レミリアさんの幻想郷巡り   作:atchi

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一ヶ月半ほど投稿が空いてしまいました!本当に申し訳ありません!もともとそんなに期待されてない僕の小説ですが、これからまた頑張ろうと思います!よろしくお願いします!!
…さて、今回は地霊殿に行くらしいですよ。
フランとお空…ある意味カオスそうですけどね。
あ、キャラ崩壊注意報発令はいつものことです。
なにしろ東方初心者ですから!(自慢とかできねぇよ…)
えー…少しずつ学ぼうと思います…。それでは、
レミリアさんの幻想郷巡り、お楽しみください。
後、魔理沙とフランはお空を知らない設定でお願いします。


第3章『お馬鹿すぎる八咫烏』

 

ー煙が消えた洞窟内、鉄の扉後ー

 

 

「ゲホッゲホッ!…相変わらず威力が高すぎるぜ…」

 

フランのスペルによって充満した煙が消えてきた。

流石に洞窟の中でやられるのは辛い。煙のことを完全に

考えてなかったのだろう。フランも辛そうな顔をする。

 

「ごめん魔理沙…こうなるとは…」

 

「いや、別にいいぜ。それに道が開けて助かった。

ありがとな!フラン!」

 

「え?あ、いや…その…どういたしまして…」

 

フランが頬を赤くする。それに対して魔理沙は…。

 

「どうした?フラン。顔赤いぞ?大丈夫か?」

 

ー鈍感すぎない?ー

 

フランは心の中でツッコミを入れた。全く魔理沙は…。

…別にいいのだが。

 

「ううん。大丈夫」

 

とりあえず応答しておく。しかしそれもかえって

恥ずかしくなったのか、フランは先に行くと言って、

ズンズン進んでいってしまった。

 

「あ、待ってくれよー!」

 

魔理沙も急いでフランを追うこととした。

 

 

ー10分後 急に暑くなった洞窟内ー

 

 

「…暑すぎるぜ…」

 

汗が止まる気配がしない。なんというか、真夏の

暑さとは違う、そんな暑さが洞窟内を充満している。

 

 

「…私、暑いの苦手…」

 

 

フランも苦しそうな顔をしていた。これはなんとか

しなければ。そう思った魔理沙は、早急に

出口を探すことにした。

…と、言ったところで出口がそう簡単にあるはずがない。

それどころか今まで土だった洞窟の壁が鉄になっており、

明らかに何かに向かっている感じがしていた。

 

「…何があるんだろうな」

 

恐らくこの先にあるのが暑さの原因だろう。

そう思った魔理沙は足早に歩みを進めることにした。

 

「…待ってよー!魔理沙ぁー!」

 

フランが珍しく弱音を吐く。その声を無視出来ずに、

魔理沙は足を止め、フランを励ますことにした。

 

 

ー更に10分後、洞窟を抜け、広い土地へー

 

 

「なんかあるぜ?」

 

 

確かにその空間には、中心に何かあった。

釜のような形状をしており、その上には誰かいた。

 

 

「あの人誰かな?」

 

「わからないぜ。ただ、話しかけてみる価値は

充分ありそうだな」

 

 

暑さのせいで魔理沙の思考回路は完全にショート状態。

とりあえずこの暑さを止めてくれる者がいるなら

一刻も早く話しかける。交渉が決裂したなら

殺しにかかってでも聞かせる。これだけが

魔理沙の中で唯一ある思考だった。

 

 

「あのー…」

 

「何だ?お前は」

 

 

釜の上にいる者は、大きな翼と像のような足を持っており、

胸には何か目玉のような赤い宝玉?があり、

何より目立つのは片手にはめられて?いる長い棒だった。

明らかに只者ではないが、今更驚く余裕もない。

 

 

「お前が誰かは知らないけど、とりあえず

この暑さをどうにかしてくれないか?」

 

「?よくわからないことを言うな。あ、そういえば

お燐にここに来た人は全員殺せって言われてたっけ?

いや、そんな事言われてない気がしたな…でも言われた

気もするし…ブツブツ」

 

「えっと、この暑さどうにかなりませんか?」

 

「いいや!知らない人だけど全員殺しちゃえばいい

んだ!私が核爆発させれば1発だしね!」

 

「…ハ?」

 

 

〜to be continued〜




改めて、本当に申し訳ありませんでした!
そしてこれからも宜しくお願いします!
次回はなるべく早くします!

ー8月某日 暑さがピークに来る頃にー

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