お父さんが鎮守府に着任しました。これより私たちのお世話を始めます!! 作:先詠む人
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総合評価が586点
でした!!
本当にありがとうございます。
本当は昨日こっちの方を投稿するつもりだったんですが、無性に五月雨ちゃんを愛でたくなったので後回しにしました。
それと、今回は第一部のまとめと裏話も兼ねてます。
第一部の後半部文が嫌だと思われた方は今回を読まれなくてもこれ以降の話は解りますので飛ばしていただいても構いません。
人物紹介
小鳥遊佑太 (19)
性別:男
容姿:「パパの言うこと聞きなさい!!」に出てくる主人公瀬川裕太の髪型をウルフカットにした姿
2回生に上がるときの春休みに巻き込まれた事件(後記参照)以降、駆逐艦娘からお父さんと慕われるようになった大学生
妖精さんからは軍関係の研究者たちが
「何でこいつ軍関係のものじゃないのにこんなに好かれてるの?」
と、首を傾げるほど好かれている。
そのためマッドな研究者が佑太を拉致監禁して自分の興味の赴くままに実験するという計画を立てていて、周りが必死に止めたという案件が本人が知らないところで起きていたりするほどいろんな意味で”人災の星”のもとに生まれている。
家族構成は年齢不詳の母親(阿賀野そっくり)とそろそろアラフォーなのを気にしている父親(プリヤケリィそっくり)と12個下の小学生の妹(朝潮にそっくりな見た目)が一人の4人家族。
現在の鎮守府での立ち位置はみんなのお父さんポジ
駆逐艦娘→お父さんとして甘やかしたりしている
鳳翔さん&霧島さん(たまにネキ)&龍田さん&武蔵さん&神通さん→前提督が捕まった後も自分のことを心配して解体と言う手段で艦娘を辞めることができたのにこの鎮守府に残ってくれたので感謝している。
呂利紺男→駆逐艦娘たちを虐待するかのような指揮を執るために完全に敵対
時雨→前提督のケッコンカッコカリ相手だったため少し負い目を感じて無意識に避けていたが、ようやく向き合えた。
妖精さん→かなり好かれているのはうれしいが、料理する際、調味料の計量中に邪魔をしに来るのは勘弁してほしいと思っている。
元帥→自分と軍を引き離そうとしているのは薄々気づいているが、その交渉のやり方が恩を押し付けてそれを対価に要求をのませようとするもので、それが佑太としては気に食わなかったために嫌っている。
明石
工廠の管理とかをしている元気なお姉さん。(ただし、あの事件の際には前提督のせいで完全に廃人になって物言わぬ機械になる寸前まで追い込まれていた。)
前提督が楽しむために行った解体の犠牲になった子達の絶叫が耳を離れずに夜も眠れず、あれから2か月経った今もなお睡眠薬を飲み続けている。
しかし、佑太のお蔭で少しはメンタル面の改善があったらしく「そろそろ薬の量を減らしてもいいんじゃないかな?」と医者から言われた。
霧島
金剛型4姉妹の4女
みんなが知ってるキレたら怖い霧島ネキ
前提督の指揮および日常生活の際のパワハラのせいで目の前で金剛が轟沈したり、目の前で榛名が性的な暴力を振るわれていても何も感じなくなる程心が壊れていた。
しかし、あの事件の際に佑太が前提督に啖呵を切る姿を見て何か思うところがあったらしく数週間にも及んだカウンセリングの末に鎮守府に復帰。
変態に痛めつけられてひどい目に遭わされている佑太をさりげなく守っていたが大鳳建造の際、ついに堪忍袋の緒が切れて変態に手を出して気絶させた。
夕立
白露型4番艦
あの事件の際に佑太が知らなかったとはいえ建造ポッドを動かしたことで誕生した犬っぽい子。
佑太が元帥と話すことになり、連れて行かれた際に兵器派の憲兵に半殺しにされていることに無意識に気付き、反省しなさいということで閉じ込められていた部屋を改二へと進化するのと同時に派手に壊した。(なお、そのせいでみんなと一緒に声をあげた後、青筋を浮かべたネキと目からハイライトが消えた神通さんにぼこぼこにされたという裏話があったり……)
現在この世界では夕立改二はこの夕立以外確認されておらず、世界規模で4番目の改二へと進化した艦娘となった。(なお、順番は北上→大井→木曾→夕立)
時雨
白露型2番艦
前提督とケッコンカッコカリをして以降一度も執務室の外に出ることは無かったために地獄を知らないが、むしろ生き残っていたメンバーの中で一番壊れてしまっていた子
ケッコンカッコカリ当初は執務室と言う狭い世界から出ようとしていたが、時雨を独占しようとする前提督の狂った執着心により何回か手足の骨を折られてダルマ状態にされている。
それを繰り返しながら同時進行で生きた人形のように扱われ続けていたためその心は完全に壊れて「提督に治らない傷をつけられてもそれは幸せ」と言い切れるほどになってしまっていた。
しかし、心のどこかでは救いを無意識にもとめていたため、その心のいびつさから佑太に攻撃的な態度をとっていた。
だがそのいびつに歪んだ部分は佑太の暖かさによって埋められて、前提督のせいで執務室に閉じ込められてしまっていたその心は、他のみんなよりもはるかに遅れて解き放たれることになった。
秋雨
記憶喪失になっている春雨そっくりな白い少女
元帥
容姿:龍が如くの桐生の髪を白髪にした感じ
(秘書艦の大和曰く)何時もは色々と考えて動くが、佑太に関することは珍しく感情的になって軍から引き離そうとしているらしい。
人情派のトップ。何かが起きた時は自分が灰を被ることもいとわない男気がある人である。
呂利紺男
デブ、はげ、チビ、吹き出物、そしてロリコン
名は体を表すという言葉を地で行くロリコン(紳士に非ずむしろ外道)
いつも駆逐艦娘の尻や胸を触ろうとして佑太や神通さん、そしてネキに蹴り飛ばされたりしている。
秘書艦を駆逐艦娘にさせようとすると全力で拒否され、触ろうとするとこれもまた全力で拒否され、それでもあきらめずにYes!ロリータ!!Go!タッチ!!をしようとし続けた結果彼につけられたのは”変態”の仇名だった……
最終的に自分が好かれないのは佑太のせいだと佑太を何だかんだと亡き者にしようとするが食事に毒を混ぜようとすると鳳翔さんに腕をキメられ、罠を仕掛けてハメようとすると龍田さんに逆に罠に落とされ、佑太が風呂に入っている途中で暖簾をかけ替えることで社会的に抹殺しようとするも神通さんに気付かれて不発だった。
その思考は先ほど言ったようにかなり自己中心的に歪んでおり、その結果駆逐艦娘が自分の言うことを聞かないなら死んで自分の名誉の礎となればいいと考えて捨て艦上等を普通に行っている。
その結果、佑太に一度全力で殴られたが懲りずに捕まるその日まで棄て艦上等の指揮をしていた。
最終的に自分がいた親が関わっていた違法薬物事件の余波で自分がしてきた悪事が全てバレ、憲兵さんに拘束、連行された。
前提督
容姿:
性格は独占欲と愛欲をこじらせたクズ。
時雨の錬度が99に届くまでは本性を隠してすべての艦娘に優しく接していたが、時雨とケッコンカッコカリした途端豹変した。
時雨を執務室に閉じ込め、他の艦娘たちにはバケツを海の上に立たせたままぶっかけるといった行為を繰り返すことで一切陸地に上がらせずに出撃遠征を繰り返させた。
そのような指揮をしていたために当然轟沈する艦娘が続出。
時雨以外の艦娘たちは稀にバケツが切れたために地上に上がって修復ドックに入ることができても待っていたのは性的な暴力だったために自殺するものまで出た。
そんな地獄のようななかでも天龍のように反抗的な態度を取る艦娘もいたが、そんな艦娘には自分が所属している派閥から取り寄せた特製の解体薬を明石に無理やり注射させ、
そして、ケッコンカッコカリをした時雨もまるで物のように扱っていたため時雨の心も壊れてしまった。
銃殺刑に処されたときに、何も知らない佑太が提案したことをそのまま実行した龍田達のせいで、発狂した状態で頭を撃ち抜かれると言う末路を迎えた。
用語集
あの事件
大学1年生の春休み突入直後の土曜日に釣りに出かけた佑太が、カニに襲われていた妖精さん(エラー猫)を偶然助けたことがきっかけで起きた事件。
その結果、前提督はそれまでにしてきた行為がすべて明るみになるのと同時に元帥に不敬と取られてもおかしくない言動を取ってしまったため、自分の腹心の部下とともに拘束、連行、そして銃殺刑になった。
佑太はその時に建造と開発を行うための妖精さん製のポッドのホスト権限に生体情報を登録されたため、これ以降この鎮守府では佑太しかポッドを動かすことはできなくなった。
佑太は元帥とその時初めて会ったが、いきなり非日常へと放り込まれたせいで頭がいっぱいいっぱいになって話す余裕が無かったため会話することは無かった。
兵器派
前提督も変態もこの一派に所属している。
この一派の研究者が佑太を解剖しようとしたりしたため、元帥の子飼の兵士たちとかなり揉めることになった。
なお、その研究者が開発した物の中には先述した前提督が使っていた特性の解体薬も含まれていた。
人情派
元帥はこの一派のトップで、考え方自体は佑太も一緒である。
艦娘たちを少女、もしくは女性として見るため、戦後、艦娘たちが平和の中で暮らすことも考えた動きをしている。
感想、評価を楽しみにしています。
次回はちゃんとほのぼの書くんでお叱りは勘弁してください。