ルフィの見張りをし始めてからかなりの時間が経った。
「おいアスあいつは口を割ったか?」
あ 私がまだ来ないからサボが様子を見に来た。
「まだよ、それよりそっちはもう移動し終えたの?」
「あぁ今エースが運んでいるのが最後だ」
「ならそろそろあの人を助けたほうがいいじゃない?あれだけボロボロになっても秘密を守ろうとしているわよ。つまり私と同じじゃない?」
「エースに話してくる!」
そう言いサボは走り出して行った。
あの様子ならサボはルフィを信用し始めているね。
問題はエースだ。まぁ原作どおりにいくと思うけどね。
サボがエースを連れてやって来た時には本当にギリギリの所だった。
「アス突撃するぞ」
「分かったわ」
それから私達は壁を壊して部屋の中に入った。
すぐにエースがポルシェーミに捕まるがサボが後ろからポルシェーミの頭を鉄パイプで殴りエースを助ける。
私はその間に護身用のナイフでルフィを吊るしていた縄を切って落とす。
サボがルフィを抱きかかえて逃げようとエースに呼び掛けるがエースは
「一度向き合ったらおれは逃げない……!!!」
きた~~名言いただきました。
サボがエースを止めようとするがポルシェーミはエースを襲う
「お前ちょっと待ってろ!アス行くぞ!」
え 私も行くの?
こうして私とエース、サボはポルシェーミと戦いを繰り広げた
結果、ほとんどエースとサボがやった。だって人と戦闘をしたのってこれが初めてなんだからしょうがないや。
エースとサボが獣を狩る時も全部本を読んでいたしね。
それに別人格さんがでて来たら大変だし、結果私は役立たずだった。
役立たずだった私は三人のキズを治療した。
治療っていうほどでもないけど本で読んだ通りに止血して包帯を巻いただけだけど。
治療が終わると私は読書をする。
読書していると不意に声を掛けられた。
「なぁアスはどう思う?」
「いいんじゃない?」
「お前聞いてなかったろ?」
サボは私が適当に答えたのはおみとおしだったようだ。謝っておく
「ごめんなさい、でなに?」
「あいつの事どう思う」
「ならさっきと同じよルフィはあれだけやられても秘密をしゃべらなかったのだから仲間に入れても大丈夫だと思うわ」
そう言うと私は読書にもどる
サボはこれから私達の所、つまりダダンさんの所に住むことになるようだ。原作どおりっと
それから私達はルフィを加えた4人で海賊貯金の隠し場所まで行き、私はそこで読書に明け暮れた。
ある日いつものように隠し場所に行きその日の新聞を読んでいると、あるニュースを見つけた