ONEPIECEの世界で大切なものを   作:与麻奴良 カクヤ

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26 「26ページ目 私がつけた力とインペルダウン組到着」

 私はコルボ山を出発してから強くはなっていない。いや現を言えば強くはなっているがエースいやフーシャ村を出発時のルフィにも劣ると思う。でもそれは能力を使わないでさらに私だけだった場合では。ではなぜ海軍大将にも張り合える様になったのか?それはエイちゃんの力を一部使えるようになったからである。

 

右手に力を籠める。すると力を籠めた右手がアクアマリンの様に色づいた。武装色で腕が黒くなる様に別の覇気でこうなるらしいがエイちゃんの力を借りているとこの状態になる。

 

巨人海兵が腕を振り上げて叩き付けてきた。しかも武装色の覇気付きで。あれ?この巨人海兵さん中将だった?取り敢えず右手で腕を受け止め押し返す。すると巨人海兵がバランス崩れた。そこに今度は両足の力を借りてサマーソルトを巨人海兵の顎に喰らわす。巨人海兵が宙に浮いた。そして多くの海兵達を巻き込んで倒れて気絶した。私は巨人海兵が気絶していることを確認するとほっとした。

 

周りを見渡してみると色んな所で戦いが起きている。あ、海兵さん達が一斉に電伝虫に注目し始めた。あれはエースの処刑執行時間を早めるという言う連絡だろう。原作ならもうすぐルフィ達インペルダウン組が来る頃だね。

 

空を見上げていると海兵さんや海賊さん達も次々に空を見上げていく。段々と大きくなる叫び声と共に見えてくる軍艦の姿、その中に紛れて点々と見える人の影。

いた!私は数年ぶりの弟の姿を見つけた。原作と同じく落下の先頭にいた。

 

取り敢えずゆっくりと歩いて弟の元へ行く。途中で海兵さん達が私に襲いかかってきたがかわしすれ違いざまに殴り飛ばした。姉弟の力は強いのだ!

 

 少し時間が経った。今私の目の前にはパシフィスタが居る。ついでにドフラミンゴもね

しかしこちらに背を向けて立っていてパシフィスタの向こうにはルフィがいる。

 

こいつは邪魔だね。足を強化してパシフィスタ多分0だからバーソロミュー・くまを回し蹴りで吹き飛ばす。くまはルフィに向かって口からレーザーを撃つはずだったのか私の攻撃で狙いが反れて関係がない人達を巻きこんで爆発した。ごめんね!でもそのおかげでルフィはレーザーの餌食にならずにすんだよ。前を向くと弟の姿

 

やっと会えたよ、ルフィ。私は嬉しい感情を抑えて落ち着いた雰囲気で話しかけた。だってお姉ちゃんは弟のピンチをクールに救わないと、それに内面ではこんなだけど外面はクールって言うか冷たい態度?で演技してきたから今更変えれない。

 


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