響乱交狂曲   作:上新粉

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もう……暫く戦闘なんて書きたくないでござる。

久々の6000字越えの為長文注意です。


第三十三番

 皆さんポテンシャルはノープロブレム……ですが正直このメンバーで何処まで耐えられるでしょうか。

 

「ヘーイフラワー、相手の艦載機はどれだけですカー?」

 

「エト……ヌ級ヲ級ニ加エレ級モ何隻カイマスノデ少ナクトモ一〇〇〇機以上ハ来ルカト」

 

少なく見積もっても一〇〇〇ですカ……流石に桁が違い過ぎるネー。

今はまだ数は来てませんが一度に来られたら私達だけでの迎撃はまずインポッシブルでしょう。

 

「サンキューフラワー。続けて悪いんだけれどユーのメンバーにツ級がいたら対空迎撃を手伝ってくれまセンカ?」

 

「ア、ソウデスネ!ワカリマシタ、スグニ来ル様ニ伝エマス」

 

「センキューネ。っと中々にハードになってきたネー」

 

二十五ミリ三連装機銃で散っているエネミーを撃墜しながら三式弾を駆使して集まっている艦載機達を纏めて吹き飛ばしその数は着々と減っていきマシター。

他のメンバーの損傷具合も大した事は無く安心したのも束の間、奥からは先程の倍以上の艦載機が向かって来てましたネ。

 

「どうしよう……まだあんなに」

 

「弾薬はまだあるがあれだけの数、対処し切れるか……」

 

「響、松。大丈夫デース!とにかく雷撃には気を付けて一機ずつデストロイして行けば何とかなりマース!」

 

「……了解、やるさ」

 

「承知した」

 

ソウ、一撃必殺の雷撃さえ当たらなければアカシが対応してくれるでしょう。

 

「対空迎撃部隊到着シタ!私ガ隊長ノツ級flagshipダ、支援スルヨッ!」

 

「オーイェス!協力感謝するネー」

 

支援艦隊が到着し、少しだけ戦線を押し返したケド。

今も昔もここまでの数の航空機を相手にしたことの無いワタシ達ではアカシのサポートがあっても厳しかったようデース……

 

「うぐぅっ……流石にこれは、恥ずかしいな」

 

「響っ!」

 

奮戦していたヒビキでしたが疲労が溜まり遂に撃ち漏らした攻撃機の雷撃を諸に受けてしまったネ。

 

「アカシ!直ぐにヒビキをっ!」

 

「分かってますっ……って響ちゃん避けて!!」

 

なんとヒビキに追い撃ちを掛けるように攻撃機がもう一機、大破している彼女を捉えてまシタ。

アカツキが直ぐに撃墜するも魚雷は既にパージされていたのデース。

 

「あ……あぁ…………いやっ、死にたく……ない……よぉ」

 

「ひーびーきぃぃ!!」

 

アカツキは全速力でヒビキの下へと向かい、機関が損傷し回避が取れなくなったヒビキを突き飛ばした。

次の瞬間、激しい衝撃と共に大きな水柱がアカツキを飲み込んだのデス。

 

「姉……さん……?姉さんっ!!」

 

「大丈夫……じゃないけど生きてるわ」

 

ボロボロになりながらもアカツキは何とかそこに立っていたネー。

 

「お二人を連れて少しだけ下がります!四十……いえ、三十分だけ護って頂けますか!」

 

「三十分……ですか」

 

「オーケー。私とマツ、タケの三人でアカシ達の護衛に当たりマース!他の皆サンは引き続き敵機の撃墜をお願いネー!」

 

「不知火、了解」

 

「響達の事は頼みますっ」

 

「おう、こっちはアタシ等に任せなっ!」

 

オーケー、今は彼女達を信じてワタシ達は奴らを一機も通さないよう此処を守り切りましょう。

 

「マツ、タケ。良いですカ、何があっても此処を通したらノーなんだからね?」

 

「無論、心得ている」

 

「分かってる、此処は絶対に通さないよっ!」

 

「三式弾オーケー、ファイヤー!!」

 

こうしてワタシ達の劣勢の中始まった防衛戦は、日を跨いでも一向にフィニッシュを迎える気配も無く続く事になるのでシタ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が離島の本拠地を離れ1日と十時間が経過していた。

離島を抱えながらという事もあり追加補給した燃料も三分の一を切っていたが、それでも俺は全速力を出し続けた。

 

「ドンナニ急イデモ無駄ナノヨ、七十隻ヲ越エル私ノ艦隊相手ニ一日ダッテ耐エラレル筈ナイワ」

 

「そんなのは行ってみなきゃ分からん」

 

「フフ……オマエノソノ顔ガ絶望ニソマルノガ見物ダワ」

 

「…………」

 

「不安デ声モ出ナイノネ?カワイヒャウッ!?チョット!ナ……ニヲ……アッ……」

 

俺は無言のまま担いでいる離島の脇腹に頬ずりをしてやった。

 

「ナニ……カ……ァン……言イナ…ンンッ!?」

 

「だからよぉ、行ってみなきゃわかんねぇって言ったろ?人の話を聞かない子はお仕置きしちゃうぞ?」

 

「話聞かないのは貴方もじゃないですかぁ〜」

 

「うっせ!とにかく俺は響達を護ってお前も護る、だからお前も約束通り響達には危害を加えなきゃいいんだよ、分かったか?」

 

「…………姫ニ二言ハナイワ、モシオマエガ出来タラノ話ダケレドネ」

 

「よし、じゃあしっかり掴まってろよ!」

 

俺は背中に離島をおぶると両腕の主砲を前に構え妖精に指示を送る。

 

「とりあえず空母をしず…………中破以上にするぞ」

 

「艦種の判別が出来ないので無理です、というか何で水偵察積んでないんですか」

 

妖精からの冷静な突っ込みを受けて俺は水偵の存在を思い出していた。

 

「あ……そうだった……此処で水偵作れたりしないか?」

 

「非常識も大概にしたほうが良いですよ?」

 

「だよなぁ……」

 

幾ら無駄に万能な妖精でも出来ないことはあるよな……

望みが断たれ仕方なく突っ込もうと考えていたとき妖精がある代案を持ちかけてきた。

 

「まあでも貴方、今スロットに艦載機を搭載しているじゃないですか()()()

 

「え……装備?」

 

「チョット、コノチッコイノハ何ヲ言ッテイルノカシラ?」

 

確かにこの少女は艦載機を大量に装備しているが彼女が力を貸すとは到底思えない。

しかし、俺と離島の予想斜め上を行くような発言が妖精から飛び出してきたのだ。

 

「スロットにあるんですから門長さんなら使えますよ?」

 

「「……ハァ?」」

 

使えるってどういう事だ?俺なら説得できるとかそういう意味合いか……いや、それだったら俺よりも妖精の方が適任だろう。

となると……いや、まさかな。

 

「……どうやるんだ?」

 

半信半疑で妖精に使()()()を聞いてみると、妖精はさも当然のように答えた。

 

「簡単ですよ?ただ発艦するように念じればいいんです」

 

「コ、コレハ私ノ航空機ヨ!!オマエナンカニ発進出来ルハズガ……」

 

「だよな、俺も思うわ」

 

しかし、俺がひとたび念じると離島が押さえつける格納庫は無情にも主を押しのけて次々と発艦し直ぐに空の彼方へと飛び立っていった。

 

「チョッ、ナニガドウナッテイルノヨ!?意味ガ分カラナイワッ!」

 

「いや、俺にもわからん」

 

「つまり貴方は艦娘の兵装のみならず深海棲艦の兵装すら使用できる適正を持っているんですよ」

 

まあ流石の私も気づいたのは貴方が離島棲姫をおぶった時なんですけどねぇ――とか軽い調子で言っているがこれって兵装っつーか艦艇を装備してないか?

まあ、出鱈目なのは今更だが……兎に角これで俺が艦娘?かどうかも怪しくなってきたって事か。

 

ー別に、艦娘じゃないと困ると言うことも無いだろう?ー

 

ーーそのとおりだ、我々は響とその仲間を護る存在なのだからなーー

 

そりゃそうだが……本音を言えば矢張愛されたいし愛したい。

 

ーそれはお前さん次第だなー

 

ーーそれよりも眼は手に入ったんだ、早く助けに行くぞ門長!ーー

 

ったりめぇだ、言われるまでもねぇ!

 

「つーわけで暫く借りるぜ離島」

 

「ナンナノヨ…………既ニ私ニハ制御出来ナイシ勝手ニスレバイイジャナイ」

 

「んで、どうやって確認するんだ。通信か?」

 

「いえ、深海棲艦には私達の様な妖精は乗っていませんので眼を瞑って確認する方法のみとなりますね」

 

「へぇ、こんな中から見たい奴なんてどうやって選ぶんだ?」

 

次々と発艦される航空機を見送りながら俺は妖精に訊ねた。

 

「艦娘と一緒なら数機一組の番号の振られた中隊が幾つもあるのでその中で何番の中隊が観たいと念じればその中隊の隊長機の視点が映ると思いますよ?」

 

ほう、取り敢えず第一中隊を見るか……これが噂のVRか、自分の姿が見えない上に俯瞰視点とか正直違和感しかねぇ。

 

「因みに作戦指示なんかも念じれば勝手におこなってくれますので貴方の仕事は戦況を把握しながら各中隊への作戦指示と私の指示通りに腕を動かせば良いだけですね!」

 

「だけって……ややこしいわっ!取り敢えず空母が何処に居るか分かればいいんだよ」

 

いつもこんな事やってるとか頭おかしいんじゃねぇのか空母共は。

なんて考えてる間に敵が見えてきたのを確認した俺は電探の位置と見比べて空母の位置を特定し始める。

 

「一番近くに固まってる三十隻が空母共みたいだな――ってその奥にエリレも居るじゃねーかっ!?」

 

「エリレ?ああ、戦艦レ級ですか。この辺りなら別にいても不思議ではないでしょう」

 

「不味いな……」

 

「アラァ?ツイニ怖気ヅイタノカシラァ。マア無理モナイワネ、例エオマエノ馬鹿ゲタ装甲デアッテモマルレ隊ト当タッテ無事ニ済ムハズガナイワ」

 

「何とか彼女等を()()()()()止める方法は無いだろうか」

 

「ハ……?」

 

「取り敢えず戦闘機の第一中隊は弾着観測、第二中隊で制空権を奪取。その後第三中隊から第八中隊の攻撃機と爆撃機で敵飛行甲板を出来る限り大破させろ」

 

俺は発艦した航空機360機に大まかに指示を送り、目を開き再び主砲を構え妖精に目標を伝えた。

 

「よし、エリレもといレ級達の周りの深海棲艦を大破させつつレ級に接近を試みる」

 

「はあ……何か策でもあるんですか?」

 

「策など無い……が誠心誠意を込めて伝えればきっと分かってくれる筈だ!」

 

多分……まあもし駄目ならば明石に作らせた麻酔弾で暫く眠ってて貰う事になるが何とかなるだろう。

 

「はいそうですか、じゃあ右手を3度上に左手は2度左にずらしてください」

 

「よし」

 

「…………今です!」

 

妖精の掛け声を合図に引き金を引く。

轟音を響かせ6発の砲弾は放物線を描き水平線へと消えて行った。

目を閉じ観測機の視点を見ながら戦艦が背負っている異形の片方が吹き飛んでいるのを確認した。

 

「おぉ、ホントに当たってんだな」

 

「当然ですよ、なんたって私ですからね!」

 

「ああそう、じゃあ次だ」

 

態々肩の上まで登り、自慢げに胸を張る妖精の発言を軽く流しながら俺は次を促した。

接近しながら砲撃を繰り返すこと十数回、レ級達に無事接近するころにはレ級以外の深海棲艦は殆どが中破ないし大破していた。

 

「フ、フフ……オマエガ()()ニモ劣ラナイ規格外ノ化物ダトイウ事ハ解ッタワ。デモネ、マルレ隊ハ()()ニ対抗スルタメニ選バレタ艦隊。負傷シタオマエ如キガ敵ウ相手デハ無イワヨ!」

 

「成る程ね、レ級が五隻にelite級が五隻……それにあれは最近海軍で一件だけ存在が確認されたflagship級じゃないですか」

 

「オドロイタカシラ?アノ子達ハオリジナルニハ程遠イ試験段階ダケレド、ソレデモタッタ一隻デ陸上ノ姫二人ヲ撃沈シソノ後艦娘ノ連合艦隊ヲ追イ詰メタ実績ヲ持ッテイルワ」

 

ふ~ん……正直戦うつもりは無いから何でも良いんだが。

しかし折角教えてくれたのに素っ気ない返事をするのも可哀そうだしな。

 

「教えてくれてありがとな。だが心配するな、俺は大丈夫だ」

 

俺は右手で離島の頭を撫でながら感謝を伝えた。

 

「ハァ!?教エタンジャナクテ脅シタノヨ!ソレニドサクサニマギレテ頭ヲ撫デナイデヨネッ!」

 

さて、そろそろ声が届く距離か……

俺は離島の頭から手を放すと大きく息を吸い込みレ級へ呼びかけを試みた。

 

「おーい!そこの黄色いレ級!!俺と話し合わないか?」

 

砲撃が降り注ぐ中暫く待っていると黄色いオーラを纏ったレ級の一人が此方への砲撃を辞めさせてやって来た。

 

「姫様ト……ダレダオマエハ?」

 

「俺は門長和大、離島の仲間になる予定の男だ」

 

「仲間ニナルトハ言ッテイナイワ!」

 

「フ~ン……デ、ナンノヨウナノ」

 

レ級は余り興味なさげな問いかけに俺は簡潔に要件を述べた。

 

「俺はお前達みたいな美少女達を愛でたいんだ!」

 

「ン?ナニイッテンノオマエ」

 

あ、本音が漏れた……いかんいかん。

 

「じゃなくて……今お前達が攻めている所が俺の家なんだが一緒に暮らさないか?」

 

「結局欲望を隠せてないじゃないですか……」

 

なんだと!?完璧な流れだったはず……一体何処をどう間違えたというのだ。

 

「ン〜……ツマリオマエハ敵ナノ?味方ナノ」

 

こ、これはチャンスか?勿論答えなど決まっている!

 

「私達ノ敵ヨ、全力ヲ出ス事ヲ許可スルワ」

 

「ホント!?ヤッタネ!」

 

くっ、離島に先手を打たれたか……

 

「オイオマエ、簡単ニ沈ムナヨ?」

 

キラキラと輝かせるレ級の瞳はとても眩しかった。

そう、殺意100%濃縮還元されたその瞳は……

 

「ま、悪い気はしないな」

 

「こんな所でご自分が変態である事を再確認しなくても」

 

……この妖精は一々水を差す様な事を言いおってからに。

 

「まあいい。そんな事より来るぞ、換装用意」

 

「はいはい」

 

俺は離島を降ろすと麻酔弾に換装しつつレ級へ距離を詰める。

 

「アッハハハハッ!」

 

レ級は高らかに笑いながら尻尾に搭載された俺が持ってる主砲(四十六センチ三連装砲)と同じサイズの主砲を撃ち放った。

 

「今です!」

 

「おうっ!」

 

俺も交差する様に換装し終えた麻酔弾を放つ。

 

「ぐっ、少しだが効いたぜ」

 

またパンツ一丁になっちまったがこの距離じゃ避けれねぇだろ。

 

「門長さん、左です!」

 

「はっ?」

 

妖精に言われ左を見ると愉しそうに海面を()()()()()魚雷を放つレ級の姿があった。

 

「なあ……海の上って走ったり跳ねたり出来るのか?」

 

「理論上は可能ですよ、摩擦の少ないスケートリンクの上で走る様なものですから」

 

「なるほどな」

 

「あ、でも門長さんは止めた方が良いですね」

 

「なんでだよ」

 

「燃料の消費もその分速くなるからですよ」

 

……それもそうか。

俺は試しに目の前まで迫る魚雷を飛び越えてみた。

 

「やっべぇ!燃料が残り僅かだぜ!」

 

「アッハ!面白イナオマエッ!」

 

「はぁ、馬鹿ですか貴方は」

 

「うるせえ、只の確認だ」

 

「やっぱり馬鹿じゃないですか」

 

俺が妖精と言い合っている間にレ級は俺の懐まで潜り込み、勢い良くボディブローを決めた。

 

「マダマダコンナモンジャナイダロ!」

 

「いや、これで終わりだ」

 

「ア?」

 

俺はレ級が腕を引く前に両腕でその細い腕をしっかりと握り締めた。

 

「ハ、ハナセヨッ!」

 

レ級は尻尾で何度も俺を殴り付けるが、俺は怯むことなくレ級を引き寄せる。

 

海底棲姫共(あいつら)を相手にするんなら近接は無意味じゃねぇか?」

 

「クソッ!コノ、ハナセッ!」

 

レ級は俺の肩に噛みついて抵抗するも、俺は構わず妖精に指示を送る。

 

「麻酔弾の中の麻酔薬を直接打ち込む事は出来るか?」

 

「お易い御用ですよ〜」

 

妖精は軽く引き受けるとレ級の肩へと乗り移る。

 

「オリロ!殺スゾッ!!」

 

「妖精は死なないんですよ〜っと」

 

「グガァァッ!?ナ、ナニヲシ……タ……」

 

暫く暴れていたがやがて麻酔が全身に回りレ級は意識を失った。

 

「……ふぅ」

 

正直近接戦闘に持ち込まずにあの動きで避けられてたらやばかったかもな。

 

「取り敢えずレ級を連れてあっちに行くか

。離島もこっちにこいよ、終戦だ」

 

「マ、マダヨ!マダマルレ隊は健在ヨ!」

 

「妖精」

 

「準備オーケーですよぉ」

 

俺は他のフラグシップ級のレ級を背後から麻酔弾で眠らせた。

 

「ナッ!?ヒ、卑怯ダワ!反則ヨ!」

 

「反則も何もあるか。終戦だっつってんだろうが」

 

旗艦がやられ混乱するマルレ隊に近付きつつ金剛へ通信を繋ぐ。

 

「ヘーイ、やっぱりミスターでしたカー。助けてくれてセンキューネー」

 

「お前に感謝されても嬉しくねぇ。それより戦闘終了だ、こいつらにも止めるように伝えるからそっちも全員に伝えてくれ」

 

「フィニッシュ?オ、オーケー……全員に伝えておきマース」

 

よし、これで向こうは大丈夫だろ。

あとはアイツらか。

 

「おーい!」

 

こうして俺らの大規模作戦は双方に多数の大破者を出しながらも奇跡的に轟沈を出す事は無かった……らしい。

飽くまでも俺の把握している限りだが。




次回は日常に入る……かもっ!

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