グリモア~私立グリモワール魔法学園~ つなげる想い 届けたい言葉   作:春夏 冬

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冬樹 イヴ 《後編》

『…すみません。今日は、ノエルは来ません』

 

 その言葉の意味を僕はどう捉えればいいのだろうかと、テーブル越しに座りながら下を向いたままの女の子を視界に入れつつ、この無言が続く時間の中でずっと考えていた。

 だが、何度となく繰り返される思考の中で、僕は常に一つの結論を脳裏に浮かべる。 …もしかして、彼女は僕のことを――。

 

「…転校生さん。私の話を聞いてもらえますか?」

 

 不意を突かれた形で声を掛けられ、跳ね上がりそうになるのをなんとか抑える。

 

「あっ、うん。どうしたの?」

 

 声だけでも平静を保とうと心掛けながら彼女に話を促すと、やがて顔を上げた冬樹さんは、真っ直ぐに僕の目を見つめながら言葉を紡ぎ始める。…なんだか心なしか睨まれている気はするのだが。

 

「…転校生さん。昨日、誰かに告白とかされてませんでしたか?」

「……えっ? 聞いてほしいってそういう話?」

「質問してるのは私なのですが。なんですか…やましいことでもあるのでしょうか?」

 

 なんだろう、こう…予想していた展開と違うことに驚きを隠せない僕がいるわけで。…いや、というかそれ以上に――。

 

「いや、うん。そうなんだけどさ。…ごめん、なんで知ってるの?」

「先ほどの喫茶店で、近くにいた女の子たちが楽しそうに話していましたよ?はて、何人目…みたいな会話だったと記憶しているのですが」

 

 あ、あぁ…あれはそういう……。

 今さらながらに「理由」を知った僕だが、そんなことはすぐに頭から消え去った。なぜなら、目の前にとてつもない威圧感を感じさせる女性がいるからだ。

 

「いえ、私には関係ないことなのですが。いえ、それよりも何故、よりにもよって今日という日に、そんな話を聞かされなければならないのでしょうか! …今日がどれほど大切な日かあなたに分かりますか?」

 

 いやまったく分からない。そもそもなんでこんなに怒っているかすら分からな……いこともない? …だけど、はたしてその考えを口に出してもいいものだろうか。

 

「…はぁ。いえ、あなたに言っても仕方ないことでしたね」

 

 そんな僕の表情を見て心境を悟ったのか、いつも以上に深いため息を吐きつつ若干の冷静さを取り戻した様子を見せる冬樹さんだったが、やがて再び口を開き始める。

 

「転校生さん。あなたは今、幸せですか?」

「え? うん、幸せ…かな」

 

 唐突ともいえる質問の変化に戸惑いつつも、素直な素直な気持ちで答える僕に対し、冬樹さんは「そうですか…」と小さく呟く。心なしか、その表情には微かな笑みが浮かんでいるように見える。

 

「…私もです。私も、幸せです。学園にいた頃の私には、きっとこんな”世界”なんて想像も出来なかったでしょう。…えぇ。まさか、あなたと過ごす日々が、こんなにも幸せだなんて事には」

 

 初めて聞いた冬樹さんの「言葉」。

 僕との時間を幸せだと、そう話す彼女の笑顔はとても綺麗で、だけど――。

 

「ですが、それと同時に怖くて…辛くもあります」

「…怖くて、辛い?」

 

 そこで一度言葉を切り俯いた彼女が再び顔を上げたとき、そこにはたしかな迷いと戸惑いの色を浮かべた瞳が見えた。だが、それはきっと僕もまた同じであったと思う。

 分かってる。分かっているのだ。この会話の意味も。そして彼女が何を迷っているのかも。気付いてしまった”それ”を、しかし口にしてしまったら僕たちの関係は大きく変わってしまう。だからおそらく、彼女は僕に選択を委ねたのだろう。

 

 ――いや、違うか。

 

「…そうじゃない、よね」

 

 そう。冬樹さんは前に進もうと一歩を踏み出したのだ。今の日常に満足している僕とは違い、変化を求める確かな一歩を――。

 

 

 

 

 

 ここに至って、私はまだ迷っていた。

 決めたはずだ、この関係を変えようと。幸せだった日常を捨ててでも、私は前に進むべきだと。

 

 

『ねぇ、あれが何度も告白を断ってるって噂の彼でしょ?』

『話をしてみるといい感じなんだよね。わたしも狙っちゃおうかな~』

 

 

 怖かったのだ、このままではいつか終わってしまうのではないかと。

 

 

『あっ、でもあそこにいるのって彼女じゃないの?』

『ん~違うんじゃない?仲は良さそうだけど恋人って感じじゃないよね』

 

 

 辛かったのだ、幸せの中でさえ、なにも変化が訪れることの無い関係が。

 

 

 この気持ちに気が付かなければ良かったと思ったこともある。そうでなければ、気の置けない友人としての関係を築いてゆく、そんな未来もあっただろう。

 

 だけど…だけど、もうその感情から目を逸らす事など出来ないのだ。…そうでなければ、私はあの子に――。

 

「僕ってさ、学園にいた頃って結構モテモテだったんだよね」

「…………は?」

 

 

 なんだか耳を疑うような話が聞こえてきたのだが、この人は今、なんて言ったのでしょうか。

 すみませんがもう一度お願いします。そう告げようとした口は、しかし彼の真剣な眼差しに遮られる。そこには先ほどまでの私と同じような表情はどこにも見えない。

 戸惑いを表情を見せているであろう私の顔を一目見ると、彼は静かに目を閉じ、思い出すような声色で語り始める。

 

「気付いてなかったわけじゃないんだけどさ、信じられなかったんだ。弱くて頼りない僕が誰かに想いを寄せてもらうなんてことがあるわけない。それはきっと勘違いだ、ってね。…だけど、そうじゃなかった。彼女たちを見ていなかったのは僕だけで、みんなは僕に真っ直ぐな気持ちを向けてくれていたんだよね」

 

 それはなにか懐かしむようであり、

 

「でもさ、気が付くのが遅かったんだ。…告白されて、初めて知ったよ。あぁ、この人は本当に僕のことが好きだったんだな、って。でも、そんな彼女たちに、僕には応えることが出来なかった」

 

 そしてどこか寂しさと悔しさの入り交じった、そんな声。

 

「涙を見た。嗚咽を聞いた。僕は、彼女たちの”想い”を受け取った。」

 

 そんな話を聞きたかったわけじゃない。

 どうしてそんな大切な話を私にするのだろうと考え、どうしても嫌な考えが頭から離れない。

 「ごめん、付き合えない」その一言が言外に突きつけられているようで、ただただ怖い。

 だけど、これは私から踏み出した「一歩」だ。

 それに彼が応えようとしている以上、どのような結末であろうと逃げ出す事など許されない。

 だから、私も受け入れるのだ。これから紡がれることとなる、彼の言葉のすべてを。

 

「…なぜ、告白を受け入れなかったのですか? 多くの…きっと本当に多くの女性があなたに想いを寄せていたはずです。それなのに…なぜ?」

 

 もう一度踏み出す小さな一歩。前に進むために、自分の足で歩きだす。

 

「うん。一つは、僕自身が為すべきことを終えていなかったから。魔物を倒すことじゃない。学園を卒業することでもない。その先にある”未来”を掴んで、初めて僕は僕のことを認められるような気がするんだ」

「……教師……ですか?」

 

 彼は閉じた目を開き、次に私の瞳を真っ直ぐ見つめた後、話を続ける。

 

「大変な道のりだからさ、きっとそばに誰かがいたら甘えてしまう。辛いときに、頑張ったねって声をかけられたら、きっと僕は駄目になってしまう。…だって、僕はそんなに強くないんだよ」

 

 

 

 

 

 そう。僕は決して強くない。

 教師になって魔法学園を支えたいという目標を成し遂げる中で、誰かと寄り添い生きる事など、僕には出来ない。できるはずなどないのだ。だけど――。

 

「でもね。告白をされた時、いつも僕の中には一人の女の子がいたんだ」

 

 真っ直ぐ見つめるその先には、顔を背けることなく向き合ってくれる一人の女の子がいる。

 

「ちょっと頑固でおっちょこちょいだけど、でも、いつも真っ直ぐに誰よりも強く生きている女の子が…いつも僕の傍には居たんだ」

 

 忙しい。不愉快だ。そんなことを言いながらも、なんだかんだと用事に付き合ってくれる女の子。

 

「そんな女の子に追いつきたくて、隣に立ちたくて、僕は僕の”未来”を決めた」

 

 誰よりも厳しくて、でも時折見せる優しさがとても眩しい、そんな女の子のことが――。

 

「今は僕の気持ちを伝えることが出来ないけれど…いつか、きっと必ず伝えるから。だから――」

 

 そんな彼女のことが、僕は――。

 

「嫌です」

「だから……えっ?」

 

 言葉を遮られ、ふと気が付いた時、そこにいるのは涙を流している少女だった。

 

「嫌です。無理です。駄目に決まっています。そこまで言われて、あなたの想いを知って…それなのになぜ待っていなければいけないのでしょうか。待っていてほしい? そんな独りよがりな考えが私に通用すると思っているのですか?」

「だから、さっきも言ったように」

「いいですかっ! 転校生さんっ!」

 

 泣き笑いながら、あるいは怒りながら言葉を連ねる彼女の、叱るかのような一言に思わず背すじを伸ばしてしまう僕は、

 

「私は、あなたのことが、好きなんです」

 

 その言葉一つで、改めて冬樹さんのことが好きなのだと実感させられる。

 

 

 

 

 

 もう止められない。

 

「いいですか、転校生さんっ! 私があなたを甘やかしましたことがありましたかっ?」

 

 止められるわけがない。

 

「逃げようとしたら引きずり戻しますっ!」

 

 彼の想いを知ってしまった今、この伝えたい想いを遮るものなどなにもない。

 

「立ち止まったら引っ張りますっ!」

 

 だから。

 

「だから……ここから、いっしょに。私はあなたのことが、すき、なんです」

 

 それ以上は言葉に出来なくて、だからきっと、彼が何を言っても言い返せないから。

 

「…僕は……んっ」

 

 なにも言葉は要らないと、彼の唇にキスをした。

 短くも長く感じる時が終わり、その後に告げる言葉はただ一つだけ。

 

「初めてなんですから、責任……とって下さいね?」

 

 彼の表情は潤んだ瞳で見ることが出来ない。それでも、伝わってくるものはある。

 静かに伸ばされた手に抱きしめられて、私も求めるように抱きしめ返す。

 

 僕は、本当に、弱いんだ。

 

 えぇ、言われなくても知ってます

 

 

 二度目のキスは、二人分の涙の味がした。

 

 

 

 

 

 魔法学園に入学し、勉学に励んでいた私には、「恋愛」というものがまるで理解できなかった。

 

 告白をされたことはある。クラスメイトから好きな人はいないのかと聞かれた事もある。

 他人に興味を抱くだなんて余程暇なのだと思いつつそういった状況で抱く感想はいつも同じだった。そんなものは時間の無駄だ、と。

 

 むしろそんなことをしている時間があるのならば、少しでも多くの知識を取り入れ魔物の殲滅に力を注ぐべきではないのか。そんな風に思う一方で、しかしそれらを口に出すことはない。

 なぜならば、私の人生にはまったく関係の無い人たちだからだ。

 

 他人は所詮他人でしかない。

 クエストで協力することはあるかもしれないが、結局最後に信じられるのは己に力だけである。

 なればこそ、魔法学園という他にない学び舎で為すべきことは、力をつけて一人でも戦っていけるようになる。つまるところ「エリート」であること。

 「恋」をしていればいい。遊びに行けばいい。その時間だけ、私は誰よりも前に進む。

 かつての私は、そうやって世界を一人で生きていた。

 

 

 変わり始めたのは、ある一人の”転校生”が現れてからだった。

 

 人類史上初の【膨大な魔力を他人に譲渡できる】体質の持ち主。

 実際にその目で見るまでは信じることの出来ないような、存在自体が”奇跡”のような人物。

 その常識を覆す魔法使いの登場に盛り上がる周囲とは裏腹に、私は案の定冷めた反応を見せていた。

 

 たしかにすごい力ではあるが、同時にそれは”毒”となる。その”転校生”の力を頼りにし、やがて依存することを覚えてしまえば最後、その魔法使いはは怠惰な道を歩むことだろう。

 それに、本当に人類の希望と成り得るのであれば、いずれ自然と接点を持つはず。そう思った私は少しの興味を惹かれる程度に留まり、自ら関わろうとは考えてもいなかった。

 

 しかし、運命とは皮肉にも私と彼を近づけることとなる。

 

 

『おはよう!冬樹さん!』

 

 

『どうかしたの、冬樹さん?』

 

 

『あのさ、冬樹さん!』

 

 

 冬樹さん。冬樹さん。冬樹さん。

 

 何度も私の名を呼び、どれだけ冷たく接しても決して遠ざかろうとしない不愉快な人。

 無遠慮にも人のプライバシーをずけずけと踏み越えてゆき、へらへらとした笑顔で手を差し伸べてきて、困った時も、そうでない時も、いつも私の前に現れ、忌々しくも記憶に残っていく。そんな同年代の男の人。

 

 それが私の彼に対する評価で、すべてだった。

 

 そう、それですべてだったはずなのだ――。

 

 

 嫌いという感情とは、関心のある者に向ける感情である。そんな言葉を耳にしたのはいつだっただろうか。

 そして、やがてそんな言葉が正しく思えるほどに、彼の存在は私の中で膨れ上がっていった。

 

 ノエルが慕っていたから?風紀委員の仕事を共にこなしたから?幾度となく二人でクエストに臨んだから?

 いや、違う。そんな理由はきっかけに過ぎず、彼が彼だからこそ、私はどこかで意識せざるを得なかったのだと感じる。

 

 ただ、それは決して「恋」ではなかったと断言できる。嫌いな部分だってたくさんある。

 情けない笑顔、頼りない姿。優柔不断で鈍感で……その癖してやたらとモテる。

 魔法学園でも呆れるほどにアプローチを受けており、さらには予備校に入った後も何度か告白をされているという話を聞く。

 そしてなにより、こうまでも私の心を揺り動かす彼のことが、私は本当に嫌いである。

 ――それなのに、なぜ私はこんなにも彼と過ごす時間を愛おしく思うのだろうか。

 

 

 

 

 なんだか押し切られちゃったなぁ。まったく、自分のことながら意志の弱さと言ったら

 

 

 あら、昨日の夜はあんなにも激しく私を求めて来たのに、この期に及んで弱音とは。そうですか、私はそんな人に汚されてしまったんですね

 

 

 慣れないことを言うから顔が真っ赤なんだけど。…はははっ。

 

 

 ……っ! 相変わらず不愉快な人ですね。それよりも、時間は大丈夫なんですか?

 

 

 うん、大丈夫。…あっ、ノエルちゃんから連絡が来てるよ。今日の夜に帰ってくるってさ。…ねぇ、随分とタイミングが良いんだけど、もしかしてノエルちゃんって昨日のこと……

 

 

 …さて、早く準備をしなければ。ほら、ゆっくりしてると遅刻しますよ?

 

 

 …はぁ、まぁいいや。部屋で準備してくるから。また後でね、冬樹さん

 

 

 イヴです

 

 

 え?

 

 

 私の名前は、「冬樹」ではなくて、「イヴ」です

 

 

 ……そうだね。また後で、イヴさん。

 

 

 はい。また後で。…あっ、そうです。忘れてました。

 

 

 

 

 

 彼と話をしている時間が好きだ。

 

 彼と勉強をしている時間が好きだ。

 

 彼と街を歩く時間が好きだ。

 

 彼の、私に向ける優しい笑顔が大好きだ。

 

 

 ……分かってる。

 

 

『お姉ちゃんっ! あたしを理由にして逃げないでっ!』

 

 

 ……分かっていたのだ。

 

 

『だってノエル! あなたはっ!』

 

 

 ……それはもう、目を逸らす事の出来ない感情。

 

 

『お姉ちゃんだからいいのっ! …他の誰でもない、あたしの一番大好きなひと、だから……』

 

 

 誰にも、大好きな妹にだって譲りたくない大切な気持ち。

 

 

『がんばれっ! おねえちゃんっ!』

 

 

 ――この”幸せ”の正体はきっと。

 

 

 

 

 大好きですよ。転校生さん

 

 

 

 

 《冬樹 イヴ 了》




 私はノエルも好きです・・・いえ、とりあえず言っておいた方がいいのかと思いまして。

 そんな出番があまりなかった彼女についてですが、フリーのスポーツインストラクターとしてあちらこちらで活躍している、という設定がありました。
 当初は作中で言及する場面があったのですが、あまり風呂敷を広げても仕方がなく、特に設定を活かせることもなかったのであえなくお蔵入りに・・・・・・。
 ここら辺は後々に関係してくるかもしれないのですが、ただ、ノエルに関しては現時点(・・・)では物語を綴ることはありません。
 理由はいくつかあるのですが、ひとまずはいずれ描かれるその時までお待ちいただければ幸いかと存じます。


 そして、ついに完結を迎えた「冬樹 イヴ」の物語。

 本当はもっとコンパクトにまとめるつもりだったのですが、話が進むにつれ登場人物たちが勝手に動き始めてあえなく長編に・・・・・・なんて感じですね。はい。

 今後もこんなことがあり得るのかと震える一方、書いているとこちらまで楽しくなるのが小説の面白いところなんですよ・・・とまとめてみますが、読んでみていかがだったのかは心の中にしまって頂ければ嬉しく思います。・・・いや、別に聞くのが怖いとかじゃ・・・・・・はい。


 ともあれ、こうして無事に一つの物語を終えることが出来たのは、とても大きな意味を持っていると感じます。
 これからも少しずつではありますが、新たな物語をお届けしていきたいと思いますので、またどうぞ覗きに来て下さい。


 さて、次回ですが、少しの間を置いた後、”本編”か”サイドストーリー”のいずれかをお届けいたします。
 一本で描く”短編が先かな?また”あらすじ”の部分にて更新予定を載せますので、確認してもらえればいいかと。

 ”本編”に関しては、もう一つの「名物姉妹」の話を検討しています。
 こちらは今回よりもコミカルに描きたいと考えていますが・・・・・・さてさてどうなるかな。


 と、それでは今回はこの辺りで失礼いたします。
 ここまで読んで頂いた方々、本当にありがとうございました。

 みなさまに感謝のいを示しながら、転校生とイヴが楽しい日々を送っていけることを祈りつつ・・・・・・。

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