文字数が足りなくて、作者無茶苦茶しています。たぶん、プロローグだけになると思うので。
パワーバランスは快斗に傾きがちだと思いますが、どうかご容赦を。
１ プロローグ
「もうそろそろ。いい頃かもしれないね」
風に、漆黒のマントが靡く。
「ふふ。そうかもね、ダーリン」
月を背景に寄り添う、二つの影。
「行こうか。私の大切な、宝石さん」
「えぇ、ダーリン」
二つの影の内、一つが片方を抱き寄せた。そしてそのまま、ふっと視界から消える。
――落下。
夜の街の光が流れるが、ふと、それは眼下に沈んだ。
「きれいね」
「きれいだ」
一つの影は、もう片方の影を抱いていた。先程のマントは、ハングライダーにその姿を変えている。
少しの間をあけ、一つの影が「でも」と、言った。
「君には敵わないね」
「もうっ！」
二人はお互いを、愛おしそうに見つめる。
そしてそのまま、夜の闇に消えた――
――――――――――
天空の堕天使（予定） ○Ladies and gentlemen!○
０１ プロローグ
盗一と千影が不穏な匂いを漂わせる。
０２ 始まり
怪盗を辞めろという紅子。さらに、コルボーからも謎の予告状が！？
０３ 襲撃者
無事仕事を終えた快斗――キッドだったが、そこに襲撃者がやってくる。
０４ 疑惑
警部と共に逃げ切った快斗。しかし、警部はキッドの正体を疑い始め……？
０５ 次の舞台
白馬、銀三、快斗、工藤――事はどう動くのか。
０６ 挑戦状
快斗は千影の助言でラスベガスへ飛び立つが、千影の動きが怪しい……？
０７ 大集合
江古田組（まじっく快斗メンバー）はもちろん、貞丹組（コナンメンバー）も登場！
０８ トラブルメーカー
快斗の独り言で、コナンらは初めて、彼の心の闇を知る――
０９ 混沌――カオス――
機内に武装した男たちが。快斗はコナンを助けるが、代わりに正体が――！？
１０ 乱入者
唐突に現れた一人の女性――千影。しかしその正体は、いつかのロボット！？
１１ 脱出
寺井の協力もあり、快斗は飛行機から脱出！こうして舞台はアメリカへ――
１２ 閑話――表裏一体
快斗と新一――いや、黒羽家と工藤家の意外な関係とは！？
１３ 閑話――少年の夢
快斗はマジックを嫌っていた！？快斗と青子の、意外な昔話――
※この小説はオリジナルです。過去の話など、原作との矛盾が後に生じる可能性がありますが、ご容赦ください。
○It’s a show time!○
――――――――――
どうやらこのサイトは1000文字以上が投稿条件ということのようでして、「プロローグどうしよう！？」と頭を悩ましていた（悩ましてい『る』、が正しいのか……）作者です。
おぉ……あと30……いや20文字。
かなりの長編になる上に、グダグダ、カオス、不定期投稿という、なんともまぁマイペース（自己中）になると思いますが――いえ、なりますが！（開き直るな！）
「それでもいいよ♪」という方は、ぜひ読んでください！感想なども受け付けておりますので、バンッバン送ってきてください！
いただきました感想や質問などに関してはおそらく、活動報告のほうを見ていただければ、と。
……活動報告に何も書いていない場合は、悲しいかな、感想ゼロということですね、ハハ。
ではでは、次からの本編をお楽しみください。
――Let there be see the illution!――
……ちなみに上のは（予定）ですので。ここ大事。テストに出る、うん。
次回予告
「次は第二話、『始まり』！」
「いつものごとく仕事をするべく、快斗はキッドとしての予告状を送るが、警視庁では快斗の予期せぬことが――！？」
「Step right, this way, watch carefully！イリュージョンを、見逃すな！」
――――――――――
次回は説明？的なものが主です。サラーッと読んでいただければ。