたタオルを身体に張り付かせて、うずめは私に笑顔を見せた。

 

「お、イヴ。はは、ようやくあのデカブツを倒せたんだ。これくらい言わせてくれよ」

 

「好きに叫びなさい。ここらはもう敵はいないし……私は休ませてもらうわ」

 

柵を背もたれに、ずるずると床にへたり込む。

公園での戦闘はいま思えばかなり命知らずな行為だった。

シェアリングフィールド内だったとはいえ、敵の戦力もわからずに一対一を挑むだなんて。

相手が犯罪神と似た力を持っているのを知っておきながら、感情に任せて大それたことをした。

一歩間違えたら……ということは帰ってくる途中に気付いたが、不思議と後悔はなかった。

 

「お前もシャワーか?」

 

「いえ、ちょっとね」

 

「なんだ、悩み事か?」

 

図星をつかれて、視線をそらす。

 

「ふふん、お前悩み事あるときいっつもここにくるからな」

 

「ダークメガミがいなくなったのは良かったけれど、あのマジェコンヌとかいう奴が気になるの」

 

うずめの勝利の酔いを覚まさせるわけにはいくまいと黙っていたが、私は白状した。

あの女の言ったことから考えて、ダークメガミを操っていたことは確かだろう。

破壊するだけのダークメガミと違って、知能があるぶん厄介なのは間違いない。

 

「また立ちはだかってくるだろうしな。だけど、今度は逃がさずに勝てるはずだ。お前一人でも圧倒してたじゃないか」

 

「あれは相手が油断してたからよ。奥の手持ってそうだし」

 

「まあでも、なんとかなるってわかったからな。とりあえず安心はしたかな」

 

シェアリングフィールドが使えることが判明したいま、勝機があることは証明された。

現在得られるシェアだけでも、自他ともに予想外の効力を発揮したあのフィールドさえあれば、マジェコンヌとてうかつに手は出せないだろう。

 

「あの魔女も倒したらどうするんだ?」

 

うずめは身体を拭いて、服を着替える。

濡れた髪をタオルでがしがしと豪快に乾かしながら、私の隣に座った。

 

「私は……」

 

私はぎゅっと右腕を握った。

 

「もっと強くならないといけないわ。もっと上の敵が現れるかもしれない。なら、それも倒せるようなものを造るしかないわ」

 

「そんなに気張らなくてもいいんじゃないか?お前はじゅうぶんに戦力になってるし、俺だっているだろ?」

 

「最悪に備えて、よ。あなたに頼ってばかりじゃいられないもの。ネプテューヌたちだっていつまでいるかわからないし……」

 

「そうだな……。ねぷっちとぎあっちも帰る日がやってくるんだよな」

 

あの二人はこの世界の住人じゃない。

あの二人にはいるべき場所がある。

私たちは私たちでこの世界を守り抜いていかなければいけないのだ。

 

「ええ、だから私たちだけでこの世界を立て直せるようにならなきゃね」

 

「そうだな。さあて!ねぷっちたちの世界に負けないくらいかっこいい国を考えなきゃな!俺考えたんだけどさ、モンスターにしろ人にしろ、国民が増えたらそのぶん情報が増えるだろ?そうなるとその情報が増えるから……」

 

うずめは目を輝かせて、これからの展望を私に話した。

いままで話したことのなかった、平和になったあとの話を。

 

 

 

 

 

数日後、とある情報をもとに、私とネプギアは拠点から少し離れた建物に侵入していた。

かなり大きな施設だったようで、受付がある一階だけでも相当な広さだった。

かつては多くの人がせわしなく働いていただろうが、今では割れたガラスやごみが散乱し、モンスターがうろうろしている。

 

私は向かってくる人型の機械モンスターに爆発弾を次々と撃ち込んでいき、機能を停止させていく。

そのかたわらで、ネプギアが素早く動き回り敵を蹴散らしていく。

 

左腕に着けたガントレットの甲にあるスイッチを押すと、腕部が青白く発光する。

向かってくる機械軍団に拳を向けると、ブウゥーンという耳障りな音とともに衝撃波が発生した。

衝撃波は一斉に機械をばらばらにして、地面にもひびを入れた。

 

「どうですか、イヴさん?」

 

「片付いたわ。やっぱり強いわね、ネプギアは。もともと強かったけど、シェアが得られてますますってところかしら」

 

「えへへ、イヴさんも戦いに慣れてきたみたいですね。新しい武器も上々みたいですし」

 

左腕のスイッチを切りながら、私はぶんぶんと腕を振った。

衝撃波は強力だが、あまりの反動で腕が痺れてしまうのが難点だ。

開発にはネプギアも協力してくれたが、しきりに右腕まで分解しようとするのはどうにかならないかしら。

 

「それにしても、ネプテューヌだけでなくうずめもだらだらしだすとはねぇ」

 

「この次元に慣れたんですかね。お姉ちゃんはもともとああいう感じだったから……」

 

「まあ、ようやくダークメガミを倒せたからっていうのもあるんでしょうから、強く言えないのよね」

 

言いながら、私たちは階段で地下へと降りていく。

ダークメガミを倒してから、ネプテューヌとうずめは暇を貪り食う生活を続けている。

あれだけの戦いが終わった後だというのと、つよく叱ることのできる保護者がいないのが原因だった。

特に最近は激闘の日々だったから、少し休んでても文句はないし。

甘い……わけではないわよね?

 

 

薄暗い階段を降りていき、狭い通路を抜けると、ようやく広い場所に出た。

なにかの実験場か、研究室か。

部屋の中心の大きな円形の土台を囲むように、いくつかのコンソールが並び、そこから繋がれている大小さまざまなケーブルや管が足元を隙なく這っている。

 

「あらあら、ずいぶん大物が隠れてたものね」

 

「すごい……イ、イヴさん!はやくここ調べちゃいましょうよ!」

 

「え、ええ。お好きにどうぞ」

 

目を輝かせて、ものすごい勢いでそこかしこを手当たり次第に調べていくネプギアに、私は少し気圧される。

この子のこういうところはいまだに慣れないわ。普段とのギャップがあるから余計に。

 

私も仕事をしましょう。

ネプギアの持っているNギアを模して作った新しい端末を操作して、海男に連絡をかける。

 

『イヴ、いまどこだい?』

 

「ちょっと離れたとこ。ほら、前に言ってた施設よ。ネプギアも一緒」

 

『ああ、あそこか。収穫はあったかい?』

 

「かなりね。よければあなたも来てほしいのだけれど。うずめとネプテューヌも一緒に」

 

『了解した。まあ、ぐうたらしてる二人を連れてくるのには骨が折れそうだから、時間はかかるが』

 

私はちらっとネプギアを見た。

装置をいじるのに夢中で、私が通話していることにも気づいていない。

こうなったら、この部屋の規模を考えると数時間はこのままね。

 

「……こっちも時間があったほうがいいみたいだから構わないけれど」

 

『……?』

 

「こっちの話。とりあえず待ってるわ」

 

通話を切って、私もこの部屋の調査に加わる。

ぶつぶつと独り言を発しながら分解と組み立てを繰り返すネプギアをよそに、私はコンソールを端末に繋いで操作する。

 

予想通りこの施設と装置に関する情報が詰まっていた。

かなり大規模な研究をしていたみたいで、その全貌をとらえるには何時間もかかった。

 

「へえ、転送装置みたいなものかしら。パーツは足りないってことはないし、劣化もそれほど……動かないのはただの電力不足ってところかしらね。ネプギア、そっちはどう?」

 

「…………」

 

無視である。

いや、集中しているだけなんでしょうけどね。

まあこれだけ大きなものは初めてだし、興奮するのもわからないでもない。

 

見てみれば、部屋の隅には使われていないパーツが集められて箱にしまわれていた。

その割にはわりと珍しいパーツが揃っている。

 

「このパーツは……使えそうね。貰っておこうかしら」

 

「貰っていいんですか!?」

 

「ちょ、ちょっと驚かさないでよ……。これは余りものみたいだしね。持っていても大丈夫でしょ」

 

いきなりぐいっと近寄ってきたネプギアに驚きながら、私は部品を懐にしまった。

ネプギアと一緒にいると寿命が縮んでいく気がするわ……。

 

動悸を抑えていると、ようやく海男たちが到着し、こちらに手を振る。

 

「やあ、待たせたね」

 

「うわーでっかい!」

 

「へえ、こんなところにもこんな場所があったのか。にしても、なんだこの装置?」

 

三人は口々に言葉を発するが、装置に驚いているのは間違いない。

再び作業に没頭し始めたネプギアに代わって、私が説明する。

 

「転送装置よ。あくまでも街と街の行き来程度くらいのものだけれど……」

 

それを聞くと、ネプテューヌはがっくりと肩を下ろした。

 

「あーそっかー。次元を越えるのは無理かぁ」

 

これからの生活に利用できないというわけでもないが、これを改造したところで次元をどうのこうのできるとも思えないし……。

私たちが腕を組んで思案していると、突然ピピピと高い音が部屋に響いた。

 

「わひゃあ!」

 

作業に夢中だったネプギアが飛び上がる。

音はそっちから鳴っていた。

 

「何の音?」

 

「これ、私のNギアの着信音です。けど、電波がないのにどうして……」

 

「通信?誰から?」

 

ネプギアは通信端末Nギアを取り出して、相手を確かめる。

 

「あっ!いーすんさんです!お姉ちゃん、いーすんさんから通信が来てる!」

 

ネプギアは通話ボタンを押す。『いーすん』という名前は何度か二人の口から聞いたことがある。

話を聞く限りでは保護者のようなものらしいが、この二人の保護者って胃に穴空いてそうね。

 

『あ、ネプギアさんですか!良かった、やっと連絡がつきました。ネプテューヌさんはご一緒ですか?』

 

幼いながらも大人っぽいという不思議な声が聞こえた。

Nギアには相手の顔も映し出されており、そこにはネプテューヌよりも幼い見た目の金髪少女があった。

 

「やっほー、いーすん!久しぶり!」

 

『お二人が無事なようで何よりです。突然いなくなるものですから、心配したんですよ』

 

落ち着いた声から察するに、心配はしていたものの慣れているみたいだ。

 

「あなたたちの次元の知り合いかしら?」

 

『……おや、あなたは……?』

 

「えと、うずめさんとイヴさん、こちらは海男さんと言って、この世界で私たちがお世話になっている人たちです」

 

「初めまして。こっちの次元の……って違う次元だってことを説明しなくちゃ……」

 

ネプギアが私たち零次元の住人を紹介したあとに、私は一礼しながら追加説明しようとしたが、いーすんとやらはストップをかけた。

 

『いえ、大丈夫です。こちらとそちらが違う次元だということは存じています』

 

「よかった、手間が省けるわ。私はイヴよ」

 

『初めまして。イストワールと申します』

 

イストワール……ああ、それで『いーすん』なのね。

 

彼女はこちらの状況には察しがついているようだ。

やっぱりそういうことには慣れているのかしら。

ネプテューヌたちも次元を越えたことがあるみたいだし、そうそう珍しいことでもないのかしら?

 

「ところで、通信ができたのはあなたの能力か何かかしら?」

 

『そんなところです』

 

「応用で次元間を繋げたりなんかは……」

 

『次元を繋げるには、莫大なエネルギーが必要なんです。それに、それ相応の装置も必要ですし……』

 

「これは使えないのか?」

 

なぜかずっと首をかしげていたうずめが私たちのそばにある転送装置を指さした。

 

「スペックはこれくらいなんですけど」

 

『充分です。あとはエネルギーさえあれば……』

 

Nギアに保存されたデータを一瞬見て、イストワールが頷く。

どうやら、転送装置であればどんなものでも構わないらしい。

 

「エネルギーに関しては後で考えましょうか。とりあえずはこれを修理すればなんとかなりそうね」

 

「なんか、あっさり帰れそうな感じだな」

 

「そうだね。早く帰りたいと思ってたけど、いざこうしてみると名残惜しいよ」

 

うずめとネプテューヌが笑いながらも悲しさを見せる。

 

「だな。数日だったけど、楽しかったぜ」

 

「ええ、かなり助けられたわ。あなたたちがいなければどうなってたか……って、まだ修理には時間がかかるからもう一日くらいは一緒にいられそうだけれどね」

 

と言っても、修理につきっきりになれば喋る暇はなくなるのだけれど。

 

『では、ネプギアさん。修理が終わったら連絡をお願いします。おそらく、今と同じような環境であればNギアで通信ができるはずです』

 

「わかりました。それでは、修理が終わったら連絡しますね」

 

ネプギアが通話を切ると、私は工具を取り出してネプギアに渡す。

 

「さて、続きやりましょうか。ネプギア手伝って」

 

「はい。私たちで調べるので、みなさんは自由にしていてください」

 

「またまたー。本当は手伝ってもらいたいのに遠慮しちゃってー」

 

「いや、本当にいいから」

 

「ガーン」

 

ネプテューヌにチョップをすると、わかりやすくへこんだ。

 

 

 

 

 

私とネプギアは無言で作業を続けていた。

このペースでいけば、それほど時間がかからないうちに動くようになるだろう。

 

うずめとネプテューヌと海男はこの建物の周りパトロールをしている。

やることがないとへこんでいたが、『あなたにしか頼めないの』と言ったら満面の笑みで引き受けたところを見ると、わりとちょろい子なのかしら。

 

「イヴさん……」

 

ネプギアが手を止めて私に話しかけた。

埃と油で顔も服も汚れている。

 

ふう、と一息ついて端末を見ると、すでに時間は夜だ。

ここに着いたのが午前中だったから、すでに半日はここにいることになる。

 

「どうしたの?」

 

「私たちが帰ったら、どうするんですか?」

 

「当面の問題はマジェコンヌね。勝てなくないってことはわかったから、それほど大きい問題ってわけではないでしょうけど」

 

「……イヴさんはもとの世界に戻ったりは……」

 

「もうないわよ」

 

即答した。

 

「え?」

 

「私の次元は犯罪神と呼ばれる存在によって破壊されたの。四つの国があって、あなたたちとよく似た女神たちがいたのだけれど、負けたらしくてね」

 

ネプテューヌにネプギア。

私のいた次元にもプラネテューヌは存在し、この二人の名前も聞いたことがある。

 

「私は一人だけ次元転送装置で飛ばされたから、実際に犯罪神を見たことがあるわけじゃないけど、各国が総じてそう報告してたから間違いないはず……」

 

犯罪神が現れてから、その猛攻はとどまることを知らなかった。

リーンボックス、ルウィー、プラネテューヌ、そしてラステイション。

 

犯罪神の姿を見たことはなかったが、何もかもが次々と破壊されていくさまは全ての人間に恐怖を与えた。

 

犯罪神から私を守るため、科学者であった父はラステイションの国力をあげて製作していた次元転送装置を私に使わせた。

急なことで細かいところまで調節できず、私はこの次元まで飛ばされてしまった。

次元転送装置は一回の次元移動で限界を迎え、二度と動かなくなった。

残されたのは、残骸と父から叩きこまれた科学者としてのノウハウだけ。

 

父の最期は見ていないけれど、生きているのだろうか。

いいえ、そんな淡い希望を持つほど私は子どもじゃない。

むしろ死んだ場面を直接見ていないぶん、冷静を保てるのはありがたい。

 

「だから私には戻る世界なんてないのよ。私のいた世界はきっと、もうなにも残ってないはずだから」

 

「ご、ごめんなさい。辛いことを聞いてしまって」

 

たぶん、少しだけ苦しい顔でもしていたのだろう。

それを察して、ネプギアが頭を下げる。

 

「いいのよ、今はここが私の新しい場所だし。だからこそ私は強くなって、ここを守らなきゃいけないの」

 

私も手を止めて、ネプギアに向き直る。

 

「あなたたちが来てくれて、本当に助かったわ。本音を言えば、もっと一緒にいたかったのだけれどね。だけど、あなたたちにはあなたたちの世界があるから……」

 

本当はこんな本心を言うのは恥ずかしいのだけれど、自分の思いを伝えないことはきっとあとで後悔する。

彼女たちがいなくなれば、こうやって顔を合わせることはできなくなるかもしれないのだから。

 

「イヴさん……」

 

「ほら、手が止まってるわよ。これができるのは私たちしかいないんだから、止まってる場合じゃないわ」

 


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