新次元ゲイムネプテューヌ 反響のリグレット【完結】   作:ジマリス

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11話にて、(実際には10話からですが)前々作のキャラクターが登場しました。
やたらとややこしい作品ですので、自分でも思い返す意味も込めてあらすじとキャラ設定を投稿しました。

11/4 「渇望のアウトサイダー」「零次元編」を追加しました。

もちろん、作品のネタバレを含みますので。



超次元編
零次元編と前作までのあらすじとキャラ設定


超次元ゲイムネプテューヌ 衝動へのリベリオンより

 

 

犯罪組織マジェコンヌの脅威に晒されたゲイムギョウ界。

平和を取り戻そうとした女神たちは敗北し、ギョウカイ墓場へ捕えられてしまった。

 

物語は、記憶喪失の青年「滝空ユウ」が、姉である女神ネプテューヌを救おうとする女神候補生ネプギアと出会ったところから始まる。

彼は記憶を取り戻すために旅へ同行。

各国の女神候補生、教祖など仲間を増やしながら旅を進める一行だったが、突如として現れる「篠宮エリカ」「篠宮オルガ」というユウを知る姉妹に

「世界を滅ぼした悪魔」と言われたユウはしだいに失った過去を恐れながらも、過去を求めて躍起になる。

 

やっと4つの国を回り、いよいよ女神救出のためにギョウカイ墓場に向かおうとする一行だったが、犯罪組織幹部である「マジック・ザ・ハード」が危害をくわえないことを条件にユウを呼び出す。

マジックのもつ不思議な結晶で「破壊者」である記憶を取り戻してしまい、犯罪神の力をもった別人格「ドゥーム・ザ・ハード」と分離してしまったユウは絶望に落ちる。

 

しかし、過去に交わした会話や新しく出会った人々に励まされ、再び戦いへと身を投じていく。

激戦を制し、犯罪神幹部を倒したユウたちだったが、それをきっかけに犯罪神が復活してしまう。

 

一行は犯罪神を倒すためにギョウカイ墓場へ向かうが、その前にドゥーム・ザ・ハードが現れ、ユウと一対一で戦い、オルガはその戦いの行方を見守る。

 

いっぽう女神たちは犯罪神のもとへ向かうも、そこにいたのは犯罪神の力を吸収したエリカがいた。

 

ドゥームとの戦いを制し、奥に向かったユウ。エリカによって女神たちが傷つき、オルガが殺されたことで、エリカを敵として見たユウは、女神たちとともに死力を尽くしてエリカを倒すことに成功。

エリカはユウに看取られながら、ギョウカイ墓場でその身体を散らした。

 

平和を取り戻したゲイムギョウ界だったが、ユウは「戦い続けて」というエリカの約束を守るため、別の次元へと渡り、戦い続けることを決心。

 

ユウは決心を揺らがせないため、一人で旅立つとうとするが、ネプギアに見つかってしまう。

戦いへと向かうユウを理解してくれた彼女と少しの会話を交わし、ユウは次元の旅人としてその姿を消した。

 

 

 

 

 滝空(たきそら)ユウ

 

記憶喪失でさまよっていたが、偶然ネプギアたちを助けたことをきっかけに、女神を救出するとともに記憶を取り戻すために旅へ同行することになる。

 

その正体は、超次元に似た別の次元の人間。

プラネテューヌの外れにあるちいさな村の出身で、様々な世界の景色を見るために旅へと出た。

数年後、同じ村出身の篠宮エリカ、オルガ姉妹とともにパーティを組み旅を続ける。

しばらくして女神が捕えられたことを知り、何かできないかとプラネテューヌの教会を訪れ、アイエフとコンパとともに女神奪還作戦に参加。

ネプギアの救出に成功し、女神救出のための旅へ同行した。

各地の国の協力も得ることができ、無事女神の救出に成功した一行は犯罪神幹部も順調に倒していく。

しかしマジック・ザ・ハードを倒したとき、犯罪神が復活してしまった。

犯罪神のおぞましいほどの力を感じたユウは、女神の命を奪うことで力を増す禁断の魔剣「ゲハバーン」を使うことで犯罪神を倒すことを決意する。

ついに八人の女神を葬ったユウは、マジック・ザ・ハードに負傷させられた他の仲間を置いて単身犯罪神へ挑む。

抵抗せずに切り刻まれた犯罪神は、その力だけをユウへ宿らせた。

その影響でユウの「衝動」が別人格「ドゥーム」として形成される。

「世界の救済」には人類の全滅が必要だとユウに説いたドゥームは自らユウの身体を乗っ取り人間を殺していく。

全ての人間がいなくなったあと、手遅れになったあとで、これは間違っていると気づいたユウはドゥームを封印しようとする。

そのときの二人の力ぶつかり合いが次元のゆがみを引き起こし、超次元へと繋がる扉を開いてしまい、その衝撃で記憶を失ったことから物語が始まる。

 

 

父親が発注したオーダーメイドの刀を使用していたが、ドゥームとの戦いで折られてしまったため、現在は犯罪神の力と魔剣ゲハバーンを使う。

犯罪神の力を利用して「変身」した際には、左額から角が生え、身体には火傷の跡が浮かび上がり、翼も生える。

 

女神の技を真似ることができるが、これはマジック・ザ・ハードの特性を受け継いだためである。

 

その圧倒的な強さと比べて、「世界の救済には人類の絶滅」を否定できない気持ちと精神の脆さという危うさを持っており、割り切れない心のまま、しかし「約束」のために戦い続ける。

 

スピードを主とした戦いを得意としていたが、犯罪神の力を取り戻したあとはパワーを前面に押し出す戦い方へと変わった。

 

 

 

 

篠宮(しのみや)エリカ

ユウと同じ村出身の長髪の魔法使い。篠宮オルガの姉。

落ち着いた雰囲気をもち、目の前で人を殺すユウを見ても彼を信じる仲間想いな女性だった。

しかし、ユウが記憶を取り戻したときに感じた「世界がユウに悪を背負わせている」ということに怒りを覚え、

ユウと同じ力を持って、ユウとともに歩むために犯罪神の力を取り込もうと考える。

企みは成功し、全てを破壊する犯罪神となる第一歩としてオルガを殺し、女神も殺そうとする。

だが自分と「ユウが望んだ世界」を「約束」によって否定したユウと話が合うはずもなく、せめて「ユウが望んだ世界」を創るためにユウと戦い、敗北。

その身体は塵となって消滅した。

 

得意な魔法は雷・氷系の魔法。

接近戦が不得手で、ユウとの戦いの際にはその弱点を突かれる。

 

 

 

 

 

篠宮(しのみや)オルガ

ユウと同じ村出身の短髪の剣士。篠宮エリカの妹。

ユウに剣を教わったため、スピードを主とした戦いかたを得意とする。

兄のように慕っていたユウが人を殺したことを信じられなかったが、生き残った者の義務として、自分の心を鬼にして、ユウを殺そうと、イストワールの最期のの力を借りて次元を渡る。

失われたユウの記憶と真実を見たときに、その悲しみも感じたため、どうしたらいいかわからなくなり、心の整理がつかないままユウの先を見守るために同行する。

ドゥームとの戦いで決したユウの心を理解するために、これからもユウとともにいようとするが、犯罪神の力を吸収したエリカに殺されてしまう。

最終決戦のあと、その遺体はイストワールに見守られながらユウによって火葬された。

 

武器はククリ刀のほか、敵を捕らえる鎖。

魔法は得意ではないが、エリカから教わった、麻痺を誘発する初級雷魔法のみ使用できる。

 

 

 

 

神次元ゲイムネプテューヌ 渇望のアウトサイダーより

 

 

 

ヤマト

親代わりだった叔父と叔母に捨てられ、キセイジョウ・レイに拾われた神次元にいる青年。

空虚だった自分の心を埋めてくれた七賢人の力になろうと、仲間入りする。

マジェコンヌからは戦闘、アノネデスからは諜報訓練も受けており、七賢人では情報収集を主に担当。

とあることで、子どもたちを利用した女神化計画の存在を知り、反感を抱くもしぶしぶ作戦に参加。

ピーシェ、アイエフ、コンパ誘拐事件の際に、事故で女神メモリーを体内に取り込んでしまい、右手が緑の堅い鱗で覆われるようになる。

それから十年姿を消し、その間女神メモリーの侵食が進んでしまい、右腕までモンスター化。

「自分がいなくても、なるようになる」とふてくされていたが、アイエフやアイとの会話でやるべきことを再確認し、七賢人を止めようとする。

 

その後は女神に協力。

古代の国「タリ」の女神の力を手にした神次元のレイをなんとか正気に戻す。

滝空ユウの力を借りて超次元へと移動。超次元のレイも正気に戻し、ネプテューヌたちに別れを告げ、神次元に帰る。

 

現在はアイ=ローズハートを女神とした新生エディンの治安を犯罪組織から守りつつ、設立した孤児院にいる子どもの相手もしている。

 

多くの戦いを経て侵食が進み、現在は右半身がモンスター化しているが、本人はまったく気にすることなく、またエディンの住民もそれを受け入れている。

 

濃いメンツを相手にしてきたためか、ヤマト自身は冷静な性格をしており、格上の相手でもその場に応じた戦い方で互角以上に戦う実力を持つ。

 

使用武器は弓。

自身のエネルギーを「光の矢」として具現化し、放つことができる。これは、女神メモリーによる侵食が始まったことでさらに強化されている。

背中に背負った矢筒から様々なギミックが施された矢を使うこともある。

 

 

 

篠宮アイ

アクダイジーンが拾った孤児。

一人称が「ウチ」、語尾に「ッス」をつける少女で、ヤマトの妹的な存在。

成長してからはヤマトやマジェコンヌに鍛えられ、七賢人へ参加。

ブランに対して非情な手段をとる七賢人についていけなくなり、一度は脱退するも、ヤマトが女神メモリーに侵されえたことで再び七賢人側へと戻る。

 

七賢人のやり方に反発しながらも、自身が女神となることを条件に女神化計画を中止させ、エディンを建国。

その後十年にわたり女神たちを苦しめてきたが、ヤマトが戻ってくることを信じて密かに七賢人という組織を壊す算段をつけていた。

ヤマトの助力もあり、七賢人は解散するも、女神の力を取り戻したレイに襲われ気絶。

女神たちとヤマトに救われ、彼女たちの味方になる。

 

ヤマトとともに超次元へと向かい、超次元のレイを倒した後、エディンを復興させ、女神として運営を行っている。

 

女神たちの中でも特にブランと仲が良い。しかし、身体の一部的な問題でベールに対しては当たりが強い(本人は否定)。

 

国運営の能力に秀でていて、エディンを支えていく立場として仕事をした際には、他の四国よりもシェアを獲得したほか、

ブランがルウィーの立て直しをする際には右腕となってあっという間に再建させ、ノワールにもその実力を認められ、誘われている。

 

その半面、自身のことについてはぐうたらで、髪や肌の手入れはいつもレイやアノネデス、アブネスにしてもらっている。

 

飄々とした性格で、思ったことは恐れずに言うタイプ。

ネプテューヌやプルルートとふざけることも多いが割と鋭い面もあり、敵の思惑や心の機微を素早く察知する。

 

脚を使った技が得意で、戦っている最中はいささか乱暴になる。

 

 

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ローズハート

アイが女神化した姿。

鋭く尖った赤いプロセッサを纏う。燃えるような赤い髪は三つ編みにまとめられている。

変身前と比べて、不良のようなきつい言葉使いが目立つ。

容赦ない戦い方はわりと高評価のようで、「ローズハートに蹴られたい」というエディンの住民もいるらしい。

 

 

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零次元編

 

イヴォンヌ・ユリアンティラ

愛称は「イヴ」

零次元で天王星うずめとともに戦う唯一の人間。

もともとは別の次元の人間だったが、犯罪神が復活し、世界を破壊し始めたことで事態は一変。

科学者であったイヴの父は、開発していた次元移動装置をイヴに託し、それによってイヴは零次元に飛ばされる。

 

荒廃した世界でたった独りとなってふさぎ込んでいたイヴだったが、偶然うずめや海男たちと出会い、励まされたことでうずめたちの力になると決意する。

 

モンスターに右腕を噛み千切られたが、高性能義腕を開発したことでその代わりを果たしている。

 

自らの技術とネプギアの協力を得て開発した武器を用いる。

爆発する弾丸「ブラストバレット」や右腕の義手、左腕のガントレットに続いて製作された全身装着型のパワーアーマーなど。

開発した武器を利用した中・遠距離戦を得意とする反面、近接戦については不得手で、強力な拳を繰り出せるが、モンスター相手ならともかく経験のある相手には敵わない。

 

ダークメガミと一体になったマジェコンヌを倒した後、さらなる力を求めて超次元のラステイションで設計開発を続けている。

 

 

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