日間ランキングの方も24位と大躍進です!
やはり俺の青春ラブコメにこんなにヒロインがいるのは間違っている。
も、連載スタートですっ!よろしくお願いします!
「あの~、比企谷先輩??」
「ん??なんだ??」
ある日の昼休み、マッ缶を買いに食堂に行ったところにはるちゃんに呼び止められた。
「あのですね、前に言ってたことなんですけど・・・
今度の休みの日に一緒に本屋さんへ行きませんか??
オススメ教えてもらうって約束なんですけど・・・
どうですか??」
「すまんな、今度の休みの日はアレがアレだからちょっと忙しいんだ、また今度でいいか?」
一色の友達と2人きりで出かけるとかハードル高すぎるだろ・・・
一色がいても高いけど・・・
「あっ、それなら大丈夫ですね!
時間とかどうします??」
「あれ?話うまく伝わらなかった??
次の日はアレがアレで忙しくて行けないんだよ、ごめんな?はるちゃん」
「またまた~、いろはから聞いてますよ??
先輩のアレがアレはなにも用事がない時のことだって!」
おのれ一色め、余計なことを言いやがって・・・
「なので行くことが決定したのです!
比企谷先輩!逃げられませんよ~?」
確かに隣の部屋には一色が、いるしな・・・
俺のプライバシーどうなってんの仕事して!!
「あー、わかったよ、お昼からでいいか??」
「はいっ!何時でもおけおけですよ!!
あっ、ただ場所は行きたいところあるんですけど・・・
○○の××ってお店なんですけど・・・」
そこなら俺が良く行くところだ
「わかった、3時に行くわ」
「りょーかいですっ!
この学校の近くにあるカフェに待ち合わせしましょう!」
「えっ、現地集合じゃないの??」
「もーデートなのにそれはポイント低いですよ!」
「・・・デートじゃねーよ」
「あっ、比企谷先輩照れてる~♪
可愛い~!」
「頼むからやめてくれ・・・」
そしてデート?当日
時間五分前に行くと先輩は窓際の席に座りコーヒーを飲んでいた。
「すみませんっ!比企谷先輩お待たせしましたか??」
「あぁ、少し待ったな」
「すこしくらいなら今来たところって言えないんですかね??」
「まぁ、時間前なんだし文句はねーよ」
「むー!」
「はいはいあざとい」
「あざとくないです!」
暫くコーヒーを飲みながら雑談をしてからあの比企谷先輩と初めて出会った本屋さんへ向かうのであった
「比企谷先輩!オススメの本紹介の準備してくれましたか??」
「はっ、俺レベルになると準備なんかしなくてもいつでも紹介できるんだよ」
「おっ!頼りになりますー!!」
そして1番最初に先輩が紹介してくれた本はまさかのあの時の本だった。
「・・・比企谷先輩、私と初めてあった時のこと覚えてますか?」
「学校の食堂であった時か??」
「いいえ、違います。
その本の下巻が先行販売された時です。」
「??あっ、あれはるちゃんだったのか。」
「はい、比企谷先輩やっぱりあの時表紙がきになってとかじゃ無かったんですね。」
「・・・そんなこともないぞ?
あの後に上巻買って下巻も買っただけのはなしだ。」
「いいんですよ、比企谷先輩、私比企谷先輩のそ〜ゆう優しさ知ってますから!初めて会った私のことを食堂で助けてくれたことや、本を譲ってくれたこと、そして私のわがままに付き合って今日来てくれたこと、ホントに嬉しかったです。ありがとうございます」
その時のはるちゃんはとても幻想的で手が触れただけでも消えてしまうんじゃないかと思うほど儚げであった。
「・・・まぁ、あれだ、そんなに気にしなくていいぞ、俺がしたくてしたことだからな。」
「はいっ!そ〜ゆうとこも知ってますよ!」
あぁ、俺ははるちゃんにもかなわないな、と思うのであった。
「それでは比企谷先輩!またデート、してくれますよね?」
「拒否権は?」
「あると思いますか??ニコッ」
「・・・わかったよ。時間があえばな・・・」
「あわせますよ?」
「わかったわかった。全く、はるちゃんにもかなわないわ」
「はいっ!よろしくです!! 」
今回ははるちゃんのターンでした!