ONEPIECEの世界で大切なものを   作:与麻奴良 カクヤ

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8 「8ページ目 コルボ山へ」

海軍本部にいたこの2年間はずっと図書室に通い続けた。

ガープさんに「遠征に行かんか」と強引に誘われたり、センゴクさんに「海軍学校に入らないか?」とか色々言われたけど全部断った。

それと図書室に行く時に時々原作キャラにあった。

仕事をサボろうとしているクザンさんとか…

図書室にいると海軍学校の生徒がたくさんやってくる。

みんな必死に勉強していたり、私の近くにやって来て話しかけてくる人達もいたがテキトーに答えたり流したりした。

読書の邪魔しないでよね!

そんなことがありながらも2年たち12歳になった頃、ガープさんに休暇がやって来た

 

「アス ワシの孫のルフィがおるフーシャ村に行くんじゃが、お前も来い。」

「なんで?」

「ワシの知り合いの所に預けるんじゃ お前さんが来て2年間は休暇が取れんかったからここにおったがワシも忙しいからの」

「支度するわ」

 

やっときたよ、コルボ山、ダダンさん、エース、ルフィ、楽しみだなー。

興味がある本は読み終わり、退屈になってきた所だったんだよ。

さて、支度と言っても荷物がほとんどないんだよね。

お金でしょ、お気に入りの小説に服を数着でいっか。

海賊の賞金はほとんどガープさんに預けている。

だって五億近くも持っていけれないからね。

足りなくなったら持ってきてもらったらいいし。

そんなことで準備完了、本当に楽しみだな。

 

 

 

 

 

数週間後、私はフーシャ村にやって来た。

 

「ガープさんが帰ってきた」

「休暇ですか?」

「後ろにいる綺麗なお嬢ちゃんはだれだ?」

「ガープさんに拾われたのか」

 

なんだか物凄く視線を感じるんだけどやめて欲しい

ガープさんについて行くと酒場に入った。

 

「ルフィはおるか」

「げっ じいちゃん」

「元気にやっておるじゃの」

「ガープ…」

「なんじゃ村長」

「ルフィが悪魔の実を食べたぞ」

「うん じいちゃんオレ海賊王になる」

「なんじゃと!もう怒ったわいルフィ来い」

「いっちゃった あらあなたは?」

「アス、あの人に保護されているの もう行くわ」

 

はー緊張したマキノさんに話しかけられるなんて、それよりも早く追いかけないと道が分からないじゃない。

追い付いたらルフィはほっぺたを捕まれて運ばれていた、

 

「私の事忘れてない?」

「誰だ?」

「おぉアスこいつがルフィじゃ」

「知ってるわ」

「なーじいちゃんこいつ誰だ?」

「こいつはアス、ワシが面倒を見てやっておる、これからお前と一緒に暮らすんじゃ」

「そうか よろしくな」

「よろしく」

「なに読んでんだ?」

「あなたには分からないわ」

 

そう私、今本を読みながら歩いている。

危険じゃないか?って大丈夫問題ないこんなこと前世でもやっていたからね

さて着いたようだ本を読むのをやめよう。

 

 

 


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