一色いろはは大学でも諦めない   作:とまとと

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リア友にこれを教えて読ませてしまいました~笑
コメントは特に無いそうな!笑
頑張ってまいりましょ~


やはり修羅場は避けられない??

 

 

プルプル、プルプル、ガチャ

 

 

「あっ、はる~?今暇~?暇だよね?ちょっ~とお話があるんだけど~、今すぐ家に来れない??」

 

 

早速今から呼んでやりましょう、あ~早く直接聞かなきゃ!宣戦布告した次の日にデートにこぎつけるとは!私でさえなかなかデートまでこぎつけないのに!!

 

 

「え~と、今忙しいかな~?うんうん、課題もしなきゃだし??」

 

 

 

「えっ?今日の課題はまだ余裕あるし来れるよね?うん、これるこれる、なんなら私の家で課題やればいいじゃん??」

 

 

「・・・どうしたのいろは?」

 

 

「ううん、なんにもないよー?

ただちょっと、ちょっ~とお話したい事があるってだけだから!」

 

 

「・・・わかったよ、今から行くよ」

 

 

「うんっ!待ってるからなるべく早くね?」

 

 

「りょ~かい~」

 

 

 

 

はるside

 

 

今日家でゴロゴロしてたら急にいろはから電話がかかってきた、でた瞬間呼び出しだし・・・

なーんか嫌な予感しかしないからここは断っておこう!

と、思っていたのにまさかの強制、あぁ、何を聞かれるんだろう・・・っていっても絶対比企谷先輩とのデートのことだよねぇ・・・

でも、別に変なことしてないよね?あれ?してる?

次のデートの約束とか?比企谷先輩気づいてますか?あれはいつとは言ってないですよね?なので今すぐでも・・・

でも、そんなことしたらいろはに殺される~!

あれ、私不憫じゃね??えっ!ほんとに良く考えたら私・・・ドンマイ・・・

って、今からいろはの家に行く準備しなくちゃじゃん・・・

 

急いで準備をしてお母さんにいろはの家に行くと告げる。

あれ?男の子?とか聞かれたがとてもそんな冗談を言える気分ではない・・・

まぁ、前回の比企谷先輩とのデートでみっちり話聞かれたんだけどね!あはは・・・

 

それでは行ってきます・・・

 

 

 

いろはside

 

 

さーてと、はるが来る前にとっとと帰っちゃいましょうか、それにしてもすごいなぁ、私なんか最初の頃は練習やら葉山先輩とのためとか誤魔化して、奉仕部の依頼として頼んでたのに・・・先輩が卒業してから1年間なにも出来なかった私とは違うんだな・・・

今になって、去年の行動に後悔し始めるのか・・・あぁ、私ってダメだなぁ、なにしても上手くいかないなぁ・・・

どうでもいい男子達ならすぐうまくいくのに・・・

本当に届いて欲しい人にはなに一つ届かないんだもんな・・・

でも!もう後悔するだけは嫌だから!誰にも負けるつもりなんて無いんだから!そう決心したとき

 

 

ピンポーン

 

 

おっ、はるがきたのか~

 

 

「はーい、結構はやかったね!」

 

 

「はろはろ一色ちゃん!そこではるちゃんと会って話聞いて来ちゃった!」

 

 

「折本先輩!?」

 

 

「ごめんねー?いろは~、そこで折本先輩にたまたまあっちゃって~」

(これで私のことについて詳しくは言及されないだろう!やったぜ!ここにきて運が!)

 

 

「そうなんだ~、それじゃどぞどぞ!入ってください~」

 

 

「「は~い」」

 

 

「それじゃ!早速本題に入ってもいいかな??」

 

 

「うんいいよ」

 

「えっ、なになに~?」

 

 

「折本先輩!はるが抜け駆けして先輩と本屋さんデートに言ったんですよ!」

 

 

「えっ、はるちゃんが?その冗談ウケる!」

 

 

「これがまた冗談じゃないんですよ~

はるにもかくかくしかじかありまして~・・・ということがあったんですよ~」

 

 

「・・・へ~、比企谷がねぇ、それはウケないな~

それではるちゃんはあいつのなにがいいの~?」

 

 

「それはですね・・・下心のない優しさというか、さりげなく気遣いができるところとかですかね?」

 

 

「一色ちゃん、これは結構ガチかもしれないよ?」

 

 

「折本先輩、ガチかもじゃなくガチなんですよ・・・」

 

 

「だからいったじゃん、紹介したらこうなるって・・・」

 

 

「すみません、先輩に会えて調子乗ってました・・・」

 

 

あの~、私を置いて話を進めないで欲しいんですけど・・・

 

 

「あの~、私なんで連れてこられたんでしょうか・・・?」

 

 

「「ちょっと黙ってて!」」

 

 

「あっ、はい」

 

なにこの比企谷先輩ポジション~、あっ、比企谷先輩と同じってなんかいいかも・・・、って良くないわー!

 

 

「ねぇ?はる?」

「ねぇ?はるちゃん?」

 

 

「「デートの時の先輩(比企谷)どんなだったか詳しく教えて!」」

 

 

もう勘弁してください・・・

 

 

修羅場じゃ、修羅場じゃなくなったけど比企谷先輩!助けてください~!!

 

 

 

こうして日付が変わる頃まで2人からの質問に答え続けるはるなのでした・・・

 

 

 

 




少しだけside使ってみたんですがどうですかね?

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