○熊野一党
・熊野雷源 序章より登場。完全オリジナル
統率99 武力104 知力86 政治56
熊野家当主。昭武と優花の義父。
剣術槍術弓術薙刀を極めた武人でありながら、計略をしばしば用いる策士でもある。元は越後の出身だが、流浪の果てに飛騨にたどり着く。旧名勝定。
自らの過去からか、一門同士で争うことに嫌悪感を示す。
今まで各国を転々としてきたが、根幹とする考えはただ一つ。昭武、優花を育てあげることである。これは復讐が終わった雷源にとっては生きる理由だった。
・宮崎長堯 一章より登場。 完全オリジナル
統率92 武力92 知略75 政治59
雷源に越後時代から仕える。
武勇に優れ、雷源の戦術に欠かせない存在。
熊野家臣中では年が近いこともあって雷源と最も仲がいい。
大聖寺城の戦いで宗滴に右目を斬られ、隻眼となる。
・荒尾一義 一章より登場。 完全オリジナル
統率95 武力94 知略80 政治42
雷源に越後時代から仕える。
防衛戦に優れ、防衛戦の時は雷源に指揮を委ねられることもしばしばある。
寡黙な性格で冗談が下手。
・戸沢白雲斎 一章より登場。準史実武将
統率70(対忍だと+10)武力94(式神などに対しては+10)
知略89 政治33
熊野家に仕えてきた戸隠忍び。家中では最高齢。
自分より身分が圧倒的に上、あるいは自分より年上の人間にしか敬語を使わない。
実在はしないが、講談などで真田十勇士の猿飛佐助の師とされている。忍術と調略に優れ、情報操作が得意。
敵に対しては結構容赦がない。
戸隠由来の能力は持っているが否定的で、盛清は能力に頼らない忍びに育て上げようとしている。
・熊野定義 雷源伝のみ登場。完全オリジナル
軍攻/軍防73/78 武力33 知略84 政治80
雷源の実父。序章開始時点では故人。
越後守護、上杉定実に熱烈な忠誠を捧げており、宇佐美定満と共に長尾為景に反旗を翻すが失敗。居城に火を放って果てた。
・熊野政定 雷源伝のみ登場。完全オリジナル
軍攻/軍防61/80 武力53 知略82 政治78
雷源の実兄。序章開始時点では故人。
知略に優れる。弟である雷源を守るために星崎昭元、瀬田助春と共に囮になる。戦後、為景に首を晒された。
・星崎昭元 雷源伝のみ登場。完全オリジナル
武力81
序章開始時点では故人。
政定に付き従い戦った。政定と同じく首を晒された。
昭武が家名を継いだ。
・瀬田助春 雷源伝のみ登場。完全オリジナル
武力80
序章開始時点では故人。
昭元と共に戦う。同じく首を晒された。
優花が家名を継いだ。
○加賀衆
・杉浦玄仁 雷源伝から登場 史実武将
統率80 武力78 知力65 政治59
加賀にゃん向一揆衆の頭目。為景を討った後の熊野一党を率いれるが、雷源の声望に恐怖を抱き、雷源の移住の際に討伐軍を差し向けた。にゃん向宗に全てを捧げた姫武将。竜田派を毛嫌いしている。
○北陸諸国の武将
・三木直頼 序章と雷源伝に登場(序章は名前のみ) 史実武将
軍攻/軍防 81/80 武力55 知略78 政治85
良頼の父。序章開始時点では故人。
一国人から飛騨の南半を領土に加え、一時的に江馬家と内ヶ島家を麾下に加えた三木家中興の祖。
・内ヶ島雅氏 雷源伝のみ登場 史実武将
氏理の父。序章開始時点では故人。
雷源の親友で元は直頼についていたが、雷源の調略で一揆衆につく。雷源が一揆衆をやめたのち、平湯温泉一帯を開拓するように勧めた。
・畠山駿河守 北陸十年史編のみ登場 史実武将
序章開始時点では故人。
義総時代に能登から追われるが、義続が当主になると加賀衆と組んで復権を狙う。
・畠山九郎 北陸十年史編のみ登場 史実武将
序章開始時点では故人。
駿河守の息子。父と行動を共にする。
・朝倉孝景 雷源伝のみ登場 史実武将
朝倉家当主。序章開始時点では故人。
朝倉家の最盛期を築く。なお軍事の要である宗滴に頭が上がらない模様。
・朝倉宗滴 雷源伝・北陸十年史編に登場 原作キャラ
朝倉家の軍事の要。序章開始時点では故人。
熊野一党を招き入れた一揆衆に危機感を感じて、一揆衆包囲網を形成する。宗滴自身は大聖寺城に攻め込んだが、一義と長堯が奮戦したため落とせなかった。
北陸十年史編では、光教に目をかけ渡辺町の戦いを間接的に支援する。そしてその終焉を見届けると共に未練を残しながらこの世を去った。
○長尾家
・長尾為景 雷源伝と三章(身体は別人)で登場 原作キャラ
序章開始時点では故人。
越後守護代で越後守護と関東管領を討ち取った一代の梟雄。
また、定満と雷源の一族を皆殺しにした。
親不知で雷源に重傷を負わされ、その傷が元で死亡する。
・宇佐美定満 雷源伝から登場 原作キャラ
越後一の軍師で雷源の親友。為景に対して反旗を翻すも失敗。戦後為景に降伏した。原作では謙信が生まれた時には為景の元にいたが、今作では謙信が生まれてしばらくしてから降伏した。(そういうことにしないと昭武達の年齢がおかしなことになってしまうため)
定義死後、復讐を志す勝定と対立し袂を別つ。
だが、情は捨てきれないために親不知では見逃した。
○渡辺町
・竜田広幸 雷源伝から登場 完全オリジナル
統率71 武力63 知力78 政治81
元加賀にゃん向一揆衆の将。
一時的に雷源と共に行動する。
雷源が加賀衆を辞めたのち、反旗を翻すも失敗。
能登に逃れて渡光総とともに渡辺町を作る。
・渡光教 北陸十年史編から登場 完全オリジナル
統率91 武力82 知略96 政治85 四章
渡光総の息子。
知略に優れた将で、重泰が教育係であったために銃への造詣も深い。
押水の戦いで初陣を果たす。竜田派の禁制に反抗することを決意し、渡辺町での決戦を目論み勝利。戦後能登最大の勢力になる。
渡辺町の戦いの後は三年で能登を平定する。
熊野家に対しては警戒心を持っており、金ヶ崎の退き口では援兵として穂高を派遣する。
北陸大戦では地の利と外交、海運を駆使し、自軍に五倍する連合軍を撃退した。
・渡光総 北陸十年史編のみ登場 完全オリジナル
序章開始時点では故人。
能登渡辺城主にして畠山家の一門衆。
義総に命じられて広幸と共に開拓に従事する。
義綱の影の内閣の一人だが、政争の過程で遊佐続光らに暗殺される。
・穂高正文 北陸十年史編から登場 完全オリジナル
軍攻/軍防93/84 武力93 知略58 政治34 十年史
元小笠原家臣。光教と同年齢で作者曰くシリアスブレイカー
武田晴信の松本平平定に最後まで反抗した勇将で、居城失陥後は雷源を頼り平湯村に向かう。しかし雷源に仕官を断られて奨められるがままに渡辺町に流れて渡家に仕官する。端正な顔立ちだが、酒癖が悪く女好き。
渡辺町では新参者だが、すでに光教の右腕の地位を確立した。
北陸大戦では、副将の島々直成と協力し越中軍を防ぎきった。
・下間頼廉 北陸十年史編から登場 史実武将
竜田御坊住職。
はじめ石山本猫寺の重鎮であったが、教団の変質に心を痛めていた。
その時、広幸に出会い、雷源の宗教観を聞かされて本猫寺がもはや歴史的な役割を終えたと悟り、竜田御坊住職の話を受けた。
渡辺町の戦いでは、籠城戦の指揮をとった。
・鈴木重泰 北陸十年史編から登場 史実武将
光教の教育係。光教より二歳年上。
頼廉に付き従って渡辺町に居つく。
北陸に鉄砲をもたらした。
○畠山家
・畠山義総 雷源伝から登場 史実武将
能登畠山当主。序章開始時点では故人。
統率78 武力42 知力84 政治90
七尾城を築き城下町を整備した畠山家中興の祖。
朝倉宗滴、三木直頼と共に一揆衆に侵攻した。
また、反乱直後の広幸を引き入れて能登湾北岸の開拓に従事させる。
七尾城で病に倒れた。
・畠山義続 北陸十年史編から登場 史実武将
序章開始時点では故人
義総の後を継いで当主になる。
外交官としては優秀だが、戦は下手。
広幸たちを信用し切れず、竜田派を禁制にした。その後温井・遊佐派によって傀儡化され、渡辺町で義綱と光教を離間させるために温井続光に殺された。
・畠山義綱 北陸十年史編から登場 史実武将
統率76 武力70 知力76 政治68
義総の娘にして義続の妹。
加能越一の美少女と名高い才媛。
影の内閣を構築して中央集権を目指している。が、続光の離間により妨げられ再起のために能登を退去する。
四章では、熊野家と加賀衆を糾合してついに能登奪還に打って出る。が、光教に負けた。夢破れ、死を選ぼうとしたが玄仁に喝破され押し止まる。
・温井総貞 北陸十年史編から登場 史実武将
義総時代から仕える重臣。
押水の戦いで畠山駿河守を討ち取り、家中での発言力を向上させ光総を死に至らしめるが、後日光教に暗殺された。
・温井続宗 北陸十年史編のみ登場 史実武将
総貞の子。序章開始時点では故人。
渡辺町の戦いに出陣するが、光教の策に嵌められ焼死する。
・三宅総貞 北陸十年史編のみ登場 史実武将
温井家の姻族。序章開始時点では故人。
一日目の東北尾根で光教に惨敗する。二日目も続宗と運命を共にした。
・遊佐続光 北陸十年史編から登場 史実武将
統率55 武力39 知力87 政治82
畠山家臣。能登守護代。
義総時代は政権の中枢から追いやられていたが、義続の代になって権勢を強める。政敵である温井総貞と組んで渡光総を暗殺した。
渡辺町の戦いで破れるも、義続を暗殺し汚名を光教に着せることで、義綱との提携の可能性を妨げ、義綱の中央集権構想を頓挫の危機に追い込む。渡辺町の戦い後は能登で光教の統一運動に抵抗するが、あえなく失敗し、越後に亡命した。
・飯川光誠 北陸十年史編から登場 史実武将
畠山家臣。義綱の教育係。
光教と同い年で義綱の影の内閣の一人。
義綱に引けを取らない美少女としても知られる。
義綱に能登退去を進言した。
・長続連 北陸十年史編から登場 史実武将
畠山家臣。押水の戦いで光総と共に行動する。
所領が渡辺町の隣の穴水城で義綱の影の内閣の一人。
竜田派禁制以後は渡辺町側に着く。目的はお家の発展。
術などの独自設定
*童子切安綱についての設定
酒呑童子を斬ったことから刀身に陰陽道と同質の気が宿ったために式神や傀儡などを斬ることができる、退魔刀としての性質を持つようになった。
宿った気は強固で数百年経っても落ちない。
*降霊術についての設定
・術者が霊に自らの身体を貸し出す。
・霊は生前と比べるとやや劣化する。
・口寄せした霊の格が高ければ高いほど維持するのに術者の体力をより多く消費する。
・武力は術者の身体に依存し、知識は霊と術者の知識の両方を使える。(だから項羽とか呂布を口寄せしてもあまり意味ない)
・頑張っても二日しか持たない。
*傀儡についての独自解釈
・術者と傀儡の情報伝達は術者の気で作られた回線で行われる。
・回線を作る時は術者と人形は近いところにいなければならない。