ONEPIECEの世界で大切なものを   作:与麻奴良 カクヤ

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5 「5ページ目 おじいちゃん海兵から見たアス」

 パトロール中、フィアンスィーが海賊による襲撃を受けて崩壊に陥っていると連絡が本部から来てセンゴクの奴がお前が近いから行けと言われ向かっておる途中じゃ。

フィアンスィーはグランド・ラインの後半の海 新世界に位置する国で現在ツァーリ家が統一している国じゃ。

フィアンスィーを襲っているのは懸賞金四億五千万の『王族殺しのワイク』奴は名前の通り4つの軍事力が小さい国の王族を皆殺しにし、国を崩壊させている海賊団じゃ。

正直ゆうて逃げ足も速く捕まえるのは諦めかけているのだが何故か海賊達がお城から出てこないとの事じゃどうしたものか?

 

 

 

 

 

フィアンスィーに着くと報告通り海賊船がまだある。

これは城で何があったのじゃろう 早く城にむかわねば!

ワシは一人で城へ向かう 部隊編成なんか待っておるものか!

 

 

 

 

 

城に着くと不気味なほど静かでそこら中に海賊以外の死体がゴロゴロしておるが肝心の海賊がおらんが見聞色の覇気で一人の生きている人間を見つけてそちらの方向に向かう。

人間に近づくにつれ狂った笑い声が聞こえてくる。

「アッハハハハハ~~~~~~~~~~~~~~~」

ドアを開けると一人の少女と死体の山がおった。

死体の山は皆海賊で手や足、体の色んな所が引き千切れたり、変な方向に曲がったり、潰されておった。

この状況を作りだした少女は10歳くらいでエースより少し年上であり、目は赤く染まり大きく開かれており、白銀の腰まである長い髪は返り血に染まっておる。

理性を失っているようじゃ。

ケタケタと笑い狂っておった少女はワシを見つけると「オマエモ コワスノカ」と呟き、すざましいスピードで向かってくる。

それでもワシに反応出来ないことはない、武装色の覇気で受け止めるとのもすごい衝撃がきおった。

物凄く強い攻撃じゃった。ワシの武装色のガードを崩すとは、今度はワシが殴ると眼つきが強くなり

ドクンッ!!

空気が震え、ビリビリとした感触が伝わってくる。

これは、覇王色の覇気!こんな少女が嫌、持っておってもおかしくないほどの殺気、次の攻撃に身が得るが攻撃はこなんだ。

少女は力尽きるたのか、体力がなくなって助かったのう。

あのまま戦い続けたらワシは負けておったかもしれんがともかく本部に連れてかえらんとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今ワシは様子を見に行かせた部下から起きている、と報告を受け少女がおる部屋へ向かう途中じゃ。

部屋の前に着くとワシはノックをすると同時にドアを開け部屋の中に入る。

部屋に入ると少女は仰向けでいた、ワシが椅子に座ると少女は体を起こした。

少女の目は初めに会った時と違い、普通の目じゃ とりあえずワシは少女と話をした。

少女の名はアス、そうとしか教えてくれんかった。

何とも家族は全員殺された様じゃ、そこでワシが面倒を見てやると言うと好きにすればと答えた。

ワシはこれを肯定ととらえ面倒を見てやることにした。

今度休暇でフーシャ村に訪れる時にルフィと一緒にダダンの所に預けようかのう

まずはセンゴクの所にいかねばならんな。

 

 

 

 

 

海軍本部へと船は進む

 

 


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